対戦相手皆無!ボードゲームレビュー
遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。
フェレータ
- 2014/05/24 (Sat)
- 近年のゲーム |
- CM(0) |
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❝勝ち馬に乗る❞っていうのはいつの時代も大事な事だ。もし自軍の旗色が悪ければ、手土産を持って裏切ってしまえば良い。そりゃあ良心が傷まないわけじゃないが、負けて全てを失うよりはいいだろう?
---フェレータ---
ルールを覚えるのに必要な時間:20分
1ゲームの時間:45~60分
評価:☆☆☆☆☆ (☆5で満点)
「カードゲームなのに重ゲー」「ボードゲームにすればいいのに!」とプレイした人が口をそろえて言うであろうフェレータ。いつもクイーンの無駄にでかく、スカスカな箱を見慣れているとこの小さくてヤワイキャラメル箱は衝撃的だ。中身は60枚のカードがギチギチに入っている。あと原文ルール。日本語ルールを入れる隙間はどこにもなく、スリーブなんて問題外だ。
まずカードを種類ごとに分けて、12枚の領地カードをぐるっと円形に並べる。白鷲と赤バラの領地が6枚ずつ交互になるように。
そしたら各プレイヤーが陣営カードを受け取り、白鷲か赤薔薇か、どちらかの陣営を選ぶ。3人プレイだと1vs2、4人プレイだと2vs2だ。3人プレイだと片方の陣営が不利に見えるが、どうせすぐ裏切るので気にしない。
ゲーム開始前に、各プレイヤーが3枚ずつ持っている「倉庫カード」を一枚だけ領地カードのしたに差し込む。これはラウンド終了時、「自分の陣営に属する領地の下にある、倉庫カードの枚数」分だけ補給カードをドローできる。
最後に初期手札として「補給カード」を3枚受け取ったらゲーム開始。適当にスタートプレイヤーを決め、左隣の人が最初の「戦略家」となり戦争する場所を決める。(赤バラと白鷲が隣り合っている場所ならどこでも良い。)
戦争場所が決まったらスタートプレイヤーから順に、補給カードを提示していく。領土カードに書かれている数字が基本戦闘力だが、補給カードを使うことによって戦力を強化できるのだ。
これだけだとただの数比べなので、補給前に各プレイヤーが「役割カード」を秘密裏に一枚選ぶ。役割は6種類。
・外交官5 自分の陣営の戦闘力が+5される
・外交官2 自分の陣営の戦闘力が+2される。また、ラウンド終了時のカード補給枚数が+1される。
・農民 ラウンド終了時に3枚カードを補充できる。
・戦略家 次のラウンドの紛争地決定権を持つ。また、無条件で勝利点2を獲得。
・建築家 ラウンド終了時に倉庫を一件増築できる。また、倉庫を商館に改築できる。商館があるとゲーム終了時に手札×1点の点数が入る。ただし手札カウントの上限は3枚で、商館建築の上限は2件のため、最大ボーナスは6点となる。(手札自体は5枚まで持てる)
・反逆者(フェレータ)自分の陣営を変える事ができる。もちろん自分の出した補給カードもごっそり移動する。更に勝利点を無条件で1点もらえる。
自分が役割を選んだら左隣にドラフト。回ってきたカードにフェレータが含まれていなかったらとたんに腹の探り合いとなる。ただしラウンドの最初に役割カードから、ランダムに一枚抜くので確定要素は無い。
役割選択→補給を行ったら役割公開。ここで「お前がフェレータかよ!」「あ!5の外交官がハブられてたのか」等と阿鼻叫喚。勝った陣営に勝利点と、役割に応じた勝利点が入り、建築家を選んだプレイヤーがいたら建築。その後補給カードのドローとなる。裏切り者は往々にして補給を受けられない。
これを4人プレイなら8ラウンド、3人プレイなら9ラウンド繰り返し、最も点数を稼いだプレイヤーの勝ち!
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文章で書くと伝わりづらいのですが、非常にお互いの読み合いが熱いです。
圧倒的戦力と、高い勝利点を兼ね備える「15」「10」の陣地を中心に戦っていくのですが、裏切りが続いて全員赤バラになってしまったりすると(それもルール的にOK)ついつい出し抜きたい気持ちが湧いてきます。一人勝ちすると大量点が入るからです。
次の戦闘に備えて手札を貯めたり、フェレータを選んだラウンドに補給しなかったりすると「お?お前なんで補給しないん?さては!?」となります。裏切りを考慮しての補給カードの差し込み、でも最初に取り除いた一枚がフェレータだったりしてww
保管場所も極小で済むし、安いし、ゲーマーなら買っておくべき!ただ稼働させるには、ゲームにある程度慣れた人が3人以上必要です・・・・。
---フェレータ---
ルールを覚えるのに必要な時間:20分
1ゲームの時間:45~60分
評価:☆☆☆☆☆ (☆5で満点)
「カードゲームなのに重ゲー」「ボードゲームにすればいいのに!」とプレイした人が口をそろえて言うであろうフェレータ。いつもクイーンの無駄にでかく、スカスカな箱を見慣れているとこの小さくてヤワイキャラメル箱は衝撃的だ。中身は60枚のカードがギチギチに入っている。あと原文ルール。日本語ルールを入れる隙間はどこにもなく、スリーブなんて問題外だ。
まずカードを種類ごとに分けて、12枚の領地カードをぐるっと円形に並べる。白鷲と赤バラの領地が6枚ずつ交互になるように。
そしたら各プレイヤーが陣営カードを受け取り、白鷲か赤薔薇か、どちらかの陣営を選ぶ。3人プレイだと1vs2、4人プレイだと2vs2だ。3人プレイだと片方の陣営が不利に見えるが、どうせすぐ裏切るので気にしない。
ゲーム開始前に、各プレイヤーが3枚ずつ持っている「倉庫カード」を一枚だけ領地カードのしたに差し込む。これはラウンド終了時、「自分の陣営に属する領地の下にある、倉庫カードの枚数」分だけ補給カードをドローできる。
最後に初期手札として「補給カード」を3枚受け取ったらゲーム開始。適当にスタートプレイヤーを決め、左隣の人が最初の「戦略家」となり戦争する場所を決める。(赤バラと白鷲が隣り合っている場所ならどこでも良い。)
戦争場所が決まったらスタートプレイヤーから順に、補給カードを提示していく。領土カードに書かれている数字が基本戦闘力だが、補給カードを使うことによって戦力を強化できるのだ。
これだけだとただの数比べなので、補給前に各プレイヤーが「役割カード」を秘密裏に一枚選ぶ。役割は6種類。
・外交官5 自分の陣営の戦闘力が+5される
・外交官2 自分の陣営の戦闘力が+2される。また、ラウンド終了時のカード補給枚数が+1される。
・農民 ラウンド終了時に3枚カードを補充できる。
・戦略家 次のラウンドの紛争地決定権を持つ。また、無条件で勝利点2を獲得。
・建築家 ラウンド終了時に倉庫を一件増築できる。また、倉庫を商館に改築できる。商館があるとゲーム終了時に手札×1点の点数が入る。ただし手札カウントの上限は3枚で、商館建築の上限は2件のため、最大ボーナスは6点となる。(手札自体は5枚まで持てる)
・反逆者(フェレータ)自分の陣営を変える事ができる。もちろん自分の出した補給カードもごっそり移動する。更に勝利点を無条件で1点もらえる。
自分が役割を選んだら左隣にドラフト。回ってきたカードにフェレータが含まれていなかったらとたんに腹の探り合いとなる。ただしラウンドの最初に役割カードから、ランダムに一枚抜くので確定要素は無い。
役割選択→補給を行ったら役割公開。ここで「お前がフェレータかよ!」「あ!5の外交官がハブられてたのか」等と阿鼻叫喚。勝った陣営に勝利点と、役割に応じた勝利点が入り、建築家を選んだプレイヤーがいたら建築。その後補給カードのドローとなる。裏切り者は往々にして補給を受けられない。
これを4人プレイなら8ラウンド、3人プレイなら9ラウンド繰り返し、最も点数を稼いだプレイヤーの勝ち!
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文章で書くと伝わりづらいのですが、非常にお互いの読み合いが熱いです。
圧倒的戦力と、高い勝利点を兼ね備える「15」「10」の陣地を中心に戦っていくのですが、裏切りが続いて全員赤バラになってしまったりすると(それもルール的にOK)ついつい出し抜きたい気持ちが湧いてきます。一人勝ちすると大量点が入るからです。
次の戦闘に備えて手札を貯めたり、フェレータを選んだラウンドに補給しなかったりすると「お?お前なんで補給しないん?さては!?」となります。裏切りを考慮しての補給カードの差し込み、でも最初に取り除いた一枚がフェレータだったりしてww
保管場所も極小で済むし、安いし、ゲーマーなら買っておくべき!ただ稼働させるには、ゲームにある程度慣れた人が3人以上必要です・・・・。
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