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対戦相手皆無!ボードゲームレビュー

遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。

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ローゼンケーニッヒ

15世紀のイングランドは、フランスとの百年戦争において、優位を確立していた。

しかし先王ヘンリー5世が死去すると、後を継いだのは生後9ヶ月のヘンリー6世だった。このことはイングランドに少なからず打撃を与え、フランスへ対する優位は徐々に無くなっていく。

そんな中、イングランド国内では和平派と主戦派の対立が深まる。和平派は赤薔薇の紋章を掲げるランカスター家。主戦派は白薔薇の紋章を掲げるヨーク家。ついに両者の間に戦いの火蓋が切られ、イングランドは30年間の内戦に突入することとなる。後にこの戦争は「薔薇戦争」と呼ばれるのだった。




---ローゼンケーニッヒ---

ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:20分
評価:☆☆☆ (☆5で満点)



コスモスの2人用缶箱シリーズ。



なんかアブストラクトチックな見た目だが、コマは5枚のカードに示された場所にしか配置できないので運の要素が大きい。深く悩む場面もそんなに無いので気楽に楽しもう。



先ずは王冠コマを真ん中に置き、手札を五枚ずつ持ってゲームスタート。この時カードの王冠の向きと、メインボードの王冠の向きを必ず揃えよう。

赤ならランカスター家。白ならヨーク家だ。歴史を知っていればどちらの陣営をプレイしたいとか有るのかもしれないが、自分は薔薇戦争の知識ゼロなのでテキトーにヨーク家をプレイしている。まあシステムにテーマを無理やり乗っけたようなゲームなので問題ない。



手番にできるのはカードをプレイするか補充するか。両方同時には出来ない。また、手札を5枚以上にすることは出来ない。



カードをプレイすると、剣が光っている方向に数字分だけ王冠コマを移動することができる。移動先には自分の色のコマを置くことができる。



コマを配置すると1点なのだが、つなげるとつながった数の2乗分の点数が入る。



つまり2つだと4点、3つだと9点・・・このせいで点数計算は結構大味なゲーム。



また、各プレイヤーは騎士カードを4枚ずつ持っている。



移動カードと一緒にプレイすることで、相手の駒の上に移動することができ、駒をひっくり返せるのだ。ただしゲーム中に4回だけ。補充方法は無い。

ゲームが進んでくると、どうにもこうにも移動できない場面が出てくるのだが(自分の駒の上や、騎士カードが無い状態で相手の駒の上に移動することはできない)



その場合はパスするしかない。互いに移動できなくなったり、52個ある駒が全部尽きたらゲーム終了。

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見た目とは裏腹に、点数計算がざっくりで、プレイできるカードも限定されているのでさくさく進むゲーム。

自分と相手のカードを見比べながら、要所の駒のつながりを分断されないように(ひっくり返されないように)する必要があるが、カード運もあるのでどうしようもないときはある。

あんまり悩まずにぽんぽん置いていこう。2戦続けてやっても疲れないゲームだ。
ただ2人専用ゲームとしては「ロストシティ」「ジャイプル」等に軍配が上がるかな。自分が持っているのは駒が欠品しているので、(1000円で買えた)それが気に食わないっていうのもあるんだけど。

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