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対戦相手皆無!ボードゲームレビュー

遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。

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ポテトマン



今日もポテトマンは、ポテト界の平和を守るためパトロール。「おい!そこの君!そんな青いじゃがいもを食べてはいけない!芽をとって皮を厚めに剥きたまえ」


彼の敵はポテトキラー!自分自身もポテトなのに、他のポテトを食べてしまうんだろうか?それとも腐らせるとかそういった方向に悪いんだろうか?とにかくポテトキラーは悪いやつ。たすけてー!ポテトマーン!

---ポテトマン---

ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:20~30分
評価:☆☆☆☆ (☆5で満点)



ギュンター・ブルクハルトによるマストノットフォローのトリックテイキング。マストノットフォローのゲームで唯一有名なゲームかと思われるので、持っておいても損はない。ゲームも面白いし、イラストもいい。

対応プレイ人数は2-5人なのだが、二人でどうやって遊ぶのか???まあ4-5人がベスト人数なのは間違いない。



4人プレイだと12枚、5人プレイだと10枚の手札を持ってラウンドスタート。マストノットフォローなので、既に場に出ている色は出せない!カードは全部で4色なので、5人プレイの時は一色だけ2枚場に出すことを許される。

切り札はなしで数字がそのままカードの強さ。同数の場合は後出しが勝ちだ。

プレイするとすぐわかるが、リードプレイヤーと最後に出すプレイヤーは弱い。中途半端な数字のカードを出してお茶を濁すぐらいしかやることが無い。

2-3番手プレイヤーはある程度出す色の自由度があり、下家を縛ることでトリックを取得できる確率が高まる。



トリックをとったら、自分の出した色の「ポテト袋カード」を取れる。描かれているポテト袋の数が得点だ。



ちなみにスートによって数字構成が違うので、勝ちやすい赤スートは勝っても一点。勝ち難い黄色スートは4点取得できる。



「ポテト袋カード」は各色3枚しか無いので、無くなったら代わりに「金のポテト袋カード」を取れる。これは5点と非常に強力だ。赤が枯れていれば赤スートで勝っても5点。戦略の指針と成る。



あと、めったに無いのだが、黄色の「1~3(ポテトマン)」と、赤の「16~18(ポテトキラー)」が同時に場に出ていると例外的にポテトマンが勝つ。



皆警戒してポテトキラーをなかなか出さないので、「赤スートがポテトキラー以外なく、仕方なくだしたら下家にポテトマン出された」という状況か、疲れてうっかり出してしまった時ぐらいだ。ポテトマンが活躍するのは。

マスト「ノット」フォロー出来ない場合は、宣言して手札を晒し、即時ラウンド終了。そのトリックでポテト袋は獲得できない。

点数を記録し、ポテト袋を返したら次のラウンドをやろう!トリテでお馴染み、飽きるまでやれば良い。

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箱絵の脱力感と、普通のトリテと逆の思考を要求されることからどんなクソゲーが出てくるんだろうと危惧してしまいますが、プレイは非常に面白いです。

ルールも別に難しくないし、「トリテはマストフォロー」という先入観の無いトリテ未プレイのかたの方がすんなりプレイ感を掴めるかも。「いきなり変態トリテ・・・」と恐れずにプレイしてみましょう。上級者の方がインストするときも、変に「トリテ」を強調せず、こういうルールのカードゲームだ、という体でインストした方が吉。



カード裏面のイラストがただのじゃがいも。ちょっと気持ち悪いかも・・・。

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