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対戦相手皆無!ボードゲームレビュー

遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。

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ラッキーナンバー

そうそう。左から右に、上から下に数字が大きくなるようにして、個人ボードを全部埋めたら勝ちだよ。

え?このゲームは何を表してるんだって?いやそんなもの無いよ。ゲームを楽しむのにテーマが必要かい?



--- ラッキーナンバー ---

ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:15分
評価:☆☆☆☆ (☆5で満点)

見た目で損してるゲームの筆頭、ラッキーナンバーさんです。作者はミハエル・シャハト。王と枢機卿が有名ですな。



これをゲーム会で遊ぶたびに出るのが、「グラデーションを掛けた盤面と数字タイルだけか・・・。デザインもう少し何とかならんかった?」という会話。視認性は良いがシンプルすぎるのよ。



ほら、「市場のお店」なんかも要は数字だけだし・・・。

ただ、ゲーム内容は非常に面白い。

冒頭でも説明したとおり、法則にしたがって個人ボードをタイルでいっぱいにすれば勝利。



その法則とは【左から右、上から下に数字が大きくなるように配置する】こと。同じ数字が連続してはいけない。



まず、個人ボード上、4つの●を埋めるまで、中央のタイルを全員で一斉に、一枚ずつ引いていく。

引いたタイルは●がある位置のどれかに置かなくてはいけないため、この準備段階では法則に従わないこともある。

その後ゲーム開始。手番にできることは

・中央のタイルをめくってボードに配置か、すでに配置したタイルと交換
(置かなくてもいい。また、法則に従わない置き方は出来ない。)

・すでにめくられているタイルを配置か交換



これだけ。要は場から取ってきて空きマスに配置するか交換するかだけだ。
ただ、配置場所や交換を駆使することによって、待ちを広く取ったり、相手の欲しがっているタイルを放出しないようにする、といった、他のプレイヤーとの絡みが発生する。



個人プレイの数字パズルかとおもいきや、プレイヤー間のインタラクションがしっかり確保されている良ゲー。

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全く癖のないデザインは万人向けであり、プレイ時間の短さも相まってどんなゲーム会でも気軽に出せる、優秀なゲームではないでしょうか。



時間調整に、重ゲーの合間に。活躍の場面は多いです。



ストリームス・ドメモ・ラミーキューブ・ラッキナンバー・・・ 「数字ゲーム」特集なんて企画もいいですな。

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