対戦相手皆無!ボードゲームレビュー
遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。
黄金時代
- 2018/03/17 (Sat)
- 近年のゲーム |
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地政学マルチは時間がかかりすぎてどうもね・・・半日から一日つぶす覚悟が必要だし・・・
というあなたにお勧めの「黄金時代」。短い時間で人類の発展を楽しめますよ!90~120分のプレイ時間!軽いでしょ!
---黄金時代---
ルールを覚えるのに必要な時間:30分
1ゲームの時間:90分
評価:☆☆☆
2014年にQuined Gamesから出版された黄金時代。いつも通り箱絵の雰囲気が良く、速攻で入手はしていたもののずっと積んでいました。
お手軽文明発展系、という触れ込み通り、非常に手軽なCIV系であり、慣れれば本当に90分で終わると思います。
ただ、直感的でない細かいルールが多々あり、初回でルールを間違えずにプレイするのは困難だと思います。この手の細かいルールが多いゲーム、私はアプリで独習してからプレイすることが多いのですが、マイナーゲームなのでアプリ化されているわけもなく・・・・。
------------------------
このゲームは4ラウンド行うのですが、各ラウンド(時代)の初めに、陸地タイルを置いてマップを広げていきます。
自分が置いた陸地タイルの一区画の上に、「首都」と「開拓者3人」を置きます。ユニット生産の概念はありません。
※間違いやすいルール:首都は、タイルに描かれた資源アイコンを隠すようにおきます。首都から資源は産出しません。
全員がタイルを置いたらラウンド開始です。
-----------------
手番では、8種類のアクションから1つを行います。
アクションは大別して「開拓者必要アクション」と、「開拓者不要アクション」に分かれます。
開拓者必要アクション
・探検
開拓者を首都から動かして、到着先の資源からお金を得ます。このゲーム、リソースはお金だけなので、なんでも金で解決します。
間違いやすいルール
※到着したマスに、他プレイヤーの開拓者や都市駒が置いてあっても、資源は受け取れます。
が、そこに都市を立てるには「戦争」をする必要があります。
※都市を建てる/建てないにかかわらず、開拓者はその場で横倒しにし、以後特例がない限りは動けません。
※ボード上の小島に、海を渡っていくことはできますが、そこに都市は建てられません。
・建築
開拓者を集会所タイルに横倒しに置き、その時代で公開されている建物(各時代ごとにプレイ人数と同じ枚数)のうちどれかを建てます。建物は個人ボードの建築スペースに置かれますが、最初は一軒だけしか建てられません。技術開発を進めれば、最大3件まで解禁されます。
建物は、別のカードへ建て替えができます。
・芸術家
開拓者を集会所タイルに横倒しに置き、3点を得ます。たぶんほとんど使わないアクションです。
・戦争
移動先に他プレイヤーの都市がある場合、お金を払うことで除去し、続けて自分の都市を建てることができます。
お金さえ払えれば、必ず勝てますがゲーム中4回しか戦争は行えません。
勝利後、栄誉トークンを戦争回数チャートの上に置いておきます。裏側には勝利点が書かれており、最後に得点に加えます。
----------------------------------------
開拓者不要アクション
・技術開発
個人ボードの技術タイルをボード上から取り除き、技術を発展させます。コストは書いてあるお金。高レベルの技術タイルは、最後に勝利点となります。
新しい技術を開発することで、古い技術が陳腐化し、使えなくなる場合があります。
・驚異の建造
「驚異」カードを建造する場合は開拓者が不要で、こちらは建築スぺースを占有しません。
コストはカードに書いてあるお金ですが、プレイヤーが選んだ指導者によって建築コストが安くなる場合があります。
どの指導者で建築コストが安くなるのか、人物アイコンで示されているのですが、小さすぎて人物の判別が困難です!マジどうにかして
・建物/驚異の起動
建物や驚異の効果によっては、このアクションが選択できます。カードをタップして効果を適用します。各時代で効果は一回しか使用できませんが、次の時代に移ると使用回数が回復します。
・黄金時代の開始
このゲームの特徴的なアクションで、もうこの時代でやることがないと思ったら、首都駒をひっくり返して黄金時代の開始を宣言します。以後、手番が回ってきてもパスになりますが、そのたびに2金がもらえます!
間違いやすいルール
※黄金時代を宣言した手番では、2金はもらえません。
-------------------------------
全員が黄金時代開始を宣言したら、即座にラウンド終了です。
ゲーム開始時に、ランダムで5枚の「歴史の審判」カードを選んでいるのですが、
最初に黄金時代の開始を宣言したプレイヤーが一枚を選び、内容に従って得点を配分します。
その後、そのカードは捨て、次の時代を始めます。
新しい時代を始める際、ラウンドの初めに置いたタイルに首都を「遷都」させることができます。いずれにせよ、横倒しになっている開拓者三人は、起き上がってまた首都に集結します。
間違いやすいルール
※4ラウンド目は、誰かが黄金時代の開始を宣言したら、ほかのプレイヤーが一手番ずつ行った後ゲームが終了します
最終得点は
・3金につき1点
・開発した技術タイルに書かれている点数
・戦争したときに得た栄誉タイルの点数
・ゲーム開始時に配られた「最先端技術」の点数
を合計して、最も得点の多いプレイヤーが勝者です!
-----------------------------------
お手軽はお手軽なんですが、やや直感的でないルールが多いです。
最後の、黄金時代を一人宣言したら一手番ずつ行ってゲーム終了、というルールを適用しないと、「ロシア」カードを得たプレイヤーが強すぎるので、注意しましょう。(ロシアの効果は、移動後開拓者を寝かさない つまり移動を繰り返し、延々とお金を稼ぎ続けることができる。)
驚異カードや建物カードの枚数が少ないため、ややリプレイ性に欠けますが、拡張を導入することによって解決されます。 飽きるほどプレイするなら、ぜひ拡張を買いましょう。
戦争の回数が4回だけに制限され、しかも3回目以降のコストが高いため、戦争プレイを狙っていかない限り4回すべて行うことは無いと思います。割と平和なCIV系なので、そういうゲームを求めている方は是非。
地形タイルをうまく組み合わせると、現実の世界地図になるようですね。この地形に固定して遊ぶヴァリアントがあっても面白そうです!
というあなたにお勧めの「黄金時代」。短い時間で人類の発展を楽しめますよ!90~120分のプレイ時間!軽いでしょ!
---黄金時代---
ルールを覚えるのに必要な時間:30分
1ゲームの時間:90分
評価:☆☆☆
2014年にQuined Gamesから出版された黄金時代。いつも通り箱絵の雰囲気が良く、速攻で入手はしていたもののずっと積んでいました。
お手軽文明発展系、という触れ込み通り、非常に手軽なCIV系であり、慣れれば本当に90分で終わると思います。
ただ、直感的でない細かいルールが多々あり、初回でルールを間違えずにプレイするのは困難だと思います。この手の細かいルールが多いゲーム、私はアプリで独習してからプレイすることが多いのですが、マイナーゲームなのでアプリ化されているわけもなく・・・・。
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このゲームは4ラウンド行うのですが、各ラウンド(時代)の初めに、陸地タイルを置いてマップを広げていきます。
自分が置いた陸地タイルの一区画の上に、「首都」と「開拓者3人」を置きます。ユニット生産の概念はありません。
※間違いやすいルール:首都は、タイルに描かれた資源アイコンを隠すようにおきます。首都から資源は産出しません。
全員がタイルを置いたらラウンド開始です。
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手番では、8種類のアクションから1つを行います。
アクションは大別して「開拓者必要アクション」と、「開拓者不要アクション」に分かれます。
開拓者必要アクション
・探検
開拓者を首都から動かして、到着先の資源からお金を得ます。このゲーム、リソースはお金だけなので、なんでも金で解決します。
間違いやすいルール
※到着したマスに、他プレイヤーの開拓者や都市駒が置いてあっても、資源は受け取れます。
が、そこに都市を立てるには「戦争」をする必要があります。
※都市を建てる/建てないにかかわらず、開拓者はその場で横倒しにし、以後特例がない限りは動けません。
※ボード上の小島に、海を渡っていくことはできますが、そこに都市は建てられません。
・建築
開拓者を集会所タイルに横倒しに置き、その時代で公開されている建物(各時代ごとにプレイ人数と同じ枚数)のうちどれかを建てます。建物は個人ボードの建築スペースに置かれますが、最初は一軒だけしか建てられません。技術開発を進めれば、最大3件まで解禁されます。
建物は、別のカードへ建て替えができます。
・芸術家
開拓者を集会所タイルに横倒しに置き、3点を得ます。たぶんほとんど使わないアクションです。
・戦争
移動先に他プレイヤーの都市がある場合、お金を払うことで除去し、続けて自分の都市を建てることができます。
お金さえ払えれば、必ず勝てますがゲーム中4回しか戦争は行えません。
勝利後、栄誉トークンを戦争回数チャートの上に置いておきます。裏側には勝利点が書かれており、最後に得点に加えます。
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開拓者不要アクション
・技術開発
個人ボードの技術タイルをボード上から取り除き、技術を発展させます。コストは書いてあるお金。高レベルの技術タイルは、最後に勝利点となります。
新しい技術を開発することで、古い技術が陳腐化し、使えなくなる場合があります。
・驚異の建造
「驚異」カードを建造する場合は開拓者が不要で、こちらは建築スぺースを占有しません。
コストはカードに書いてあるお金ですが、プレイヤーが選んだ指導者によって建築コストが安くなる場合があります。
どの指導者で建築コストが安くなるのか、人物アイコンで示されているのですが、小さすぎて人物の判別が困難です!マジどうにかして
・建物/驚異の起動
建物や驚異の効果によっては、このアクションが選択できます。カードをタップして効果を適用します。各時代で効果は一回しか使用できませんが、次の時代に移ると使用回数が回復します。
・黄金時代の開始
このゲームの特徴的なアクションで、もうこの時代でやることがないと思ったら、首都駒をひっくり返して黄金時代の開始を宣言します。以後、手番が回ってきてもパスになりますが、そのたびに2金がもらえます!
間違いやすいルール
※黄金時代を宣言した手番では、2金はもらえません。
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全員が黄金時代開始を宣言したら、即座にラウンド終了です。
ゲーム開始時に、ランダムで5枚の「歴史の審判」カードを選んでいるのですが、
最初に黄金時代の開始を宣言したプレイヤーが一枚を選び、内容に従って得点を配分します。
その後、そのカードは捨て、次の時代を始めます。
新しい時代を始める際、ラウンドの初めに置いたタイルに首都を「遷都」させることができます。いずれにせよ、横倒しになっている開拓者三人は、起き上がってまた首都に集結します。
間違いやすいルール
※4ラウンド目は、誰かが黄金時代の開始を宣言したら、ほかのプレイヤーが一手番ずつ行った後ゲームが終了します
最終得点は
・3金につき1点
・開発した技術タイルに書かれている点数
・戦争したときに得た栄誉タイルの点数
・ゲーム開始時に配られた「最先端技術」の点数
を合計して、最も得点の多いプレイヤーが勝者です!
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お手軽はお手軽なんですが、やや直感的でないルールが多いです。
最後の、黄金時代を一人宣言したら一手番ずつ行ってゲーム終了、というルールを適用しないと、「ロシア」カードを得たプレイヤーが強すぎるので、注意しましょう。(ロシアの効果は、移動後開拓者を寝かさない つまり移動を繰り返し、延々とお金を稼ぎ続けることができる。)
驚異カードや建物カードの枚数が少ないため、ややリプレイ性に欠けますが、拡張を導入することによって解決されます。 飽きるほどプレイするなら、ぜひ拡張を買いましょう。
戦争の回数が4回だけに制限され、しかも3回目以降のコストが高いため、戦争プレイを狙っていかない限り4回すべて行うことは無いと思います。割と平和なCIV系なので、そういうゲームを求めている方は是非。
地形タイルをうまく組み合わせると、現実の世界地図になるようですね。この地形に固定して遊ぶヴァリアントがあっても面白そうです!
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seshil
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職業:
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