対戦相手皆無!ボードゲームレビュー
遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。
アメン・ラー
- 2017/05/13 (Sat)
- 近年のゲーム |
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クニツィア3大重ゲー(?)の一つ。あと二つはチグリスユーフラテスとタージマハルでいいんですか・・・? ラーと関連のあるゲームだと思ってる方もいるかもしれませんが、全く関係ないルールですよ!
※遊ぶときはリンク先のサマリーがとても便利なので、印刷して用意するといいよ!カード効果がわかりづらいので必須です。
ボードゲームかくて庵
---アメン・ラー---
ルールを覚えるのに必要な時間:20分
1ゲームの時間:90-120分
評価:☆☆☆
最近スーパーミープルから豪華コンポーネントの新版がでた、クニツィアが重かったころのゲーム。初出は2003年??けっこう前なんですねー。
こっちが新版。通称揚げ出し豆腐!
システムは得意の「競り」 ところてん式競りと握り競りを行うんですが、ほかの要素も多く、競りだけを純粋に楽しむゲームとはなっていません。
ちょっと説明しづらいのですが・・・
---------
毎ラウンド、人数分の土地カードがめくられ、ボード上の土地が競りにかけられます。
土地にはいろんなシンボルが描かれていますが、最初からお金が置かれていたり、パワーカードが置かれていたりします。これは競り落とすと手に入ります。
ここでところてん式競り。スタートプレイヤーから順に値付けをするんですが、同じ土地に二人以上が値付けしたら競り発生。低い入札額の人は同じ土地に入札できず、いったん別の土地に入札しなくてはいけません。あと入札するときはもちろん高い価格でね。
5人ゲームじゃないとあっさり競りが終わってしまうので、ベスト5人のゲームですよねー。プレイ時間が長くなるけど。
-----------------------
土地を獲得したら、購入フェイズに進みます。
手番順に、農民・パワーカード・ピラミッドの建材を買っていきます。
ざっくりいうと、農民はお金になり、建材は勝利点になります。パワーカードはアクションを補佐したり、お金になったり点になったりといろいろ。
どれも同じ値段で、一度に大量に買うと値段が上がる方式。(個数は3種の合計ではなく、個別にカウントします)
パワーカード以外は、自分の所有している土地にすぐ置きます。前のラウンドで購入した土地に割り振ってもOK。
・建築資材は土地にいくらでも置けます。3つ置く毎にピラミッドが一つ建ちます。
・農民は土地の空き枠に置きます。空き枠のない土地には当然置けません。
・パワーカードは、土地に買える枚数の上限が示されています。このジャンプ台みたいな絵の個数分だけカードが買えるのです。
※自分が所有している複数の土地にパワーカードシンボルが描かれていても、買える枚数のカウントは多く書かれている方の土地を採用します。合計ではありません。
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購入フェイズが終わったら握り競りです。ここで神殿にいくら供物をささげるか。全員お金を握りこみ、一斉に公開です。
一番大きい金額を握った人は、農民・カード、建材を任意の組み合わせで3個
2番目の人は2個
それ以外の人は1個もらえます。ただし、各自一枚だけ持っている-3金カードを出した人はお金を3金得て(供物から盗んだということ)他の物はもらえません。
そして全員が握ったお金を合計し、神殿のコマをその値の場所まで移動させます。
ここで収入などが決定するのです。次の収穫フェイズへ
---------------
収穫フェイズでは、自分の土地に配置した農民×神殿チャートの数字分、お金がもらえます。
さらに、神殿チャートが1-2のときだけ、ラクダシンボルがついているお金がもらえます。(不作のときはらくだを売った、ということらしい)
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以上を3ラウンド繰り返すと、前半の得点計算。結構煩雑です。
a) ピラミッドは1つ一点
b)自分の獲得した3つの土地に、一つずつピラミッドが置かれていればセットで3点。2セットなら6点・・・と点が入ります。
c)ナイルの右岸と左岸で、それぞれ一番ピラミッドが立っている土地の所有者が5点(同着の場合は余りの建築資材の数で決定)
d)最終ラウンドの神殿チャートの数字×自分の土地に書かれている神殿の数 が得点
e)パワーカードによる得点(ナイルの上流にのみ土地を獲得している、等)
前半が終わると、建っているピラミッドと建築資材以外をすべて取り除き、また競りがはじまります!これによって土地の価値が変動して後半に入るんですね。ちょっとしたレガシーシステムのようで、このゲームを特徴づけています。
後半の3ラウンドも終了したらゲームが終わります。前述の得点計算を行った後、
一番お金を残している人が6点、2番目が4点・・・ とお金による得点を得て勝者を決めます!
-------------------
重かったころのクニツィア作品ですが、なんだかちょっとごちゃごちゃしすぎ、というのが第一印象。プレイ時間としてはそんなに長くないのですが、パワーカードのアイコンがわかりづらかったり、得点計算がわずらわしかったりと。とにかくサマリー必須のゲームです。
競りのゲームではあるのですが、エリアマジョリティやセットコレクションなど、別の要素が含まれているので、純粋に競りだけを期待すると肩透かしを食います。競り部分は結構あっさりしてるので。
クニツィアの重ゲーだったら、先にチグリスユーフラテスを遊んでから、こちらを遊べばOKでしょう。タージマハルはちょっと手に入りづらいのが難点かな。
※遊ぶときはリンク先のサマリーがとても便利なので、印刷して用意するといいよ!カード効果がわかりづらいので必須です。
ボードゲームかくて庵
---アメン・ラー---
ルールを覚えるのに必要な時間:20分
1ゲームの時間:90-120分
評価:☆☆☆
最近スーパーミープルから豪華コンポーネントの新版がでた、クニツィアが重かったころのゲーム。初出は2003年??けっこう前なんですねー。
こっちが新版。通称揚げ出し豆腐!
システムは得意の「競り」 ところてん式競りと握り競りを行うんですが、ほかの要素も多く、競りだけを純粋に楽しむゲームとはなっていません。
ちょっと説明しづらいのですが・・・
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毎ラウンド、人数分の土地カードがめくられ、ボード上の土地が競りにかけられます。
土地にはいろんなシンボルが描かれていますが、最初からお金が置かれていたり、パワーカードが置かれていたりします。これは競り落とすと手に入ります。
ここでところてん式競り。スタートプレイヤーから順に値付けをするんですが、同じ土地に二人以上が値付けしたら競り発生。低い入札額の人は同じ土地に入札できず、いったん別の土地に入札しなくてはいけません。あと入札するときはもちろん高い価格でね。
5人ゲームじゃないとあっさり競りが終わってしまうので、ベスト5人のゲームですよねー。プレイ時間が長くなるけど。
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土地を獲得したら、購入フェイズに進みます。
手番順に、農民・パワーカード・ピラミッドの建材を買っていきます。
ざっくりいうと、農民はお金になり、建材は勝利点になります。パワーカードはアクションを補佐したり、お金になったり点になったりといろいろ。
どれも同じ値段で、一度に大量に買うと値段が上がる方式。(個数は3種の合計ではなく、個別にカウントします)
パワーカード以外は、自分の所有している土地にすぐ置きます。前のラウンドで購入した土地に割り振ってもOK。
・建築資材は土地にいくらでも置けます。3つ置く毎にピラミッドが一つ建ちます。
・農民は土地の空き枠に置きます。空き枠のない土地には当然置けません。
・パワーカードは、土地に買える枚数の上限が示されています。このジャンプ台みたいな絵の個数分だけカードが買えるのです。
※自分が所有している複数の土地にパワーカードシンボルが描かれていても、買える枚数のカウントは多く書かれている方の土地を採用します。合計ではありません。
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購入フェイズが終わったら握り競りです。ここで神殿にいくら供物をささげるか。全員お金を握りこみ、一斉に公開です。
一番大きい金額を握った人は、農民・カード、建材を任意の組み合わせで3個
2番目の人は2個
それ以外の人は1個もらえます。ただし、各自一枚だけ持っている-3金カードを出した人はお金を3金得て(供物から盗んだということ)他の物はもらえません。
そして全員が握ったお金を合計し、神殿のコマをその値の場所まで移動させます。
ここで収入などが決定するのです。次の収穫フェイズへ
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収穫フェイズでは、自分の土地に配置した農民×神殿チャートの数字分、お金がもらえます。
さらに、神殿チャートが1-2のときだけ、ラクダシンボルがついているお金がもらえます。(不作のときはらくだを売った、ということらしい)
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以上を3ラウンド繰り返すと、前半の得点計算。結構煩雑です。
a) ピラミッドは1つ一点
b)自分の獲得した3つの土地に、一つずつピラミッドが置かれていればセットで3点。2セットなら6点・・・と点が入ります。
c)ナイルの右岸と左岸で、それぞれ一番ピラミッドが立っている土地の所有者が5点(同着の場合は余りの建築資材の数で決定)
d)最終ラウンドの神殿チャートの数字×自分の土地に書かれている神殿の数 が得点
e)パワーカードによる得点(ナイルの上流にのみ土地を獲得している、等)
前半が終わると、建っているピラミッドと建築資材以外をすべて取り除き、また競りがはじまります!これによって土地の価値が変動して後半に入るんですね。ちょっとしたレガシーシステムのようで、このゲームを特徴づけています。
後半の3ラウンドも終了したらゲームが終わります。前述の得点計算を行った後、
一番お金を残している人が6点、2番目が4点・・・ とお金による得点を得て勝者を決めます!
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重かったころのクニツィア作品ですが、なんだかちょっとごちゃごちゃしすぎ、というのが第一印象。プレイ時間としてはそんなに長くないのですが、パワーカードのアイコンがわかりづらかったり、得点計算がわずらわしかったりと。とにかくサマリー必須のゲームです。
競りのゲームではあるのですが、エリアマジョリティやセットコレクションなど、別の要素が含まれているので、純粋に競りだけを期待すると肩透かしを食います。競り部分は結構あっさりしてるので。
クニツィアの重ゲーだったら、先にチグリスユーフラテスを遊んでから、こちらを遊べばOKでしょう。タージマハルはちょっと手に入りづらいのが難点かな。
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seshil
性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
楽器演奏・ゲーム・ツーリング
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