対戦相手皆無!ボードゲームレビュー

遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。

虹色のへび



箱には4歳からと書かれていますが、ルールを無視すれば3歳ぐらいから遊べるカードゲームです。

といっても、ルールと言えるほどのものはありません。

カードをシャッフルして山札を作ったら、一枚ずつめくっていくだけです。



カードには、へびの頭、胴体、しっぽがあります。

場にめくったカードをどんどんおいていって、色が一致するようにつなげていきます。

にじいろのへびカードは、オールマイティなのでどんなカードにもつながります。



頭と胴体・しっぽがつながって、一匹のヘビになったらそのセットを獲得。山札切れしたときに一番カードを多く持っていた人が勝ち!です。超簡単!

※ただし、頭のしっぽの二枚で構成してしまったヘビは獲得できませんので注意!

この遊び方が出来るのは確かに4歳ぐらいからだと思いますが、3歳の子でも、色が一致するものをつなげる絵合わせのような遊び方が可能です。値段も安いし、知育ゲームとしてお勧めですね。




※我が家の次男が3歳ですが、思い出したように棚から取ってきて遊んでます。長男のときはヘビが嫌いだったのか・・・?全然遊びませんでした・・・w

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アンロック!(UNLOCK!) ミステリーアドベンチャーズ

間をおかずに発売された、アプリを使って答え合わせをするタイプのアナログ脱出ゲーム アンロック! 第二弾です。




---アンロック!(UNLOCK) ミステリーアドベンチャーズ---

ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:60-90分
評価:☆☆☆☆

とりあえず最初のシナリオ「丘の上の館」をプレイした感想。このサブタイトル、「丘の上の裏切り者の館」にかけてますね。きっと。



このシナリオに関しては、特に目新しい要素はなく、前作のプレイ感覚をそのまま踏襲しています。

ゲームの続編というのは、往々にして難易度が上がるものですが、そのようなこともなく。むしろ「アンロック!」式の謎解きに慣れてきたのがあってか 前作より簡単に思えました。ヒントなしで制限時間以内にクリア(2人プレイ)

このアンロックなんですが、アプリはタイマーと暗証番号入力、ヒント表示ぐらいしかしてくれないので、もうちょっとアプリの利点を生かしてはどうかな?と思いますが・・・

「アプリから出る音」を謎解きとして使ったり、スマホのカメラを使う、なんてのは結構考え付くんじゃないか?とは思うのですが、あくまでもカードで完結させるというこだわりがあるのかもしれません。

5/7 追記:その後、残りの二つのシナリオを遊んだらありました!「音を使う」謎解き。
音声もしっかり日本語化されていて、ちょっと驚きました。




相変わらずコスパはイマイチですが、あと二つのシナリオ、楽しみたいと思います!


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レースフォーザギャラクシー

ジャンプドライブ技術を手に入れた人類は、ついに外宇宙への植民を開始した。
我々の地球は、「オールド・アース」と呼ばれ、資源を消費するだけの存在となり果てている。
人類は、外宇宙に新たな資源を求め続けなければならない。すでに滅んだエイリアンの遺産なども利用しつつ。




---レースフォーザギャラクシー---

ルールを覚えるのに必要な時間:20分
1ゲームの時間:30-45分
評価:☆☆☆☆☆



すでに日本語版が流通しなくなって久しい「宇宙サンファン」であるところの本作ですが、今更ながら面白さを再発見! いやー拡張全部ほしくなっちゃうなー。売ってないけど。

もともとは、名作プエルトリコのカードゲーム版として開発されていた本作ですが、結局採用されたのは「サンファン」であり、こちらは宇宙をテーマとして発売されたのです。

サンファンと比べると、やや複雑なルール。しかしその分、奥深いゲーム性となっており、プエルトリコとまた違ったゲームに仕上がっております。

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もとがプエルトリコなので、ヴァリアブルフェイズシステムを採用しています。各自1アクションを選ぶのですが、アクションを行うのは全員。でも、そのアクションを選んだ人には特典があるよ、というあれです。

これによって、常にアクションを行っておりゲームのダウンタイムが気にならなくなるという素晴らしいシステム。

ただレースフォーザギャラクシー(RftG)では、プエルトリコやサンファンと少し違って「毎手番、すべてのアクションから一つ選べる」というシステムになっています。前述の特典は、選んだ全員が受け取れるという仕様に。プエルトリコは、同一ターン内で他の人が選んだアクションは選べない(=特権を得られるのは一人)だったのです。

手札をコストとして使用するのは同じ。

商品の生産と売却についても、基本は同じですが

売却が「交易」と「消費」に分かれており、「交易」が手札を補充するサンファンにもあったアクション。「消費」は勝利点を得る、プエルトリコの「出荷(船)」に当たるものとなっております。

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アクションは次のようなもの。各自秘密裏にアクションカードを選び、同時に公開します。
同じアクションが2つ存在するものは、得られる特典が2種類から選べるということです。

尚、複数のアクションが選ばれた場合(ほとんどそうなのですが)数字順に解決していきます。

探索:山札から2枚引いて、そのうち1枚を得る
特典A 7枚引いて 1枚得る
特典B 3枚引いて 2枚を得る



発展:◇アイコンのカードを場に出す。
特典 場に出す際のコストが1枚減る



移住:〇アイコンのカードを場に出す。
特典 カードを場に出した後、山札からカードを1枚引く

消費:生産した製品を売却する 尚、売却先のカード(消費能力をもつもの)がないと勝利点を得られない。 逆に言えば、売却先がある限り製品の売却は必ず行う。
特典A 売却前に、商品カード1枚を交易に使い、レートに従って手札を得る
特典B 消費によって得られる勝利点が2倍になる

生産:生産能力のあるカード上に、商品を載せる(山札からカードを1枚、伏せておく)
特典 単発生産惑星(〇の中が塗りつぶされておらず、周りが光っているもの)1枚を選び、商品を生産する

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わかってしまえばどうということはないのですが、単発生産惑星と、普通の生産惑星の違い、そして「軍事力」の概念があることなどから、サンファンよりかなり複雑になっています。



軍事力は、自分の場に出したカードの軍事力の合計値が、赤字の惑星カード(〇アイコンのカード)より高い場合、ノーコストで場に出せるというもの。手札をコストとして出す場合と違った難しさがあるものの、速攻に向いたリソースとなっています。



また、RftGの消費アクションはプエルトリコの出荷とも差別化されていて、
・消費してくれるカードが無いと、製品を出荷して勝利点を得ることが出来ない


という点が最初戸惑います。工場と消費する場を考えないといけない。非常に奥が深いゲーム性となっています。

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これにより、RftGでの戦略は2つに大別され、

・製品をどんどん作って、消費の際に勝利点2倍アクションを使いつつ大量点獲得する作戦

・軍事力を生かしてノーコストでカードを出し続け、即効で12枚建築、ゲーム終了に持ち込む作戦

このどちらかに傾倒することになります。もちろん手札のめぐりによってはハイブリッド型も選択可能です。

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遊びこんでみた印象では、軍事作戦はやや難易度が高い印象。軍事カードで生産能力がついているものが少ないため、生産→交易での手札補充が難しくなっています。

また、速攻を狙うために毎手番「移住」アクションを打つ必要があり、消費作戦を選んだプレイヤーに便乗して手札を増やすように、場を整えていかないと難しいです。

例えば



・新生存主義者と 無法世界を場に出して置き、他のプレイヤーが選んだ消費アクションでカードを獲得できるようにする

・惑星改造ロボットを利用して、移住後に引けるカード枚数を増やす

といった対応が求められます。

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お気に入りのゲームなのですが、日本語版が市場から消えて久しいのが残念。後発のダイスゲーム版「ロールフォーザギャラクシー」を売りたいのかもしれません。あちらのほうが単価も高いし・・・

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黄金時代

地政学マルチは時間がかかりすぎてどうもね・・・半日から一日つぶす覚悟が必要だし・・・

というあなたにお勧めの「黄金時代」。短い時間で人類の発展を楽しめますよ!90~120分のプレイ時間!軽いでしょ!




---黄金時代---

ルールを覚えるのに必要な時間:30分
1ゲームの時間:90分
評価:☆☆☆



2014年にQuined Gamesから出版された黄金時代。いつも通り箱絵の雰囲気が良く、速攻で入手はしていたもののずっと積んでいました。

お手軽文明発展系、という触れ込み通り、非常に手軽なCIV系であり、慣れれば本当に90分で終わると思います。

ただ、直感的でない細かいルールが多々あり、初回でルールを間違えずにプレイするのは困難だと思います。この手の細かいルールが多いゲーム、私はアプリで独習してからプレイすることが多いのですが、マイナーゲームなのでアプリ化されているわけもなく・・・・。

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このゲームは4ラウンド行うのですが、各ラウンド(時代)の初めに、陸地タイルを置いてマップを広げていきます。



自分が置いた陸地タイルの一区画の上に、「首都」と「開拓者3人」を置きます。ユニット生産の概念はありません。

※間違いやすいルール:首都は、タイルに描かれた資源アイコンを隠すようにおきます。首都から資源は産出しません。

全員がタイルを置いたらラウンド開始です。

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手番では、8種類のアクションから1つを行います。

アクションは大別して「開拓者必要アクション」と、「開拓者不要アクション」に分かれます。

開拓者必要アクション



・探検
開拓者を首都から動かして、到着先の資源からお金を得ます。このゲーム、リソースはお金だけなので、なんでも金で解決します。

間違いやすいルール
※到着したマスに、他プレイヤーの開拓者や都市駒が置いてあっても、資源は受け取れます。
が、そこに都市を立てるには「戦争」をする必要があります。
※都市を建てる/建てないにかかわらず、開拓者はその場で横倒しにし、以後特例がない限りは動けません。
※ボード上の小島に、海を渡っていくことはできますが、そこに都市は建てられません。



・建築
開拓者を集会所タイルに横倒しに置き、その時代で公開されている建物(各時代ごとにプレイ人数と同じ枚数)のうちどれかを建てます。建物は個人ボードの建築スペースに置かれますが、最初は一軒だけしか建てられません。技術開発を進めれば、最大3件まで解禁されます。
建物は、別のカードへ建て替えができます。




・芸術家
開拓者を集会所タイルに横倒しに置き、3点を得ます。たぶんほとんど使わないアクションです。



・戦争
移動先に他プレイヤーの都市がある場合、お金を払うことで除去し、続けて自分の都市を建てることができます。
お金さえ払えれば、必ず勝てますがゲーム中4回しか戦争は行えません。
勝利後、栄誉トークンを戦争回数チャートの上に置いておきます。裏側には勝利点が書かれており、最後に得点に加えます。

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開拓者不要アクション



・技術開発

個人ボードの技術タイルをボード上から取り除き、技術を発展させます。コストは書いてあるお金。高レベルの技術タイルは、最後に勝利点となります。
新しい技術を開発することで、古い技術が陳腐化し、使えなくなる場合があります。



・驚異の建造

「驚異」カードを建造する場合は開拓者が不要で、こちらは建築スぺースを占有しません。
コストはカードに書いてあるお金ですが、プレイヤーが選んだ指導者によって建築コストが安くなる場合があります。


どの指導者で建築コストが安くなるのか、人物アイコンで示されているのですが、小さすぎて人物の判別が困難です!マジどうにかして

・建物/驚異の起動

建物や驚異の効果によっては、このアクションが選択できます。カードをタップして効果を適用します。各時代で効果は一回しか使用できませんが、次の時代に移ると使用回数が回復します。



・黄金時代の開始

このゲームの特徴的なアクションで、もうこの時代でやることがないと思ったら、首都駒をひっくり返して黄金時代の開始を宣言します。以後、手番が回ってきてもパスになりますが、そのたびに2金がもらえます! 

間違いやすいルール
※黄金時代を宣言した手番では、2金はもらえません。

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全員が黄金時代開始を宣言したら、即座にラウンド終了です。



ゲーム開始時に、ランダムで5枚の「歴史の審判」カードを選んでいるのですが、

最初に黄金時代の開始を宣言したプレイヤーが一枚を選び、内容に従って得点を配分します。


その後、そのカードは捨て、次の時代を始めます。

新しい時代を始める際、ラウンドの初めに置いたタイルに首都を「遷都」させることができます。いずれにせよ、横倒しになっている開拓者三人は、起き上がってまた首都に集結します。

間違いやすいルール
※4ラウンド目は、誰かが黄金時代の開始を宣言したら、ほかのプレイヤーが一手番ずつ行った後ゲームが終了します


最終得点は



・3金につき1点
・開発した技術タイルに書かれている点数
・戦争したときに得た栄誉タイルの点数
・ゲーム開始時に配られた「最先端技術」の点数

を合計して、最も得点の多いプレイヤーが勝者です!

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お手軽はお手軽なんですが、やや直感的でないルールが多いです。

最後の、黄金時代を一人宣言したら一手番ずつ行ってゲーム終了、というルールを適用しないと、「ロシア」カードを得たプレイヤーが強すぎるので、注意しましょう。(ロシアの効果は、移動後開拓者を寝かさない つまり移動を繰り返し、延々とお金を稼ぎ続けることができる。)

驚異カードや建物カードの枚数が少ないため、ややリプレイ性に欠けますが、拡張を導入することによって解決されます。 飽きるほどプレイするなら、ぜひ拡張を買いましょう。

戦争の回数が4回だけに制限され、しかも3回目以降のコストが高いため、戦争プレイを狙っていかない限り4回すべて行うことは無いと思います。割と平和なCIV系なので、そういうゲームを求めている方は是非。

地形タイルをうまく組み合わせると、現実の世界地図になるようですね。この地形に固定して遊ぶヴァリアントがあっても面白そうです!



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ボトルインプ

地獄の炎でねり固められたびんの中には…うすぼんやりとした影のような火のようなものがうごめいていた…。このびんを、いくらで買いますか?50ドル?100ドル?

びんの中には悪魔が住んでいて、持ち主の願いをなんでもかなえてくれます。しかし、死ぬときにそのびんを持っていると、魂は地獄行き。それを避けるためには、買った値段より安く他人にびんを売らなければならないのです・・・。



---ボトルインプ---

ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:30分
評価:☆☆☆☆☆



長らく入手困難だったボトルインプを、フィンランドのメーカーが再版してくれました。その際に日本語版を数寄ゲームズが取り扱い、このトリックテイキングの名作が入手しやすくなりました!面白いですよ、これ。

ゲームはマストフォローのトリックテイキング。ゲームルールが「びんの悪魔」つまりボトルインプのお話をとても良く表しています。



ゲームに含まれるカードは、1~37の数字カード。色が3色ありますが、同じ数字のカードは存在しません。数字と色の対応表が3枚入っています。



この中から「19」のカードを抜き出し、小びんを載せておきます。この木製の小びんを押し付けあうのがゲームのキモです。

残った36枚のカードを、4人プレイなら9枚、3人プレイなら12枚ずつ配ります。配りきりです。そのあと、手札から一枚を、伏せた状態で19のカードの下に入れてしまいます。このカードはゲームから除外



残ったカードのうち、一枚を右のプレイヤーに、一枚を左のプレイヤーに渡します。両隣のプレイヤーから一枚ずつ、自分のところにカードがやってくるので、手札の枚数は変わりません。が、各人の思惑とともにカードが少し入れ替わります。

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マストフォローなので、最初に出されたカードと同じ色をなるべく出します。で、フォローした/しないに関係なく、大きい数字がトリックを取るのですが



場に、小びんが載っているカードの数字より小さな数字が出たら、そのカードが勝ちます!
小びんのカードより小さな数字が複数出たら、その中で一番大きな数字が勝ちます。


このとき、小びんの悪魔は、その勝ったカードに乗り移るんですね。この小瓶を最後まで持っていると、いくらカードを獲得しても0点です。しかも最初に伏せてゲームから除外されたカードの合計得点を、マイナス点として食らうというものすごい不幸に見舞われます。

カードを獲得すると、書いてあるお金の数だけ得点できるのですが、悪魔を受け取ってしまうという・・・。この悪魔を手放すには、他の人に小さなカードをプレイさせ、小びんを押し付けなければ!

もちろん、「1」をプレイして勝ってしまったら、そのラウンドは負け確定です。そうならないように、1~4ぐらいの小さい数字はうまく処理しなくてはなりません。(誰かが6など、自分より大きく、克つトリックの勝者となるカードを出したときに、プレイして処理する。)

悪魔を取るのを恐れていると、ずっとトリックを取れず、結果的に低い得点で終わってしまうので、ラウンドの前半は恐れず勝負に行く必要があります。

ほどほどに稼いだら、あとは小びんの悪魔をどう押し付けるか・・・。一度プレイしてみないとこの感覚はつかみづらいのですが、なかなかドキドキしますよ。手に入りやすい今のうちにぜひ遊んでみてください。非常に良くできたトリックテイキング・ゲームです。


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プロフィール

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