対戦相手皆無!ボードゲームレビュー
遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。
アルハンブラ
- 2016/09/29 (Thu)
- 近年のゲーム |
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アルハンブラ宮殿は、その見た目から中東の宮殿かと思っていたんですが、実はイベリア半島(スペイン)にあるんですね。
かつてイスラム勢力が世界を席巻していたころの宮殿・城塞都市です。
---アルハンブラ---
ルールを覚えるのに必要な時間:15分
1ゲームの時間:60-75分
評価:☆☆☆☆☆
---------------
2003年のドイツ年間ゲーム大賞(赤ポーン)作品。近年のゲーム大賞作品よりもやや重いプレイ感で、プレイ時間は60-75分くらいです。
自分の前に宮殿(というか城塞都市)を作っていくのが目的なのですが、お金が4種類あるというのがとても特徴的。と言ってもそんなに難しいことはなく・・・
タイルがこのように4種類の市場におかれるので、対応したお金カードで買っていくというだけです。(この写真はダイヤの拡張が入っています。本来はダイヤのお金カードはありません。)
多くお金を払ってもお釣りは出ないので、なるべくぴったり買いたい・・・
もしぴったりの金額を払って買うと、なんともう一手番できる!という大きなメリットが。しかもピッタリ買える限り手番が続くので、最大4回アクションができるのです。
お金を補充したい場合は、場に4枚ならんでいるうちの一つを手札に入れます。
この時、合計金額が5を超えなければ複数枚の取得が可能です。小さいお金はぴったりの買い物に必要ですね。
-------------
買ったタイルは、自分の前に配置するのですが、回転させてはいけません。
また、壁が含まれるタイルは、配置ルールがあります。壁をつなげることは必須ではないですが・・・
・壁で分断された飛び地を作ってはいけない
・壁がある辺と、壁のない辺をくっつけてはいけない
このルールに従います。壁と壁が繋がっていれば、宮殿の内壁を作ってもOKです。
--------------
手番に出来ることを整理すると
・タイルの購入
・お金カードの補充
・倉庫 に/と タイルを入れる、出す、交換する
このうち一つができます。倉庫はどうしても配置できないタイルや、今は配置したくないタイルを置く場所で、いくらでもタイルを置けるのですが、こことのやり取りだけで一手番使うので出来れば使いたくない場所です。
-------------
さて、お金カードをめくっていくと、ゲームの最初に仕込んでおく決算カードが出てきます。
(最初山札を5つに分け、一回目の決算カードを二つ目の山に、二回目の決算カードを4つ目の山に入れて個別にシャッフル。全部順番通りに積んで山札としています。)
これが出てきた瞬間に、各自の宮殿に配置しているタイルの色を見ます。最初の決算だと所有数が一番多い人に得点です。
同数タイの場合は、もらえる点数をタイの人数で割って得点です。小数点以下切り捨て。
二回目の決算、三回目の決算(ゲーム終了時)だと、二位以下も得点が入るので、
例えば一位タイだったら、一位と二位の点数を足した結果を二で割ります。
この決算が一番の得点源で、やや派手すぎるのでは?と思えるほど。ゲーム終了時の決算では本当に沢山の点が入ります。
倉庫ボードがサマリー代わりになっていて、ゲームに含まれるタイルの枚数が書いてあるのですが、
枚数が少ない水色で得点するのか、それとも争いが激しそうな緑・紫を狙いに行くのか・・・
悩ましいところです。
また、それ以外に壁による得点が決算ごとに入ります。宮殿で一番繋がっている壁(内壁はカウントしない)を数えて、繋がっている辺の数分得点です。
沢山壁があると高得点ですが、宮殿の建設が後半やりづらくなりますよ!
------------------------
このアルハンブラですが、プレイしてみるとあまり宮殿を作っているという感じはなく・・・(壁をつなげるという要素はありますが)
色ごとに所有数一番になることを目指すので、株ゲーをやっている気分になってきます。
それもそのはず。この「アルハンブラ」には基になったゲーム「シュティムト・ゾー」という株ゲーがあるのです。
シュティムト・ゾー(邦訳:釣りは取っといて!)のルールはほぼアルハンブラ準拠なのですが、壁の要素がなく、取得したカードは色ごとに自分の前に並べて置くようになっています。
このゲームだと華がないし、株ゲーというだけで敬遠する人もいるので、アルハンブラはテーマを変えて大成功した例ですね。
かつてイスラム勢力が世界を席巻していたころの宮殿・城塞都市です。
---アルハンブラ---
ルールを覚えるのに必要な時間:15分
1ゲームの時間:60-75分
評価:☆☆☆☆☆
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2003年のドイツ年間ゲーム大賞(赤ポーン)作品。近年のゲーム大賞作品よりもやや重いプレイ感で、プレイ時間は60-75分くらいです。
自分の前に宮殿(というか城塞都市)を作っていくのが目的なのですが、お金が4種類あるというのがとても特徴的。と言ってもそんなに難しいことはなく・・・
タイルがこのように4種類の市場におかれるので、対応したお金カードで買っていくというだけです。(この写真はダイヤの拡張が入っています。本来はダイヤのお金カードはありません。)
多くお金を払ってもお釣りは出ないので、なるべくぴったり買いたい・・・
もしぴったりの金額を払って買うと、なんともう一手番できる!という大きなメリットが。しかもピッタリ買える限り手番が続くので、最大4回アクションができるのです。
お金を補充したい場合は、場に4枚ならんでいるうちの一つを手札に入れます。
この時、合計金額が5を超えなければ複数枚の取得が可能です。小さいお金はぴったりの買い物に必要ですね。
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買ったタイルは、自分の前に配置するのですが、回転させてはいけません。
また、壁が含まれるタイルは、配置ルールがあります。壁をつなげることは必須ではないですが・・・
・壁で分断された飛び地を作ってはいけない
・壁がある辺と、壁のない辺をくっつけてはいけない
このルールに従います。壁と壁が繋がっていれば、宮殿の内壁を作ってもOKです。
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手番に出来ることを整理すると
・タイルの購入
・お金カードの補充
・倉庫 に/と タイルを入れる、出す、交換する
このうち一つができます。倉庫はどうしても配置できないタイルや、今は配置したくないタイルを置く場所で、いくらでもタイルを置けるのですが、こことのやり取りだけで一手番使うので出来れば使いたくない場所です。
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さて、お金カードをめくっていくと、ゲームの最初に仕込んでおく決算カードが出てきます。
(最初山札を5つに分け、一回目の決算カードを二つ目の山に、二回目の決算カードを4つ目の山に入れて個別にシャッフル。全部順番通りに積んで山札としています。)
これが出てきた瞬間に、各自の宮殿に配置しているタイルの色を見ます。最初の決算だと所有数が一番多い人に得点です。
同数タイの場合は、もらえる点数をタイの人数で割って得点です。小数点以下切り捨て。
二回目の決算、三回目の決算(ゲーム終了時)だと、二位以下も得点が入るので、
例えば一位タイだったら、一位と二位の点数を足した結果を二で割ります。
この決算が一番の得点源で、やや派手すぎるのでは?と思えるほど。ゲーム終了時の決算では本当に沢山の点が入ります。
倉庫ボードがサマリー代わりになっていて、ゲームに含まれるタイルの枚数が書いてあるのですが、
枚数が少ない水色で得点するのか、それとも争いが激しそうな緑・紫を狙いに行くのか・・・
悩ましいところです。
また、それ以外に壁による得点が決算ごとに入ります。宮殿で一番繋がっている壁(内壁はカウントしない)を数えて、繋がっている辺の数分得点です。
沢山壁があると高得点ですが、宮殿の建設が後半やりづらくなりますよ!
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このアルハンブラですが、プレイしてみるとあまり宮殿を作っているという感じはなく・・・(壁をつなげるという要素はありますが)
色ごとに所有数一番になることを目指すので、株ゲーをやっている気分になってきます。
それもそのはず。この「アルハンブラ」には基になったゲーム「シュティムト・ゾー」という株ゲーがあるのです。
シュティムト・ゾー(邦訳:釣りは取っといて!)のルールはほぼアルハンブラ準拠なのですが、壁の要素がなく、取得したカードは色ごとに自分の前に並べて置くようになっています。
このゲームだと華がないし、株ゲーというだけで敬遠する人もいるので、アルハンブラはテーマを変えて大成功した例ですね。
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