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対戦相手皆無!ボードゲームレビュー

遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。

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アグリコラ:牧場の動物たち



家族3人で牧場を営む物語
え?厩がいっぱいだって?じゃあとりあえず土間で飼っておこうか。しょうがない。


---アグリコラ:牧場の動物たち---

ルールを覚えるのに必要な時間:30分
1ゲームの時間:45-60分
評価:☆☆☆☆ (☆5で満点)

本家アグリコラはやったことが無いが、2人専用のお手軽になったアグリコラということで、こちらのフタリコラを購入してきてプレイ。値段も本家の半分ぐらいだしね。



この可愛らしいコマが沢山あるワクワク感。素晴らしいね。カップルに是非オススメしたいが、これが初めてのボードゲームだったりするとルール難易度が高いので、「ラブレター」あたりから入るといいのでは。

ちなみに100均の薬用小物入れを買ってきて、コマを分けておくと便利。



所謂「ワーカープレイスメント」というジャンルのゲームで、互いに3人のワーカーを仕事場や資源産出場に置いて手番を進めていく。大きな赤と青の円盤がワーカー。

3人を配置するのを1ラウンドとし、合計8ラウンドを戦う。全部で24の行動しか取れないので、牧場を大きくするには最善手を尽くさなくてはいけない。カツカツなのだ。

ワーカーを使って取る行動は

1)資源を獲得する
2)動物を獲得する
3)建物や柵などを建築する

大きく分けると3つある。同じラウンド内で相手のとった行動と同じ行動は取れない。そうすると基本的に先手が有利なのだが、手番を入れ替えるチップを、ワーカーを使って獲得することもできる。



牧場は現実と同じように、柵で囲わなければ動物が飼えない。もちろん柵を作るのも、柵の材料の木を獲得するのもワーカーが必要。



柵以外にも厩(うまや)や・・・



倉庫、避難小屋と言った建物を牧場内に建てることができる。これらをうまく活用すれば、8ラウンド終えた頃には動物で溢れかえる牧場の主になれるだろう。



これはまだ序盤。牧場は柵で完全に囲われていないように見えるが、建物の壁を柵として利用することができるのだ。また黄色い小屋のようなコマは飼い葉桶で、厩や牧場の収容能力を2倍にしてくれる。

動物は同じ種類が2頭以上いると、子供が生まれてどんどん増えていくので、牧場から溢れかえらないようにうまく拡大をしていかなくてはいけない。特に中盤は大変だ。


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中量級のゲームだが、ワーカープレイスメント系としては手軽な方に入るゲームだと思う。
運の要素は全くないので、ガチで対戦すると頭から煙が出るまで効率のよい牧場経営を考えるかも知れない。

拡張セットの日本語版も出たので、買ってこようかな。その次は本家コラにステップアップしよう。

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