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対戦相手皆無!ボードゲームレビュー

遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。

グレンモア

17世紀はじめ、スコットランド王ジェームズ6世はイングランド女王エリザベス1世の後継者に指名され、以後スコットランドとイングランドは共通の王を持つことになる。

しかしジェームス6世は、イングランドの生活に満足してしまい、スコットランドに帰ることは殆どなかった・・・。田舎が嫌だったのであろうか。

スコットランドのウイスキーづくりは、この後税金を課せられ、密造が盛んに行われるようになる。プレイヤーはスコットランド冬の時代を生きる一領主として、農耕・牧畜、ウイスキーづくりに精を出すのだ。




---グレンモア---

ルールを覚えるのに必要な時間:30分
1ゲームの時間:60-90分
評価:☆☆☆☆ (☆5で満点)

以前2,800円というとても安い値段で売られていたグレンモア。品切れになって久しく、ちょっとしたプレミアが付いているらしい。



フタを開けると豪華なコンポーネント類が。木製のミープル、お金や勝利点トークンが沢山。若干タイルの薄さが気になるぐらいで、見た目は大満足。

アレア中箱シリーズで一番コンポーネントがいいんじゃないだろうか。サンマロなんか箱開けるとがっかりするもんなぁ。



ゲームは拡大再生産+タイル配置 です。先ずは各人がスタートタイルを受け取り、その上に黒いミープル(一族コマ)を置く。そして各自6金を持ちます。



メインボードには裏に「0」と書いてあるタイルを配置し、こんなかんじで各人の担当色のミープルを置きます。このミープルを時計回りに動かしながら、移動先のタイルを取っていきます。とったタイルはもちろんスタートタイルからつなげて置き、それによって様々な効果が発動するのです。

最近のゲームらしく、コマを動かすのにサイコロは使いません。(厳密に言うと、少人数ゲームの時にダミープレイヤーとしてサイコロを使う)進む時は好きなだけ進み、タイルを1つ取ることが出来ます。



タイルの左肩には、取得に必要な資源が書いてある場合があり、足りない場合はその場所に移動することはできません。



ただし、手番中にはいつでも全員共通の市場と資源のやりとりをすることができます。買う場合1つめは1金、2つめは2金と値段が上がり、3つで売り切れ。お金はメインボード上に置いておきます。

売る場合はその逆です。資源をストックに戻してボード上のお金を取ります。お金が乗っていない列の資源は売ることができません。

手番は常に、ボードの一番後ろの人が行います。一気に進んで欲しいタイルを取るか、少しずつ進んでタイルを多くとるか・・・。拡大再生産なので、タイルは多いほうが有利なのですがあまり持ちすぎているとマイナス点を喰らいます。詳細は後述。

タイルをとったら補充。最後尾のミープルの後ろ1マスだけ空けて置きます。手番をわかりやすくするためみたい。

タイル配置には以下のルールが有ります。



・黒ミープルの周り(斜めも可)にしか置けない。
・川や道がタイルに書かれていたら、繋がるように置く。
・タイルの辺が接するように置く。



配置すると、そのタイルの効果が「発動」します。



タイル下部にもアイコンが書いてあり、右下が初回配置時のみの効果。真ん中は初回と、このタイルの周りにタイルが置かれた時毎回発動する効果です。



ちょっと説明が難しいのですが、まずこのタイルを配置すると右下の効果「黒ミープルを増やす」が発動し、タイルの上にミープルを載せます。

(この写真では忘れていますが、本当は置いた村タイルの右上「草原」タイルの上に、羊を表す白いキューブを一個載せます。置いたタイルの周りが「発動」するので。)



その後、真ん中の効果を処理するのですが、この「黒ミープルを1マス動かす」効果はこのタイルの周りに新タイルが置かれた時も発動するのです。

黒ミープルを少しずつ動かしていくのは結構重要。なにせこのミープルの周りにしかタイル配置できないので。



また、黒ミープルを動かすアクションを使ってタイルの外に出し、寝かせておくと「キャプテン」として扱います。これは中間決算時に勝利点に直結します。あまり多くの黒ミープルを持っていても効果が被ってしまうので、余裕があればキャプテンにするといいかも。

その他のタイル効果としては、



・資源を獲得する
・資源を勝利点に変換する
・特別な地タイルを獲得する

などがあります。

資源は森・麦畑・牧場などから産出します。

※産出した資源はタイルの上に載せておくのですが、最大で3つまでしか載せられません。溢れそうだったら共通の市場に売ったり、年の市で使ったりしてやりくりします。



資源を勝利点に変換するのは肉屋や年の市。後から登場するものほど強力です。

また、獲得にウイスキーが必要ですが、酒場を獲得すると発動するたびに無料で勝利点が手に入るので、結構強力。



特別な地はゲーム終了時に勝利点に直結するものや、自分の配置したタイル全てを発動するものなど、強力なタイルが揃っていますが、獲得に必要な資源が多め。



最初に、裏の数字ごとにタイルを積んであるのですが、一つ山を使い切ったら中間決算

・特別な地タイルの数
・ウイスキーの数
・キャプテンと、タイルに書かれている帽子の数



それぞれについて、最下位の人との差を計算します。最下位の人と差があるほど高得点。ちょっと変な得点方法ですね。



※帽子が最初どこに書いてあるかわからなかったが、特別な地タイルに書かれている。

3回めの中間決算が終わった後、最終決算を行います。

・特別な地タイルの得点
・タイルが一番少ない人より一枚でもタイルが多いと、タイル枚数 × マイナス3点!



少ないタイルで効率のよい領地づくりを目指す必要があります。もちろん一番少ない人はマイナス点無しです。

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箱の小ささからは想像ができないほどのルール分量、まさにゲーマーズゲームです。慣れてくれば60分で終わらせることも不可能ではなさそうですが、初回は2時間かかるかも?

私がプレイした時は終盤、皆が資源タイルを飛ばして一気にボードを跳ねまわったので、「3」のタイルが早々に切れました。「あれ?、まだやりたいことあったのに・・・」と思っている間にゲーム終了。

勝利への道は3つあるように思います。

1:年の市や肉屋で稼ぐ
2:酒場で稼ぐ
3:最終決算時の特別な地タイル効果で、一気にまくる

この中では酒場が強そうに思います。一度ウイスキーを使用して配置してしまえば、後は発動するたびに勝利点が手に入ります。まあ酒場の周りにおけるタイルはせいぜい5-6枚なので、限界はあるのですが。

酒場プレイで走られないように、互いに牽制しあうゲームと感じました。また再プレイしたいです。

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