対戦相手皆無!ボードゲームレビュー
遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。
太陽の家
- 2016/01/15 (Fri)
- 近年のゲーム |
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二人用ながら、「電力会社」サイズの大箱でお届けする強烈な箱絵のゲーム。
なんだかよくわからないけど、火山島に石像を建てまくれ!
---太陽の家---
ルールを覚えるのに必要な時間:20分
1ゲームの時間:50分
評価:☆☆☆ (☆5で満点)
フォイヤーラント社の2015年新作。2人用ゲームが流行を見せる中、ひときわ目を惹くイラストと、巨大な箱でリリースされた。
2人用ゲームなので、ゲーム会で見かけることも少なく(七不思議デュエルはそれでもよく見るが)、遊んだという感想もあまり聞かない不遇のゲーム。
実際に遊んでみると、ほんのりマンカラ風味で一手先の移動先を予測しつつ、効率的に立ち回るゲーム。そして運要素である火山の噴火で計画がぶち壊しになるwwそんなゲームでした。噴火ゲームは好き嫌い分かれるなぁ・・・
まず、丸い形のメインボードを広げて、横に得点ボード兼市場ボードを置きます。
カード背にヤシの木が1~3本書かれているので、種類ごとにシャッフル。メインボードのくぼみに、ヤシの木が一本のカードを並べます。
そのほかのカードは、お金で買うことになるので、表向けて指定の場所に置いておきます。
各自コマのセットを受け取り、自分のシャーマンをそれぞれ村に。そして共通の船コマを置いたらゲーム開始!
-------------------
手番にできることは
・数字ディスクを置く
・数字ディスクの回収
※数字ディスクが全く無い時のみ、船を一マス動かす
どれかです。
基本は数字ディスクを置くアクション。
a)船コマがないところに数字ディスクを置く
数字ディスクは1~5の五枚あります。
この時は、自分のシャーマンを二マスまで動かせます。動かさなくても。一マスだけ動かしてもOK。
ただし、山を上る方向に2マス動かすのはNG。降りる方向なら2マス動かせます。
※最初、シャーマンは砂浜にいるので、はじめは草原に入るために移動力を1使います。最初以外は砂浜にシャーマンが入るということはありません。
※数字ディスクは、同じエリアに複数置くことができます。
b)船コマがあるところに数字ディスクを置く
この時は、置いた数字ディスクの数だけ船コマが進みます。そして、船が止まったところに自分の数字ディスクがあれば、その場所に置いてあるカードを取ってアクションができます。
・自分の数字ディスクだけ置いてあるとき → 2枚のうち、1枚好きなほうを取る
・双方の数字ディスクが置いてある → 数字の合計が大きいほうが、最初にカードを取り、残ったほうを数字の小さいほうがとる
※ただし、2枚のカードが全く同じで、双方の数字ディスクが置いてある場合、数の大きいほうだけがカードを取れます。例外処理なので注意。
カードを取ったら空いた場所にカードを補充。背面に書かれたヤシの木が少ないほうから使います。また、置いてあった数字ディスクは手元に戻ってきます。
※数字ディスクを置く際は、相手と合計が全く同じになるようにはおけません。必ず優劣があるようにしか置けないのです。
c) 数字ディスクを回収 した場合でも、シャーマンコマを2マスまで動かすことができます。
-----------------
カードアクションは以下
・石像を建てる:自分のシャーマンがいるところに石像を建てます。火山の火口に近いほど、高得点。
・真珠/オウムガイを獲得:これは勝利点
・魚を獲得:相手より所有している魚が多いと、決算時に得点になります。
・貝を獲得:これはお金です。獲得した時は市場で買い物をする権利を得ます。
・溶岩の巫女:火口にある溶岩を、隣に移動させることができます。詳細は後述。
-----------------
カード補充の際に、「溶岩カード」が出たら、今船がある場所の火口に、溶岩ディスクを置きます。
なお、連続して溶岩カードが出たり、すでに溶岩が置いてある場所にまた置く場合は、積み重なります。
-----------------
さて、「ヤシの木2本カード」が尽きた時には一回目の決算。決算前に買い物のチャンスがあり・・・その後
市場ボードのチャートに従い、
・建てた石像の点数(火口に近いほうから3・2・1点)
・相手より魚が多ければ3点
・真珠やオウムガイの得点。ちなみに白真珠は1点、黒真珠は2点だが、白黒セットで持っていると4点。
・そしてボーナスカードの得点計算。これは貝を獲得した時に市場で買えるもので、カードに書いてある蝶の数で得点できたり、石像の決算をもう一度起こすものがあります。後者は強いので貝のカードを二枚払う必要が。
ただし!決算前に火山の噴火が起きます。溶岩ディスクが置いてある位置から溶岩流が発生し、置いてある石像をなぎ倒す!
ディスクが一枚置いてあると、火口に近い石像が犠牲となります。複数が置かれていれば、標高が低い位置の石像も流されてしまいます。 得点が高い場所に置いてある石像は、ハイリスクハイリターンなのです。
溶岩を避けるためには、溶岩の巫女を使ってディスクを動かす必要があります。一度に1つしか動かせないし、隣にしか動かないので避けきれないことも多いが・・・。
※ちなみに市場には、お金で買える溶岩の巫女があり、これも船の移動で獲得した溶岩の巫女と全く同じ効果がある。
---------------
一回目の決算が終わったら、石像はそのままにゲーム続行。
全てのカードが尽きて、船が「カードが枯渇しているエリア」に止まったらゲーム終了。一回目と同じ決算をもう一度やり、最後に残った貝は1つ1点となる。もちろん勝利点が多いほうが勝ち!
---------------
プレイしてみると、「森 or 山の石像をもう一回決算させるカード」が強いので、双方が一枚ずつこのカードを持ち合う展開になると思います。
逆に、「カードに書かれている蝶が得点」のカードは弱いので、市場のボーナスカードに激しく強弱がある感じ。
溶岩で石像が流れてしまっては、せっかく買った再決算のカードが意味をなさないので、展開によっては弱いボーナスカードも意味が出てくるんですがね・・・。基本的には火口に近い位置に石像を建てまくるべきです。
溶岩のランダム性をなくす、ゲーマー向きのヴァリアントもあるんですが、
基本ルールで「おい!溶岩で石像が全部溶けたよ!」「うわーかわいそう」とワイワイ楽しむほうが好きかも。まあ 機会があったらヴァリアントも試してみたいです。
なんだかよくわからないけど、火山島に石像を建てまくれ!
---太陽の家---
ルールを覚えるのに必要な時間:20分
1ゲームの時間:50分
評価:☆☆☆ (☆5で満点)
フォイヤーラント社の2015年新作。2人用ゲームが流行を見せる中、ひときわ目を惹くイラストと、巨大な箱でリリースされた。
2人用ゲームなので、ゲーム会で見かけることも少なく(七不思議デュエルはそれでもよく見るが)、遊んだという感想もあまり聞かない不遇のゲーム。
実際に遊んでみると、ほんのりマンカラ風味で一手先の移動先を予測しつつ、効率的に立ち回るゲーム。そして運要素である火山の噴火で計画がぶち壊しになるwwそんなゲームでした。噴火ゲームは好き嫌い分かれるなぁ・・・
まず、丸い形のメインボードを広げて、横に得点ボード兼市場ボードを置きます。
カード背にヤシの木が1~3本書かれているので、種類ごとにシャッフル。メインボードのくぼみに、ヤシの木が一本のカードを並べます。
そのほかのカードは、お金で買うことになるので、表向けて指定の場所に置いておきます。
各自コマのセットを受け取り、自分のシャーマンをそれぞれ村に。そして共通の船コマを置いたらゲーム開始!
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手番にできることは
・数字ディスクを置く
・数字ディスクの回収
※数字ディスクが全く無い時のみ、船を一マス動かす
どれかです。
基本は数字ディスクを置くアクション。
a)船コマがないところに数字ディスクを置く
数字ディスクは1~5の五枚あります。
この時は、自分のシャーマンを二マスまで動かせます。動かさなくても。一マスだけ動かしてもOK。
ただし、山を上る方向に2マス動かすのはNG。降りる方向なら2マス動かせます。
※最初、シャーマンは砂浜にいるので、はじめは草原に入るために移動力を1使います。最初以外は砂浜にシャーマンが入るということはありません。
※数字ディスクは、同じエリアに複数置くことができます。
b)船コマがあるところに数字ディスクを置く
この時は、置いた数字ディスクの数だけ船コマが進みます。そして、船が止まったところに自分の数字ディスクがあれば、その場所に置いてあるカードを取ってアクションができます。
・自分の数字ディスクだけ置いてあるとき → 2枚のうち、1枚好きなほうを取る
・双方の数字ディスクが置いてある → 数字の合計が大きいほうが、最初にカードを取り、残ったほうを数字の小さいほうがとる
※ただし、2枚のカードが全く同じで、双方の数字ディスクが置いてある場合、数の大きいほうだけがカードを取れます。例外処理なので注意。
カードを取ったら空いた場所にカードを補充。背面に書かれたヤシの木が少ないほうから使います。また、置いてあった数字ディスクは手元に戻ってきます。
※数字ディスクを置く際は、相手と合計が全く同じになるようにはおけません。必ず優劣があるようにしか置けないのです。
c) 数字ディスクを回収 した場合でも、シャーマンコマを2マスまで動かすことができます。
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カードアクションは以下
・石像を建てる:自分のシャーマンがいるところに石像を建てます。火山の火口に近いほど、高得点。
・真珠/オウムガイを獲得:これは勝利点
・魚を獲得:相手より所有している魚が多いと、決算時に得点になります。
・貝を獲得:これはお金です。獲得した時は市場で買い物をする権利を得ます。
・溶岩の巫女:火口にある溶岩を、隣に移動させることができます。詳細は後述。
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カード補充の際に、「溶岩カード」が出たら、今船がある場所の火口に、溶岩ディスクを置きます。
なお、連続して溶岩カードが出たり、すでに溶岩が置いてある場所にまた置く場合は、積み重なります。
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さて、「ヤシの木2本カード」が尽きた時には一回目の決算。決算前に買い物のチャンスがあり・・・その後
市場ボードのチャートに従い、
・建てた石像の点数(火口に近いほうから3・2・1点)
・相手より魚が多ければ3点
・真珠やオウムガイの得点。ちなみに白真珠は1点、黒真珠は2点だが、白黒セットで持っていると4点。
・そしてボーナスカードの得点計算。これは貝を獲得した時に市場で買えるもので、カードに書いてある蝶の数で得点できたり、石像の決算をもう一度起こすものがあります。後者は強いので貝のカードを二枚払う必要が。
ただし!決算前に火山の噴火が起きます。溶岩ディスクが置いてある位置から溶岩流が発生し、置いてある石像をなぎ倒す!
ディスクが一枚置いてあると、火口に近い石像が犠牲となります。複数が置かれていれば、標高が低い位置の石像も流されてしまいます。 得点が高い場所に置いてある石像は、ハイリスクハイリターンなのです。
溶岩を避けるためには、溶岩の巫女を使ってディスクを動かす必要があります。一度に1つしか動かせないし、隣にしか動かないので避けきれないことも多いが・・・。
※ちなみに市場には、お金で買える溶岩の巫女があり、これも船の移動で獲得した溶岩の巫女と全く同じ効果がある。
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一回目の決算が終わったら、石像はそのままにゲーム続行。
全てのカードが尽きて、船が「カードが枯渇しているエリア」に止まったらゲーム終了。一回目と同じ決算をもう一度やり、最後に残った貝は1つ1点となる。もちろん勝利点が多いほうが勝ち!
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プレイしてみると、「森 or 山の石像をもう一回決算させるカード」が強いので、双方が一枚ずつこのカードを持ち合う展開になると思います。
逆に、「カードに書かれている蝶が得点」のカードは弱いので、市場のボーナスカードに激しく強弱がある感じ。
溶岩で石像が流れてしまっては、せっかく買った再決算のカードが意味をなさないので、展開によっては弱いボーナスカードも意味が出てくるんですがね・・・。基本的には火口に近い位置に石像を建てまくるべきです。
溶岩のランダム性をなくす、ゲーマー向きのヴァリアントもあるんですが、
基本ルールで「おい!溶岩で石像が全部溶けたよ!」「うわーかわいそう」とワイワイ楽しむほうが好きかも。まあ 機会があったらヴァリアントも試してみたいです。
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