対戦相手皆無!ボードゲームレビュー
遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。
アサラ
- 2018/02/15 (Thu)
- 近年のゲーム |
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この国では、塔の建築が大流行。カリフたちが、数多くの、豪華な塔を競いあうように作っています。
あ、もちろん塔は高くなくちゃね。高さも重要な要素ですよ。
---アサラ---
ルールを覚えるのに必要な時間:15分
1ゲームの時間:45-60分
評価:☆☆☆
クラマー&キースリングによる2011年のドイツ年間ゲーム大賞「ノミネート」作品。なお、同年の大賞はクワークルでした。
ゲーム内容はというと、マストフォローで縛られたワーカープレイスメント。2008年にボードゲーム界を席巻した「アグリコラ」で広がったワーカープレイスメントが、より遊ばれやすく、形を変えていた頃ですね。
プレイ時間1時間程度ということなので、ファミリーゲーム寄りの作品です。基本的には欲しい塔のパーツがあるところに、ワーカーカードを配置して買ってくるお買物ゲームです。ただし、色をマストフォローするという縛りで悩みどころを作っています。
とはいえ、裏向きでカードを二枚出せばオールマイティとして機能し、ワーカーカードを配置できるので縛りは緩いです。 アクション数が減ってしまいますが。
塔のパーツは4種類。
土台
先端
それから土台と先端の間に配置する中間パーツです。
塔は色ごとにパーツの値段が決まっており、白が最も高くて8金、茶色が最安で3金となっています。
初期資金は20金ぐらいなので、白はそういくつも買えないバランスです。
塔はパーツが全て同色で構成され、土台と先端が必ず必要で、中間パーツはいくつ配置してもOK。先に土台と先端だけで塔をつくって、あとから中間パーツを挿入してもOKです。
ただ、塔のパーツを買っただけでは建築できず、ボード真ん中の建築アクションを行う必要があります。ここももちろんマストフォロー。
数字の分だけ、塔のパーツを組み立てることが出来ます。
-------------------
それ以外のアクションとして、銀行でお金をもらったり、賄賂アクションで山札から好きなパーツをとれる、というものがあります。おなじみの「スタートプレイヤーを取る」アクションもあり。
全員が全てのワーカーカードを出し切ったら一ラウンド終了。中間決算として、
・完成している塔が1つ1点
・塔についている金色の装飾 一つにつき1点
です。20金をもらってワーカーカードを配り直し、次のラウンドへ。
これを4ラウンド繰り返すと最終得点
上記の中間決算と同じように得点を入れた後
・10金で1点
・各色の塔ごとに、一番高い塔を所有しているプレイヤーと2番目に高いプレイヤーに得点。
・全ての塔のうち、一番高い塔のプレイヤーに得点
・塔をもっとも多く建てたプレイヤーに得点
ちなみにタイブレークの場合は、1位と2位の点数を足して2で割った点数が入ります(端数切り上げ)
もちろん、最も多くの点数を獲得したプレイヤーが勝利です。
-------------------
非常に洗練されたルールなので、「ルールブックを読んだ通りの面白さ」というのが印象です。
上級ルールとして
・追加のワーカーカード2枚を得る雇用アクション
・タイブレークで他のプレイヤーに勝てる「光る窓」を買えるアクション
を追加することが出来るのですが
雇用アクションは、アクション数が増えるためとても強く、とりあえず初手でこれを打ってから他のアクション! となりがちです。
また、「光る窓」 アクションはコストが高く、しかもパーツは通常の窓パーツと「置きかえ」なので、塔の高さが高くなるわけではありません。タイブレークでの勝利が勝ち取れるのですが、使いこなすのが難しい印象。
最大人数の4人プレイでは、各人の思惑で「揺らぎ」が増えるので、上級ルールは入れなくても面白いかもしれないですね。少人数プレイでプレイ感を変えたいなら入れるのもアリ。
あと、組み立て式のメインボードは他に類を見ない形でいいのですが、ほかのコンポーネントがちょっとしょぼいですね。
ワーカーはカードだし、塔も紙タイルです。立体だったらもっとよかったのになー。
あ、もちろん塔は高くなくちゃね。高さも重要な要素ですよ。
---アサラ---
ルールを覚えるのに必要な時間:15分
1ゲームの時間:45-60分
評価:☆☆☆
クラマー&キースリングによる2011年のドイツ年間ゲーム大賞「ノミネート」作品。なお、同年の大賞はクワークルでした。
ゲーム内容はというと、マストフォローで縛られたワーカープレイスメント。2008年にボードゲーム界を席巻した「アグリコラ」で広がったワーカープレイスメントが、より遊ばれやすく、形を変えていた頃ですね。
プレイ時間1時間程度ということなので、ファミリーゲーム寄りの作品です。基本的には欲しい塔のパーツがあるところに、ワーカーカードを配置して買ってくるお買物ゲームです。ただし、色をマストフォローするという縛りで悩みどころを作っています。
とはいえ、裏向きでカードを二枚出せばオールマイティとして機能し、ワーカーカードを配置できるので縛りは緩いです。 アクション数が減ってしまいますが。
塔のパーツは4種類。
土台
先端
それから土台と先端の間に配置する中間パーツです。
塔は色ごとにパーツの値段が決まっており、白が最も高くて8金、茶色が最安で3金となっています。
初期資金は20金ぐらいなので、白はそういくつも買えないバランスです。
塔はパーツが全て同色で構成され、土台と先端が必ず必要で、中間パーツはいくつ配置してもOK。先に土台と先端だけで塔をつくって、あとから中間パーツを挿入してもOKです。
ただ、塔のパーツを買っただけでは建築できず、ボード真ん中の建築アクションを行う必要があります。ここももちろんマストフォロー。
数字の分だけ、塔のパーツを組み立てることが出来ます。
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それ以外のアクションとして、銀行でお金をもらったり、賄賂アクションで山札から好きなパーツをとれる、というものがあります。おなじみの「スタートプレイヤーを取る」アクションもあり。
全員が全てのワーカーカードを出し切ったら一ラウンド終了。中間決算として、
・完成している塔が1つ1点
・塔についている金色の装飾 一つにつき1点
です。20金をもらってワーカーカードを配り直し、次のラウンドへ。
これを4ラウンド繰り返すと最終得点
上記の中間決算と同じように得点を入れた後
・10金で1点
・各色の塔ごとに、一番高い塔を所有しているプレイヤーと2番目に高いプレイヤーに得点。
・全ての塔のうち、一番高い塔のプレイヤーに得点
・塔をもっとも多く建てたプレイヤーに得点
ちなみにタイブレークの場合は、1位と2位の点数を足して2で割った点数が入ります(端数切り上げ)
もちろん、最も多くの点数を獲得したプレイヤーが勝利です。
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非常に洗練されたルールなので、「ルールブックを読んだ通りの面白さ」というのが印象です。
上級ルールとして
・追加のワーカーカード2枚を得る雇用アクション
・タイブレークで他のプレイヤーに勝てる「光る窓」を買えるアクション
を追加することが出来るのですが
雇用アクションは、アクション数が増えるためとても強く、とりあえず初手でこれを打ってから他のアクション! となりがちです。
また、「光る窓」 アクションはコストが高く、しかもパーツは通常の窓パーツと「置きかえ」なので、塔の高さが高くなるわけではありません。タイブレークでの勝利が勝ち取れるのですが、使いこなすのが難しい印象。
最大人数の4人プレイでは、各人の思惑で「揺らぎ」が増えるので、上級ルールは入れなくても面白いかもしれないですね。少人数プレイでプレイ感を変えたいなら入れるのもアリ。
あと、組み立て式のメインボードは他に類を見ない形でいいのですが、ほかのコンポーネントがちょっとしょぼいですね。
ワーカーはカードだし、塔も紙タイルです。立体だったらもっとよかったのになー。
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