対戦相手皆無!ボードゲームレビュー
遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。
ボトルインプ
- 2018/03/14 (Wed)
- 近年のゲーム |
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地獄の炎でねり固められたびんの中には…うすぼんやりとした影のような火のようなものがうごめいていた…。このびんを、いくらで買いますか?50ドル?100ドル?
びんの中には悪魔が住んでいて、持ち主の願いをなんでもかなえてくれます。しかし、死ぬときにそのびんを持っていると、魂は地獄行き。それを避けるためには、買った値段より安く他人にびんを売らなければならないのです・・・。
---ボトルインプ---
ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:30分
評価:☆☆☆☆☆
長らく入手困難だったボトルインプを、フィンランドのメーカーが再版してくれました。その際に日本語版を数寄ゲームズが取り扱い、このトリックテイキングの名作が入手しやすくなりました!面白いですよ、これ。
ゲームはマストフォローのトリックテイキング。ゲームルールが「びんの悪魔」つまりボトルインプのお話をとても良く表しています。
ゲームに含まれるカードは、1~37の数字カード。色が3色ありますが、同じ数字のカードは存在しません。数字と色の対応表が3枚入っています。
この中から「19」のカードを抜き出し、小びんを載せておきます。この木製の小びんを押し付けあうのがゲームのキモです。
残った36枚のカードを、4人プレイなら9枚、3人プレイなら12枚ずつ配ります。配りきりです。そのあと、手札から一枚を、伏せた状態で19のカードの下に入れてしまいます。このカードはゲームから除外
残ったカードのうち、一枚を右のプレイヤーに、一枚を左のプレイヤーに渡します。両隣のプレイヤーから一枚ずつ、自分のところにカードがやってくるので、手札の枚数は変わりません。が、各人の思惑とともにカードが少し入れ替わります。
-------------------------------------
マストフォローなので、最初に出されたカードと同じ色をなるべく出します。で、フォローした/しないに関係なく、大きい数字がトリックを取るのですが
場に、小びんが載っているカードの数字より小さな数字が出たら、そのカードが勝ちます!
小びんのカードより小さな数字が複数出たら、その中で一番大きな数字が勝ちます。
このとき、小びんの悪魔は、その勝ったカードに乗り移るんですね。この小瓶を最後まで持っていると、いくらカードを獲得しても0点です。しかも最初に伏せてゲームから除外されたカードの合計得点を、マイナス点として食らうというものすごい不幸に見舞われます。
カードを獲得すると、書いてあるお金の数だけ得点できるのですが、悪魔を受け取ってしまうという・・・。この悪魔を手放すには、他の人に小さなカードをプレイさせ、小びんを押し付けなければ!
もちろん、「1」をプレイして勝ってしまったら、そのラウンドは負け確定です。そうならないように、1~4ぐらいの小さい数字はうまく処理しなくてはなりません。(誰かが6など、自分より大きく、克つトリックの勝者となるカードを出したときに、プレイして処理する。)
悪魔を取るのを恐れていると、ずっとトリックを取れず、結果的に低い得点で終わってしまうので、ラウンドの前半は恐れず勝負に行く必要があります。
ほどほどに稼いだら、あとは小びんの悪魔をどう押し付けるか・・・。一度プレイしてみないとこの感覚はつかみづらいのですが、なかなかドキドキしますよ。手に入りやすい今のうちにぜひ遊んでみてください。非常に良くできたトリックテイキング・ゲームです。
びんの中には悪魔が住んでいて、持ち主の願いをなんでもかなえてくれます。しかし、死ぬときにそのびんを持っていると、魂は地獄行き。それを避けるためには、買った値段より安く他人にびんを売らなければならないのです・・・。
---ボトルインプ---
ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:30分
評価:☆☆☆☆☆
長らく入手困難だったボトルインプを、フィンランドのメーカーが再版してくれました。その際に日本語版を数寄ゲームズが取り扱い、このトリックテイキングの名作が入手しやすくなりました!面白いですよ、これ。
ゲームはマストフォローのトリックテイキング。ゲームルールが「びんの悪魔」つまりボトルインプのお話をとても良く表しています。
ゲームに含まれるカードは、1~37の数字カード。色が3色ありますが、同じ数字のカードは存在しません。数字と色の対応表が3枚入っています。
この中から「19」のカードを抜き出し、小びんを載せておきます。この木製の小びんを押し付けあうのがゲームのキモです。
残った36枚のカードを、4人プレイなら9枚、3人プレイなら12枚ずつ配ります。配りきりです。そのあと、手札から一枚を、伏せた状態で19のカードの下に入れてしまいます。このカードはゲームから除外
残ったカードのうち、一枚を右のプレイヤーに、一枚を左のプレイヤーに渡します。両隣のプレイヤーから一枚ずつ、自分のところにカードがやってくるので、手札の枚数は変わりません。が、各人の思惑とともにカードが少し入れ替わります。
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マストフォローなので、最初に出されたカードと同じ色をなるべく出します。で、フォローした/しないに関係なく、大きい数字がトリックを取るのですが
場に、小びんが載っているカードの数字より小さな数字が出たら、そのカードが勝ちます!
小びんのカードより小さな数字が複数出たら、その中で一番大きな数字が勝ちます。
このとき、小びんの悪魔は、その勝ったカードに乗り移るんですね。この小瓶を最後まで持っていると、いくらカードを獲得しても0点です。しかも最初に伏せてゲームから除外されたカードの合計得点を、マイナス点として食らうというものすごい不幸に見舞われます。
カードを獲得すると、書いてあるお金の数だけ得点できるのですが、悪魔を受け取ってしまうという・・・。この悪魔を手放すには、他の人に小さなカードをプレイさせ、小びんを押し付けなければ!
もちろん、「1」をプレイして勝ってしまったら、そのラウンドは負け確定です。そうならないように、1~4ぐらいの小さい数字はうまく処理しなくてはなりません。(誰かが6など、自分より大きく、克つトリックの勝者となるカードを出したときに、プレイして処理する。)
悪魔を取るのを恐れていると、ずっとトリックを取れず、結果的に低い得点で終わってしまうので、ラウンドの前半は恐れず勝負に行く必要があります。
ほどほどに稼いだら、あとは小びんの悪魔をどう押し付けるか・・・。一度プレイしてみないとこの感覚はつかみづらいのですが、なかなかドキドキしますよ。手に入りやすい今のうちにぜひ遊んでみてください。非常に良くできたトリックテイキング・ゲームです。
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