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対戦相手皆無!ボードゲームレビュー

遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。

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チケットトゥライド:イギリス/ペンシルバニア

鉄道の歴史は、産業革命真っ只中のイギリスに始まります。1825年には世界初の蒸気機関による鉄道が営業を開始しました。初めはストックトン~ダーリントン間の短い区間でしたが、やがて英国全域を鉄道網が覆うことになるのです。




---チケットトゥライド:イギリス/ペンシルバニア---

ルールを覚えるのに必要な時間:15分
1ゲームの時間:60-75分
評価:☆☆☆☆ (☆5で満点)




チケライの最新拡張が評判いいので、購入してプレイしました。今までの拡張と違って、列車カード一式が入っているので値段はお高め。イギリスマップはSLカードの比率が違う、拡張独自のカードセットを使います。

イギリスマップの方は技術革新カード、ペンシルバニアマップの方は株券が追加ルールとして加わっており、特にイギリスマップは大きなルール変更となっています。プレイ感の違いもかなりの物です。

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これがイギリスマップ。



列車駒は通常より少なく35個ずつ、初期手札には必ずSLカードを一枚含め、計5枚配ります。



専用の列車カードセットは、SLカードが20枚と多く含まれています。

重要な変更点として

・場にSLカードが3枚以上になってもカードは流れない
・通常の列車カード4枚で、SLカードとして使える

というルールがあります。これを忘れるとゲームが変わってしまうので注意です。

さて、このイギリスマップ。ゲーム開始時は 「イングランド内」の「長さ2マスの路線」にしか線路を引けません。

マップは4つの地域に分かれていて、当然イングランド以外の場所に行かなければ目的地カードが達成できない場合がほとんどなのですが



ほかの地域に線路を引いたり、長い線路を引くために、これら「技術革新カード」を購入して能力強化を図ります。

購入のコストはSLカード1-4枚。通常の手番の前に追加して購入が出来るので、購入してから線路を引いたり、カードを補充したりできます。

技術革新カードは、単純に線路を引く能力が強化されるというカードの他、すでに他のプレイヤーに引かれてしまった路線に無理やり線路を引いたり、達成した目的地カードに追加点が入ったりと、様々な種類があります。

たいていのカードはプレイヤー人数分あるので、早い者勝ちではありません。ただそんなにたくさんカードが買えないバランスなので(フェリー路線にもSLカードを使う)取捨選択が重要になります。

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目玉として、イングランド~サンフランシスコをつなぐ40点路線があり、ここは技術革新カードがいりません。いつでもつなげます。

10マスフェリー路線なので難易度が高いのですが、ゲーム開始から狙っていけば十分つなげられます。難易度と点数のバランスがちょっととれていないかも。2回やって二回とも、この路線をつなげたプレイヤーが勝ったので、もっと獲得点数を下げてもいいかも?

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まずシンプルなチケライをやってからでないと、イギリスマップはルールが多いと感じるかもしれません。技術カードで結構複雑になっています。

しかし、目的地カードの引き運や、列車カードの引き運は依然残っており、チケライの雰囲気を壊さない良拡張ですね。



裏面のペンシルバニアマップは株券が登場ということで、ユニオンパシフィックのような拡張になるのか!?と思ったのですが、カードを集めた枚数に応じて最後に得点と、株価の変動要素がなくシンプルなルールになっています。 株というか、「ボーナスカード集め」ぐらいのインストがいいかもしれません。 株ゲーって嫌いな人がいるので。

ペンシルバニアマップはまだ遊んでいないので、早くプレイしてみたいですね。

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