対戦相手皆無!ボードゲームレビュー
遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。
テンポフィッシュ(おさかなクン)
- 2016/04/02 (Sat)
 - 子供向け |
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              釣り人たちはおさかなを捕まえようと、そしておさかな達はあわてて釣り人から逃げ回ります。
今日はどちらが勝つでしょうか?どっちを応援してもいいんですよ。
 
---テンポフィッシュ---
ルールを覚えるのに必要な時間:1分
1ゲームの時間:10分
評価:低年齢向けのため評価なし
 
ラベンスバーガーのキッズゲーム。黄色なのでHABAの製品みたいだが、右下にちゃんとラベンスバーガーの三角マークがついています。
似たルールのゲームに「テンポかたつむり」があるのですが、あちらよりも値段、箱の大きさともにコンパクトになっています。ただ駒が小さいので、誤飲の心配はこちらのほうがあるかも。まあ3歳以上になっていれば大丈夫でしょうが。
3歳からできるゲームなので、ルールというほどのものはなく、100%運のゲームです。
 
ボードをこのように並べ、魚が乗ったタイルを中央に配置します。船はタイルの穴にぴったり収まるようになっています。
そしたらカラーダイスを振るだけ。順番に振ってもいいですが、お子さんが小さい場合は全部振らせてあげてもいいでしょう。結果は同じなので。
 
出た色の魚を、1マスずつ進めて釣り人から逃がします。
 
 
赤か緑の目がでたら、釣り人がボードごと魚を追いかけます。
 
ちなみに、ゴールした魚の目はオールマイティとして使えます。
お子さんの性格によって、釣り人をやりたいか魚をやりたいか違うと思うんですが、たいてい魚をやりたいんじゃないかな? 親は悪役になってあげましょう。
--------------------
ゲームというより、「順番を守る」「ルールに従って遊ぶ」ということを教えるためのおもちゃです。
「マイファーストゲーム」シリーズは正直値段が高いので、駒の小ささが問題にならなければこちらがボードゲームの導入としていいんじゃないでしょうか。1500円ぐらいです。
                                                                                   
          今日はどちらが勝つでしょうか?どっちを応援してもいいんですよ。
---テンポフィッシュ---
ルールを覚えるのに必要な時間:1分
1ゲームの時間:10分
評価:低年齢向けのため評価なし
ラベンスバーガーのキッズゲーム。黄色なのでHABAの製品みたいだが、右下にちゃんとラベンスバーガーの三角マークがついています。
似たルールのゲームに「テンポかたつむり」があるのですが、あちらよりも値段、箱の大きさともにコンパクトになっています。ただ駒が小さいので、誤飲の心配はこちらのほうがあるかも。まあ3歳以上になっていれば大丈夫でしょうが。
3歳からできるゲームなので、ルールというほどのものはなく、100%運のゲームです。
ボードをこのように並べ、魚が乗ったタイルを中央に配置します。船はタイルの穴にぴったり収まるようになっています。
そしたらカラーダイスを振るだけ。順番に振ってもいいですが、お子さんが小さい場合は全部振らせてあげてもいいでしょう。結果は同じなので。
出た色の魚を、1マスずつ進めて釣り人から逃がします。
赤か緑の目がでたら、釣り人がボードごと魚を追いかけます。
ちなみに、ゴールした魚の目はオールマイティとして使えます。
お子さんの性格によって、釣り人をやりたいか魚をやりたいか違うと思うんですが、たいてい魚をやりたいんじゃないかな? 親は悪役になってあげましょう。
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ゲームというより、「順番を守る」「ルールに従って遊ぶ」ということを教えるためのおもちゃです。
「マイファーストゲーム」シリーズは正直値段が高いので、駒の小ささが問題にならなければこちらがボードゲームの導入としていいんじゃないでしょうか。1500円ぐらいです。
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            チケットトゥライド:ペンシルバニア(ルールについて)
- 2016/03/29 (Tue)
 - 近年のゲーム |
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              先日、チケライ:ペンシルバニアマップを遊ぶときに。「あれ?ルールが良くわからない点があるな・・・」ということが発生したので、覚書を残しておきます。
 
ペンシルバニアマップは、もう一つのマップ「UK」と違ってボードに簡易サマリーが描かれていません。(UKには 列車駒は35個であるとか、最初に配る手札は機関車を含む5枚であるとか書かれていて親切。)
・路線を引いた際の得点について
ボードに得点表が無いのですが、以下の表に従って点数が入ります。7本路線の得点に注意。
これ、アメリカマップしか持っていない人は7本路線の得点が全く分からないですよね。そりゃ質問出るわ。
しかもチケライ:ヨーロッパと7本路線の点数が違うという念の入用。要注意です。
 
※画像はBGGフォーラムより
・複線の扱いについて
ルールブックには、「書かれているルール以外は全てチケットトゥライド基本ルールに従います」という記述があるので、3人以下のプレイでは全て単線しか使えないものと思われます。
---------------------
インフレ気味ではあるものの、ルール変更はUKマップほど大きくないので、ゲームバランスは良いペンシルバニア。 4-5人で遊ぶと株券の争いが激しくなって、楽しそうです。
株ゲーに苦手意識がある方への導入にも使えそうですが、相場の変動がないのでユニオンパシフィックのようなプレイ感を期待すると肩透かしを食いそうですね。
            
                                                                                   
          ペンシルバニアマップは、もう一つのマップ「UK」と違ってボードに簡易サマリーが描かれていません。(UKには 列車駒は35個であるとか、最初に配る手札は機関車を含む5枚であるとか書かれていて親切。)
・路線を引いた際の得点について
ボードに得点表が無いのですが、以下の表に従って点数が入ります。7本路線の得点に注意。
これ、アメリカマップしか持っていない人は7本路線の得点が全く分からないですよね。そりゃ質問出るわ。
しかもチケライ:ヨーロッパと7本路線の点数が違うという念の入用。要注意です。
※画像はBGGフォーラムより
・複線の扱いについて
ルールブックには、「書かれているルール以外は全てチケットトゥライド基本ルールに従います」という記述があるので、3人以下のプレイでは全て単線しか使えないものと思われます。
---------------------
インフレ気味ではあるものの、ルール変更はUKマップほど大きくないので、ゲームバランスは良いペンシルバニア。 4-5人で遊ぶと株券の争いが激しくなって、楽しそうです。
株ゲーに苦手意識がある方への導入にも使えそうですが、相場の変動がないのでユニオンパシフィックのようなプレイ感を期待すると肩透かしを食いそうですね。
3は多すぎる(2枚目が好き)
- 2016/03/27 (Sun)
 - 近年のゲーム |
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              2枚目が好き!3枚目は嫌い! これはゲームも現実も共通のようです。
 
---3は多すぎる(2枚目が好き)---
ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:20分
評価:☆☆☆☆ (☆5で満点)
 
シュタウペの新作、3は多すぎる です。メビウスゲームズからは「二枚目が好き」という秀逸なタイトルで、日本語訳付きが流通しています。
でも流通が若干弱く、あんまり見かけないのは気のせいでしょうか。まあ地味な見た目だからな・・・。
 
ゲーム自体は手札から1枚をプレイして、該当する列に置いていくという「ニムト」みたいなプレイ風景なんですが、ルールは思ったよりも違います。
まず、一人20枚ずつカードを配ったら、これを見ずに自分の山札として置いておきます。
 
次にここからカードを8枚引き、手札とします。手札が残り2枚になったら6枚補充し、更に手札が残り二枚→6枚補充すると山札がなくなります。
その後、手札が3たび残り2枚になったらゲーム終了です。
カードをプレイすると、3つある列のうちどこかに置かれます。
 
0~
30~
60~
 
3列あるので、対応する列に置きます。必ず列の一番右に置くわけではなく、数字順に並ぶようにおいていきます。
一列には3枚までしかカードを置けません、置いた結果、あふれてしまったら
 
・その列で一番大きい数字をプレイした → 一番左のカード一枚を引き取る
 
・最大でない数字をプレイした → 出したカードより大きい数字を全部引き取る
このようにカードを取っていき、セットコレクションします。
------------------------
 
カードを取ってきたら、もう数字は何の意味もなく、色ごとに並べます。
各色 2枚そろえると5点 1枚なら1点
ただし、同じ色の3枚目を取ってしまうとカードを裏返し、-3点となります。
裏返した色も、もう一度とることが出来ます。仕切り直しが出来るんですね。
 
これ以外にも、7色をいち早くそろえるともらえるボーナスカード
ゲーム終了時に6色 or 7色揃っているともらえるボーナスカードがあり、総合得点が一番高い人が勝利です。
---------------------------
手元に取るカードはかなりコントロールできるので、けっこうじりじりしたプレイ感が味わえます。派手さは無いので好みは分かれますが、ルールは簡単です。
分かりやすいジレンマとして「早く7色をそろえるとボーナスが高得点 けどバーストの危険性が高い」というものがあります。見通しはとてもいいですね。
定番になりえるポテンシャルを秘めているのではないかと思います。
            
                                                                                   
          ---3は多すぎる(2枚目が好き)---
ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:20分
評価:☆☆☆☆ (☆5で満点)
シュタウペの新作、3は多すぎる です。メビウスゲームズからは「二枚目が好き」という秀逸なタイトルで、日本語訳付きが流通しています。
でも流通が若干弱く、あんまり見かけないのは気のせいでしょうか。まあ地味な見た目だからな・・・。
ゲーム自体は手札から1枚をプレイして、該当する列に置いていくという「ニムト」みたいなプレイ風景なんですが、ルールは思ったよりも違います。
まず、一人20枚ずつカードを配ったら、これを見ずに自分の山札として置いておきます。
次にここからカードを8枚引き、手札とします。手札が残り2枚になったら6枚補充し、更に手札が残り二枚→6枚補充すると山札がなくなります。
その後、手札が3たび残り2枚になったらゲーム終了です。
カードをプレイすると、3つある列のうちどこかに置かれます。
0~
30~
60~
3列あるので、対応する列に置きます。必ず列の一番右に置くわけではなく、数字順に並ぶようにおいていきます。
一列には3枚までしかカードを置けません、置いた結果、あふれてしまったら
・その列で一番大きい数字をプレイした → 一番左のカード一枚を引き取る
・最大でない数字をプレイした → 出したカードより大きい数字を全部引き取る
このようにカードを取っていき、セットコレクションします。
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カードを取ってきたら、もう数字は何の意味もなく、色ごとに並べます。
各色 2枚そろえると5点 1枚なら1点
ただし、同じ色の3枚目を取ってしまうとカードを裏返し、-3点となります。
裏返した色も、もう一度とることが出来ます。仕切り直しが出来るんですね。
これ以外にも、7色をいち早くそろえるともらえるボーナスカード
ゲーム終了時に6色 or 7色揃っているともらえるボーナスカードがあり、総合得点が一番高い人が勝利です。
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手元に取るカードはかなりコントロールできるので、けっこうじりじりしたプレイ感が味わえます。派手さは無いので好みは分かれますが、ルールは簡単です。
分かりやすいジレンマとして「早く7色をそろえるとボーナスが高得点 けどバーストの危険性が高い」というものがあります。見通しはとてもいいですね。
定番になりえるポテンシャルを秘めているのではないかと思います。
ブラス:デラックス(コンポーネント紹介)
- 2016/03/24 (Thu)
 - 近年のゲーム |
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               18世紀のランカシャーへようこそ。世界は私たちが中世と呼ぶ時代から近代へと変わりつつあります。
歴史家たちがこの言葉を思いつくのは少しあとのことになりますが、この変化は “ 産業革命 ” と呼ばれています。
 
---ブラス---
ルールを覚えるのに必要な時間:45分
1ゲームの時間:150-180分
評価:☆☆☆☆☆ (☆5で満点)
 
またイギリスが舞台のゲーム。産業革命によって大量に石炭が必要となりましたが、じゃあ炭鉱を作って儲けましょう。織物は植民地に輸出しましょう。製鉄所もあるよ、というゲームです。
このゲーム、これでもかというぐらい重厚長大で、しかも枝葉のルールがあまりすっきりしていない(例外処理が多い)ので、コンポーネント紹介だけにとどめます。最近アプリも出たからスタンドアロンでプレイするといいよ。
基本はカードをプレイしていずれかのアクションを実行、で進んでいき、理解すると非常に面白いゲームです。前のターンで使ったお金が次の手番に影響し、後ろの手番になるとかなり不利です。
お金の使い処の見極め、適切なタイミングで必要とされている産業を供給できるか、
そしてワレスゲーにつきものの借金をいつするか?の悩ましさがあります。(このゲームはうまくすると無借金で済みますが)
------------------
 
デラックス版で一番目を引くのがこのコイン。刻印が入っていてずっしり重く、かなり所有感を満たしてくれます。
 
もともとはプラスチックの円盤だったので、かなりのグレードアップ。他のゲームにも使いたいくらいですね。
 
ボードはリバーシブルになりました。裏面は調整が加えられ、二人専用のマップになっています。
どういうプレイ感か試してみたいのですが、まあ二人プレイでも90分かかるかもね。
 
あと、箱に仕切りが設けられ、きれいにコンポーネントが収まるようになっています。これも良い変更点。全てのゲームはこうあるべきだ。カヴェルナ!お前のことだよ!
 
他のコンポーネントはたぶん一緒です。情報量が多くて理解するのが大変なチット、
 
石炭と鉄を表す木製キューブ、
 
得点と収入レベルの違いに頭を悩ますマーカーなどなど。
ワレスのゲームはタイル類が分厚くて質がいいのですが、これはもとからでしょうね。
 
ただ、チット類の裏面の印刷がずれています・・・。デラックス版なのにこれは大いに不満点。そんなに気にする方ではないのですが、高いゲームですからねぇ。
 
カード類のデザインもそのまま。この都市カード、いつみても殺風景ですよね。
-------------------
ブラスは国内でなかなか手に入らない(日本語版が出ているリメイク版の「産業の時代」はまだまだ新品で手に入るので、そちらを売りたいのでしょうか) ので、海外通販で買うことが多いかと思います。
どうせ海外から買うなら、奮発してデラックス版でもいいんじゃないでしょうか?
            
                                                                                   
          歴史家たちがこの言葉を思いつくのは少しあとのことになりますが、この変化は “ 産業革命 ” と呼ばれています。
---ブラス---
ルールを覚えるのに必要な時間:45分
1ゲームの時間:150-180分
評価:☆☆☆☆☆ (☆5で満点)
またイギリスが舞台のゲーム。産業革命によって大量に石炭が必要となりましたが、じゃあ炭鉱を作って儲けましょう。織物は植民地に輸出しましょう。製鉄所もあるよ、というゲームです。
このゲーム、これでもかというぐらい重厚長大で、しかも枝葉のルールがあまりすっきりしていない(例外処理が多い)ので、コンポーネント紹介だけにとどめます。最近アプリも出たからスタンドアロンでプレイするといいよ。
基本はカードをプレイしていずれかのアクションを実行、で進んでいき、理解すると非常に面白いゲームです。前のターンで使ったお金が次の手番に影響し、後ろの手番になるとかなり不利です。
お金の使い処の見極め、適切なタイミングで必要とされている産業を供給できるか、
そしてワレスゲーにつきものの借金をいつするか?の悩ましさがあります。(このゲームはうまくすると無借金で済みますが)
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デラックス版で一番目を引くのがこのコイン。刻印が入っていてずっしり重く、かなり所有感を満たしてくれます。
もともとはプラスチックの円盤だったので、かなりのグレードアップ。他のゲームにも使いたいくらいですね。
ボードはリバーシブルになりました。裏面は調整が加えられ、二人専用のマップになっています。
どういうプレイ感か試してみたいのですが、まあ二人プレイでも90分かかるかもね。
あと、箱に仕切りが設けられ、きれいにコンポーネントが収まるようになっています。これも良い変更点。全てのゲームはこうあるべきだ。カヴェルナ!お前のことだよ!
他のコンポーネントはたぶん一緒です。情報量が多くて理解するのが大変なチット、
石炭と鉄を表す木製キューブ、
得点と収入レベルの違いに頭を悩ますマーカーなどなど。
ワレスのゲームはタイル類が分厚くて質がいいのですが、これはもとからでしょうね。
ただ、チット類の裏面の印刷がずれています・・・。デラックス版なのにこれは大いに不満点。そんなに気にする方ではないのですが、高いゲームですからねぇ。
カード類のデザインもそのまま。この都市カード、いつみても殺風景ですよね。
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ブラスは国内でなかなか手に入らない(日本語版が出ているリメイク版の「産業の時代」はまだまだ新品で手に入るので、そちらを売りたいのでしょうか) ので、海外通販で買うことが多いかと思います。
どうせ海外から買うなら、奮発してデラックス版でもいいんじゃないでしょうか?
チケットトゥライド:イギリス/ペンシルバニア
- 2016/03/17 (Thu)
 - 近年のゲーム |
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              鉄道の歴史は、産業革命真っ只中のイギリスに始まります。1825年には世界初の蒸気機関による鉄道が営業を開始しました。初めはストックトン~ダーリントン間の短い区間でしたが、やがて英国全域を鉄道網が覆うことになるのです。
 
---チケットトゥライド:イギリス/ペンシルバニア---
ルールを覚えるのに必要な時間:15分
1ゲームの時間:60-75分
評価:☆☆☆☆ (☆5で満点)
 
チケライの最新拡張が評判いいので、購入してプレイしました。今までの拡張と違って、列車カード一式が入っているので値段はお高め。イギリスマップはSLカードの比率が違う、拡張独自のカードセットを使います。
イギリスマップの方は技術革新カード、ペンシルバニアマップの方は株券が追加ルールとして加わっており、特にイギリスマップは大きなルール変更となっています。プレイ感の違いもかなりの物です。
-----------------
 
これがイギリスマップ。
 
列車駒は通常より少なく35個ずつ、初期手札には必ずSLカードを一枚含め、計5枚配ります。
 
専用の列車カードセットは、SLカードが20枚と多く含まれています。
重要な変更点として
・場にSLカードが3枚以上になってもカードは流れない
・通常の列車カード4枚で、SLカードとして使える
というルールがあります。これを忘れるとゲームが変わってしまうので注意です。
さて、このイギリスマップ。ゲーム開始時は 「イングランド内」の「長さ2マスの路線」にしか線路を引けません。
マップは4つの地域に分かれていて、当然イングランド以外の場所に行かなければ目的地カードが達成できない場合がほとんどなのですが
 
ほかの地域に線路を引いたり、長い線路を引くために、これら「技術革新カード」を購入して能力強化を図ります。
購入のコストはSLカード1-4枚。通常の手番の前に追加して購入が出来るので、購入してから線路を引いたり、カードを補充したりできます。
技術革新カードは、単純に線路を引く能力が強化されるというカードの他、すでに他のプレイヤーに引かれてしまった路線に無理やり線路を引いたり、達成した目的地カードに追加点が入ったりと、様々な種類があります。
たいていのカードはプレイヤー人数分あるので、早い者勝ちではありません。ただそんなにたくさんカードが買えないバランスなので(フェリー路線にもSLカードを使う)取捨選択が重要になります。
----------------
目玉として、イングランド~サンフランシスコをつなぐ40点路線があり、ここは技術革新カードがいりません。いつでもつなげます。
10マスフェリー路線なので難易度が高いのですが、ゲーム開始から狙っていけば十分つなげられます。難易度と点数のバランスがちょっととれていないかも。2回やって二回とも、この路線をつなげたプレイヤーが勝ったので、もっと獲得点数を下げてもいいかも?
---------------
 
まずシンプルなチケライをやってからでないと、イギリスマップはルールが多いと感じるかもしれません。技術カードで結構複雑になっています。
しかし、目的地カードの引き運や、列車カードの引き運は依然残っており、チケライの雰囲気を壊さない良拡張ですね。
 
裏面のペンシルバニアマップは株券が登場ということで、ユニオンパシフィックのような拡張になるのか!?と思ったのですが、カードを集めた枚数に応じて最後に得点と、株価の変動要素がなくシンプルなルールになっています。 株というか、「ボーナスカード集め」ぐらいのインストがいいかもしれません。 株ゲーって嫌いな人がいるので。
ペンシルバニアマップはまだ遊んでいないので、早くプレイしてみたいですね。
            
                                                                                   
          ---チケットトゥライド:イギリス/ペンシルバニア---
ルールを覚えるのに必要な時間:15分
1ゲームの時間:60-75分
評価:☆☆☆☆ (☆5で満点)
チケライの最新拡張が評判いいので、購入してプレイしました。今までの拡張と違って、列車カード一式が入っているので値段はお高め。イギリスマップはSLカードの比率が違う、拡張独自のカードセットを使います。
イギリスマップの方は技術革新カード、ペンシルバニアマップの方は株券が追加ルールとして加わっており、特にイギリスマップは大きなルール変更となっています。プレイ感の違いもかなりの物です。
-----------------
これがイギリスマップ。
列車駒は通常より少なく35個ずつ、初期手札には必ずSLカードを一枚含め、計5枚配ります。
専用の列車カードセットは、SLカードが20枚と多く含まれています。
重要な変更点として
・場にSLカードが3枚以上になってもカードは流れない
・通常の列車カード4枚で、SLカードとして使える
というルールがあります。これを忘れるとゲームが変わってしまうので注意です。
さて、このイギリスマップ。ゲーム開始時は 「イングランド内」の「長さ2マスの路線」にしか線路を引けません。
マップは4つの地域に分かれていて、当然イングランド以外の場所に行かなければ目的地カードが達成できない場合がほとんどなのですが
ほかの地域に線路を引いたり、長い線路を引くために、これら「技術革新カード」を購入して能力強化を図ります。
購入のコストはSLカード1-4枚。通常の手番の前に追加して購入が出来るので、購入してから線路を引いたり、カードを補充したりできます。
技術革新カードは、単純に線路を引く能力が強化されるというカードの他、すでに他のプレイヤーに引かれてしまった路線に無理やり線路を引いたり、達成した目的地カードに追加点が入ったりと、様々な種類があります。
たいていのカードはプレイヤー人数分あるので、早い者勝ちではありません。ただそんなにたくさんカードが買えないバランスなので(フェリー路線にもSLカードを使う)取捨選択が重要になります。
----------------
目玉として、イングランド~サンフランシスコをつなぐ40点路線があり、ここは技術革新カードがいりません。いつでもつなげます。
10マスフェリー路線なので難易度が高いのですが、ゲーム開始から狙っていけば十分つなげられます。難易度と点数のバランスがちょっととれていないかも。2回やって二回とも、この路線をつなげたプレイヤーが勝ったので、もっと獲得点数を下げてもいいかも?
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まずシンプルなチケライをやってからでないと、イギリスマップはルールが多いと感じるかもしれません。技術カードで結構複雑になっています。
しかし、目的地カードの引き運や、列車カードの引き運は依然残っており、チケライの雰囲気を壊さない良拡張ですね。
裏面のペンシルバニアマップは株券が登場ということで、ユニオンパシフィックのような拡張になるのか!?と思ったのですが、カードを集めた枚数に応じて最後に得点と、株価の変動要素がなくシンプルなルールになっています。 株というか、「ボーナスカード集め」ぐらいのインストがいいかもしれません。 株ゲーって嫌いな人がいるので。
ペンシルバニアマップはまだ遊んでいないので、早くプレイしてみたいですね。
プロフィール
HN:
seshil
性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
            楽器演奏・ゲーム・ツーリング
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