対戦相手皆無!ボードゲームレビュー
遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。
交易王
- 2015/03/25 (Wed)
- 近年のゲーム |
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16世紀大航海時代。今までの世界は一気に広がり、地球の裏側との交易がスタートしました。
香辛料を求める欧州の船は東西を行き来し、品物と共に文化を伝えていったのです。
---交易王---
ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:20-30分
評価:☆☆☆☆☆ (☆5で満点)
硬い感じのタイトルに、渋いパッケージ。これで大箱だったら2時間級か!?2時間級の重厚な経済ゲームだな!?と構えてしまうこと間違い無しだけど、小箱だしプレイ時間も30分。そしてプレイ感は軽いけれどクニツィア・ジレンマが効いていて面白い名作です。
セットアップは各々船カードを二隻持ち、互いに3枚ずつの手札を配ります。で、場には6枚の商品カードをオープン。小さい方のカードは種類別に分けて商品カードとは別にしておきます。
場のカードと手札を見たら、四角い商品駒を船の上に順番に載せていきます。これは売却できる商品を表し、基本的には場にたくさん出ている色のキューブを載せます。2つ載せ終わったらゲーム開始。
---------------
手番は2フェイズで構成されていて、前半フェイズと後半フェイズを一気に行い、それが終わったら次の人の手番になります。
【前半】
a) 船に積んだ商品1個を入れ替える
→ 船カードの上の商品駒を一つだけ入れ替えできる。商品は全部で6種類あり、手札に多い商品や場に多い商品を売れるようにしておくのが基本。
b) 特殊カードを購入する
→ 特殊カードは4種類あり、どれも効果はシンプル
【商館 8金】商品カードを補充するときの枚数が+1される
【船 10金】手持ちの船が一隻増える。商品駒を即座に載せて手元にやって来る。
【協定 11金】商品を売ってお金を獲得する際に、毎回+2金される
【荷役 12金】商品駒を1個入れ替えることが出来る。
同じカードを複数買ってもよく、どのカードも買った瞬間から効果を発揮する。
c) パス
→ 何もしたくない場合、前半フェイズはパスできる。
【後半】
a) カードを山から2枚引く
→ 単純に手札の補充。カードのプレイは出来ない。
b) 商品を出荷する(カードを場にプレイする)
→ カードを場の6枚に重ねるようにプレイし、プレイしたカードと同じ色の、船上の商品駒の数×場のカード枚数 のお金を獲得します。つまり場のカードが全部青で、船に青駒を2つ載せていたら12金。
ただし!カードのプレイで売却の恩恵に預かれるのは両方のプレイヤーなのです。相手の船の上にも青の駒があれば相手にもお金が。しかも相手はカードをプレイしていない・・・。売れ筋の商品は相手も船に載せている可能性が高く、ここに強烈なジレンマが生まれます。
これを繰り返し、山札が切れたら即座にゲーム終了。4人プレイだと特にあっという間に終わり、特殊カードに掛けたコストを回収できない可能性も・・・。
---------------------------
2-4人のどれでプレイしても面白いですが、4人だと少々山札切れが早い印象が。むしろ2人プレイが真骨頂なのではないでしょうか。
ジレンマがわかりやすく、渋い見た目に似合わずシンプルなゲームです。
同時にニューゲームズオーダーより発売された「モダンアート」は大人数でやったほうが面白いので、2人ならこちらをプレイすればOK。あと、モダンアートは値付けの感覚が最初わかりづらく、非ゲーマーだとうまくプレイできない恐れがありますが、こちらは多分大丈夫です。
香辛料を求める欧州の船は東西を行き来し、品物と共に文化を伝えていったのです。
---交易王---
ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:20-30分
評価:☆☆☆☆☆ (☆5で満点)
硬い感じのタイトルに、渋いパッケージ。これで大箱だったら2時間級か!?2時間級の重厚な経済ゲームだな!?と構えてしまうこと間違い無しだけど、小箱だしプレイ時間も30分。そしてプレイ感は軽いけれどクニツィア・ジレンマが効いていて面白い名作です。
セットアップは各々船カードを二隻持ち、互いに3枚ずつの手札を配ります。で、場には6枚の商品カードをオープン。小さい方のカードは種類別に分けて商品カードとは別にしておきます。
場のカードと手札を見たら、四角い商品駒を船の上に順番に載せていきます。これは売却できる商品を表し、基本的には場にたくさん出ている色のキューブを載せます。2つ載せ終わったらゲーム開始。
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手番は2フェイズで構成されていて、前半フェイズと後半フェイズを一気に行い、それが終わったら次の人の手番になります。
【前半】
a) 船に積んだ商品1個を入れ替える
→ 船カードの上の商品駒を一つだけ入れ替えできる。商品は全部で6種類あり、手札に多い商品や場に多い商品を売れるようにしておくのが基本。
b) 特殊カードを購入する
→ 特殊カードは4種類あり、どれも効果はシンプル
【商館 8金】商品カードを補充するときの枚数が+1される
【船 10金】手持ちの船が一隻増える。商品駒を即座に載せて手元にやって来る。
【協定 11金】商品を売ってお金を獲得する際に、毎回+2金される
【荷役 12金】商品駒を1個入れ替えることが出来る。
同じカードを複数買ってもよく、どのカードも買った瞬間から効果を発揮する。
c) パス
→ 何もしたくない場合、前半フェイズはパスできる。
【後半】
a) カードを山から2枚引く
→ 単純に手札の補充。カードのプレイは出来ない。
b) 商品を出荷する(カードを場にプレイする)
→ カードを場の6枚に重ねるようにプレイし、プレイしたカードと同じ色の、船上の商品駒の数×場のカード枚数 のお金を獲得します。つまり場のカードが全部青で、船に青駒を2つ載せていたら12金。
ただし!カードのプレイで売却の恩恵に預かれるのは両方のプレイヤーなのです。相手の船の上にも青の駒があれば相手にもお金が。しかも相手はカードをプレイしていない・・・。売れ筋の商品は相手も船に載せている可能性が高く、ここに強烈なジレンマが生まれます。
これを繰り返し、山札が切れたら即座にゲーム終了。4人プレイだと特にあっという間に終わり、特殊カードに掛けたコストを回収できない可能性も・・・。
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2-4人のどれでプレイしても面白いですが、4人だと少々山札切れが早い印象が。むしろ2人プレイが真骨頂なのではないでしょうか。
ジレンマがわかりやすく、渋い見た目に似合わずシンプルなゲームです。
同時にニューゲームズオーダーより発売された「モダンアート」は大人数でやったほうが面白いので、2人ならこちらをプレイすればOK。あと、モダンアートは値付けの感覚が最初わかりづらく、非ゲーマーだとうまくプレイできない恐れがありますが、こちらは多分大丈夫です。
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