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対戦相手皆無!ボードゲームレビュー

遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。

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すずめ雀

簡易麻雀の決定版! 麻雀入門用としてお勧めできる逸品です。



---すずめ雀---

ルールを覚えるのに必要な時間:15分
1ゲームの時間:20分
評価:☆☆☆☆

ボードゲームスタジオ「しのうじょう」さんと、ボードゲーム専門店「すごろくや」さんがコラボで世に放った作品

最初は、簡易麻雀だからまたカードかな? と思ったのですが、ちゃんとアクリルの牌でした。新品だと石油臭さが気になる、麻雀牌にも使われているあの材質です。



麻雀用語でざっくり説明してしまうと

・索子と発・中のみ
・各数字4枚のうち、1枚は赤牌(ドラ扱い)
・鳴きなし
・リーチも無し
・ニ面子を作る。雀頭なし

というルールになっています。

最終的に手牌が六枚なので、あっという間に上がれるのですが

・手役で5点を作らなければいけない

というルールが効いていて、単なるスピード上がり勝負になっていないのが面白い。

順子は1点、刻子は2点 タンヤオ1点、ドラ1点・・・ を積み重ねていくので、役作りを考える必要があります。

5点というのが絶妙で、ギリギリ4点で上がれない!ドラと入れ替えなきゃ! という場面が頻発します。

簡易麻雀だけに、配牌ですでに上がっている! 天和の状態もちょくちょくあるのですが、このすずめ雀では天和・地和・人和などは採用されていないのでそこから手牌を入れ替えなきゃ上がれない状態もww

ドラ表示牌そのものがドラだったり、親は上がった時に点数+2点加点 と、麻雀をやったことない人にわかりやすくする工夫も見られます。

対応人数が2~5人というのもいいですね。5人だとツモ回数が少なすぎる気がしますが・・・。

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正直、今までしのうじょうさんが作っていた「オールグリーン」「ヤオチュー!」といった簡易麻雀カードゲームには食指が動かなかったんですが、すずめ雀は欲しくなってしまいます。もちろんマージャンを打てる人が4人そろえば麻雀打てばいいんですが、 麻雀を覚えるってなかなか敷居が高いわけで。

ちょっと麻雀覚えてみない? っていうときの導入にもピッタリですね。

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