対戦相手皆無!ボードゲームレビュー
遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。
ブラス:バーミンガム
- 2018/08/20 (Mon)
- 近年のゲーム |
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ブラス:バーミンガム は、キックスターターにて出資が募られた ブラス新版のうち、白い方の箱に入っている作品です。
内容は新マップで遊ぶ「ブラス」なのですが、拡張ではなく単体で遊べる作品で、ルールも若干複雑になっています。
元々ブラスは複雑なゲームで、例外処理も多く やる人を選ぶボードゲームなのですが
バーミンガムマップの追加ルールのおかげで、余計人を選ぶ きついゲームになっています。遊ぶ際はまず基本のブラス(ランカシャーマップ)を推奨です。
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このバーミンガムマップ、建物タイルの種類が複雑になっており、ランカシャーにはなかった
・窯元
・木箱
・醸造所
が追加されています。代わりに「船」「港」タイルがなくなっており、商品出荷の為に港を建てるといった行動はできません。
じゃあ綿や木箱、陶器を輸出するときはどうするのか?というと、ボード外周部の街に運河ないし線路をつなぎ、
その街で出荷できる品物(タイルで示されている)であれば出荷。タイルをひっくり返すことが出来ます。
ただし、出荷の為にはビールを消費することが必要。最初からマップに配置されている分を使ってしまったら、あとは自分か他のプレイヤー
が生産したビールを消費する必要があります。
このビール、石炭と鉄の特徴を併せ持っていて
・自分が生産したビールなら、輸送路は必要なし
・他のプレイヤーが生産したものなら、輸送路が必要
というルールになっています。輸送路に加え、ビールをどこから持ってくるか に頭を悩ませる必要があるため、「出荷したいのにできない!」の
ぐぬぬ感がすごいです。
建物タイルの能力もなんだかとんがっていて、窯元は開発によって除去できないタイルが有ったり、木箱はレベルがとにかくたくさんあったりと、「ブラス新版をキックするようなやつはブラスマニアばかりだろ?とことん複雑にしてやんよ!」というデザイナーの意図が見えます。
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まだ国内にはキックスターター版しか出回っていませんが、かなりの人数がキックスターターで出資したものと思われます。見かけたらぜひ遊んでどうぞ!バーミンガムマップもかなり楽しいよ!
プロフィール
HN:
seshil
性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
楽器演奏・ゲーム・ツーリング
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