対戦相手皆無!ボードゲームレビュー
遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。
ロウボート
- 2018/07/15 (Sun)
- 近年のゲーム |
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二人でどうしてもトリテを遊びたい! という稀有な人の為には、先に紹介した「Fox in the Forest」が選択肢として上がりますが
この「ロウボート」も、非常に面白いトリテに仕上がっているのでおすすめです。というかこちらの方が面白いかも
--------------------
・カード構成
デッキの内容は、普通のトランプ + 3枚の特殊カード となっており 頑張ればトランプでプレイできる仕上がりです。
絵札がトランプと異なっており、「 D ドルフィン」「M マーメイド」「S シーカー」「W ホエール」の4枚が存在します。
基本的なカードの強さは
弱← 「A」→「23456789」→「D」→「M」→「S」→「W」 →強
となり、絵札の強さがわかりづらいですが「アルファベットの並び順」とおぼえておけるデザインです。
※これに加えて、「ノブ」「色違いノブ」「ロウボート」というカードが有るのですが後述。
------------------------
・基本ルール
ルールは切り札有のマストフォローなのですが、まず山札から場にカードを並べる必要があります。
山札から一枚ずつ、4スートすべてが出そろうまでカードを並べます。ただ4種類揃わなくても12枚で打ち止めにします。
そしてプレイヤー双方に、場札と同じ数だけ手札を配ります。つまり、場に並んだ数がそのラウンドのトリック数というわけですね。
各トリックでは、場に出ているカードのスートを順番にフォローしていく必要があります。2人用トリテですが、すでにフォロースートが決まった状態になっています。
ここで場と手札を見て、ノンディーラーからビッド。 自分がこのラウンドでとれるトリック数を宣言!
・ぴったり宣言と同じだったら →ビッド数×10点を得ます
・宣言を超えてしまったら、ビット数×10点 + 越えた分だけ砂袋を受け取ります。
・宣言に届かないと、宣言数×10点を失います!
アンダービッドのペナルティがきついので、宣言は少なめに抑えたいのですが、砂袋をたくさん受け取ってしまう恐れが。
この砂袋、5つたまると即座に-100点なので大変なことになります。 砂袋が多すぎてローボートが転覆してしまうんですね。
あ、最初のリードはノンディーラーからです。
-----------------------------
・ノブについて
基本はこれを数ラウンド繰り返して、片方が200点を超えたら終了なのですが
「ノブ」「色違いノブ」のルールが、ビッドを難しくします。
「ノブ」とは、場のリードカードと同じ色で同じ数字のカードのことです。
例えばその時のリードカードが「波の3」なら、ノブは「オールの3」となります。
この「ノブ」は、該当のトリックに限り「ロウボート」のカードを除いてすべてのカードに勝てます。
特殊ルールとして手札にそのスートが1枚しかなく、それがノブで、出さなければならない、というとき、プレイヤーは「ノブの温存」を宣言し別のカードを出すことができます。
また「色違いノブ」というカードもあって、これはフォローしたカードには勝てないが、フォローできなかったカードに対しては勝てるというカードです。
ここまででカードの強弱をまとめると
ロウボート>ノブ>フォローカード>色違いノブ>アンフォローカード
となります。ややこしいですね。
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・特殊カード
最後に特殊カードについて。各自一枚ずつもち、任意のタイミングで使えますが、一回使いきりです。
○ロウボート:かならずトリックに勝つことができる。いつでも出せる
○灯台:砂時計の落ちるまで(w)、相手の手札を見ることができる。
○月:自分がディーラーのときに使うことができる。場に出すリードカードを4枚から12枚の間で好きな数に設定できる。
特に灯台が面白いカードです。いやいや、これだけ上級者向けのゲームなのに、砂時計ではかるのかい! その砂時計、パーティーゲームに良くついてるやつでしょ! って感じで。
--------------------------
この記事の長さからわかっていただけると思うのですが、かなりややこしいトリテです。トリテ上級者2人でプレイするべきでしょう。
ただ遊んでみると、非常に悩ましく 詰将棋のようなプレイ感を味わうことが出来ます。面白い二人専用ゲームって、得てしてそういうものですよね。 盛り上がらない・地味なゲームになるのは仕方ないことです。
この「ロウボート」も、非常に面白いトリテに仕上がっているのでおすすめです。というかこちらの方が面白いかも
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・カード構成
デッキの内容は、普通のトランプ + 3枚の特殊カード となっており 頑張ればトランプでプレイできる仕上がりです。
絵札がトランプと異なっており、「 D ドルフィン」「M マーメイド」「S シーカー」「W ホエール」の4枚が存在します。
基本的なカードの強さは
弱← 「A」→「23456789」→「D」→「M」→「S」→「W」 →強
となり、絵札の強さがわかりづらいですが「アルファベットの並び順」とおぼえておけるデザインです。
※これに加えて、「ノブ」「色違いノブ」「ロウボート」というカードが有るのですが後述。
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・基本ルール
ルールは切り札有のマストフォローなのですが、まず山札から場にカードを並べる必要があります。
山札から一枚ずつ、4スートすべてが出そろうまでカードを並べます。ただ4種類揃わなくても12枚で打ち止めにします。
そしてプレイヤー双方に、場札と同じ数だけ手札を配ります。つまり、場に並んだ数がそのラウンドのトリック数というわけですね。
各トリックでは、場に出ているカードのスートを順番にフォローしていく必要があります。2人用トリテですが、すでにフォロースートが決まった状態になっています。
ここで場と手札を見て、ノンディーラーからビッド。 自分がこのラウンドでとれるトリック数を宣言!
・ぴったり宣言と同じだったら →ビッド数×10点を得ます
・宣言を超えてしまったら、ビット数×10点 + 越えた分だけ砂袋を受け取ります。
・宣言に届かないと、宣言数×10点を失います!
アンダービッドのペナルティがきついので、宣言は少なめに抑えたいのですが、砂袋をたくさん受け取ってしまう恐れが。
この砂袋、5つたまると即座に-100点なので大変なことになります。 砂袋が多すぎてローボートが転覆してしまうんですね。
あ、最初のリードはノンディーラーからです。
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・ノブについて
基本はこれを数ラウンド繰り返して、片方が200点を超えたら終了なのですが
「ノブ」「色違いノブ」のルールが、ビッドを難しくします。
「ノブ」とは、場のリードカードと同じ色で同じ数字のカードのことです。
例えばその時のリードカードが「波の3」なら、ノブは「オールの3」となります。
この「ノブ」は、該当のトリックに限り「ロウボート」のカードを除いてすべてのカードに勝てます。
特殊ルールとして手札にそのスートが1枚しかなく、それがノブで、出さなければならない、というとき、プレイヤーは「ノブの温存」を宣言し別のカードを出すことができます。
また「色違いノブ」というカードもあって、これはフォローしたカードには勝てないが、フォローできなかったカードに対しては勝てるというカードです。
ここまででカードの強弱をまとめると
ロウボート>ノブ>フォローカード>色違いノブ>アンフォローカード
となります。ややこしいですね。
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・特殊カード
最後に特殊カードについて。各自一枚ずつもち、任意のタイミングで使えますが、一回使いきりです。
○ロウボート:かならずトリックに勝つことができる。いつでも出せる
○灯台:砂時計の落ちるまで(w)、相手の手札を見ることができる。
○月:自分がディーラーのときに使うことができる。場に出すリードカードを4枚から12枚の間で好きな数に設定できる。
特に灯台が面白いカードです。いやいや、これだけ上級者向けのゲームなのに、砂時計ではかるのかい! その砂時計、パーティーゲームに良くついてるやつでしょ! って感じで。
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この記事の長さからわかっていただけると思うのですが、かなりややこしいトリテです。トリテ上級者2人でプレイするべきでしょう。
ただ遊んでみると、非常に悩ましく 詰将棋のようなプレイ感を味わうことが出来ます。面白い二人専用ゲームって、得てしてそういうものですよね。 盛り上がらない・地味なゲームになるのは仕方ないことです。
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