対戦相手皆無!ボードゲームレビュー

遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。

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マリオ花札(こいこい)

16世紀に日本に入ってきたトランプ(ラテン式 48枚)は、その賭博性の強さから幕府によって禁止されてしまいました。

そこで日本では、12の季節、各4枚から構成される花札が考え出されました。札に数字が入っていないので、法の網を潜り抜けるために変化したのです。


---こいこい---

ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:30-60分
評価:☆☆☆☆

2016年の初めに発売されたマリオ花札。遅ればせながら、安くなってたので1セット買ってきました。存在は知っていたのですが。



いやーこのデザイン!いいですね!任天堂製の花札なので紙の質感もいいし!任天堂の花札は、3ランクの値段があって、上から



・大統領



・天狗



・都の花

なんですが、どれと同等なんでしょうかね? ケースは一番安い「都の花」と同じなんですが・・・。定価は大統領より高い・・・


で、中には「こいこい」の遊び方説明書が入っていまして、任天堂公認のルールだと

・光札が場に出た時の倍率アップなし

・7文以上の得点は倍付け

・こいこいの倍返しあり

・花見と月見はあり

・手役は手四とくっつき

このようになっております。



たまには花札、どうですかね? ボードゲーム界隈では「八八」が遊ばれているようなので、ルール覚えたいですね。

※マリオ花札、カス札にもキャラクターが描かれているんで、どれがカスなのか、タネ札なのか、わかりづらいですwwその点はご愛敬

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ごいた

ごいた?語源は一体なんだろう? 一度は将棋駒で代用しようとするが、裏が無地でないとできないので挫折する、そんな伝統ゲーム。



---ごいた---

ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:20分
評価:☆☆☆☆ (☆5で満点)



オープンゲーム会などに行くとプレイされているのを見たり持ち込まれているのを見たりする「ごいた」。どうしてもボードゲームに比べると見た目が地味なので敬遠されがちなのですが、ルールは簡単だし「読み」や「運」が適度に混ざったゲーム性、そして重いゲームの合間に遊べる軽さも相まって、とてもいいゲームです。

4人専用なのが難点といえば難点ですが、麻雀だって4人専用だし・・・ねぇ?



ごいたは32個の駒(カード)で遊ぶチーム戦のゲーム。市販品も有りますが、

・自作用の名刺カードに印刷する
・無地の将棋駒を買って、筆で書いたり水転写シールを使って文字を書く

こんな方法でも作れます。

駒の構成ですが



・王 2枚  上位
・飛 2枚
・角 2枚
・金 4枚
・銀 4枚
・馬 4枚
・香 4枚
・し 10枚 下位

こんな風になっています。

4人専用のゲームで、向かい合わせになった人がチームメイトです。協力して手駒を早くなくすことを目指します。



裏向きに混ぜた駒から一枚を引き、最も強い駒を引いた人が親です。もう一度駒を戻し、今度は8枚ずつを全員に配ります。

相手に見えないように駒を持ったら、親から場に駒を出していきます。



親は任意の駒を裏向きで「伏せて出し」、その下に表向きで任意の駒を出します。

表向きで出した駒は「攻め」の駒で、反時計回りに次の人が駒を出します。

※王の駒だけは、 以下のどちらかの条件を満たしていないと攻めに使うことが出来ません。
a 自分で王を2枚持っている。
b 王が既に、 場に一枚見えている



もし、攻めの駒と同じ駒があったら表向きに「受け」、その下に新たな「攻め」の駒を出します。同じ種類でも、違う種類の駒でも構いません。

もし受けられる駒がなかったら、「なし」と言ってパスが出来ます。受けることが可能な場合でも、わざと「なし」と宣言して構いません。

※王の駒は、「し」と「香」以外の全ての駒を受けることができます。



パスが続いて、誰も出せないまま自分の番まで回ってきたら、新たに1枚を伏せて出し、違う駒で攻めることが出来ます。

こうして全ての駒を出し切った人が上がり。最後に出した駒によって規定の点数がもらえます。



王:50点
飛・角:40点
金・銀:30点
馬:香:20点
し:10点

※最後に出した2枚の駒が同じだった場合、上記点数が倍になります!

これを繰り返し、150点に到達したチームが勝利です。

例外として、「し」の駒が一人に偏ってしまった場合の特別ルールがあります。

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文章だとプレイ感が掴みづらいのですが、短時間で読み合いが楽しめる良いゲームです。これが昔から遊ばれてきたという事実にびっくり。非常に洗練されていてスピーディーです。

チーム戦なので、要は自分か相手が上がれば良い。受けることが出来る場合でも、わざと「なし」を宣言して相手まで回れば、チームメイトはカードを一枚伏せて出せる親番を得られるかもしれません。

何度もプレイを繰り返しているとなんとなく手筋が読めてきたり・・。このへんのプレイ感覚は繰り返し遊んでみないとつかめないので、是非体験してみてください。

幸い、Android・iOS両対応のアプリがリリースされたので、手軽にスマホで遊べます。対人戦とはもちろん異なりますが、練習には最適です。

将棋駒ごいた

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ジン・ラミー

二人用トランプゲームの最高峰。スピーディーな麻雀のようなプレイ感です。



---ジン・ラミー---

ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:30分
評価:☆☆☆☆ (☆5で満点)

ラミーキューブは最初の「タイル引きまくり」展開が野暮ったくてあんまり好きじゃないし、「古いゲームだなぁ」ぐらいの感想しか無いのだが、このジン・ラミーは素晴らしい。2人でできるし、展開が早い。技術も要求されるので長く遊べるゲーム。

目的は、メルド(3枚以上の組)を相手より早く作ること。



メルドは「3 3 ♠3」 のような違うスートで同ランクの組か



4 5 6」のように、同スートで連続したカードの組。3枚以上でもOK.

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使うのはジョーカーを抜いた52枚。これを10枚ずつ配って、あとの22枚は山札。

最初に、山札からぺろっと一枚めくる。このカードを見て、ディーラーでは無い方の人(子)が「めくったカードを獲得する」ことが出来る。もし取ったら手札から何か一枚捨てる。手札は常に10枚だ。

もし子が獲得しなかったら、ディーラーが取る。これを拒否できるルールもある。

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ゲームが始まったら、「山札 もしくは捨て札の一番上のカード」をドローして一枚捨てるを繰り返すだけ。もし手札の中で、メルドになっていないカードの得点(絵札は10、他のカードは数字がそのまま得点。Aは1)が10以下になったら、いつでも「ノック」が出来る。



「ノック」を行ったプレイヤーは手札をすべて公開する。ここで、ノックできなかったプレイヤーは相手のメルドに手札を「付け足す」ことが出来る。



3 3 ♠3」に手札の ♣3を付け足したり、「4 5 6」に7を足したり出来るのだ。

付け足しの後、両方のプレイヤーが自分の手札で,メルドやつけ札にならなかった余ったカードの点数を合計する。

この差分が、ノックしたプレイヤーの得点になる。



もしノックしたプレイヤーの余り札がなかったら、これは「ジン」というパーフェクトゲーム。相手の余ったカード点+25点が入る。

逆に、付け足しの結果ノックしなかったプレイヤーの余りが、ノックしたプレイヤーの余り点より少なくなったら「アンダーカット」となり、差分+25点がノックしてないプレイヤーの得点になる。


これを何ラウンドも繰り返し、どちらかが100点を越えたらゲーム終了。この時

・両者に、勝った回数×25点の得点が入る

・100点に到達したプレイヤーにはボーナスの100点が入る。

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手札でメルドになりやすいカードを残したり、相手の捨て札を取ったりできるので、うまい人には勝てないスキルゲームです。

まあ最後にボーナス点が入ったりする辺り、賭博として遊ばれていたのでしょうが・・・。実際「007 ゴールド・フィンガー」では大金をかけて遊んでいるようですし。

ただ、純粋にゲームとしてとても面白いので、旅先でおしゃれにトランプなどいかが?別に100点目標でなくても、75点などに設定すればもっと短いゲームになります。一度遊ぶ価値あり。

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ラミーキューブ

えーと、これがこっちでこれはこうして・・・。

あ、あれ?なんで一枚余っているんだろう!?




ラミーキューブ

ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:20分-30分
評価:☆☆ (☆5で満点)

自宅ゲーム会で出したら女性陣にやたら受けの良かったラミーキューブ。パズルチックで相手にあまり邪魔されないのがいいらしい。そういやこいつら、Windowsに付属の上海を延々とやっていたな。



タイルは1-13の数字が4色と、ジョーカーが2枚。つまりトランプで代用しようと思えばできるが、絵札がややこしいし、場所をとるのでラミーキューブをおとなしく買っとこう。ネット上なら2,000円強だと思う。



106枚のタイルを14枚ずつひき、手元のスタンドに置く。誰もが麻雀を思い起こすであろう。このタイルをすべて出し切ることでラウンドの勝者となる。

手番にできるのは、



・タイルを一枚引く
・タイルを場に出す

どちらか一方しかできない。タイルを出すときは、下記組み合わせで出さなくてはいけない。


・グループ(色違いで同じ数字を3枚以上組み合わせる)


・ラン(同色で3つ以上つながった数字)

このとき、一度にたくさん出してもOK。そして、最初に出す時だけはタイルの数字の合計が「30」以上でなくてはいけない。

一度「30」の縛りをクリアしてしまえば、あとは自由に出せる。

しかも、3枚一組が作れなかったら場にすでに出ているタイルを「アレンジ」して、自分のタイルを出せるようにしてしまってよい。


たとえば単純に一枚くっつけたり・・・


スプリットしてみたり・・・



いろいろ複雑に組み替えてみたり・・・。

ただし最終的に、1枚や2枚の余ったタイルを作ってしまってはダメ。元に戻せればペナルティは無いが、グチャグチャになってしまったら余ったタイルをゲームから取り除き、アレンジ失敗した人は山から三枚引いて続行する。


そして最後にジョーカー。どのタイルの代わりにもなれるワイルドタイルだ。一度場に置かれた場合は、対応するタイルを出せればグループやランから外してアレンジに使える。


(場に出されたら取り外せないというルールもある。)


グループにジョーカーが使われている場合は、色が確定している時のみ取り外せる。3枚のグループとしてジョーカーが使われていると、出ていない2色のうちジョーカーをどちらの色とみなすか確定できないため、取り外せない。


4枚のグループの時は、ジョーカーの色が確定するため、対応するタイルを出せれば取り外せる。


本来は数ラウンドを戦い、合計点で競う。誰かが手札を使い切った時、余っているタイルはすべてマイナス点となる。そして勝者はそのマイナス点合計分をプラス点として受け取る。

尚、ジョーカーを持っていたら一枚につき-30点なので痛い。温存していくとたしかに便利なのだが、もし誰かに上がられてしまったら・・・。という葛藤が生まれる。

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冒頭で書いたとおり、女性陣にはやたら好評だが、自分はあまり好きじゃない。テーマ性が薄くて無機質なのが原因かなぁ?15パズルや数独とか好きじゃないし・・・。

一番嫌なのが、ラウンドの最初がタイルを延々と引き続ける展開になりがちなこと

場に出す最初のタイル合計が30以上ときまっているため、とにかく出せない時は出せないのだ。タイルスタンドの容量を超えてしまうこともしばしば。

ソロプレイ感も強いというレビューも見かけるが、直前のプレイヤーに場を見出されてタイルが出せなくなったりするので、プレイヤー間のインタラクションは結構あると思う。

手番に何枚でも出せて、長考しがちなゲームなのでキッチンタイマーは必須。ワンボタンで設定時間を測り続けることのできるイチゴちゃんタイマーがオススメだ。

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ハーツ



ボードゲームをプレイする人なら、一度は目にする言葉「トリックテイキング」

実際にどんなゲームか知るには、Windowsに標準で付属している「ハーツ」をやるのが一番だ。
シンプルなルールで、トリックテイキング入門にピッタリ。会社の昼休みにこっそり遊ぼう!


ハーツ(ブラック・レディ)

ルールを覚えるのに必要な時間:20分
1ゲームの時間:15分
評価:☆☆☆☆ (☆5で満点)



恥ずかしながら全然ルールを知らなかったハーツ。クロンダイクやスパイダーのように、一人でパズル的に解くソリティアかと思ってた。ぜんぜん違うわ。

使うのはジョーカーを除いた52枚のトランプ。4人が順番に手札から一枚を選んで場に出し、一番強いカードを出した人がカードをすべて取得する。これを1トリックを取得するという。

カードの強さはA→2の順。スートごとの強さの違いは無い。「切り札スート」が無いゲームなのだ。

たくさんカードを取得するゲームではなく、マイナス点を取らないようにするゲーム。マイナスはハートのカードが各1点で、「スペードのクイーン」が-13点。 (!) このクイーンがアクセントになって、とてもおもしろいゲームになっている。




一人13枚ずつ配り、その中から3枚を隣の人に渡す。この時強いハートのカードや、スペードのAなどは渡してしまったほうが良い。理由は後述。

次にクラブの2を持っている人がスタートプレイヤーとなり、トリックを開始する。はじめは絶対にクラブの2を出さなくてはいけない。(マストフォローという。)



最初の人がクラブを出したら、次の人はクラブを出さなくてはならない。強弱は選べるが、スートはクラブだけ。

最も強いカードを出した人が、次のスタートプレイヤーとなる。



次からは好きなカードを出していいが、ハートは後述の条件を満たすまで出してはいけない。

さて、手札に同じスートがなく、出せない場合はどうするのか?このゲームでパスはできないので、なんでもいいから一枚出すのだ。その場合は最弱のカードとして扱われる。

この時ハートを出すことができる。すると「ハートブレイク」となり、以後トリックの最初にハートを出すことができるようになる。

ハートの強いカードやクイーンなどは、手札に入ってしまったらこの「スートをフォローできないタイミング」でうまく処理する必要がある。もちろん最初に手札に入っていたら、相手に渡してしまおう!

さっき、「なるべく渡したほうが良い」としたスペードのAやKは、-13点というとんでもないカード「スペードのQ」をとってしまわないように、相手に渡したほうがいいのだ。強いカードを出すとトリックに勝ってしまうので。

最後に特別ルール。あまりに手札がひどい場合、すべてのマイナスカードを取得する「シュート・ザ・ムーン」を狙ってみよう。ハート全てとスペードのQを取ると、自分を除く全員が-26点となる!

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ルールを知らなかった人も、ちょっとやってみて欲しい。面白さに驚くはず。一応、3人プレイもできるが4人が基本かな。

人間相手だと、自分が最初に渡した3枚のカードを覚えているので、そのカードを読み合いながらやる楽しいゲームになるはず。麻雀はやたら時間がかかるので、そこまで時間が取れない時にもオススメ。1ラウンドなら15分でできる。

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プロフィール

HN:
seshil
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会社員
趣味:
楽器演奏・ゲーム・ツーリング

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