対戦相手皆無!ボードゲームレビュー

遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。

キング・イズ・デッド

中世のブリテン、誕生間もないこの国で争った二人の王、アーサーとモードレッドは相打ちとなり、ともに倒れました。

強力なリーダーがいなくなったこの国では、どの勢力が覇権を握るか、まだわかりません。そう、サクソン人もブリテン島に渡ろうと画策しているのですから。



---キングイズデッド---

ルールを覚えるのに必要な時間:20分
1ゲームの時間:40分
評価:☆☆☆(勝てない!)



何年か前、「シャムの王」というしぶーい見た目のゲームがありました。てっきり重ゲーかと思っていたらプレイ時間3-40分とのこと。しかし欲しい!と思ったときにはすでに遅く、すでに流通していないのでした。



ところが昨年、リメイクの「キングイズデッド」が出て、しかも普通に日本Amazonで買える。じゃあ和訳ついてないけど買いましょう。ということで手に入れたのがこちら。

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ルールにほとんど変更はないですが、「モードレッド」ヴァリアント用の黒キューブが9個附属しています。



値段が安めなので、どういうコンポーネントかと思って開けたら、空気が盛大に入っていました。

小さめの2つ折りメインボード以外は、キューブが50個ほど、巾着、薄いチップ・カードだけです。薄いですよ。このチップ。



全員に同じ内容のカードセット(8枚)と、王冠チップを配ったら、巾着に黒いキューブ以外を全部入れて、各プレイヤー2個ずつ引きます。この時、2人以上のプレイヤーが同じ色の駒を引いてしまったら、引き直します。



次にボード上にキューブを置いていきます。最初からマークが印刷されているエリアには、その色と同色のキューブを2個置いてから、もう二つを巾着から引きます。他のエリアは巾着から4つずつキューブを配置します。

最後に、紛争地域を表示するカードをボードの周囲に並べたら終了です。

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ゲーム中に出来ることは、カードをプレイするか、パスするかだけ。パスはソフトパスで、手番が回ってきたらまたカードプレイかパスか選べます。

カードをプレイしたら、ボード上にあるキューブをどれか一つ選んで、手元に持ってきます。

カード解説の前に、ゲームの流れを説明すると・・・



全員がパスをすると、紛争解決をします。

このとき

・いずれかの色が単独最多 → その色の地域支配チップを置く

・同数の色がある → サクソン人のチップ(白色)を置く

その後、その地域のキューブを全てストックに戻す

という流れになります。



8つの紛争解決が終わるか、サクソン人が4つの地域を支配したらゲーム終了です。

どっちの条件で終わるかによって、勝利条件が異なります。

①8つの地域紛争が終わった場合

- 支配地域が一番多い勢力と、同じ色を持っているプレイヤーが勝利です。
  - 複数の勢力が最多タイだった場合は、より後で支配が確定した勢力を1位とします。
- 同着のプレイヤーがいる場合、2番目に支配地域が多い勢力で比べます。
- それも同じ場合、「より後でカードをプレイした人」の負けです。

②サクソン人が4つの地域を支配した場合

- 赤・黄・青の3色セットを多く持っているプレイヤーが勝ちです。
- 同着のプレイヤーがいる場合、「より後でカードをプレイした人」の勝ちです。

同着1位がよく発生するゲームなので、タイブレーク解決法が重要です。

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どちらの勝利条件になるか、先を見据えながら、カードをプレイしていきます。

8枚ありますが、効果は7種類

・3色のキューブをストックからとり、好きな地域に置く (これだけ2枚あります。)
・カードに示された色のキューブを2つとり、その勢力の支配地域に隣接したエリアに置く(各色1枚ずつ)
・隣接した地域で、2:1の割合でキューブを交換する
・1:1でキューブを交換する。地域が隣接してなくてもOK
・紛争地域の順番を入れ替える。入れ替えた際、片方に王冠チップを置ける。王冠チップを置いたカードは、以後順番の入れ替え不可。


カードをプレイする際の細かいルールとして

・示されたアクションはできる限り行うが、行えない場合も盤上のキューブは取れる

・直前のキューブ移動を取り消すようなアクションは行えない

・すでに紛争解決が終わった地域には、キューブは置けない

・だれか一人だけがカードを残した状態になったら、そのプレイヤーは「自分の勝ちが確定する場面」でしかカードをプレイできません。

後半になると、どうしても効果を発揮できないカードが出てくるので注意です。

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何回かプレイしても、どうやったら勝てるかさっぱりわからないんですが、時間が短く気軽にプレイできるので、結構好きです。

各プレイヤーが、どっちの勝利条件になるか不透明な中で戦うので、どうしても3色のキューブをまんべんなく集めがちです。するとサクソン人がいきなり連勝したりとドラマチックな展開も。

3色ある、支配地域に隣接して2つのキューブを置くカードは、後半効果を発揮できないことが多いので、あまり温存しない方がいいかもしれません。

プレイ人数によってルールが少し異なり、2-3人の場合は個人戦 4人の場合は相談できないペア戦になります。ただ、運要素が無く、一手が重苦しいゲームには変わりないので、好みが分かれるゲームです。全く派手さがないしね。

このキングイズデッドは、4色目の「黒キューブ」を加えるルールも選択できます。そちらも遊んでみたいところです。

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