対戦相手皆無!ボードゲームレビュー
遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。
ワンナイト人狼
- 2013/05/20 (Mon)
- 近年のゲーム |
- CM(2) |
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ワンナイト人狼
ルールを覚えるのに必要な時間:10分 (ルール説明受けて、1ゲームやれば理解できる)
1ゲームの時間:10分
評価:☆ (☆5で満点)
巷で大人気の「ワンナイト人狼」をゲーム会にてプレイ。「人狼系」ゲームのなかで、一番手軽に、人数が少なくても遊べるゲームです。通常の人狼は15~20人ぐらいいて初めて面白くなると思うのだが、このワンナイト人狼は8人が最大人数。最小人数はなんと3人!というコンパクトさ。 今回は7人でプレイしました。
内容物は分厚いタイルが8枚。コンポーネントは少ないが、とても質感がいい。内訳は
・一般村人 4枚
・人狼 2枚
・占い師 1枚
・怪盗 1枚
となっている。この中でゲームの肝となるのが占い師と怪盗。占い師は「ミラーズホロウの人狼」における預言者のような役割で、他者のカード1枚を選んで見ることができる。
怪盗はワンナイト人狼独自の役職だ。自分のカードと他者のカードどれかを交換できる。(交換しなくてもいい。また、7人以下のプレイだと場にカードが余るので、それと交換してもいい。)
さて、混ぜあわせて一枚ずつカードを引く。自分の役職は・・・おっと。人狼だ。
「村人を欺け」か。じゃあ欺いてやろうかい。
さて村は夜になり、怪しい人たちが暗躍する。まずは占い師が他人のカードを盗み見(占いってこんなものという皮肉か!?)
次に人狼が目を開け、仲間を確認する。今回は・・・。おっと、仲間がいたみたいだ。
最後に怪盗が他人のカードと自分のカードを交換・・・したみたいだ。交換してないかもしれないけど。
この夜の間は、多少の物音では他者の動きがわからないように、机をトントン叩いておく。自分はこの時間を利用して、ダブルパラディドルの練習をしておこう。
あとで思ったが、占い師と怪盗の時には机を叩く手が両手→片手に減るので、最初から全員片手でテーブルを叩くとか、そういうルールにしたほうがいいと思う。
さて、朝である。ここで討論開始。
最初に占い師の確認が行われたので、人狼である自分は嘘をつく
自分:「はい!私占い師です!あの人は村人でした!」
と仲間の人狼を村人と偽る。
当然本物の占い師がいるわけで、
本物占い師:「いや、私が占い師です。この人は怪盗でした」
怪盗:「そうです。私は怪盗で、あの人(自分の左隣)のカードを見ました。村人でした。」
むむ!占い師が怪盗を占うと、人狼にとっては分が悪いか?更に追い打ち。
左の村人:「あの人が怪盗というのは本当だと思います。私はテーブルクロスの折り目にカードを合わせておいたのですが、ちょっと動いています。」
ん~、折り目から動いていたとか、そういう判断ではなく証言から推理するようにしたいな~。「藪の中」みたいに。
結局、折り目発言が決定打となり、
人狼は吊られました。負けです。
おもろくないな~。
その後も、「月が反対側を向いている(カードの裏側には月が書いてある)」とか、「カードの傷の位置が違って、私は交換されている」とか、「テーブルを叩く音が片手になった。この人は占い師か怪盗だと思う」とか・・・。
いや違うと思うんだよなー。そういう観察眼を比べるゲームなのこれ?自分は人狼系やったことないけど、発言の矛盾を見つけて人狼を推理するゲームを期待してたんだが・・・。
うーん。予想していた楽しさとはちがうなー。
ドイツゲーム自体初めての人も参加していたようなので、ゲームの趣旨を取り違えていたのかもしれないが・・・。
観察眼ゲームにならないために、月を置く向きは一定にするとか、カードの背に傷を付けないように気をつけるとか、カードを置く位置に四角を書いておくとか・・・。
まともに遊ぶためにいろんな工夫が必要と感じた。あと、これはブラウザゲームとかアプリ化して遊び、スカイプでチャットしたほうが絶対良い。いくら遊んでもカードが傷つかないもの。
あと、嘘のつき方のテンプレ集とかも欲しい。カード8枚作りました!さあ!人狼を遊んで下さい!と言われても、初心者7人でやると占い師と怪盗が正直に発言したら、あとの5人は黙っているだけ、とかそういう展開になりがちだし。
私の中では、このゲームは☆1 折り目に合わせて慎重に交換して、月の向きも覚えておいて・・・とかやっていたくない。
ルールを覚えるのに必要な時間:10分 (ルール説明受けて、1ゲームやれば理解できる)
1ゲームの時間:10分
評価:☆ (☆5で満点)
巷で大人気の「ワンナイト人狼」をゲーム会にてプレイ。「人狼系」ゲームのなかで、一番手軽に、人数が少なくても遊べるゲームです。通常の人狼は15~20人ぐらいいて初めて面白くなると思うのだが、このワンナイト人狼は8人が最大人数。最小人数はなんと3人!というコンパクトさ。 今回は7人でプレイしました。
内容物は分厚いタイルが8枚。コンポーネントは少ないが、とても質感がいい。内訳は
・一般村人 4枚
・人狼 2枚
・占い師 1枚
・怪盗 1枚
となっている。この中でゲームの肝となるのが占い師と怪盗。占い師は「ミラーズホロウの人狼」における預言者のような役割で、他者のカード1枚を選んで見ることができる。
怪盗はワンナイト人狼独自の役職だ。自分のカードと他者のカードどれかを交換できる。(交換しなくてもいい。また、7人以下のプレイだと場にカードが余るので、それと交換してもいい。)
さて、混ぜあわせて一枚ずつカードを引く。自分の役職は・・・おっと。人狼だ。
「村人を欺け」か。じゃあ欺いてやろうかい。
さて村は夜になり、怪しい人たちが暗躍する。まずは占い師が他人のカードを盗み見(占いってこんなものという皮肉か!?)
次に人狼が目を開け、仲間を確認する。今回は・・・。おっと、仲間がいたみたいだ。
最後に怪盗が他人のカードと自分のカードを交換・・・したみたいだ。交換してないかもしれないけど。
この夜の間は、多少の物音では他者の動きがわからないように、机をトントン叩いておく。自分はこの時間を利用して、ダブルパラディドルの練習をしておこう。
あとで思ったが、占い師と怪盗の時には机を叩く手が両手→片手に減るので、最初から全員片手でテーブルを叩くとか、そういうルールにしたほうがいいと思う。
さて、朝である。ここで討論開始。
最初に占い師の確認が行われたので、人狼である自分は嘘をつく
自分:「はい!私占い師です!あの人は村人でした!」
と仲間の人狼を村人と偽る。
当然本物の占い師がいるわけで、
本物占い師:「いや、私が占い師です。この人は怪盗でした」
怪盗:「そうです。私は怪盗で、あの人(自分の左隣)のカードを見ました。村人でした。」
むむ!占い師が怪盗を占うと、人狼にとっては分が悪いか?更に追い打ち。
左の村人:「あの人が怪盗というのは本当だと思います。私はテーブルクロスの折り目にカードを合わせておいたのですが、ちょっと動いています。」
ん~、折り目から動いていたとか、そういう判断ではなく証言から推理するようにしたいな~。「藪の中」みたいに。
結局、折り目発言が決定打となり、
人狼は吊られました。負けです。
おもろくないな~。
その後も、「月が反対側を向いている(カードの裏側には月が書いてある)」とか、「カードの傷の位置が違って、私は交換されている」とか、「テーブルを叩く音が片手になった。この人は占い師か怪盗だと思う」とか・・・。
いや違うと思うんだよなー。そういう観察眼を比べるゲームなのこれ?自分は人狼系やったことないけど、発言の矛盾を見つけて人狼を推理するゲームを期待してたんだが・・・。
うーん。予想していた楽しさとはちがうなー。
ドイツゲーム自体初めての人も参加していたようなので、ゲームの趣旨を取り違えていたのかもしれないが・・・。
観察眼ゲームにならないために、月を置く向きは一定にするとか、カードの背に傷を付けないように気をつけるとか、カードを置く位置に四角を書いておくとか・・・。
まともに遊ぶためにいろんな工夫が必要と感じた。あと、これはブラウザゲームとかアプリ化して遊び、スカイプでチャットしたほうが絶対良い。いくら遊んでもカードが傷つかないもの。
あと、嘘のつき方のテンプレ集とかも欲しい。カード8枚作りました!さあ!人狼を遊んで下さい!と言われても、初心者7人でやると占い師と怪盗が正直に発言したら、あとの5人は黙っているだけ、とかそういう展開になりがちだし。
私の中では、このゲームは☆1 折り目に合わせて慎重に交換して、月の向きも覚えておいて・・・とかやっていたくない。
ワンナイト人狼 |
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プロフィール
HN:
seshil
性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
楽器演奏・ゲーム・ツーリング
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この記事へのコメント
無題
例としては、
1,「夜は静かに」
夜時間にトントンしない。但し、寝返り(役職外の人があえて音を鳴らす)などもok。
2,「ピンポンダッシュ」
夜時間、占い師と怪盗は全カードに触れられる。確認などは不可。カードの向きや「折り目」に合わせた部分、むしろ利用しましょう。
その全てを利用しつつされつつ、時にはゲーム外での相手の挙動を例に取りながら全員を納得させる或いは騙しあってます。さすがにカードの傷は防げませんけどね・・・。
Re:無題
コメントありがとうございます。私はどちらかというと「ゲームシステムの美しさ」「コンポーネントの美しさ」を重視する傾向にあるようでして
ルールをきっちりゲームデザイナーに決めてもらい、その枠組の中で、綺麗なカードや木製のコマでちまちま箱庭を作る・・・「アグリコラ」や「チケライ」「電力会社」は大好きなゲームです。
逆に「プレイヤー間の取り決めは自由ですよ」「会話の妙を楽しんで下さい」というゲームはちょっと肌に合わない感じがしてます。「クオ・ヴァディス」や「人狼」は面白い!とならず・・・。
デザイナーに与えられたシステムが有るという点で、人狼系では「レジスタンス」の私的評価が高いですね。
無題
私もワンナイト人狼をやっていますがメタ発言はこういうゲームでは
禁止したほうがいいですよ。あくまで推理が大事なので、夜時間に
聞こえた音や動いたカードなどを挙げてしまうとどうしようもないです。
私はゲームカード自体はカードスリーブに入れています。
これで「月のマークが逆」といった要素をなくせます。
更にハウスルールとして
・メタ発言禁止(推理ゲーなんだから理屈で説得しろ
・示し合わせての2人吊り禁止(作業ゲーになるので
と言う感じでやっています。ゲームのカードはトランプで代用しています。