対戦相手皆無!ボードゲームレビュー

遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。

オルレアン:細かいルールについて

オルレアンを久しぶりにプレイしたのですが、思ったよりも間違いやすいルールが多く、作者からFAQも出されているため、ここに間違ってしまいそうなルールについて記載しておきます。

(前提として、公式の修正ルールは適用済みです)

キャラクタータイルについて
・袋からタイルを引くとき、上限までひかなくてもよい。その場合、引かなかった枚数分だけ、配置済みのキャラクタータイルを「市場」へ移動できる。※直接再配置できるわけではないので注意
・初期で持っているキャラクタータイルは、いかなる場合でも取り除かれない。ペストの流行で引いた場合は、イベント自体を回避できる。共益事業ボードには配置できない。


アクションについて

・キャラクタータイルは有限。枯渇している場合、そのアクションは実行できない
・アクションで得られる歯車や資源はボーナス扱いの為、枯渇していてもアクションは実行できる(作者の公式回答)
・マップの移動の際は、資源が取られてしまって得られない道でも移動することが出来る。
・アクションの実行は、スタートプレイヤーから1アクションずつ時計回りに実行する。

支払いについて
・税金等の支払いができない場合、以下のもので代用して支払う。

- ギルドホール 1つ (すでに建てられた、もしくはストックから1つ)
- キャラクター 1枚 (バッグからランダムで1枚引きます。プレイヤーカラー付きだった場合、バッグに戻して引き直します)
- 発展ポイント 1点 (発展トラック上のマーカーを左に1マス移動させます。ただし、マーカーはコインのマスの上に置くことはできませんし、通り過ぎることもできません)
- 商品タイル 1枚
- 場所タイル 1枚
- 技術タイル 1枚

・代用して支払われたトークン類は、ゲームから除外される。

------------------
このあたりのルールは、初回のプレイでは間違ってしまいそうなところです。オルレアン自体、ルールの骨子はシンプルです。しかしバランス調整が入ったり、分かりづらいルールがあったりと「優等生」ではないな。というのが感想です。



拍手[0回]

アメン・ラー

クニツィア3大重ゲー(?)の一つ。あと二つはチグリスユーフラテスとタージマハルでいいんですか・・・? ラーと関連のあるゲームだと思ってる方もいるかもしれませんが、全く関係ないルールですよ!



※遊ぶときはリンク先のサマリーがとても便利なので、印刷して用意するといいよ!カード効果がわかりづらいので必須です。

ボードゲームかくて庵

---アメン・ラー---

ルールを覚えるのに必要な時間:20分
1ゲームの時間:90-120分
評価:☆☆☆



最近スーパーミープルから豪華コンポーネントの新版がでた、クニツィアが重かったころのゲーム。初出は2003年??けっこう前なんですねー。



こっちが新版。通称揚げ出し豆腐!

システムは得意の「競り」 ところてん式競りと握り競りを行うんですが、ほかの要素も多く、競りだけを純粋に楽しむゲームとはなっていません。

ちょっと説明しづらいのですが・・・

---------


毎ラウンド、人数分の土地カードがめくられ、ボード上の土地が競りにかけられます。



土地にはいろんなシンボルが描かれていますが、最初からお金が置かれていたり、パワーカードが置かれていたりします。これは競り落とすと手に入ります。



ここでところてん式競り。スタートプレイヤーから順に値付けをするんですが、同じ土地に二人以上が値付けしたら競り発生。低い入札額の人は同じ土地に入札できず、いったん別の土地に入札しなくてはいけません。あと入札するときはもちろん高い価格でね。

5人ゲームじゃないとあっさり競りが終わってしまうので、ベスト5人のゲームですよねー。プレイ時間が長くなるけど。

-----------------------

土地を獲得したら、購入フェイズに進みます。

手番順に、農民・パワーカード・ピラミッドの建材を買っていきます。

ざっくりいうと、農民はお金になり、建材は勝利点になります。パワーカードはアクションを補佐したり、お金になったり点になったりといろいろ。



どれも同じ値段で、一度に大量に買うと値段が上がる方式。(個数は3種の合計ではなく、個別にカウントします)

パワーカード以外は、自分の所有している土地にすぐ置きます。前のラウンドで購入した土地に割り振ってもOK。




・建築資材は土地にいくらでも置けます。3つ置く毎にピラミッドが一つ建ちます。



・農民は土地の空き枠に置きます。空き枠のない土地には当然置けません。



・パワーカードは、土地に買える枚数の上限が示されています。このジャンプ台みたいな絵の個数分だけカードが買えるのです。

※自分が所有している複数の土地にパワーカードシンボルが描かれていても、買える枚数のカウントは多く書かれている方の土地を採用します。合計ではありません。

------------
購入フェイズが終わったら握り競りです。ここで神殿にいくら供物をささげるか。全員お金を握りこみ、一斉に公開です。



一番大きい金額を握った人は、農民・カード、建材を任意の組み合わせで3個

2番目の人は2個

それ以外の人は1個もらえます。ただし、各自一枚だけ持っている-3金カードを出した人はお金を3金得て(供物から盗んだということ)他の物はもらえません。

そして全員が握ったお金を合計し、神殿のコマをその値の場所まで移動させます。

ここで収入などが決定するのです。次の収穫フェイズへ

---------------


収穫フェイズでは、自分の土地に配置した農民×神殿チャートの数字分、お金がもらえます。



さらに、神殿チャートが1-2のときだけ、ラクダシンボルがついているお金がもらえます。(不作のときはらくだを売った、ということらしい)

----

以上を3ラウンド繰り返すと、前半の得点計算。結構煩雑です。

a) ピラミッドは1つ一点
b)自分の獲得した3つの土地に、一つずつピラミッドが置かれていればセットで3点。2セットなら6点・・・と点が入ります。
c)ナイルの右岸と左岸で、それぞれ一番ピラミッドが立っている土地の所有者が5点(同着の場合は余りの建築資材の数で決定)
d)最終ラウンドの神殿チャートの数字×自分の土地に書かれている神殿の数 が得点
e)パワーカードによる得点(ナイルの上流にのみ土地を獲得している、等)

前半が終わると、建っているピラミッドと建築資材以外をすべて取り除き、また競りがはじまります!これによって土地の価値が変動して後半に入るんですね。ちょっとしたレガシーシステムのようで、このゲームを特徴づけています。

後半の3ラウンドも終了したらゲームが終わります。前述の得点計算を行った後、

一番お金を残している人が6点、2番目が4点・・・ とお金による得点を得て勝者を決めます!

-------------------


重かったころのクニツィア作品ですが、なんだかちょっとごちゃごちゃしすぎ、というのが第一印象。プレイ時間としてはそんなに長くないのですが、パワーカードのアイコンがわかりづらかったり、得点計算がわずらわしかったりと。とにかくサマリー必須のゲームです。

競りのゲームではあるのですが、エリアマジョリティやセットコレクションなど、別の要素が含まれているので、純粋に競りだけを期待すると肩透かしを食います。競り部分は結構あっさりしてるので。

クニツィアの重ゲーだったら、先にチグリスユーフラテスを遊んでから、こちらを遊べばOKでしょう。タージマハルはちょっと手に入りづらいのが難点かな。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【中古】ボードゲーム アメン・ラー (Amon-Ra)
価格:5810円(税込、送料無料) (2017/5/13時点)






拍手[0回]

ヨーヴィック

リメイク前の「倉庫の街」では季節ごとに火事が起こるという不思議な街でしたが・・・

今回は、季節ごとにピクト人が襲来して略奪をします! うーんこっちのほうが自然だよね。




---ヨーヴィック---

ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:45-60分
評価:☆☆☆☆



入手難の「倉庫の街」のテーマを刷新し、箱もでかくなって登場した本作。これまた入手難だった拡張も同梱され、お値段もお手頃でとてもうれしい再版です。(絵柄は前のほうが好きかも・・・)



ルールは倉庫の街と全く一緒なので、ボードゲーム初心者にも安心して勧められますね!

-----------


まず A B C D の各デッキをシャッフルし、順番通りに積み



各自駒を3つと、5金をもってゲームスタート!


ゲームボードには、各ラウンド プレイ人数+1のカードが並びます。




そしたら、欲しいカードのところに、スタートプレイヤーから順番に駒を置いていきます。お店に行列を作っているようですね。(同じカードに自分の駒を2人以上置いてもOK

全部の駒が置かれたら、購入フェイズ。左から順番にお金を出して買っていきます。



まず先頭の人に買う権利があるのですが、お値段は並んでいる人数と同じ。つまり3人だったら3金。5金しかもっていないことをお忘れなく!

先頭の人が買うことを諦めたら、次の人に購入権利が。このとき、並んでいる人が一人少なくなっているので、お値段が安くなるのです。

----------
カードを買えたら荷下ろしフェイズ。まず全員が1金貰え、
そのラウンドで何もカードを買わなかった人は1金追加でもらえます。合計2金。



「船」以外のカードは、単に手元に並べて終わりなのですが、Bデッキから登場する船には、いろんな資源が載っています。



これを職人に届けて勝利点を得たり、商人に届けてお金を得たりできるのです。もし余ってしまったら、一つだけは手元に保管しておけるのですが・・・・



あとは共通の市場に出さなくてはいけません。




また、カードがなくてもできるアクションとして、

・資源を3つ出して共通の市場から任意の資源を一つ取ってくる
・資源を二つ、市場に出して1金を得る

というものがあります。

--------------



カードの中には「ピクト人の襲来」が混じっていて、これが出ると即座に処理します。買うカードではないので場には並びません。

カード公開時、手持ちの戦士カードの値を見ます。一番多い人がカードに書かれている勝利点を得て、一番少ない人はマイナスを食らいます。同着の場合は全員が勝利点を得たり、マイナスを受けたりします。



これを繰り返して行くと、カードがぴったりなくなります。最後に一番激しいピクト人の攻撃を受けてゲーム終了!得点になるカードの点を合計して勝者を決めます!

-------------



ゲームは本当にシンプルで、「フェルトもこういうゲーム作ってたんだなぁ」と感心することしきり。スタートプレイヤーは順番に移動していくのですが、後手番が有利なので駒を並べるときに結構考えます。 もちろん後ろに並んでいたほうが安く買えるのですが、先頭に買われてしまったら元も子もないので・・・。

お金は終始カツカツで、初期値の5金から増えるようなことはほとんどないでしょう。ただし定期収入の1金だけ持っているような状態で次のラウンドに突入してしまうと、かなり足元を見られる(どうせ買えないんでしょ?) 羽目になるので、この状態は避けたいですね。どうしても欲しいカードがあったらしょうがないんですが・・・

----------------

拍手[0回]

タイムストーリーズ 遊ぶ際 ルールに関しての注意点



このゲームに関してはネタバレできないので、間違いやすいルールについてまとめてみました。

イグジットシリーズと同じく、クリアしたら終わりのゲームではあるのですが

タイムストーリーズは、より「RPG」的です。戦闘はダイスを振って解決。移動にリソース(時間)を消費するなど

ルールの注意点として

・ある場所に「入る」際には時間(TU)を消費しない。その場所から出たり、アクションを行ったりすると1TU消費する

・戦闘が起こった際、誰かが移動してしまっても最低一人残っていればリセットはされない。

・倒した敵は、その時間旅行中は復活しない

・「なにもしない」(移動もアクションもしない) こともできるが、

 a)少なくともドクロ盾が1つ以上あるなら、1ダメージ
 b)TU盾があるなら、1TU減少
 c)ハート盾があるなら、1ダメージ

というように、無印盾以外の効果は全て適用されます。非推奨行動。

-------------------------
拡張も同時購入したので楽しみなのですが、どうも基本シナリオよりも難易度が高いみたい!?

基本シナリオは、初回のクリアこそほぼ不可能だと思いますが、何回かプレイすれば行けるかなー?という調整だったので、難易度を上げてきたんですね。時間作って早くプレイしたいと思います。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【新品】ボードゲーム T.I.M.E ストーリーズ 日本語版 (T.I.M.E Stories)
価格:5500円(税込、送料無料) (2017/4/24時点)




拍手[0回]

イムホテップ

イムホテップって建築の才能があったのか!?ハムナプトラの悪役のイメージしかなかった・・・。



---イムホテップ---

ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:40-60分
評価:☆☆☆☆☆



2016年のドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作。「年間ゲーム大賞狙うぞ!」という意気込みが感じられる造りで、大きい木ゴマにシンプルで悩みどころのあるルール、そして適度なプレイ時間と3拍子揃ったゲームです。

個人的にはこれがゲーム大賞だ!と思ったのですが、選ばれたのはコードネーム。そちらは未プレイなので何とも言えないのですが、王道ドイツゲームではなく、あちらが選ばれたのはマーケティングも絡んでいるのかなー、と。

--------------


メインボードはないので、各自にちいさな倉庫ボードと資材、そして中央に建設予定地ボードと船を並べたらゲームスタートです。



あ、船はラウンドカードの指示どおりに用意します。

手番に出来ることは

・石の切りだし

・船への積載

・船の移動

・カードの使用

の4つ。

・石の切り出し

石材を、ストックから3つまで、個人ボードに移します。個人ボードの積載上限は5個。

このゲームは、ストック→個人ボード→船と順番に石を移していかなくてはいけないので(エルグランデみたいなタイプ) ストックから直接船に積まないように注意しましょう。なお、直接積むことを可能にするカードアクションもあります。




・船への積載

個人ボードの石を1つ、船に載せます。このとき、どの船に載せても、またどの位置に載せても構いません。



・船の移動

船を、建設現場まで移動させます。どの船を移動させてもOKですが、各船には最低積載量が決まっているので、この数以上石を積んでいないと動かせません。

そして、移動先では「船の先端から」石を降ろし、決まりに従って建設していきます。



a)ピラミッド 左上から順番に石を置いていくのですが、ボードに書かれている通りに点が入ります。また、ゲーム終了時はピラミッド建設に使った石を数え、自分の色の石1つにつき1点がボーナス点として入ります。



b)神殿 各ラウンド終了時に、「上から見て」自分の石がいくつ見えているか数えます。一つ1点



c)墓所 ゲーム終了時に、自分の石がいくつ繋がっているか数え、チャート通りに得点が入ります。石が複数グループに分かれていたら、それぞれ計算します。



d)オベリスク 石をひたすら高く積んでいき、ゲーム終了時に高さが何位かによって点が入ります。同着の場合、1+2位の得点を足して2で割る(端数切捨て)のように計算します。



e)市場 船の先頭に石を積んだプレイヤーから順に、市場のカードを一枚獲得できます。値段はどれも石1個です。

カードは即時効果があるもの、あとで手番アクションで使えるもの、ボーナス得点になるもの等があります。 

---------------

全ての船が建設現場に運ばれたら、新たなラウンドカードをめくり、市場のカードを補充して次のラウンドへ。前のラウンドで買われなかったカードは捨て札にします。

これを6ラウンド繰り返したら、得点を合計して終了!です。

------------

運の要素が低めながら、ライトなプレイ感の傑作です。石を狙い通りに配置したいのに、船を誰かに、意図しないところに運ばれてしまうジレンマ。かといって邪魔ばかりしていても勝てない。

手番アクションで使える青のカードはおおむね強いものが多く、戦局に大きくかかわります。逆に、緑のボーナス得点カードは弱めで、「余ったからとる」という感じですかね・・・。2回しかプレイしていませんが。

日本語版がでてようやくプレイできたのですが面白い!おすすめです。



※ちなみにボードには裏面があって、そちらを使うと違ったルールで楽しめます。AとBを混ぜてもOK!

拍手[0回]

プロフィール

HN:
seshil
性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
楽器演奏・ゲーム・ツーリング

ボードゲームオークション

Copyright ©  -- 対戦相手皆無!ボードゲームレビュー --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / powered by NINJA TOOLS /  /