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対戦相手皆無!ボードゲームレビュー

遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。

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バウンス・オフ

僕の家では、なにか決め事をするときこの「バウンス・オフ」で決めるんだ!もちろん勝った方が発言権があるよ!

・・・そんなのめんどくさくないか?




---バウンスオフ---

ルールを覚えるのに必要な時間:1分
1ゲームの時間:5分
評価:☆☆☆☆(安いは正義)

「UNO」を放ったおもちゃメーカー、マテルが次のブームを狙って放った一品。普通ならボードゲーマーには見向きもされない一品だが、ワンバウンドして投げ入れるというルールが・・・



今は絶版となったラベンスバーガーのゲーム「カエルの飛び込み大会」を彷彿とさせるため買ってきた。安いし。



ルールは見ればすぐにわかるのでほとんどインスト不要。2VS2のチーム戦で、引いたお題カードのとおりに自チームのピンポン球を並べたら勝利だ。

お題カードは上級4枚、初級5枚用意されている。ペラペラだし少ないぞ!

ボールはワンバウンド「以上」させて入れる。投げ入れるボールがなくなってしまったら盤面からボールを取って続けるらしい。

枠にはじかれてしまったらやり直しができるようだが、厳しいルールにしたかったら弾かれたら手番終了でもいい。

また、一人ずつ順番にボールを投げ入れてもいいし、全員同時にボールを入れるリアルタイムバトルでもOKだ!君もヴァリアントを考えてみようではないか。

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非常に安くて、安定した面白さでいいのですが、開封しただけでヨレヨレになるキャラメル箱、薄くて少ないカードと、普段買っているユーロゲームのコンポーネントがいかに豪華かというのがわかる内容物です。

そもそも、ボードゲーマーと違う層をターゲットにしているのでこれでいいのでしょうが、お題カードはもう少し欲しかったなぁ。もっと違うパターン、いくらでも考えられるでしょ。

2016年5月現在、トイザらスで先行販売をしています。5月下旬から、通販サイトなどでも一般発売されるはず。


【トイザらス先行発売】バウンス・オフ!
価格:1400円(税込、送料別)




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キング・イズ・デッド

中世のブリテン、誕生間もないこの国で争った二人の王、アーサーとモードレッドは相打ちとなり、ともに倒れました。

強力なリーダーがいなくなったこの国では、どの勢力が覇権を握るか、まだわかりません。そう、サクソン人もブリテン島に渡ろうと画策しているのですから。



---キングイズデッド---

ルールを覚えるのに必要な時間:20分
1ゲームの時間:40分
評価:☆☆☆(勝てない!)



何年か前、「シャムの王」というしぶーい見た目のゲームがありました。てっきり重ゲーかと思っていたらプレイ時間3-40分とのこと。しかし欲しい!と思ったときにはすでに遅く、すでに流通していないのでした。



ところが昨年、リメイクの「キングイズデッド」が出て、しかも普通に日本Amazonで買える。じゃあ和訳ついてないけど買いましょう。ということで手に入れたのがこちら。

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ルールにほとんど変更はないですが、「モードレッド」ヴァリアント用の黒キューブが9個附属しています。



値段が安めなので、どういうコンポーネントかと思って開けたら、空気が盛大に入っていました。

小さめの2つ折りメインボード以外は、キューブが50個ほど、巾着、薄いチップ・カードだけです。薄いですよ。このチップ。



全員に同じ内容のカードセット(8枚)と、王冠チップを配ったら、巾着に黒いキューブ以外を全部入れて、各プレイヤー2個ずつ引きます。この時、2人以上のプレイヤーが同じ色の駒を引いてしまったら、引き直します。



次にボード上にキューブを置いていきます。最初からマークが印刷されているエリアには、その色と同色のキューブを2個置いてから、もう二つを巾着から引きます。他のエリアは巾着から4つずつキューブを配置します。

最後に、紛争地域を表示するカードをボードの周囲に並べたら終了です。

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ゲーム中に出来ることは、カードをプレイするか、パスするかだけ。パスはソフトパスで、手番が回ってきたらまたカードプレイかパスか選べます。

カードをプレイしたら、ボード上にあるキューブをどれか一つ選んで、手元に持ってきます。

カード解説の前に、ゲームの流れを説明すると・・・



全員がパスをすると、紛争解決をします。

このとき

・いずれかの色が単独最多 → その色の地域支配チップを置く

・同数の色がある → サクソン人のチップ(白色)を置く

その後、その地域のキューブを全てストックに戻す

という流れになります。



8つの紛争解決が終わるか、サクソン人が4つの地域を支配したらゲーム終了です。

どっちの条件で終わるかによって、勝利条件が異なります。

①8つの地域紛争が終わった場合

- 支配地域が一番多い勢力と、同じ色を持っているプレイヤーが勝利です。
  - 複数の勢力が最多タイだった場合は、より後で支配が確定した勢力を1位とします。
- 同着のプレイヤーがいる場合、2番目に支配地域が多い勢力で比べます。
- それも同じ場合、「より後でカードをプレイした人」の負けです。

②サクソン人が4つの地域を支配した場合

- 赤・黄・青の3色セットを多く持っているプレイヤーが勝ちです。
- 同着のプレイヤーがいる場合、「より後でカードをプレイした人」の勝ちです。

同着1位がよく発生するゲームなので、タイブレーク解決法が重要です。

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どちらの勝利条件になるか、先を見据えながら、カードをプレイしていきます。

8枚ありますが、効果は7種類

・3色のキューブをストックからとり、好きな地域に置く (これだけ2枚あります。)
・カードに示された色のキューブを2つとり、その勢力の支配地域に隣接したエリアに置く(各色1枚ずつ)
・隣接した地域で、2:1の割合でキューブを交換する
・1:1でキューブを交換する。地域が隣接してなくてもOK
・紛争地域の順番を入れ替える。入れ替えた際、片方に王冠チップを置ける。王冠チップを置いたカードは、以後順番の入れ替え不可。


カードをプレイする際の細かいルールとして

・示されたアクションはできる限り行うが、行えない場合も盤上のキューブは取れる

・直前のキューブ移動を取り消すようなアクションは行えない

・すでに紛争解決が終わった地域には、キューブは置けない

・だれか一人だけがカードを残した状態になったら、そのプレイヤーは「自分の勝ちが確定する場面」でしかカードをプレイできません。

後半になると、どうしても効果を発揮できないカードが出てくるので注意です。

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何回かプレイしても、どうやったら勝てるかさっぱりわからないんですが、時間が短く気軽にプレイできるので、結構好きです。

各プレイヤーが、どっちの勝利条件になるか不透明な中で戦うので、どうしても3色のキューブをまんべんなく集めがちです。するとサクソン人がいきなり連勝したりとドラマチックな展開も。

3色ある、支配地域に隣接して2つのキューブを置くカードは、後半効果を発揮できないことが多いので、あまり温存しない方がいいかもしれません。

プレイ人数によってルールが少し異なり、2-3人の場合は個人戦 4人の場合は相談できないペア戦になります。ただ、運要素が無く、一手が重苦しいゲームには変わりないので、好みが分かれるゲームです。全く派手さがないしね。

このキングイズデッドは、4色目の「黒キューブ」を加えるルールも選択できます。そちらも遊んでみたいところです。

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ドクターエウレカ

エウレカ博士の研究室は大忙し。助手たちはエウレカ博士の指示に従って、素早く薬品を調合しなくてはいけません。もちろん!こぼすなんてもっての外ですよ。



---ドクター・エウレカ---

ルールを覚えるのに必要な時間:3分
1ゲームの時間:15分
評価:☆☆☆☆



見た目の引きが抜群の、ロベルト・フラガ(ex.スカットセブン)によるリアルタイムアクションゲーム

みためでつかんだ後は、このカード通りに並べろ!でゲーム開始できるので、とても便利なゲームです。

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もう見ただけでルールが分かるんですが、各人3本の試験管と6つのボールを持ってゲームスタートです。



で、お題通りに移し替えます。このとき、もちろん手でボールをつかんではダメ。試験管から試験管へ直接移します。



出来たらエウレカ!と叫んで、ちゃんとできていたらカードをもらって1点。5点先取で勝利です。

注意点として



・試験管の並び順は、お題通りにすること。(左右反転はOK。)

・試験管をひっくり返すことで、お題を満たしても良い。(ボールがこぼれたら失格)



とくにひっくり返してOKなのは、手数の節約になるのでかなり!重要です。

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とても分かりやすいので、つかみのゲームやキッズゲームとしても優秀ですね。

お題自体は簡単なので、ウボンゴ3Dなどをプレイしていれば難易度不足かもしれませんが・・・

ヴァリアントとして、「ハイパーロボット風」ルールがありまして、この場合はお題をみて、何手で完成させられるか宣言します。もちろん、少ない手数で上書きできます。

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オーマイグッズ(ロイヤルグッズ) ルール改定覚書



オーマイグッズのルール改定が、公式から発表されました!



1. In phase I, before everybody gets 2 cards, everbody may exchange his/her complete handcards. So discard your complete hand and draw the same number of new cards.
2. If you hire an Assistant, you can't build this turn. More than 2 Assistants are allowed.
3. You don't loose the card you don't build but take it back on hand
4. In the very last round: Use all your production chains, no matter if there is a person working or not.
5. Market office: This gives you +1 card only if you have at most 3 handcards.

1:カード補充フェイズ、二枚のカードをドローする前に、全ての手札を捨て札にして、同じ枚数山札から引いてよい

2:建設フェイズで、アシスタントの雇用と建設を同時に行うのは不可。ただし、アシスタントは何人でも雇ってよい。

3:建設できなかったカードは、手札に戻る

4:最終ラウンドでは、すべての建物で建設チェーンが行える。ワーカーやアシスタントを置いてなくても可

5:ドローが1枚増える建物の効果は、手札が3枚以下の時にしか適用されない。

これでゲームがどう変わるのか、試してみたいところですね。

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おばけの試験カードゲーム

カードゲーム版ってことは、元になったボードゲーム版があるんだよね?どんな内容なんだろう?

あ、いや、そっちは「ぐらぐら城のおばけ」っていうタイトルで流通してるんですよ・・・



---おばけの試験カードゲーム---

ルールを覚えるのに必要な時間:3分
1ゲームの時間:15分
評価:低年齢向けのため評価なし



すでにすごろくやで定番として安定流通しているHABAのゲーム。内容はカードと木製の得点用おばけ駒。ゲーム内容も分かりやすく、それでいて大人もたのしめるルールなので、プレゼントとしても優秀です。




カードは問題カードと回答カードがあり、問題カードの裏は得点トラックになっています。こんな感じで円形に並べます。



手番プレイヤーが問題をめくり、描かれている内容を覚えたら好きなタイミングで裏返し!見えないようにします。

そしたら、裏返した人の左隣のひとから、何がいたか思い出しながら順番にカードを取っていきます。

もう覚えてない!と思ったら取るのをやめて次の人へ。

こうして全員がパスしたら答え合わせです。



紛らわしいやつもいるので気を付けて。

あっていたら1点。間違っていたらー1点。その分だけ得点トラックを進めます。



12問を終えた後、一番得点トラックを進んでいた人が勝ちですよー。

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わかりやすい内容ながら、大人が本気でやっても子供に負ける記憶ゲームの一種です。

単純に絵合わせをしていくのではなく、好きなところでカードを伏せる、好きなところで回答をやめるというひねりが効いているので結構楽しめます。これは良ゲー。

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プロフィール

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