対戦相手皆無!ボードゲームレビュー
遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。
族王すごろく
- 2016/06/03 (Fri)
- 近年のゲーム |
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甦る爆音!70年代土曜の夜(当時は週休二日じゃないぞ!)を再現した大人のボードゲーム。対象年齢は驚きの20歳以上だ (!?) こいつを遊ぶ奴は、不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまったんだよ・・・
---族王---
ルールを覚えるのに必要な時間:20分
1ゲームの時間:90-120分
評価:★ (評価できず
”それ”は、ある一言がきっかけで思い出されることとなりました。
ツーリング中に反対車線を走る旧車會を見て友人が一言「マフィアをテーマにしたボードゲームはたくさんあるけど、暴走族をテーマにしたゲームは無いのかな・・・」
いや、そんなの無いでしょう・・・・あっ!?
なんかのブログで、「どんなクソゲーも超越する究極のゲーム」として紹介されていた【族王】 あれこそが暴走族をテーマにした唯一無二のボードゲーム!
というわけでお金を出し合って2,000円で買いました。みよこのどぎつい見た目!箱のサイズは昔の国産ボードゲーム標準サイズ(パーティージョイサイズ)だぞ!でかい!ヤワい!
---------------
内容は「マス目の指示に従いながらお金を沢山集めたら勝ち」のすごろくなのです。
妙に気合が入っているプレイヤー駒を受け取ったら、レッツダイスロール!あれ!?さいころはどこだ!?まさか欠品・・・
いや、この黒い変な物体は・・・
まさかの電子サイコロ! もうこの時点で大爆笑間違いなし。目が決定するのに5秒はかかるシロモノなので、ただでさえテンポが悪い族王に更なるスパイスを加えている。
ちなみに、LEDは七つ入っているがが、目は1-6までの普通のサイコロ。ではなぜドットが7つあるのか??
7つないと、サイコロの「5」や「3」を表現できないからだよwww
もうね・・・おとなしく六面ダイス使おう。
受難は始まったばかり。このゲームは関東連合の頭「ヘッド」となるために「ZOKUカード」を奪い合うことになるのだが、これをシャッフルして配るとかそんなんじゃない。
メインのコースに出る前に、環七コースをぐるぐる回って、止まったマス目の指示に従ってカードを1-3枚獲得。 そしてすべてのカードが配られるまで出られない!カードは100枚近くあるよ!
しかもあとから同じマスに止まると何ももらえないという恐ろしいルールが公式だが、さすがにまったく意味がないので同じマスに止まってもOKにした。
-----------------------
さてメインコースに出ても爆笑は止まらない。偶数か奇数かでコースが分かれるので、すべてのマスを回らなくていいのがせめてもの救いだ。
マスには「運命」「抗争」「パーツショップ」などがあるが、「運命」マスに止まると運命カードを引く。内容はハコ乗りしててつかまって一回休み(!)とか、喧嘩して治療費を払う ○○卍
とか、人生ゲーム的なあれ。
あ、お金の単位は「卍」ですからね。紙のお金だが大量に付属していて、プレイヤー駒とともに評価ポイントww
「抗争」マスでは抗争カードを引いて、隣の人とZOKUカードをかけて対決。
どうやって??
ほら、ZOKUカードの上にグーチョキパーが書いてあるでしょ。
さらに、絶対に相手に勝てる「無双」カードが3枚存在しており、ゲームバランスというものを全く意に介していない。
そのほかにも、環七で配られた彼女カードをかけてさいころバトルをしたり(目の大きいほうが勝ち)
お金をかけてチキンレースをしたり(サイコロを複数回振って、なるべく11に近づける。超えたらバースト)
すべて運で勝負する素敵な世界が待っています。チキンレースはやや盛り上がるけど、なんせ回数が多いのでゲンナリ。
パーツショップでは車や改造パーツが買えるよ。最後まで抗争で奪われなければ、買った額の倍額になるんだ。
奇数を出すまで進めない河口湖インターを乗り越え、ゴールまでたどりつければいいのだが、目がピッタリじゃないとゴールできないというレガシーなルールのため大変苦労する。もうなんでもいいから早く誰かゴールしてくれよ。
----------------------------------
めでたくゴールしてもまだまだ終わらない。いい加減うんざりするが、まずメインボードを裏返し、今まで奪い合っていたZOKUカードを、所持金で売り買いできるという、メインコースはなんだったんだという経済フェイズが待っている。
セットコレクションを作ると高額で換金できるよ!
とうとうグランドフィナーレ!サイコロを三回振って、止まったマスによって所持金が全額没収されたり5倍になったりする、 今まではなんだったんだ!?の極みが待っている。
もちろん所持金が多いやつが頭「ヘッド」だ!文句ないよな!?
終わった・・・所要時間2時間
---------------------------
制作側も笑いを狙って作ったんでしょうが、妙にルールが多かったりするので、正直暴走族に反応する層はこれをやらんでしょ・・・いったいどの層をターゲットにしたんだ。
盛りだくさんにしようとした結果、異様に長いしテンポが悪くなっているで、まさにクソゲー王に相応しい内容。Z級映画をゲラゲラ笑いながら友人と見る、あの楽しさは味わえます。定価がいくらだったか知らないけど、値崩れしているので今が買い時。後でプレミア価格になるかもww
---族王---
ルールを覚えるのに必要な時間:20分
1ゲームの時間:90-120分
評価:★ (評価できず
”それ”は、ある一言がきっかけで思い出されることとなりました。
ツーリング中に反対車線を走る旧車會を見て友人が一言「マフィアをテーマにしたボードゲームはたくさんあるけど、暴走族をテーマにしたゲームは無いのかな・・・」
いや、そんなの無いでしょう・・・・あっ!?
なんかのブログで、「どんなクソゲーも超越する究極のゲーム」として紹介されていた【族王】 あれこそが暴走族をテーマにした唯一無二のボードゲーム!
というわけでお金を出し合って2,000円で買いました。みよこのどぎつい見た目!箱のサイズは昔の国産ボードゲーム標準サイズ(パーティージョイサイズ)だぞ!でかい!ヤワい!
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内容は「マス目の指示に従いながらお金を沢山集めたら勝ち」のすごろくなのです。
妙に気合が入っているプレイヤー駒を受け取ったら、レッツダイスロール!あれ!?さいころはどこだ!?まさか欠品・・・
いや、この黒い変な物体は・・・
まさかの電子サイコロ! もうこの時点で大爆笑間違いなし。目が決定するのに5秒はかかるシロモノなので、ただでさえテンポが悪い族王に更なるスパイスを加えている。
ちなみに、LEDは七つ入っているがが、目は1-6までの普通のサイコロ。ではなぜドットが7つあるのか??
7つないと、サイコロの「5」や「3」を表現できないからだよwww
もうね・・・おとなしく六面ダイス使おう。
受難は始まったばかり。このゲームは関東連合の頭「ヘッド」となるために「ZOKUカード」を奪い合うことになるのだが、これをシャッフルして配るとかそんなんじゃない。
メインのコースに出る前に、環七コースをぐるぐる回って、止まったマス目の指示に従ってカードを1-3枚獲得。 そしてすべてのカードが配られるまで出られない!カードは100枚近くあるよ!
しかもあとから同じマスに止まると何ももらえないという恐ろしいルールが公式だが、さすがにまったく意味がないので同じマスに止まってもOKにした。
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さてメインコースに出ても爆笑は止まらない。偶数か奇数かでコースが分かれるので、すべてのマスを回らなくていいのがせめてもの救いだ。
マスには「運命」「抗争」「パーツショップ」などがあるが、「運命」マスに止まると運命カードを引く。内容はハコ乗りしててつかまって一回休み(!)とか、喧嘩して治療費を払う ○○卍
とか、人生ゲーム的なあれ。
あ、お金の単位は「卍」ですからね。紙のお金だが大量に付属していて、プレイヤー駒とともに評価ポイントww
「抗争」マスでは抗争カードを引いて、隣の人とZOKUカードをかけて対決。
どうやって??
ほら、ZOKUカードの上にグーチョキパーが書いてあるでしょ。
さらに、絶対に相手に勝てる「無双」カードが3枚存在しており、ゲームバランスというものを全く意に介していない。
そのほかにも、環七で配られた彼女カードをかけてさいころバトルをしたり(目の大きいほうが勝ち)
お金をかけてチキンレースをしたり(サイコロを複数回振って、なるべく11に近づける。超えたらバースト)
すべて運で勝負する素敵な世界が待っています。チキンレースはやや盛り上がるけど、なんせ回数が多いのでゲンナリ。
パーツショップでは車や改造パーツが買えるよ。最後まで抗争で奪われなければ、買った額の倍額になるんだ。
奇数を出すまで進めない河口湖インターを乗り越え、ゴールまでたどりつければいいのだが、目がピッタリじゃないとゴールできないというレガシーなルールのため大変苦労する。もうなんでもいいから早く誰かゴールしてくれよ。
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めでたくゴールしてもまだまだ終わらない。いい加減うんざりするが、まずメインボードを裏返し、今まで奪い合っていたZOKUカードを、所持金で売り買いできるという、メインコースはなんだったんだという経済フェイズが待っている。
セットコレクションを作ると高額で換金できるよ!
とうとうグランドフィナーレ!サイコロを三回振って、止まったマスによって所持金が全額没収されたり5倍になったりする、 今まではなんだったんだ!?の極みが待っている。
もちろん所持金が多いやつが頭「ヘッド」だ!文句ないよな!?
終わった・・・所要時間2時間
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制作側も笑いを狙って作ったんでしょうが、妙にルールが多かったりするので、正直暴走族に反応する層はこれをやらんでしょ・・・いったいどの層をターゲットにしたんだ。
盛りだくさんにしようとした結果、異様に長いしテンポが悪くなっているで、まさにクソゲー王に相応しい内容。Z級映画をゲラゲラ笑いながら友人と見る、あの楽しさは味わえます。定価がいくらだったか知らないけど、値崩れしているので今が買い時。後でプレミア価格になるかもww
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