対戦相手皆無!ボードゲームレビュー
遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。
ビブリオス
- 2014/07/27 (Sun)
- 近年のゲーム |
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中世ヨーロッパにおいて、文字を読めるのは一握りの人々であった。
文字が読める聖職者たちは写本作業に勤しみ、修道院の蔵書を充実させていった。この一部の人々が知識を独占していたのはもちろんだが、本の中には衆人の目に触れさせたくない「禁書」扱いのものもあり、それらは書庫の奥深くにしまわれていたのだ。
--- ビブリオス ---
ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:30分
評価:☆☆☆☆ (☆5で満点)
元々は同人だったという競りカードゲーム。日本語版の第二版が刷られ、すこぶる評判もいいのでアキバのロロステにて購入。2,800円とかだよね?
このゲーム、箱が例のイノベーションと同じ箱である。いや、むしろイノベーションがこの箱を流用していたのか。本のようになっていて、蓋がマグネットでピチっと閉じ、何やらおしゃれ。
コンポーネントはカード・5つのサイコロ、小さなボード。
サイコロを振ることは無く、ただ得点を表しているだけ。カードには5つの色が存在するので、そのジャンルごとに一番多くのカードを集めた人がサイコロをもらう。
あと、サイコロの値はゲーム中に刻々と変わる。自分の集めているジャンルをなるべく高得点にしよう!
カードには先述した5色の写本カード
カードを競るためのお金カード
それからサイコロの数字を上下させることができるカードがある。
----------------------------------------------
最初、人数に応じて支持されたカードを抜き、残りを混ぜて山札とする。開始時の手札はない。
手番プレイヤーは山札から人数+1枚のカードをめくり、分配していく。分配先は
・自分の手札
・競り用の山札
・他プレイヤー用の場
の3種類。3人プレイの場合は、自分と競り用がそれぞれ1枚ずつ、他プレイヤー用に2枚を分配することになる。
ちなみに4枚いっぺんにめくるのではなく、必ず1枚ずつめくらなくてはならない。焦って最初のカードを自分用にしたりすると、後から良いカードが出てくるかも・・・。
3金を喜々として獲得したら、後から青4のカードが出てきたりね・・・。まあ競り用に仕込むっていう手もあるか。
全部分配し終わったら、手番の人の左隣から時計回りに「人にあげたカード」を取っていく。
※たまにサイコロの目を変えられるカードが出てくるのだが、これを獲得したら例外的に即時処理を行う。使ったカードはそのまま捨て札。効果は1~2個のサイコロの目を±1できる。
これをひたすら繰り返して、山札がなくなったら前半戦終了。
----------------------------------------------
後半戦は、競り用の山札をシャッフルし、1枚ずつ競りを行っていく。
手番プレイヤーがカードをめくり、左隣の人から順番に値付け。
この時、得点カードとダイス目の変化カードは、普通にお金で競るが・・・。(お釣りは出ない!)
「お金カード」が出てきた時は、【カードの枚数】で競るのだ。
ちなみに競りのときは、自分が持っている金額以上の値をいうのもOK。ただし間違って競り落としてしまい、支払いが滞った際はペナルティで他のプレイヤーにカードを一枚ずつ奪われる。ババ抜きの容量で。
こうして最終的に各色の得点を比較し、サイコロゲット!さいの目の合計が一番多い人が勝ち。
※各色で同点の場合はどうするのか?じつはカードにはアルファベットが書いてあり、このアルファベットが若いカードを持っている者が勝つ。よく出来ているもんだ。
-----------------------------------------
うん面白い。競りなのだが相場観もつかみやすく、分配に悩む前半戦、要所の競りが熱い後半戦と変化も効いている。
よく見ると、青と茶色のカードは2~4のカードで、その他3色は1~2のカードなのだ。うまく立ちまわると4点とかでサイコロ1個取れたりする。
また競りゲーとしては珍しく、2人プレイ・3人プレイでも十分面白い。というか3人ベストか?
流通も安定しているし、オススメです。競りゲー持っていなかったらぜひ買いましょう。
文字が読める聖職者たちは写本作業に勤しみ、修道院の蔵書を充実させていった。この一部の人々が知識を独占していたのはもちろんだが、本の中には衆人の目に触れさせたくない「禁書」扱いのものもあり、それらは書庫の奥深くにしまわれていたのだ。
--- ビブリオス ---
ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:30分
評価:☆☆☆☆ (☆5で満点)
元々は同人だったという競りカードゲーム。日本語版の第二版が刷られ、すこぶる評判もいいのでアキバのロロステにて購入。2,800円とかだよね?
このゲーム、箱が例のイノベーションと同じ箱である。いや、むしろイノベーションがこの箱を流用していたのか。本のようになっていて、蓋がマグネットでピチっと閉じ、何やらおしゃれ。
コンポーネントはカード・5つのサイコロ、小さなボード。
サイコロを振ることは無く、ただ得点を表しているだけ。カードには5つの色が存在するので、そのジャンルごとに一番多くのカードを集めた人がサイコロをもらう。
あと、サイコロの値はゲーム中に刻々と変わる。自分の集めているジャンルをなるべく高得点にしよう!
カードには先述した5色の写本カード
カードを競るためのお金カード
それからサイコロの数字を上下させることができるカードがある。
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最初、人数に応じて支持されたカードを抜き、残りを混ぜて山札とする。開始時の手札はない。
手番プレイヤーは山札から人数+1枚のカードをめくり、分配していく。分配先は
・自分の手札
・競り用の山札
・他プレイヤー用の場
の3種類。3人プレイの場合は、自分と競り用がそれぞれ1枚ずつ、他プレイヤー用に2枚を分配することになる。
ちなみに4枚いっぺんにめくるのではなく、必ず1枚ずつめくらなくてはならない。焦って最初のカードを自分用にしたりすると、後から良いカードが出てくるかも・・・。
3金を喜々として獲得したら、後から青4のカードが出てきたりね・・・。まあ競り用に仕込むっていう手もあるか。
全部分配し終わったら、手番の人の左隣から時計回りに「人にあげたカード」を取っていく。
※たまにサイコロの目を変えられるカードが出てくるのだが、これを獲得したら例外的に即時処理を行う。使ったカードはそのまま捨て札。効果は1~2個のサイコロの目を±1できる。
これをひたすら繰り返して、山札がなくなったら前半戦終了。
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後半戦は、競り用の山札をシャッフルし、1枚ずつ競りを行っていく。
手番プレイヤーがカードをめくり、左隣の人から順番に値付け。
この時、得点カードとダイス目の変化カードは、普通にお金で競るが・・・。(お釣りは出ない!)
「お金カード」が出てきた時は、【カードの枚数】で競るのだ。
ちなみに競りのときは、自分が持っている金額以上の値をいうのもOK。ただし間違って競り落としてしまい、支払いが滞った際はペナルティで他のプレイヤーにカードを一枚ずつ奪われる。ババ抜きの容量で。
こうして最終的に各色の得点を比較し、サイコロゲット!さいの目の合計が一番多い人が勝ち。
※各色で同点の場合はどうするのか?じつはカードにはアルファベットが書いてあり、このアルファベットが若いカードを持っている者が勝つ。よく出来ているもんだ。
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うん面白い。競りなのだが相場観もつかみやすく、分配に悩む前半戦、要所の競りが熱い後半戦と変化も効いている。
よく見ると、青と茶色のカードは2~4のカードで、その他3色は1~2のカードなのだ。うまく立ちまわると4点とかでサイコロ1個取れたりする。
また競りゲーとしては珍しく、2人プレイ・3人プレイでも十分面白い。というか3人ベストか?
流通も安定しているし、オススメです。競りゲー持っていなかったらぜひ買いましょう。
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