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対戦相手皆無!ボードゲームレビュー

遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。

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[ショートレビュー]フォッペン

ゲーム会でプレイさせてもらっただけなので写真も少なく、詳細なレビューが出来ないのでさらっと紹介しようという「ショートレビューコーナー」第一弾はフリーゼ作のトリックテイキング「フォッペン」です。



---フォッペン---

ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:20-40分
評価:☆☆☆☆ (☆5で満点)

ゲームリンクVol.5 フリーゼ特集の号についていたトリックテイキング「フォッペン」。おまけゲームと侮る無かれ。非常に面白いゲームでございました。



内容はマストフォローのトリックテイキングゲーム。ただしだれかが手札をゴーアウト(無くす)ことによって勝ちとなるシステム。

トリテだからみんなカードが無くなるのは同じタイミングじゃないの!?と思うのだが、このゲームは直前のトリックで最も弱いカードを出した人が「愚か者カード」を受け取り、次のトリックに参加できないという変なシステムになっている。



切り札は無いのでフォローできなければ大人しく負けるしか無い。しかしフォローできない人が複数いれば、数字で優劣をつけて弱いほうが「愚か者」カードを受け取る。強さは単純に数字の大小だ。

ちなみにスート毎に存在する枚数が違うので、スートの残り枚数をカウンティングする時は気をつけよう。

誰かがゴーアウトした時に、残った手札がそのままマイナス点。上がった人は、そのトリックで愚か者カードを受け取らなければ+10点となる。

正式ルールだと各プレイヤーが2回ディーラーをやったら終了なのだが、ながければ1回ずつにすればいい。その辺はゆるく考えてOK。
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雑誌の付録クオリティで終わらせておくにはもったいないぐらいのゲーム。6ラウンドやって最下位だったけど、大変楽しかった。

スートがなるべく偏らないようにしながら、大きい数字から出していくゲームなので、普通のマストフォローのトリテとは真逆のプレイ感になる。最初このプレイ感になれることが出来ず、マイナス点がかさんでしまったのでもう一度プレイしたい。

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