対戦相手皆無!ボードゲームレビュー

遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。

パスティーシュ



偉大な作品を作り上げるには、先人たちから学ぶことも重要である。

自分独自の作風を練るため、過去の絵の模写を行ってみよう。え?贋作づくり?何を人聞きの悪い・・・。



---パスティーシュ---

ルールを覚えるのに必要な時間:15分
1ゲームの時間:45分
評価:☆☆☆ (☆5で満点)


コンポーネントの美しさが飛び抜けているボードゲーム。「パスティーシュ」カードがちょっとペラペラだったり、意味のない巨大ボードが入っていたりするのはご愛嬌。

ファミリーゲームと銘打っているだけあって、ルールは比較的シンプル。かつゲーム時間も程よく45-60分程度です。

箱の厚みも素晴らしく、手にとった時ワクワクします。ずっしりと重いし、いかにも「高級で高尚な大人のゲーム」という感じ。国内でも普通に流通しているので欲しい人はお早めに。


まずは色ごとにカードを並べます。この時にメインボードを使うことになるのだが、これはただの「カード置き場」クニツィアのポイズンに入っている鍋ボードに次ぐネタが投下されたなぁ。これは。


そして各自に絵画タイルとヘクスタイル2枚ずつを配り、場に絵画タイル4枚を並べます。最後にヘクスが3つつながった「スタートタイル」を配置し、準備完了。


この絵画タイルに必要な絵の具を集めるのが目的です。


はじめに「2次色」と呼ばれるブラウン・グリーン・バイオレット・オレンジ の4色を持った状態からスタート。


色を手に入れるには、手番にこのヘクスタイルを配置します。ヘクスタイルには赤・青・黄の3色が描かれており・・・


こう置くことで、「色を混ぜた」事になります。接している頂点 2色ないし3色の色を混ぜ合わせ、


配合表にしたがって色を獲得します。なので3枚とれたり4枚とれたりします。2色を混ぜあわせたものが二次色、3色を混ぜあわせたものが三次色です。


ただ、3原色と白黒、灰色と薄茶はちょっと入手方法が特殊です。

赤青黄の原色は、タイル配置の際に3点の色がすべて同じの場合か(2つではだめ。厳しい!)


タイルの真ん中に書かれている色をもらうと宣言することによって取得できます。この場合は他の色はもらえません。


(2色の原色が書かれているタイルは、どちらか一枚だけもらえます。)

原色取得直後のみ、任意の色カード一枚と、今取得した原色一枚を捨て札にすることによって、別の原色と交換できます。


白と黒は、同色のカード3枚で手番中に交換できます。なお同色のカード3枚は、他の2次色や3次色と交換してもOKですが、普通は価値の高い白黒と交換します。


最後に灰色と


薄茶。灰色は白黒2枚と交換でき、薄茶は茶色と黄色の二枚で交換できます。灰色はこのゲームで最も手に入れづらい色です。

色の混ぜ合わせが複雑ですが、このゲームはほとんどこれがルールのすべて。色が揃ったらタイルを公開し、勝利点を得ます。なお、最初に場においた4枚の絵を完成させようとしてもOK。ただ他の人も狙ってくるので、確実に自分で完成させたかったら、手番中に手札と場札を一枚だけ入れ替えることができます。手札は自分だけのものなので。

手番の最後にヘクスタイルと、絵画を完成させていたら絵画タイルを補充。この時色カードは8枚までしか持ち越せません。なので多い分は捨て札としたり、他の色と交換したり、他のプレイヤーと交換することができます。

(カタンのように、他のプレイヤーと色カードを交換してOKなのです。まあ手札が9枚以上になりがちなので、必然的に交換する場面も出てきます。)

誰かが規定の点数に達したら、手番を一周させてゲーム終了。規定点は4人プレイで35,3人プレイで40、2人プレイだと45点です。

規定の点数を達成したプレイヤーが勝つとは限らないのがこのゲームの面白いところ。同じ画家の絵を2枚完成させていると「画家ボーナス」なる得点が加算され、また手元に残った色カードは、書かれている数字が得点となります。

ただし得点となるのは自分の手札にある絵画タイルに使える色だけ。これで狙って勝つことは難しいが、たまたま逆転したりすると嬉しいです。

----------------------------------------------------------------------------------
素晴らしいコンポーネントなので、やってて楽しいゲームですが、けっこう「一人でパズルを解いている」感じの強いゲームです。

ヘクスタイルの配置で相手の邪魔をできるとは思うのですが、色を集めるのに必死でそこまで気を回すのははっきり言って無理。

またプレイヤー間のインタラクションである「色カードの交換」も、互いにwin-winになるのを狙っていく、と言うよりは、「手札が9枚以上になってしまうからなんとか減らしたい」という消極的な理由で交換することが多いです。

直接攻撃が少ないので、まったりパズルを解くのが好きな人におすすめ。また、単に所有しているだけでもこの高級感で満足できます。

拍手[0回]

この記事へのコメント

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
管理人のみ閲覧できます
 

プロフィール

HN:
seshil
性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
楽器演奏・ゲーム・ツーリング

ボードゲームオークション

Copyright ©  -- 対戦相手皆無!ボードゲームレビュー --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / powered by NINJA TOOLS /  /