忍者ブログ

対戦相手皆無!ボードゲームレビュー

遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。

ドミナントスピーシーズ

ここは、500万年前の地球。人類の姿はまだなく、氷河期が始まりつつある地球上で様々な動物が、自分の子孫を繁栄させようとしのぎを削っています。

プレイヤーたちは一つの生物種を担当し、氷河を拡大させたり大災害を起こしたりして他の生物種を駆逐していくのです(!?)




---ドミナントスピーシーズ---


ルールを覚えるのに必要な時間:40分
1ゲームの時間:240-300分
評価:☆☆☆☆



GMTゲームスが世に送り出したアメゲーとユーロゲーのハイブリッド融合体。緻密なワーカープレイスメントが楽しめる一方、強烈なカード効果がバンバン飛び交う妙なゲームとなっております。

GMTゲームスと言えば、ユーロゲーマーには名作「バトルライン」で知られていますが、基本的にはウォーゲームの出版社です。このドミナントスピーシーズも、ヘクスタイルが使われていたり、直接攻撃があったりでそこかしこにウォーゲームの香りがします。



これからプレイしようと思う方で気になるのが、「なんでそんなにゲーム時間が長いのか?」というところだと思うのですが

・単純にプレイ人数が多い(6人までプレイ可能)

・初期のワーカー数が多い:プレイ人数によってワーカー数(このゲームでは「AP」)が上限するのですが、4人プレイだといきなり5つのワーカーを持った状態から始まり、最大で8つまで増えます。

アグリコラが4人プレイで2つのワーカーから始まり、最大でも5つであるのに対して、かなり多いですよね。

・ドミナントの確認が煩雑:このゲームは、ヘクスごとに「そのヘクスの優先種(ドミナント)となっているか」という陣取りをするのですが、これが単純に置いた駒数ではないため、

アクションを行った結果、環境に変化が生じたときに確認する手間が結構かかります。ただ、慣れるとドミナントを一瞬で計算できるという変なスキルが身につくため、プレイ時間は短縮されます。

こんなところですねー。

---------------



種族ごとの特徴

ドミナントスピーシーズでは、それぞれ違った特徴をもった6つの種族から一つを担当するのですが、実プレイ3回とアプリで遊んだ感想を書いてみたいと思います。

哺乳類:

特殊能力は「絶滅して取り除かれてしまうキューブを、一つだけ残せる」なのですが、それ以外に「ドミナントアクションで同数タイなら哺乳類が勝つ」という特徴があります。

これを生かして、ぎりぎりの個体数で競り勝ったり、誰も生き残れないツンドラタイルにキューブを残してサバイバルし続ける、といった戦略が可能になります。

ただ、結構テクニカルなプレイになるので上級者向け種族ですね。初期手番は一番最後ですし。

爬虫類:

同着タイで哺乳類に次いで強く、退化のアクションが無償で行えるという特殊能力があります。これによって、退化にAPを振り分ける必要がほとんどありません。気を配らなくてOK。6人プレイ以外で、哺乳類が登場していない地球ならかなり優位に戦えます。

ただ、最初に配置される地域が砂漠と山で、ドミナントアクションで狙える点数が低めです。これを逆手にとって、人気が集中する湿地や海をしり目に、山や砂漠でドミナントを不動のものとし、最後の得点計算で一気にまくるという戦術も取れます。

プレイしやすく、初めてのドミナントスピーシーズでもおすすめ種族です。

鳥類:

おそらく最弱の種族です。特殊能力の「移住アクション時に2マス移動できる」を駆使して海や湿地帯、ツンドラに飛んでいくことになるのですが、無償アクションではなくAPを配置しなくてはならないため、お得感薄め。

貴方がインストする立場で、他全員が初プレイ、という卓なら、迷わず鳥類を選んでください。ハンデ戦です。

両生類:

最初から水のエレメントディスクを3つ持ってゲームに参加できる両生類は、当然ドミナントが取りやすい種族です。スタート時点で配置されるのが海と湿地帯という得点の高いヘクスですし、スタートダッシュを決めていきたいところです。

あとは「放浪」アクションのところに水のエレメントが並ぶかどうか。地球上から水が枯渇しないように、共同戦線を張れる種族がいると吉です。

節足動物:

無償で他のプレイヤーを攻撃できる特殊能力が強く、直接攻撃をためらわなければ最強種族の一角です。天敵の昆虫がいない地球では、初期手番も一番なので節足動物が猛威を振るいます。

通常のタイルで攻撃するよりは、ツンドラタイルで攻撃する方が多いでしょう。対人戦では攻撃しすぎて嫌われないようにする、という、メタゲーム的な戦略が必要かも・・・。

昆虫:

開始時の手番が一番で、毎ターン地球上のどこにでも増えることが出来る昆虫。ゲーム開始時にドミナントカードをよく見て、初手番でドミナントアクションに置くか、寒冷化アクションに置くか決めます。

あとは盤上の状況をみて、1個体数増やすところを決めていきます。同着だと競り負けるので、海や湿地帯で単独得点させないような置き方がいいかもしれません。

絶滅の処理は、ドミナントアクションを処理してからなので、飢えること前提で海や湿地帯にキューブを配置しておく、という戦略も取れますね。


-----------------------

非常にルールが多く、プレイ時間が長いゲームですが一度やってみる価値ありです。選択ルールとして



・カード効果をなくす。獲得したドミナントカード枚数によって、三角数で得点 →ピュアユーロなゲーム展開になり、ゲーム時間も短くなります。

というものがあります。カード効果が派手で賛否両論なので、こちらが好みという人も。

拍手[0回]

PR

ツインズ

組み合わせが 勝敗を分ける

あなたはギャング団のボス。個性の強い手下たちを最適な組み合わせで二人ずつ送り出し、ほかのギャング団と決闘しなくてはなりません。もちろん、送り出す順番も重要ですよ。





---ツインズ---

ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:5-10分
評価:☆☆



オインクゲームズが長らく絶版になっていたクニツィアのギャンブルゲームを、いつものおしゃれなコンポーネントで復刻。絶版ゲームが復刻されるのはかなーりありがたいし、隙間時間ゲームとしてはなかなか良い!という評判だったので買ってみたのですが、ちょっと私には合いませんでした・・・。

いや、ポーカーとかが嫌いなわけではなく、むしろ好きなんですけどね。やっぱりこういうゲーム性だと、リアルマネーを賭けないと面白くないというかごにょごにょ・・・

8枚配られた手札から2枚組を4つ作り、全4ラウンドでチップをやり取りします。



で、役の強さは単純。1~4ラウンド目でどういうチップのやり取りが行われるかというのも全部サマリーカードに書いてあって一目瞭然。箱を開けてすぐ遊べる素晴らしさ。

あと、勝負開始前(手札を配られた直後)のみ、追加でカードをドローすることができます。一枚なら1金、2枚なら3金を場に払います。 追加は二枚が上限。

ただゲームをやってみると、3人だと面白くないし、実質4人からのゲームです。でも四人でもややプレイ人数が少なくて、5~6人でできればもう少し面白くなるのかなー?と。




3人と4人で遊んでみての感想なのですが、最初に追加でカードを引く人が何人もいないと、場にたまるチップが少なくてしょぼい博打になりがち。この点、昔のゲームらしく、ゲームの面白さがプレイヤーに委ねられています。博打好きを5-6人集めましょう。



しかしその人数集まったら、「ペアーズ」のバリエーションルール「ゴブリンポーカー」をやったほうが面白いんですよ。カードをめくるときの盛り上がりも、チップのやり取りの派手さもゴブリンポーカーに軍配が上がります。

うーん。ツインズには資料的な価値がある・・・かな?

拍手[0回]

郵便馬車

郵便事業で財を成したタクシス家の郵便網は、目的地まで一気に郵便物を届けるのでなく、A地点→B地点→C地点 というように、馬車の駅を細かく経由して届けるものでした。馬の損耗も少なく、システム化されていて効率が良かったのです。

このシステム、現代の輸送網にも使われていますね。




---郵便馬車---

ルールを覚えるのに必要な時間:15分
1ゲームの時間:60分
評価:☆☆☆



2006年のドイツ年間ゲーム大賞(赤ポーン)作品。

ちなみにこの前後の年間ゲーム大賞は

2005年 ナイアガラ
2006年 郵便馬車
2007年 ズーロレット
2008年 ケルト
2009年 ドミニオン

いやあ、郵便馬車だけひときわ地味ですねぇ。でも拡張も3つ出ていて、当時はたくさんプレイされたのではないでしょうか。

既に10年前の作品なので、すっかり過去の作品となっていますが、プレイしてみましょう。



色合いが地味なマップを広げると、ドイツ南部の地図になっています。「ハンザ」「王と枢機卿」「ラージャ」「シルクロード」など、こんな感じの陣取りゲーム多いですよね。でも郵便馬車は陣取りではなく、ネットワーク構築です。

基本はカードを1枚ドロー&1枚プレイのシンプルなゲーム。



場に出ているカード6枚の中から一枚を引いたら、手札から自分の前に一枚プレイします。(最初の手札は0枚なので、選択肢が無いように思えるのですが、この点は後述)


最初は何のカードをプレイしてもいいのですが、二枚目以降、カードは「すでにプレイしたカードと、ボード上でつながっているカード」「」しかプレイできません。また、同じカードをプレイするのもダメです。

ボード上では、都市が道によってつながっているので、これを見ていくわけです。端っこの方は交通の便が悪そう。

もし手元に、条件に合うカードが無い場合、今までプレイしたカードを破棄して一枚目から置きなおしになります!

-----------------------



さて、自分の前に3枚以上カードが並んだら、任意で郵便網の完成を宣言できます。

手元には郵便局駒があるので、これをボード上に置くのですが、ちょっとややこしく



・ボード上の一地域に全部置くか



・各地域に一つずつ置くか

どちらかしかできません。プレイしたカードすべてに置けるとは限らないので、効率よく置けるようにカードをプレイしていく必要があります。



ちなみに、地域は薄い色で色分けされています。

郵便網を置いたら、四角いボーナスチップや馬車カードを受け取れます。



・ボーナスチップは、カードのプレイ枚数に応じてもらえるものや、特定の地域に全て郵便局駒を置いたときにもらえるものなどがあります。早く取った方が高得点です。



・馬車カードは3~7のカードがあり、カードのプレイ枚数に応じて各種一枚だけ取れます。が、必ず小さい方から順番に取っていく必要があります。たとえばカード5枚の郵便網を作ったとしても、まだ一枚も馬車カードを取っていなければ、もらえるカードは「3」です。

------------------
ドロー&プレイをどんどん続けていくのですが、手番毎に一回だけ、ボードに描かれているおじさんたちから一人を選んで、手助けをしてもらうことが出来ます。能力は以下の通り



・カードを2枚ドロー(初手番は必ずこの能力を選ぶ)
・カードを2枚プレイする
・場に出ているカードを6枚すべて入れ替える
・馬車カードを取るときに、二段階上のカードまで取れる(順番に取っていくというルールには従う)

----------------



誰かが「7」の馬車カードを取るか、すべての郵便局駒を置き切ったらゲーム終了です。普通は7の馬車カードをとってゲーム終了になるでしょう。

得点計算ですが、間違いやすいので注意

ボーナスチップの得点 + 獲得した最大の馬車カードの得点 - 残った郵便局駒の数

です。特に残った駒のマイナス点を忘れるとゲームがつまらなくなるので注意!評価がやや低めなこのゲーム。もしかして間違ったルールで遊ばれてる・・・?

------------

初回プレイは手さぐりですが、二回目以降、いかに少ない手番でネットワークを構築するか、ぎりぎりのレースゲームだということがわかります。

慣れてくるとそんなに「バースト」が起こらないので、全員同じ手番回数で順当に馬車カードを獲得していって、一手番差で7の馬車カードが取れなかった!そんな展開になります。

ボーナスチップは早く取った人が高得点なので、先手番の有利があります。が、上家の人とちがうボーナスを狙うことで何とかしましょう。

点差が付きづらいし、カード運も大きいので、ファミリーゲーム感たっぷり。順当に年間ゲーム大賞だな、という作品です。

しかし作者のザイファルト、寡作ですねぇ。

拍手[0回]

マイス&ミスティクスのコマを塗る②

前回の記事から引き続き、ドブネズミ戦士を塗っていきます。



使う色

・ミスターカラー フィニッシングサーフェイサー 黒1500番

今回は黒サフを吹いておくことが重要になります。ドライブラシが届かない奥のほうを、黒く残して立体感を強調します。

・アーミーぺインター

ピュアレッド
マットブラック
ファーブラウン
アッシュグレイ
シャインシルバー
ソフトトーン



茶色のドブネズミ戦士と、灰色のドブネズミ戦士を作りたかったため、3体をファーブラウン・3体はアッシュグレイでドライブラシします。



塗料を筆にとったら、カサカサになるまで(あまりペーパーに色がつかなくなるまで)キッチンペーパーに擦り付け、その状態でミニチュアに筆を擦り付けるように塗っていきます。すると、筆の届かないくぼみのところは黒く残るので、なんかこう、いい感じの毛並みになります。



ドライブラシは、専用の筆も売っていますが、100円ショップの筆を少し短く切って使っても大丈夫です。少し毛を短くしたほうが、筆に弾力が出るため使いやすくなります。



ドライブラシの後、尻尾や剣、肩当に色をベタ塗りしていきます。

赤い目と牙は、塗ろうかどうか迷いましたが頑張って塗りました。かなり神経を使います。



ベタ塗りの後、ソフトトーンでウォッシングします。ゴキブリの時と違って茶色いウォッシュ塗料なので、やや明るい仕上がりに。特に尻尾の節目が強調されるように塗ります。

剣や赤い目が汚れすぎてしまったら、再度色を載せておきます。また、背骨のラインなどの出っ張っているところは、元の色でドライブラシして明るさを戻しておくと、立体感がより強調されます。

やっぱりテカってしまうので、艶消しのトップコート塗りますかねぇ。これはこれで、嫌いじゃないけど。

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

GSIクレオス 水性トップコート つや消し 86ml
価格:423円(税込、送料別) (2016/7/31時点)


拍手[0回]

マイス&ミスティクスのコマを塗る ①

つい先日、日本語版がでてとても手に入りやすくなったボードゲーム(RPG) マイス&ミスティクス



もちろん、買ってすぐに遊べて、それで何も問題ないのですが



ミニチュアゲームの要素が入っており、無彩色のフィギュアがたくさん入っているので、これは是非とも塗らねばと思うわけです。

ただ、私はミニチュアゲームを遊んだことがないし、もちろんペイントをしたこともありません・・・

なのでいろんな塗装のサイト(主にウォーハンマー40,000というミニチュアゲームのサイト)を読んだり、ミニチュアゲームショップで話を聞いたりして、自分なりに塗装してみました!



用意するもの

・黒いベースカラー(Mr.カラー フィニッシングサーフェイサー1500番 塗料の粒子が細かいので、ミニチュアに向いているとのこと)

ミニチュア用の下地塗料も売っているのですが、いかんせん高い(スプレー1本2000円強)のと、車を補修するときにつかったエアブラシがあるので、今回はこの瓶入り下地塗料を使います。

瓶入りは432円!安い!

・ウォーペイント4色 ドラゴンレッド・マットブラック・ファーブラウン・ダークトーン

ミニチュアショップに売っている、専用の塗料です。水性アクリル塗料なので、水で薄められて、乾くと耐水性を持つ優れもの。



ウォーペイントは、最高の性能と言われているシタデルカラーよりやや安く(1本400円 シタデルカラーは1個500円) ボトルに入っているので乾きづらいのが特徴です。ただし必ずパレットが必要になるので、アルミカップを使います。

・アルミカップ バレットの代わりです。乾いたアクリル塗料は落ちないので、汚れたまま捨ててしまいます。

・キッチンペーパー

・筆



タミヤの模型用ブラシ 3本セットを使います。平筆・丸筆・面相筆の3本セットで、なんでもこなせます。

・ペットボトルのふた

ミニチュアを塗っているときの持ち手用に。ミニチュアを弱い両面テープなどでくっつけておきます。

これ、絶対に必要なので、お茶を飲んだらフタを取っておくように!!


------------------------------------
最初は雑魚キャラのゴキブリを塗るよ!




まず、黒い下地塗料をスプレーします。エアブラシがなければ、スプレータイプも売っているのでそれを使えばOK。

ただ、この作業は飛ばしてしまってもいいかもしれません。下地を塗ることで塗料の食いつきを良くするのですが、もともとマイス&ミスティクスのコマはプラスチックなので、洗剤で油分を取ってしまえば十分色が載ると思います。

どっちかというと、塗り残したところが黒い影になるように黒い下地を吹いておく、という意味合いが強いです。



なんか、てかてかになっちゃいましたねぇ



各部分を塗り分けます。

・全体はこげ茶 (マットブラック+ファーブラウン)

・足と頭、おなかは赤茶(ドラゴンレッド+ファーブラウン)

・触角と尾部は黒ですが、マットブラックをそのまま塗ると強すぎるので、多少茶色を混ぜます

リアルに塗ると気持ち悪いので、ゴキブリに見えない色を塗っている方もいますが、私はリアルに行きます!




次に、ウォッシュ用塗料の「ストロングトーン」を全体にどびゃーっと塗ります。このウォッシュという技法で、ミニチュアのくぼみに塗料がたまって立体感が強調されるのです。

くぼみにたまるようにすればよいので、滴が垂れそうなほど塗ってしまったら筆で吸い取ってあげます。

アーミーぺインターのウォッシュ塗料は、「てかり」が出るので、ゴキブリにはぴったりです。テカリが邪魔な場合もありますが・・・

これで完成でもいいですが、全体が黒くなってしまうので、お腹や触角など、出っ張っているところに再度色を載せてあげるとより立体感が出ますよ。



つぎはドライブラシを駆使してドブネズミ戦士を塗ろうと思います!

拍手[0回]

プロフィール

HN:
seshil
性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
楽器演奏・ゲーム・ツーリング

ボードゲームオークション

Copyright ©  -- 対戦相手皆無!ボードゲームレビュー --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]