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対戦相手皆無!ボードゲームレビュー

遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。

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フィストオブドラゴンストーン

能力者を獲得するために、なけなしの金貨を握って競り落とせ!フィストォォォォ!



---フィストオブドラゴンストーン---

ルールを覚えるのに必要な時間:15分
1ゲームの時間:30~45分
評価:☆☆ (☆5で満点)

ゲーム会でプレイさせていただいた競りゲームです。この手のゲームは自分では買わないジャンルなので、遊ばせてもらえるのは非常にありがたい。多謝。



3種のお金(金貨・銀貨・無着色のお金)を使って一ラウンドあたり8枚(だったかな?)のカードを1枚ずつ競っていくのだ。

最初は金貨8枚・銀貨5枚・無色2枚 それからドラゴンストーン4つが配られる(色はランダム)。金貨はラウンド終了時にまた戻ってくるが、他の2種は使いきり。



カードは結構な枚数があるが、1ラウンドで競る8枚のうち、6枚は固定されている。2枚だけが毎ラウンド変わるのでゲーム中一度も使われないカードがごっそり出てくる。繰り返しプレイ前提。

同時競りなので、競り対象のカードがめくられたら金貨をにぎって一斉に拳を突き出す!フィストォォォ!と叫ぼう。



基本的に競りに使えるお金は金貨8枚と、無色2枚の10金だけ。8枚の競りが終わるまで戻ってこないので2-3金の勝負になる。 よくバッティングするので、バッティングしたプレイヤーだけで決勝の競りを行うのだ。このときに銀貨を使う。

※黒いお金と赤いお金は最初は手に入らず、カードの特殊効果で手に入る。黒は競りの際に握ることで、カード効果発動を止める。赤は一緒に握った金貨の価値が倍になる。



カード能力は単純にドラゴンストーンが1つもらえるカード、ドラゴンストーン4つを1勝利点に変換するカード、各種のお金がもらえるカード等がある。



毎ラウンド共通で出てくるカードよりも、可変の2枚のほうが強い能力が揃っている。



ひたすら競りを繰り返し、3点の勝利点を先にとった人の勝ち。この変なマーカーが勝利点を表す。こんなの初めて見たなー?このゲーム以外で使うのか?

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競りゲームの例にもれず、最初相場観が掴みづらいゲームです。

無色の金貨は、黄色の金貨を使いきってしまっても「俺はまだ入札できるぜ!オラオラ」と相手をけん制するために温存しておくのですが、私は早々に使いきってしまって苦しい展開でした。

2金・3金で競り合うので、クーハンデルのように派手な展開にはならず、フィスト!と叫んでいてもなんか地味で淡々と進むゲーム。うーん!?

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