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対戦相手皆無!ボードゲームレビュー

遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。

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マジェスティ



宝石の煌めきでデビューを果たした、マーク・アンドレ氏の最新作。エッセン新作だが、日本語版を同時にプリントしたらしく、さっそく日本語版が発売されました。



お金チップが、紙でなく(カジノチップほどではないが)しっかりとしたもので、とてもいい感じ!

例によって、シンプル&短時間のゲームとなっていて、繰り返し遊ぶのが前提のデザイン。(ルールブックに続けて何戦かしよう!と書いてある。)

手番には、センチュリー:スパイスロード方式でコストを払って、カードを獲得し、対応した場所に配置してアクションするだけ。



共通の場には六枚常に並んでいるので、とってきます。山札から遠いほどコスト安。



こちらが手元の場。カードによって配置できる場所は決まっているので、下に差し込み、カード効果を適用します。

大体が、アイコンの数に応じてお金を獲得できるというもの。後半になるにつれて、加速度的に獲得金額が上がっていきます。

その他、相手を攻撃するカードがあり、ほかの人のカードを病院送りにすることができます。で、ケガしたカードを治療する「魔女」カードがありますよ、という具合です。

攻撃は自分の攻撃力と相手の防御力を比べて、上回っていれば全員を叩く、というシステム。病院送りにするカードも指定できず、対象はシステムで完全に決まるので、ヘイトがたまりづらい仕様です。

攻撃要素は好き嫌いが分かれるところですが、現代的な調整がなされていますね。

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全員が12枚のカードを配置したらゲーム終了で、治療院を除く場のカード7枚のうち、

・カードを差し込んである種類数の二乗分のお金
・各カードにさしてある枚数が一番多い人は、場のカード右下のお金を得る(トップタイはどちらも1位の金額を得る)

この最終得点計算を行い、一番お金が多い人が勝ちです!


プレイ感が非常に軽いので、積ゲーになりづらいのが美点。場のカードは両面使用になっていて、慣れてきたらB面で遊んでね!という説明でした。




A面は効果がシンプルで導入には良いものの、防御カードを取りつつ戦略を組み立てていかないとボコボコにされるバランスなので、B面で戦略に幅が出るのか??早くプレイしてみたいところです。

尚、互いに攻撃の打ち合いになってしまう二人プレイよりは、4人プレイが断然おすすめ。さくっと数戦プレイできますしね!

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