対戦相手皆無!ボードゲームレビュー
遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。
バザリ
- 2017/01/04 (Wed)
- 近年のゲーム |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
モノポリーやいただきストリートのように、ゲームボードを双六のように周回。一般的に連想する「ボードゲーム」に一番近いユーロゲームでは??
---バザリ---
ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:30-45分
評価:☆☆☆☆☆
久しく絶版となっていたボードゲーム版のバザリ。このたび新しく書き下ろされたイラストを引っ提げて、ニューゲームスオーダーから再版されました。カードゲームのほうは遊んだことあるけど、ボードゲーム版の実力やいかに??
ルールは本当にシンプルで、各自スタート地点を決めたらとりあえずさいころを振ります。
で、出た目の通りに進んだらここで3つのアクションから選択
・数字:今自分のコマが止まっているマスに書かれた点数を得る
・宝石:マスに書かれた宝石を得る
・さいころ:もう一度さいころを振って、コマを進めるとともに、「6 - 出た目」の得点を得る
これだけ。そしてここからが最大のキモで、同じアクションは一人しか行えません。どうするかというと・・・
・アクションが3人でバッティングしたら、誰もアクションできない
・2人でバッティングしたら、宝石を使って交渉
という、バザリを最高に面白くしているフェイズが行われます。
誰かがボードを一周したら1ラウンド終了で、
・ボードを一周できたプレイヤーは10点
・赤い宝石を一番持っているプレイヤーは14点、以下、黄、緑、青の順で12点・10点・8点がもらえます。同着1位は点数を人数で割って、端数切捨て。
この宝石での点数を得るために、交渉が過熱するのです。
------------------
公称は必ず点数の低いプレイヤーからはじめ、アクションを譲ってもらうために自由に値をつけます。たとえば「緑2個で譲ってくれよ」とか。
条件をのむなら宝石を受け取ってアクションを譲る。飲まないなら宝石の数を多くするか、価値を上げて再提示します。
宝石の価値は 赤→黄→緑→青の順番。 つまり赤一個で提示されたら、次は青2個とか、数を吊り上げるしかないのです。
この交渉の時に、交渉に参加してない二人のプレイヤーの宝石獲得状況を見る必要があります。
「緑2個あげるから譲ってくれよ。これで緑が暫定トップだろ?」とか。
--------------
次のラウンドは、駒の位置はそのままに、そこが新たなスタート地点となってゲームが続きます。3ラウンド終了でゲームが終わり、一番点数が高いプレイヤーが勝利です。
-----------------------------
周回式のすごろくという使い古されたシステムをベースにしつつ、バッティングと交渉という、ユーロゲームの十八番を加え、非常に面白い!素晴らしいゲームに仕上がっています。
非ボードゲーマーにもわかりやすい仕組みでありながら、「こんなゲームがあるのか!」と楽しんでもらえる。導入にとてもいいゲームですね。
バザリ:カードゲームとの一番の違いは、「さいころ」のアクション。これはカード版の「商人」アクションに相当するのですが(カード版は商人を一定数集めるとラウンド終了)
カード版が、少ない数の商人を引いたときに特に救済がないのに対し、ボード版は「少ないさいころの目を振ってしまったら勝利点がたくさんもらえる」という点が異なり、ボード版のほうがバランスがとられている印象。
価格の低さと手軽さならカード版。ゲーム性をとるならボード版ですね。
---バザリ---
ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:30-45分
評価:☆☆☆☆☆
久しく絶版となっていたボードゲーム版のバザリ。このたび新しく書き下ろされたイラストを引っ提げて、ニューゲームスオーダーから再版されました。カードゲームのほうは遊んだことあるけど、ボードゲーム版の実力やいかに??
ルールは本当にシンプルで、各自スタート地点を決めたらとりあえずさいころを振ります。
で、出た目の通りに進んだらここで3つのアクションから選択
・数字:今自分のコマが止まっているマスに書かれた点数を得る
・宝石:マスに書かれた宝石を得る
・さいころ:もう一度さいころを振って、コマを進めるとともに、「6 - 出た目」の得点を得る
これだけ。そしてここからが最大のキモで、同じアクションは一人しか行えません。どうするかというと・・・
・アクションが3人でバッティングしたら、誰もアクションできない
・2人でバッティングしたら、宝石を使って交渉
という、バザリを最高に面白くしているフェイズが行われます。
誰かがボードを一周したら1ラウンド終了で、
・ボードを一周できたプレイヤーは10点
・赤い宝石を一番持っているプレイヤーは14点、以下、黄、緑、青の順で12点・10点・8点がもらえます。同着1位は点数を人数で割って、端数切捨て。
この宝石での点数を得るために、交渉が過熱するのです。
------------------
公称は必ず点数の低いプレイヤーからはじめ、アクションを譲ってもらうために自由に値をつけます。たとえば「緑2個で譲ってくれよ」とか。
条件をのむなら宝石を受け取ってアクションを譲る。飲まないなら宝石の数を多くするか、価値を上げて再提示します。
宝石の価値は 赤→黄→緑→青の順番。 つまり赤一個で提示されたら、次は青2個とか、数を吊り上げるしかないのです。
この交渉の時に、交渉に参加してない二人のプレイヤーの宝石獲得状況を見る必要があります。
「緑2個あげるから譲ってくれよ。これで緑が暫定トップだろ?」とか。
--------------
次のラウンドは、駒の位置はそのままに、そこが新たなスタート地点となってゲームが続きます。3ラウンド終了でゲームが終わり、一番点数が高いプレイヤーが勝利です。
-----------------------------
周回式のすごろくという使い古されたシステムをベースにしつつ、バッティングと交渉という、ユーロゲームの十八番を加え、非常に面白い!素晴らしいゲームに仕上がっています。
非ボードゲーマーにもわかりやすい仕組みでありながら、「こんなゲームがあるのか!」と楽しんでもらえる。導入にとてもいいゲームですね。
バザリ:カードゲームとの一番の違いは、「さいころ」のアクション。これはカード版の「商人」アクションに相当するのですが(カード版は商人を一定数集めるとラウンド終了)
カード版が、少ない数の商人を引いたときに特に救済がないのに対し、ボード版は「少ないさいころの目を振ってしまったら勝利点がたくさんもらえる」という点が異なり、ボード版のほうがバランスがとられている印象。
価格の低さと手軽さならカード版。ゲーム性をとるならボード版ですね。
PR
プロフィール
HN:
seshil
性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
楽器演奏・ゲーム・ツーリング
カテゴリー
最新記事
(04/12)
(11/26)
(11/22)
(09/27)
(08/23)
(08/20)
(07/15)
この記事へのコメント