対戦相手皆無!ボードゲームレビュー
遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。
ケルト
- 2016/10/23 (Sun)
- 近年のゲーム |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
帝王クニツィアがついにドイツ年間ゲーム大賞を受賞した意欲作!素晴らしいゲームですが、ネックは国内価格の高さと箱のスカスカ具合・・・?
---ケルト---
ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:30分
評価:☆☆☆
2008年のドイツ年間ゲーム対象作品。このゲームの前身として、クニツィアは「ロストシティ」を発表しているわけですが、2人専用だったロストシティに対し、4人まで遊べ、「願いの石」の要素が付け足された、という内容になっています。
さてこのケルト、箱のスカスカっぷりが有名で、ボード以外のコンポーネントはとてもコンパクトにまとまります。ボードをもっとコンパクトなサイズにすれば、日本の住宅事情にやさしいのに・・・
------------------
ルールはドイツ年間ゲーム対象の中でも簡単な部類です。
手札は七枚。ここから一枚プレイするか、一枚捨て札にして、補充する、の繰り返しです。
例えば、緑のカードをプレイしたら、緑の列にコマを進めます。
もう一枚緑をプレイ出来たら、さらにマスを進めるのですが、数字が大きくなるように 又は 小さくなるように しかプレイできません。(同じ数字はプレイしてOK)
なので、一枚目はなるべく大きな数字、もしくは小さな数字をプレイしたいですね。
カードを捨てる場合は、色ごとに捨て札の山を作ります。カードの補充の時、山札からとる代わりに、捨て札の山の「一番上」のカードを補充してもOKです。
自分にとってはいらないカードだけど、相手に拾われるかもしれない・・・これぞドイツゲーム!というジレンマが楽しめるゲームです。
--------------------
各列は、一マス進んだらマイナス4点。ある程度進まないとプラス点にならないので、ちょっとしか進めないような色なら、あきらめて自分のコマをスタート地点に残しておく、ということもできます。マイナスより0点のほうがマシでしょ?
あ、一つだけ大きな自分のコマは、得点計算のときボードの得点を倍に数えます。でもマイナス点も倍になるので注意。
ボードを進んでいくとあちこちにボーナスタイルがあるのですが・・・・
・数字のタイル → この数字分得点
・クローバー → 任意の自分のコマを一マス進める
・願いの石 → この願いの石をある程度集めないと、マイナス点を食らうので注意!
--------------------------
忘れやすいルールとして
最後まで到達した色のカードをさらにプレイすると、任意の列のコマを進めることできる
というものがあります。
-------------------
ロストシティに比べるとだいぶファミリーゲーム寄りになっていて、楽しく遊べる調整。カードのプレイが昇順・降順選べるようになったのが大きいんでしょうね。あと同じ色・数字のカードが二枚ずつあるのも緩い。
ロストシティが好みのひと、ケルトが好みの人と別れますが、ファミリーで遊ぶなら間違いなくケルトですよね。ほら、ロストシティは2人で邪魔しあうゲームだし。
以前は国内流通価格が高いのがネックでしたが、新版が発売されて若干お安くなりました。あと新版はボードがリバーシブルになっていて、二種類のマップを楽しめるのでお得感アリ。
ケルトって、ほぼカードゲームなので、値段がお安いカードゲーム版もおすすめ。
---ケルト---
ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:30分
評価:☆☆☆
2008年のドイツ年間ゲーム対象作品。このゲームの前身として、クニツィアは「ロストシティ」を発表しているわけですが、2人専用だったロストシティに対し、4人まで遊べ、「願いの石」の要素が付け足された、という内容になっています。
さてこのケルト、箱のスカスカっぷりが有名で、ボード以外のコンポーネントはとてもコンパクトにまとまります。ボードをもっとコンパクトなサイズにすれば、日本の住宅事情にやさしいのに・・・
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ルールはドイツ年間ゲーム対象の中でも簡単な部類です。
手札は七枚。ここから一枚プレイするか、一枚捨て札にして、補充する、の繰り返しです。
例えば、緑のカードをプレイしたら、緑の列にコマを進めます。
もう一枚緑をプレイ出来たら、さらにマスを進めるのですが、数字が大きくなるように 又は 小さくなるように しかプレイできません。(同じ数字はプレイしてOK)
なので、一枚目はなるべく大きな数字、もしくは小さな数字をプレイしたいですね。
カードを捨てる場合は、色ごとに捨て札の山を作ります。カードの補充の時、山札からとる代わりに、捨て札の山の「一番上」のカードを補充してもOKです。
自分にとってはいらないカードだけど、相手に拾われるかもしれない・・・これぞドイツゲーム!というジレンマが楽しめるゲームです。
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各列は、一マス進んだらマイナス4点。ある程度進まないとプラス点にならないので、ちょっとしか進めないような色なら、あきらめて自分のコマをスタート地点に残しておく、ということもできます。マイナスより0点のほうがマシでしょ?
あ、一つだけ大きな自分のコマは、得点計算のときボードの得点を倍に数えます。でもマイナス点も倍になるので注意。
ボードを進んでいくとあちこちにボーナスタイルがあるのですが・・・・
・数字のタイル → この数字分得点
・クローバー → 任意の自分のコマを一マス進める
・願いの石 → この願いの石をある程度集めないと、マイナス点を食らうので注意!
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忘れやすいルールとして
最後まで到達した色のカードをさらにプレイすると、任意の列のコマを進めることできる
というものがあります。
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ロストシティに比べるとだいぶファミリーゲーム寄りになっていて、楽しく遊べる調整。カードのプレイが昇順・降順選べるようになったのが大きいんでしょうね。あと同じ色・数字のカードが二枚ずつあるのも緩い。
ロストシティが好みのひと、ケルトが好みの人と別れますが、ファミリーで遊ぶなら間違いなくケルトですよね。ほら、ロストシティは2人で邪魔しあうゲームだし。
以前は国内流通価格が高いのがネックでしたが、新版が発売されて若干お安くなりました。あと新版はボードがリバーシブルになっていて、二種類のマップを楽しめるのでお得感アリ。
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リバークロッシング
- 2016/10/20 (Thu)
- 近年のゲーム |
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- ▲Top
アメリカの有名パズルメーカーの作品、リバークロッシング。ちょっとの隙間も飛び越えられないおっさんだけど、丸太は軽々と運べるよ!
---リバークロッシング---
ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:??分
評価:☆☆☆
グラビティメイズが最近話題になってる「シンクファン」の一人用パズル。何年か前にボードゲームショップで見かけましたが、久しぶりに通販サイトをのぞいてみると、1000円ぐらいで購入できるようになっていました。思わずポチー
ルールは非常に簡単で、おっさんを対岸に渡せばいいのですが
・切り株を飛んでわたってはだめ
・どの材木も持ち運べる
・ピッタリ切り株の間に収まらない限り、材木はおけない
・材木同士をクロスさせたり、斜めにおいてはだめ
このルールに従って、おっさんを導きます
遊んでみると、全40問あるうちの1-20問目は簡単なので、子供が遊ぶ感じ。21問目からが本番で、最後のほうは激烈な難易度です。
あ、ちなみに↑↑この問題すぐにわかりますよね?これで12問目ぐらいです。
こういったパズルって、スマホアプリでいくらでもありそうな感じですが、実際に手に取れるのがいいんですよ。安いしたまにはこういうのもアリ。
そうそう、このリバークロッシング、「持ち運んでどこでも遊べるぜHAHAHA!」って感じで袋がついてるんですが、結構でかいですよ?このパズル。やっぱり日本人とは発想が違いますねぇ。
---リバークロッシング---
ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:??分
評価:☆☆☆
グラビティメイズが最近話題になってる「シンクファン」の一人用パズル。何年か前にボードゲームショップで見かけましたが、久しぶりに通販サイトをのぞいてみると、1000円ぐらいで購入できるようになっていました。思わずポチー
・切り株を飛んでわたってはだめ
・どの材木も持ち運べる
・ピッタリ切り株の間に収まらない限り、材木はおけない
・材木同士をクロスさせたり、斜めにおいてはだめ
このルールに従って、おっさんを導きます
遊んでみると、全40問あるうちの1-20問目は簡単なので、子供が遊ぶ感じ。21問目からが本番で、最後のほうは激烈な難易度です。
あ、ちなみに↑↑この問題すぐにわかりますよね?これで12問目ぐらいです。
こういったパズルって、スマホアプリでいくらでもありそうな感じですが、実際に手に取れるのがいいんですよ。安いしたまにはこういうのもアリ。
そうそう、このリバークロッシング、「持ち運んでどこでも遊べるぜHAHAHA!」って感じで袋がついてるんですが、結構でかいですよ?このパズル。やっぱり日本人とは発想が違いますねぇ。
正規輸入元【アメリカの脳トレ】ホッパーズ Hoppers対象年齢:8〜99歳頭の中で数手先まで計算する"空間計算力"ThinkFun<シンクファン社> |
ライナー・クニツィアの頭脳パズル-宝の地図
- 2016/10/15 (Sat)
- 近年のゲーム |
- CM(0) |
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- ▲Top
自分の道を見失いそうなときはいつでも、この有名な台詞を思い出してください
「宝は金銀だけじゃないだろう」?
---ライナー・クニツィアの頭脳パズル 宝の地図---
ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:??分
評価:☆☆☆☆
説明書に書いてある文句がわかるようなわからないような・・・そんなクニツィアの一人用パズル第二弾です。
前作「日本庭園」は日本語説明書付きの海外版でしたが、けっこう売れたのか、今回は箱、説明書ともに日本語版となりました。
説明書を見ると、第三弾の広告も入っていますので、まだシリーズ展開するようですね。私はこのシリーズ好きなのでうれしい限りです。
中には前回と同じ、50問の問題シート。ただし道タイルは1枚増えて、合計8枚になりました。組み合わせが増えるので、若干難しくしたのかな??
前回とほとんど同じルールですが、「湖の上を、指定された方向から通る」という条件が目新しくなっています。ただ、この条件指定があると、8枚中一枚しかない「湖タイル」を必ず使うため、難易度が上がるというわけではありません。むしろ緩くなるかも。
あてずっぽうでやるより、理屈で解いた方が早いのは相変わらずです。よくできていますね。
最近ボードゲーム会でよく見かける「グラビティメイズ」のような派手さはありませんが、値段も安いし遊んでみては?
「宝は金銀だけじゃないだろう」?
---ライナー・クニツィアの頭脳パズル 宝の地図---
ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:??分
評価:☆☆☆☆
説明書に書いてある文句がわかるようなわからないような・・・そんなクニツィアの一人用パズル第二弾です。
前作「日本庭園」は日本語説明書付きの海外版でしたが、けっこう売れたのか、今回は箱、説明書ともに日本語版となりました。
説明書を見ると、第三弾の広告も入っていますので、まだシリーズ展開するようですね。私はこのシリーズ好きなのでうれしい限りです。
中には前回と同じ、50問の問題シート。ただし道タイルは1枚増えて、合計8枚になりました。組み合わせが増えるので、若干難しくしたのかな??
前回とほとんど同じルールですが、「湖の上を、指定された方向から通る」という条件が目新しくなっています。ただ、この条件指定があると、8枚中一枚しかない「湖タイル」を必ず使うため、難易度が上がるというわけではありません。むしろ緩くなるかも。
あてずっぽうでやるより、理屈で解いた方が早いのは相変わらずです。よくできていますね。
最近ボードゲーム会でよく見かける「グラビティメイズ」のような派手さはありませんが、値段も安いし遊んでみては?
火災発生!いそげ消防隊
- 2016/10/09 (Sun)
- 子供向け |
- CM(0) |
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- ▲Top
火事です!火事です! フォイエルバッハの町で、マルティン・メッツガー氏のソーセージグリルが燃えています! 急げ消防隊!でも、着替えが間に合わないのんびり屋さんはだあれ?
---火災発生!いそげ消防隊!(Fire! Fire! Fire fighters)---
ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:15分
評価:☆☆☆☆
HABAの2016年新作。いつもの通り黄色い箱に入った子供ゲームですが、よくあるメモリーゲームではなく、大人も楽しめるアクションゲームに仕上がっています。
デザイナーはシュタウペ。バサリとかNSVのカードゲームで有名な人ですね。
--------------
まず、各自消防車と街を作るカードのセット、消防士チップを五枚持ちます。
一枚、火災現場のカードをめくると、今回の配置が書いてあるので、この通りに火災現場や消火栓、消防署のカードを並べます。
こんな感じですね。4人プレイの時には結構大きいスペースが必要です。
次にのんびり屋さんカードをめくり、一斉に消防車を動かします。まず消防署から、今回ののんびり屋さん「以外の」三人を、消防車に載せます。
そしたら一本指で消防車を操り、火災現場に急行!ウーウーウー!うまく消火栓と現場に隣接できたら、消火!のんびり屋さんカードに手を載せてとります。これで1点です。
もちろん、街のカードに消防車をぶつけたらだめですよ。
これを規定ラウンド数繰り返すだけという簡単ルール。
-------------------------
このゲーム、上級配置が街カードの裏面についており、消火栓が二本に増えるので、この間に駐車することを求められます。
さらに、三人の消防士を縦に積み重ね、崩したらやり直しというヴァリアントも入れれば、大人でも息抜きに結構楽しめます。
配置によっては所謂「縦列駐車」を求められるので、結構苦労しますよ!面白い!
※対象年齢が5歳からとなっている通り、ちゃんとしたルールで遊べるのは5歳からでしょう。でも、「ごっこ遊び」程度に使うなら、4歳でも楽しめるかな?
---火災発生!いそげ消防隊!(Fire! Fire! Fire fighters)---
ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:15分
評価:☆☆☆☆
HABAの2016年新作。いつもの通り黄色い箱に入った子供ゲームですが、よくあるメモリーゲームではなく、大人も楽しめるアクションゲームに仕上がっています。
デザイナーはシュタウペ。バサリとかNSVのカードゲームで有名な人ですね。
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まず、各自消防車と街を作るカードのセット、消防士チップを五枚持ちます。
一枚、火災現場のカードをめくると、今回の配置が書いてあるので、この通りに火災現場や消火栓、消防署のカードを並べます。
こんな感じですね。4人プレイの時には結構大きいスペースが必要です。
次にのんびり屋さんカードをめくり、一斉に消防車を動かします。まず消防署から、今回ののんびり屋さん「以外の」三人を、消防車に載せます。
そしたら一本指で消防車を操り、火災現場に急行!ウーウーウー!うまく消火栓と現場に隣接できたら、消火!のんびり屋さんカードに手を載せてとります。これで1点です。
もちろん、街のカードに消防車をぶつけたらだめですよ。
これを規定ラウンド数繰り返すだけという簡単ルール。
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このゲーム、上級配置が街カードの裏面についており、消火栓が二本に増えるので、この間に駐車することを求められます。
さらに、三人の消防士を縦に積み重ね、崩したらやり直しというヴァリアントも入れれば、大人でも息抜きに結構楽しめます。
配置によっては所謂「縦列駐車」を求められるので、結構苦労しますよ!面白い!
※対象年齢が5歳からとなっている通り、ちゃんとしたルールで遊べるのは5歳からでしょう。でも、「ごっこ遊び」程度に使うなら、4歳でも楽しめるかな?
アルハンブラ
- 2016/09/29 (Thu)
- 近年のゲーム |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
アルハンブラ宮殿は、その見た目から中東の宮殿かと思っていたんですが、実はイベリア半島(スペイン)にあるんですね。
かつてイスラム勢力が世界を席巻していたころの宮殿・城塞都市です。
---アルハンブラ---
ルールを覚えるのに必要な時間:15分
1ゲームの時間:60-75分
評価:☆☆☆☆☆
---------------
2003年のドイツ年間ゲーム大賞(赤ポーン)作品。近年のゲーム大賞作品よりもやや重いプレイ感で、プレイ時間は60-75分くらいです。
自分の前に宮殿(というか城塞都市)を作っていくのが目的なのですが、お金が4種類あるというのがとても特徴的。と言ってもそんなに難しいことはなく・・・
タイルがこのように4種類の市場におかれるので、対応したお金カードで買っていくというだけです。(この写真はダイヤの拡張が入っています。本来はダイヤのお金カードはありません。)
多くお金を払ってもお釣りは出ないので、なるべくぴったり買いたい・・・
もしぴったりの金額を払って買うと、なんともう一手番できる!という大きなメリットが。しかもピッタリ買える限り手番が続くので、最大4回アクションができるのです。
お金を補充したい場合は、場に4枚ならんでいるうちの一つを手札に入れます。
この時、合計金額が5を超えなければ複数枚の取得が可能です。小さいお金はぴったりの買い物に必要ですね。
-------------
買ったタイルは、自分の前に配置するのですが、回転させてはいけません。
また、壁が含まれるタイルは、配置ルールがあります。壁をつなげることは必須ではないですが・・・
・壁で分断された飛び地を作ってはいけない
・壁がある辺と、壁のない辺をくっつけてはいけない
このルールに従います。壁と壁が繋がっていれば、宮殿の内壁を作ってもOKです。
--------------
手番に出来ることを整理すると
・タイルの購入
・お金カードの補充
・倉庫 に/と タイルを入れる、出す、交換する
このうち一つができます。倉庫はどうしても配置できないタイルや、今は配置したくないタイルを置く場所で、いくらでもタイルを置けるのですが、こことのやり取りだけで一手番使うので出来れば使いたくない場所です。
-------------
さて、お金カードをめくっていくと、ゲームの最初に仕込んでおく決算カードが出てきます。
(最初山札を5つに分け、一回目の決算カードを二つ目の山に、二回目の決算カードを4つ目の山に入れて個別にシャッフル。全部順番通りに積んで山札としています。)
これが出てきた瞬間に、各自の宮殿に配置しているタイルの色を見ます。最初の決算だと所有数が一番多い人に得点です。
同数タイの場合は、もらえる点数をタイの人数で割って得点です。小数点以下切り捨て。
二回目の決算、三回目の決算(ゲーム終了時)だと、二位以下も得点が入るので、
例えば一位タイだったら、一位と二位の点数を足した結果を二で割ります。
この決算が一番の得点源で、やや派手すぎるのでは?と思えるほど。ゲーム終了時の決算では本当に沢山の点が入ります。
倉庫ボードがサマリー代わりになっていて、ゲームに含まれるタイルの枚数が書いてあるのですが、
枚数が少ない水色で得点するのか、それとも争いが激しそうな緑・紫を狙いに行くのか・・・
悩ましいところです。
また、それ以外に壁による得点が決算ごとに入ります。宮殿で一番繋がっている壁(内壁はカウントしない)を数えて、繋がっている辺の数分得点です。
沢山壁があると高得点ですが、宮殿の建設が後半やりづらくなりますよ!
------------------------
このアルハンブラですが、プレイしてみるとあまり宮殿を作っているという感じはなく・・・(壁をつなげるという要素はありますが)
色ごとに所有数一番になることを目指すので、株ゲーをやっている気分になってきます。
それもそのはず。この「アルハンブラ」には基になったゲーム「シュティムト・ゾー」という株ゲーがあるのです。
シュティムト・ゾー(邦訳:釣りは取っといて!)のルールはほぼアルハンブラ準拠なのですが、壁の要素がなく、取得したカードは色ごとに自分の前に並べて置くようになっています。
このゲームだと華がないし、株ゲーというだけで敬遠する人もいるので、アルハンブラはテーマを変えて大成功した例ですね。
かつてイスラム勢力が世界を席巻していたころの宮殿・城塞都市です。
---アルハンブラ---
ルールを覚えるのに必要な時間:15分
1ゲームの時間:60-75分
評価:☆☆☆☆☆
---------------
2003年のドイツ年間ゲーム大賞(赤ポーン)作品。近年のゲーム大賞作品よりもやや重いプレイ感で、プレイ時間は60-75分くらいです。
自分の前に宮殿(というか城塞都市)を作っていくのが目的なのですが、お金が4種類あるというのがとても特徴的。と言ってもそんなに難しいことはなく・・・
タイルがこのように4種類の市場におかれるので、対応したお金カードで買っていくというだけです。(この写真はダイヤの拡張が入っています。本来はダイヤのお金カードはありません。)
多くお金を払ってもお釣りは出ないので、なるべくぴったり買いたい・・・
もしぴったりの金額を払って買うと、なんともう一手番できる!という大きなメリットが。しかもピッタリ買える限り手番が続くので、最大4回アクションができるのです。
お金を補充したい場合は、場に4枚ならんでいるうちの一つを手札に入れます。
この時、合計金額が5を超えなければ複数枚の取得が可能です。小さいお金はぴったりの買い物に必要ですね。
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買ったタイルは、自分の前に配置するのですが、回転させてはいけません。
また、壁が含まれるタイルは、配置ルールがあります。壁をつなげることは必須ではないですが・・・
・壁で分断された飛び地を作ってはいけない
・壁がある辺と、壁のない辺をくっつけてはいけない
このルールに従います。壁と壁が繋がっていれば、宮殿の内壁を作ってもOKです。
--------------
手番に出来ることを整理すると
・タイルの購入
・お金カードの補充
・倉庫 に/と タイルを入れる、出す、交換する
このうち一つができます。倉庫はどうしても配置できないタイルや、今は配置したくないタイルを置く場所で、いくらでもタイルを置けるのですが、こことのやり取りだけで一手番使うので出来れば使いたくない場所です。
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さて、お金カードをめくっていくと、ゲームの最初に仕込んでおく決算カードが出てきます。
(最初山札を5つに分け、一回目の決算カードを二つ目の山に、二回目の決算カードを4つ目の山に入れて個別にシャッフル。全部順番通りに積んで山札としています。)
これが出てきた瞬間に、各自の宮殿に配置しているタイルの色を見ます。最初の決算だと所有数が一番多い人に得点です。
同数タイの場合は、もらえる点数をタイの人数で割って得点です。小数点以下切り捨て。
二回目の決算、三回目の決算(ゲーム終了時)だと、二位以下も得点が入るので、
例えば一位タイだったら、一位と二位の点数を足した結果を二で割ります。
この決算が一番の得点源で、やや派手すぎるのでは?と思えるほど。ゲーム終了時の決算では本当に沢山の点が入ります。
倉庫ボードがサマリー代わりになっていて、ゲームに含まれるタイルの枚数が書いてあるのですが、
枚数が少ない水色で得点するのか、それとも争いが激しそうな緑・紫を狙いに行くのか・・・
悩ましいところです。
また、それ以外に壁による得点が決算ごとに入ります。宮殿で一番繋がっている壁(内壁はカウントしない)を数えて、繋がっている辺の数分得点です。
沢山壁があると高得点ですが、宮殿の建設が後半やりづらくなりますよ!
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このアルハンブラですが、プレイしてみるとあまり宮殿を作っているという感じはなく・・・(壁をつなげるという要素はありますが)
色ごとに所有数一番になることを目指すので、株ゲーをやっている気分になってきます。
それもそのはず。この「アルハンブラ」には基になったゲーム「シュティムト・ゾー」という株ゲーがあるのです。
シュティムト・ゾー(邦訳:釣りは取っといて!)のルールはほぼアルハンブラ準拠なのですが、壁の要素がなく、取得したカードは色ごとに自分の前に並べて置くようになっています。
このゲームだと華がないし、株ゲーというだけで敬遠する人もいるので、アルハンブラはテーマを変えて大成功した例ですね。
プロフィール
HN:
seshil
性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
楽器演奏・ゲーム・ツーリング
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