対戦相手皆無!ボードゲームレビュー
遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。
カッラーラの宮殿(基本ルール)
- 2017/01/12 (Thu)
- 近年のゲーム |
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カッラーラとはイタリアの都市名。この地域は白大理石の産出で有名で、ローマの神殿や石像に石を供給し続けていました。大理石の産出はいまも脈々と続いています。
---カッラーラの宮殿---
ルールを覚えるのに必要な時間:20分
1ゲームの時間:60-90分
評価:☆☆☆☆☆
このゲーム、さんざん言及されていることですが、最初から箱の中に拡張ルールが入っています。しかし封筒で厳重に梱包されていて、「最初は絶対に基本ルールで遊べよな!」状態。
実際にはいきなり拡張入りで遊んじゃうわけですが、まずは基本ルールの紹介。基本だけだとかなりシンプルですよ。
------------------------
まずプレイヤーごとに個人ボードと決算コマ6つ、20金を配り、手番順に 黒・青・緑・赤の石を1個ずつ配ります。また、このゲームでは持っているお金などは衝立に隠しておきます。
小さめのメインボードを展開すると目を引くのは回転するディスク。ここの最初のスペースに、各種石材を1個ずつ 計6個置きます。
また、左下の建物タイルスペースにタイルを9枚オープン。左上の薄い円のスペースには各種オブジェコマを1個ずつ置きます。
-----------------------
手番にできることは3種類
・石材を買う
・建物を建てる
・決算する
・石材を買う
回転するディスク上から石材を買います。まずディスクを1スペース分回転させ、石材補充スペースに、「ディスク上の石材が11個になるように」袋から補充します。
ここで、ディスク上の1スペースから石材を買えるのですが、値段は外周に書いてあります。つまり回転して先に進めば進むほど各石材の値段が安くなります。最終的には一番高い白石材もたったの1金に。また、わかりづらいのですが購入しようとしているスペースに書かれていない色の石材は無料で買えます。
※ディスク上の石材が一周することもあります。このときは取り除かずにそのまま。値段は元に戻ります。
※1スペース内であれば、石材はいくつでも買えます。
・建物を建てる
メインボード上から選んで建物を建てます。このとき、個人ボードに書かれている6都市のどこかに建てるのですが
各都市で建設に使える資材が決まっています。一番右の都市は全種類の石材が使えますが、左に行くにしたがって条件が厳しくなり、一番左では白い石材しか使えません。
各建物タイルには必要な石材の数が書かれており、条件に従ったうえで、任意の組み合わせでこの個数分石材を払うと個人ボード上に配置できます。
空いたスペースには山からタイルを補充します。
・決算する
決算コマを個人ボードかメインボードにおいて配置します。
まず個人ボードに置く場合。6種類の建物のうちどれかで決算を起こせるのですが、何が手に入るかというと
→その建物が配置されている都市には勝利点かお金のアイコン、および倍率が書かれています。
つまり建物に払った石材数×倍率 のお金か勝利点が入るわけです。左の都市ほど倍率が高い。
そして各建物で決算できるのは、各プレイヤーゲーム中1回だけです。
メインボードに置く場合は、都市のスペースに決算コマを置きます。
そうすると、都市に配置された建物すべてで決算が起こります。個人ボード決算と組み合わせることで、同じ建物タイルで二回決算を起こせるわけですね。ただし、都市の名前の下に書かれたタイル数分だけ、対象の都市に建物を建設している必要があります。
決算を起こした際、対象となった建物に書かれているオブジェクトが、タイル一枚につき一つもらえます。また、このオブジェクトはメインアクションと別に10金を払うことでメインボード上から購入が可能。基本ルールだと値段が高いですしあまり活用されないアクションですが、拡張ルールだと狙った種類のオブジェクトが取れるため、ここぞというときに便利です。
・オブジェクト購入に関してルール補足
→メインボード上と、ストックのオブジェクトは別々です。メインボード上は一種類1個ずつだけで、なくなったら補充されません。
→ストックのオブジェクトも、尽きたらそれまで。メインボード上からもらうことはありません。
---------------
基本ルールでは、
・建物がすべて建設される
・誰かが3つの条件(4回決算する・オブジェクトを指定数持っている・建設に使った資材が一定個数以上)をすべて満たし、その人の手番で終了を宣言する(メインアクションと別)
どちらかでゲーム終了フラグが立ち、手番数が同じになるようにラス手番プレイヤーまでまわしてゲーム終了です。ゲーム中決算で獲得した点数以外に、
・5金で1点
・オブジェクト一つにつき3点
・建設に使用した資材の数 = 建物の数字の合計 がそのまま得点
これらを得点に加算し、勝者を決めます!
---------------
基本ルールだと終了条件が毎回同じですし、わかってしまえばすごく簡単ですね。
都市の決算は誰か一人しか起こせないので、誰も注力していない都市に建物を建てていくのが基本ですかねー。なんとなく、赤の都市が強いのでここが被るんですが。
ちなみにタイルの背景色や、オブジェクトが6種類あることについては、基本ルールでは意味がありません。拡張を入れると機能してきます!
でも基本ルールだけでもとても面白いですよ。
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---カッラーラの宮殿---
ルールを覚えるのに必要な時間:20分
1ゲームの時間:60-90分
評価:☆☆☆☆☆
このゲーム、さんざん言及されていることですが、最初から箱の中に拡張ルールが入っています。しかし封筒で厳重に梱包されていて、「最初は絶対に基本ルールで遊べよな!」状態。
実際にはいきなり拡張入りで遊んじゃうわけですが、まずは基本ルールの紹介。基本だけだとかなりシンプルですよ。
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まずプレイヤーごとに個人ボードと決算コマ6つ、20金を配り、手番順に 黒・青・緑・赤の石を1個ずつ配ります。また、このゲームでは持っているお金などは衝立に隠しておきます。
小さめのメインボードを展開すると目を引くのは回転するディスク。ここの最初のスペースに、各種石材を1個ずつ 計6個置きます。
また、左下の建物タイルスペースにタイルを9枚オープン。左上の薄い円のスペースには各種オブジェコマを1個ずつ置きます。
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手番にできることは3種類
・石材を買う
・建物を建てる
・決算する
・石材を買う
回転するディスク上から石材を買います。まずディスクを1スペース分回転させ、石材補充スペースに、「ディスク上の石材が11個になるように」袋から補充します。
ここで、ディスク上の1スペースから石材を買えるのですが、値段は外周に書いてあります。つまり回転して先に進めば進むほど各石材の値段が安くなります。最終的には一番高い白石材もたったの1金に。また、わかりづらいのですが購入しようとしているスペースに書かれていない色の石材は無料で買えます。
※ディスク上の石材が一周することもあります。このときは取り除かずにそのまま。値段は元に戻ります。
※1スペース内であれば、石材はいくつでも買えます。
・建物を建てる
メインボード上から選んで建物を建てます。このとき、個人ボードに書かれている6都市のどこかに建てるのですが
各都市で建設に使える資材が決まっています。一番右の都市は全種類の石材が使えますが、左に行くにしたがって条件が厳しくなり、一番左では白い石材しか使えません。
各建物タイルには必要な石材の数が書かれており、条件に従ったうえで、任意の組み合わせでこの個数分石材を払うと個人ボード上に配置できます。
空いたスペースには山からタイルを補充します。
・決算する
決算コマを個人ボードかメインボードにおいて配置します。
まず個人ボードに置く場合。6種類の建物のうちどれかで決算を起こせるのですが、何が手に入るかというと
→その建物が配置されている都市には勝利点かお金のアイコン、および倍率が書かれています。
つまり建物に払った石材数×倍率 のお金か勝利点が入るわけです。左の都市ほど倍率が高い。
そして各建物で決算できるのは、各プレイヤーゲーム中1回だけです。
メインボードに置く場合は、都市のスペースに決算コマを置きます。
そうすると、都市に配置された建物すべてで決算が起こります。個人ボード決算と組み合わせることで、同じ建物タイルで二回決算を起こせるわけですね。ただし、都市の名前の下に書かれたタイル数分だけ、対象の都市に建物を建設している必要があります。
決算を起こした際、対象となった建物に書かれているオブジェクトが、タイル一枚につき一つもらえます。また、このオブジェクトはメインアクションと別に10金を払うことでメインボード上から購入が可能。基本ルールだと値段が高いですしあまり活用されないアクションですが、拡張ルールだと狙った種類のオブジェクトが取れるため、ここぞというときに便利です。
・オブジェクト購入に関してルール補足
→メインボード上と、ストックのオブジェクトは別々です。メインボード上は一種類1個ずつだけで、なくなったら補充されません。
→ストックのオブジェクトも、尽きたらそれまで。メインボード上からもらうことはありません。
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基本ルールでは、
・建物がすべて建設される
・誰かが3つの条件(4回決算する・オブジェクトを指定数持っている・建設に使った資材が一定個数以上)をすべて満たし、その人の手番で終了を宣言する(メインアクションと別)
どちらかでゲーム終了フラグが立ち、手番数が同じになるようにラス手番プレイヤーまでまわしてゲーム終了です。ゲーム中決算で獲得した点数以外に、
・5金で1点
・オブジェクト一つにつき3点
・建設に使用した資材の数 = 建物の数字の合計 がそのまま得点
これらを得点に加算し、勝者を決めます!
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基本ルールだと終了条件が毎回同じですし、わかってしまえばすごく簡単ですね。
都市の決算は誰か一人しか起こせないので、誰も注力していない都市に建物を建てていくのが基本ですかねー。なんとなく、赤の都市が強いのでここが被るんですが。
ちなみにタイルの背景色や、オブジェクトが6種類あることについては、基本ルールでは意味がありません。拡張を入れると機能してきます!
でも基本ルールだけでもとても面白いですよ。
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