対戦相手皆無!ボードゲームレビュー
遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。
キピット
- 2015/07/12 (Sun)
- 近年のゲーム |
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シーソーって、最近公園で見ない気がする。。。
---キピット---
ルールを覚えるのに必要な時間:1分
1ゲームの時間:10分~
評価:☆☆ (☆5で満点)
バランスゲームはコンポーネントが命。このキピットはジェンガより細長い箱にシーソー型のコンポーネントがドカッと入っています。あと大小様々なキューブ。
ルールはちょっと気をつけるところがあって、シーソーの高い側に自分の持ち駒を載せていくのだが、
「ガタッ!」とシーソーが反対に傾いた時に落ちたコマは相手に押し付けられる→手番交代。ただし、傾かないうちにコマがシーソーから落ちてしまったら自分がそれを引き取って手番交代。
あ、バランスゲームだけど二人専用です。
キューブは4つの大きさが有り
赤 4個
青 5個
黃 6個
緑 7個
をそれぞれ持った状態からゲームスタート。なので載せるべきコマが結構多い。
どちらかがコマを載せきったら勝利!
------------------------
大人同士でやると、コマを押し付けあって「終わらない」ゲームになってしまうので、まあ・・・あんまり肩肘はらないで楽しみましょう。見ためが楽しいゲームです。
---キピット---
ルールを覚えるのに必要な時間:1分
1ゲームの時間:10分~
評価:☆☆ (☆5で満点)
バランスゲームはコンポーネントが命。このキピットはジェンガより細長い箱にシーソー型のコンポーネントがドカッと入っています。あと大小様々なキューブ。
ルールはちょっと気をつけるところがあって、シーソーの高い側に自分の持ち駒を載せていくのだが、
「ガタッ!」とシーソーが反対に傾いた時に落ちたコマは相手に押し付けられる→手番交代。ただし、傾かないうちにコマがシーソーから落ちてしまったら自分がそれを引き取って手番交代。
あ、バランスゲームだけど二人専用です。
キューブは4つの大きさが有り
赤 4個
青 5個
黃 6個
緑 7個
をそれぞれ持った状態からゲームスタート。なので載せるべきコマが結構多い。
どちらかがコマを載せきったら勝利!
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大人同士でやると、コマを押し付けあって「終わらない」ゲームになってしまうので、まあ・・・あんまり肩肘はらないで楽しみましょう。見ためが楽しいゲームです。
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すき間に入れて
- 2015/07/05 (Sun)
- 近年のゲーム |
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レッド・ドッグっていうカジノゲームがあります。二枚のカードを公開して、次にめくるカードがその間に入るかどうかを賭ける簡単なゲーム。なんとなくあれを思い出すカードゲームですね。UNO+レッド・ドッグ的な・・・
---すき間に入れて---
ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:20分
評価:☆☆☆ (☆5で満点)
NSV。それは一つだけこのメーカーのゲームを買ってしまうと、他の小箱とサイズが違うため気になり・・・
高さを揃えたいがために次々とNSVのゲームを買ってしまう。そんな恐ろしい販売戦略を取り続けているメーカーなのだ。
しかし安心して欲しい。このメーカーのゲームはシュティッヒルンやブクブク・クウィックス・トイレと名作揃いなのだ。5-6個も買えば棚の気持ち悪さもだんだん軽減されるぞ。
今回は小粒の良作「すき間にいれて」を紹介。正直ゲーム内容より、邦題のインパクトが話題になるゲームだ。
カードは6スート1~11なので、シュティッヒルンで代用できるぞ。カードに書いてある☆の数が得点なので、そこはわからなくなってしまうが、そこを気にするほど遊びこむなら是非製品を買ってくれ。
---------------------
まず各プレイヤーに12枚のカードを配る。
そしたら各々、2枚を選んで避けておく。このカードはなんとゲームに使わない。カードを出しきったらその人があがり、ラウンド終了なのだが、この最初に残した2枚の☆の合計が得点になるのだ。
ちなみに、使いやすい真ん中のカードは星が多い。使いにくい端のカードは星が無い。
真ん中の数字を伏せてリスクをとり、多くの得点を狙うか、端のカードを伏せておいてとにかくアガリをめざすか・・・・
ゲームの進行はとてもシンプルで、基本的に一枚のカードを出す。ウノのように、色か数字をフォローする。
場には2枚のカードがオープンになっているので、どちらかに重ねて出す。出せなかったり、出したくなかったら山から一枚引いて手番終了。
そして、「すき間に入れる」出し方。場の二枚と違う色で、間の数だったらどちらかに重ねて出せる。しかも!連続手番が行えるのだ。
通常の「色か数字をフォローする」出し方を行うか、出せずに山札から引くまで手番が続く。
※次の人の手番開始時に、「すき間」がまったくない状態(2つの数字が同じか、6・7のように連続しているとき)は、まず山札から一枚ドローしてどちらかのカードに重ね、手番を行える。
うまくすると大きなすき間の状態で手番を行えるので、次の人に手番を渡すときは3・5のようにすき間がひとつの状態が一番いやらしい
こうして誰かがカードを出し切ったらラウンド終了。カードが手元に残っている人は、星の数の合計がマイナス点!
---------------------------
ルールがわかりやすく、運の比重も比較的大きいので所謂「ファミリーゲーム」です。
うまくすき間が少ない状態で手番を終えるために、ちょっと考えるのでゲームをしたという満足感があります。また、2人でプレイしても4人プレイとあまり感触が変わらないので、夫婦や恋人と遊べる手軽なゲームとしてもGOODです。
---すき間に入れて---
ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:20分
評価:☆☆☆ (☆5で満点)
NSV。それは一つだけこのメーカーのゲームを買ってしまうと、他の小箱とサイズが違うため気になり・・・
高さを揃えたいがために次々とNSVのゲームを買ってしまう。そんな恐ろしい販売戦略を取り続けているメーカーなのだ。
しかし安心して欲しい。このメーカーのゲームはシュティッヒルンやブクブク・クウィックス・トイレと名作揃いなのだ。5-6個も買えば棚の気持ち悪さもだんだん軽減されるぞ。
今回は小粒の良作「すき間にいれて」を紹介。正直ゲーム内容より、邦題のインパクトが話題になるゲームだ。
カードは6スート1~11なので、シュティッヒルンで代用できるぞ。カードに書いてある☆の数が得点なので、そこはわからなくなってしまうが、そこを気にするほど遊びこむなら是非製品を買ってくれ。
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まず各プレイヤーに12枚のカードを配る。
そしたら各々、2枚を選んで避けておく。このカードはなんとゲームに使わない。カードを出しきったらその人があがり、ラウンド終了なのだが、この最初に残した2枚の☆の合計が得点になるのだ。
ちなみに、使いやすい真ん中のカードは星が多い。使いにくい端のカードは星が無い。
真ん中の数字を伏せてリスクをとり、多くの得点を狙うか、端のカードを伏せておいてとにかくアガリをめざすか・・・・
ゲームの進行はとてもシンプルで、基本的に一枚のカードを出す。ウノのように、色か数字をフォローする。
場には2枚のカードがオープンになっているので、どちらかに重ねて出す。出せなかったり、出したくなかったら山から一枚引いて手番終了。
そして、「すき間に入れる」出し方。場の二枚と違う色で、間の数だったらどちらかに重ねて出せる。しかも!連続手番が行えるのだ。
通常の「色か数字をフォローする」出し方を行うか、出せずに山札から引くまで手番が続く。
※次の人の手番開始時に、「すき間」がまったくない状態(2つの数字が同じか、6・7のように連続しているとき)は、まず山札から一枚ドローしてどちらかのカードに重ね、手番を行える。
うまくすると大きなすき間の状態で手番を行えるので、次の人に手番を渡すときは3・5のようにすき間がひとつの状態が一番いやらしい
こうして誰かがカードを出し切ったらラウンド終了。カードが手元に残っている人は、星の数の合計がマイナス点!
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ルールがわかりやすく、運の比重も比較的大きいので所謂「ファミリーゲーム」です。
うまくすき間が少ない状態で手番を終えるために、ちょっと考えるのでゲームをしたという満足感があります。また、2人でプレイしても4人プレイとあまり感触が変わらないので、夫婦や恋人と遊べる手軽なゲームとしてもGOODです。
マルコポーロの足あと
- 2015/06/28 (Sun)
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マルコポーロの足跡はユーラシア大陸全土にわたるのですが、実のところ、日本には訪れていません。北京に訪れた際、中国人から聞いた「東の果ての海の先にある国」の話をもとに、想像も交えてヨーロッパに紹介したようです。
---マルコポーロの足あと---
ルールを覚えるのに必要な時間:30分
1ゲームの時間:90-120分
評価:☆☆☆☆☆ (☆5で満点)
ツォルキンのデザイナーコンビによる2015年期待の新作。あの歯車のギミックほどのインパクトはないが、蓋を開けてみるとリプレイ性の高い絶妙なバランスの「ダイスプレースメントゲーム」でした。
なんといっても最大の特徴は、派手な能力を持ったキャラクターを各自が一人担当し、ゲームを進めること。正直、ゲームを壊さないために微々たる能力差にとどまるゲームも多いなか、これだけシステムを根幹から否定する能力群も珍しいです。
基本ルールは、広義のワーカープレイスメント。追加コストを払えば、他のプレイヤーと同じアクションが出来るタイプになります。炭鉱讃歌がこのタイプですね。
※ただし、同じ色のダイスを、同一ラウンド内で全く同じアクションに置くことはできません。(このゲームには白と黒のダイスが登場するのですが、それは自分の色とはみなされないので同一アクションに置くことができます。)
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各プレイヤーは、個人ボードと手番順に応じた初期資金(7金~10金)ラクダ2個、最初の契約書を受け取った後、目的カードと自分のキャラクターを選びます。ここは後述。
それから自分のワーカーダイスを5個いっぺんに振り、出目を確定させます。
※この時、出目の合計値が15未満だった場合、15との差異分だけ ラクダorお金が受け取れます。配分は自由に決められます。
アクションの種類は少なめで、すぐに覚えられます。ツォルキンは多かったので大変でしたね。
・お金を5金もらう
ダイスを一つ置いて、5金を受け取ります。最初の一人はダイスを置くコストが無料なのですが、2人目からは「ダイスの出目分のお金」を支払っておくことになります。この場合、出目が小さい方が良いのです。
・カーンの寵愛を受ける
ボード隅に4つスペースが書かれているのですが、ここに置くことで「らくだ2頭と布・金・胡椒のうちどれか一つ」を受け取れます。
ここは例外的に、2番め以降に置く人も追加コストは入りません。ただし、ダイスの目が「前に置かれたダイスの出目以上」である必要が有ります。また、4つのスペースすべてが埋まってしまったらそれ以上置くことはできません。
・契約書をもらう
契約書を1~2枚もらうことができます。置いたダイス目以下のスペースから契約書を取れますが、5・6のスペースから契約書を取るとラクダかお金のボーナスが有ります。
自分の個人ボードに置ける契約書の上限は2枚なので、それ以上の契約書は前の物を破棄してから出ないと置けません。
・資源を取る
ラクダ・胡椒・布・金の資源を取ることができます。布・金は複数のダイスを置かねばならず、置かれたダイスの中で最も低い目の位置に書かれた資源を取ります。
※置いたダイス目以下であれば、低い位置の資源をとっても構いません。お金やらくだが一緒についてくる場合があるので。
・旅をする
ダイスを2個置いて、低い方の出目の分だけボード上を動くことができます。ただし、書かれた分だけのお金が必要になります。これが結構高額です。
また、ボード上にコストが書かれている道があります。ここを通るたびに払う必要があります。
ボード上にはオアシス・小さい町・大きな街があり、小さい町か大きい街で移動を終えると自分の「商館」を建設することができます。
小さい町に商館を置くと、置いた瞬間と、毎ラウンドの最初、描かれたボーナスを受け取れます。
大きい街に商館を置くと、カードにダイスを置くことでアクションを実行できるようなります。ここはメインアクションと違って、追加コストを払ってもすでに実行されたアクションを行うことができません。早い者勝ちです。
更に、一番最初にその街に辿り着いたプレイヤーには、街においてある半月タイルに書かれたボーナスを受け取れます。
-----------------------
さて、メインアクションの前後に、「サブアクション」を好きなだけ行うことができます。これらは、メインアクションの「最中」には行えないので注意。
・契約書の達成
必要なリソースを払って、契約書を一枚達成します。報酬として勝利点や資源、お金がもらえますが、黒ダイスや移動アクションがもらえることも。
・3コインを受け取る
ダイスをメインボード上のコインバッグに置くと、3金が受け取れます。一人何回でも置けますし、追加コストも必要ありません。
・ダイスの振り直し
らくだ1つを払って、ダイス一つを振り直せます。
・ダイスの目を変える
らくだ2つを払って、ダイス目を+1か-1できます。6→1 1→6の循環はできません。
・黒ダイスを獲得する
らくだ3つを払うと、メインボード上に置かれた黒ダイスを獲得できます。すぐさま振って目を確定し、以後自分のダイスのように扱えます。自分の色ダイスと黒ダイスを混ぜて使ってもOK。
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こうしてメインアクションとサブアクションを駆使して「旅をして」「契約を達成して」得点を獲得していくわけです。
ちなみにゲーム終了時に入るボーナス点が多々有り
・交易所を建てた件数によってボーナス点。8個なら5点 9個なら10点
・北京に交易所を建てていると、到達順に 10点、7点、4点、1点
・北京に交易所を建てている人だけ、2つの資源に付き1点
・一番契約書の達成枚数が多い人が7点
・目的カードに書かれている都市に2つとも交易所を建設していると、勝利点を獲得。さらに、2つのカードで3-4つの目的地が有るのですが・・・
この目的をいくつ達成しているかによってカード下部のボーナス点がもらえます。
・おまけで、持っているお金10金につき1点
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最後に、リプレイ性を高める各キャラクターの特殊能力
・マテオ・ポーロ
ゲーム開始時に、白ダイスを追加で受け取り、自分のダイスのように扱えます。
・ラシード・ウッディーン
ダイスを振らず、全部自分の好きなように目を選べます。
・メルカトル
市場のアクションをほかのプレイヤーが行った際に、そのプレイヤーが取った資源と同じものをストックから一つ受け取れます。
・クビライ・カーン
北京から旅を始めます。つまり最初から北京ボーナスの10点が約束されています。
・ベルケ・カーン
ダイスを追加で置く際に、コストが掛かりません。
・ニコロ・ポーロとマルコ・ポーロ
コマを追加でもらい、二人で旅ができます。(別々に移動できる)更に、毎ラウンドらくだが1個もらえます。
・ウィリアム・ルブルック
交易所コマを追加で2個持ってスタートし、街に止まらずとも通過するだけで取引所を置けます。さらに11個全部の交易所を置ききると、追加で10点もらえます。
・ジョバンニ・カルピーニ
オアシスからオアシスへ、1歩の移動コストでジャンプできます。また、毎ラウンド3金もらえます。
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初期セットアップの盤面をみて、最適な戦略を決定し、それをひたすら突き詰めるゲームです。ダイス目という運要素はあるものの、小さい出目でも十分戦えるためダイス運が悪くて負けた!という言い訳は通用しません。間違いなくゲーマーズゲームです。
大都市に置かれるアクションの強弱が激しく、北京に近いところ(スマトラ)に強いアクションが置かれればクビライ・カーンが強くなりますし、全体的に大都市アクションが弱ければ契約書達成ゲーになるのでメルカトルが強くなります。
一度弱いとおもっていたキャラクターでも、次のゲームでは最強の一角だった!こういうところが魅力的ですね。
ただ、基本的には契約書を達成していくのが得点効率がいいので、タイトルとゲーム内容が一致してない・・・wスタート地点から動かなくても勝つ場合が有りますし。ツォルキンに並ぶ名作誕生!という感想です。
クラフトワーゲン
- 2015/06/21 (Sun)
- 近年のゲーム |
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1888年のこと。ベンツという名のドイツ人の女性が、二人の息子を伴って夫の発明品で106kmの旅行に出かけました。その発明品とはもちろん自動車。ガソリンスタンドなどないので、各地の薬局で燃料を作りながらの旅です。
彼女は、世界初の自動車旅行者となったのです。初の女性ドライバーかもしれませんね。
---クラフトワーゲン---
ルールを覚えるのに必要な時間:20分
1ゲームの時間:90分
評価:☆☆☆ (☆5で満点)
「グレンモア」で華々しいデビューを飾ったマティアス・クラマーの2015年作品。ランカスター・ヘルベチアと未プレイの作品があるが、このクラフトワーゲンはテーマが好みなので速攻入手してプレイ。8,100円とユーロ高を反映してちょっとお高めではあるものの・・・。クラシックカーテーマの渋いゲーム好きだし・・・。
グレンモアと同じく、「アクショントラックの最後尾の人が常に手番を行う」システムを採用。ゲームシステムはより洗練され、グレンモアよりスッキリとまとまっている印象です。ゲームボードも色合いがスッキリしちゃって地味ですw 青と黒の二色刷りですかこれ。
やり始めると結構シンプルなゲームで、アクションは
・車体の獲得
・エンジンの獲得
・労働者の獲得
・レースを進める
・バイヤーを選ぶ
・研究開発をする
の5種類のみ。アクションはトラック上に配置したチップに描かれているのですが、複数書かれているチップがあります。この場合は選んでアクションを行うのではなく「全部」行えます。一番強いのは3つのアクションが書かれているチップなのですが、これを得るためにトラックを一気に進めるのか・・・牛歩戦術でいくのか・・・は貴方次第。
最初にプレイヤーは個人ボード・労働者4人・スタートタイルを受け取ります。
スタートタイルはプレイヤーごとに少しずつ違っていて、いきなりレースカーのエンジンがレベル2になるもの、労働者を多く持ってスタート出来る物などが有ります。
個人ボードは4つの倉庫に区切られていて、ひとつはレースカー専用のスペース。ここには最初からレベル1のエンジンを置いた状態で始まります。(先述のスタートタイルによって違います)
他の3つのスペースには、「車体」「エンジン」のどちらかを置くことができますが、両方一緒に置くことはできず、ひとつのスペースにはどちらか一つのみが置けます。
それぞれのアクションについてですが、どれもシンプル。
・車体の獲得
自分の車体開発レベルに合ったタイルを、ストックから獲得します。最初はレベル1からスタートですが、研究開発アクションによってレベルを上げられます。
・エンジンの獲得
自分のエンジン開発レベルに合ったタイルをストックから獲得します。エンジンは売り物の車に載せるために「倉庫」におくか、「レースカーに搭載する」か、どちらかを選べます。
・労働者の獲得
ストックから自分の色の労働者を1つ獲得します
・レース
自分のレースカーに搭載されたエンジンの数字分、レーストラックを進めます。この時、他の車がいるマスで移動を終えたら、そのマスは飛ばして一つ先に進めます。同じマスに2台以上の車がいることはありません。
・バイヤーを選ぶ
4種類のバイヤーから一人を選び、「活動中」のエリアに移動させます。バイヤーはそれぞれ【車体重視】【エンジン重視】【サービス重視】【価格重視】と、重要視する要素が違うのですが、詳細は後述。なお、同じ要素を重視するバイヤーは2名いるのですが、最初の一人を選んだプレイヤーはそのバイヤーの横に有るボーナスチップを獲得します。1点か2点。
ちなみにバイヤーは最大4人までしか登場させられず、以降このアクションを選ぶとこのトラックのコマを一マスずつ0に近づけていきます。0になったらラウンド終了です。
・研究開発をする
場に二枚オープンされている研究開発カードから一枚を選び、もう一枚を捨て札にします。このゲームで最も重要なアクションと言って良く、車体やエンジンの開発レベルはこの研究会開発アクションでしか上げられません。
カードにはそれ以外にも、労働者を得たりレーストラックを進められるといった即時効果アクションと
恒久的な効果を発揮する偉人カードがあります。例えば5人目のバイヤーを登場させられる「ベンツ」、レースエンジンを更新する度、レーストラックを進められる「ブガッティ」などが登場します。
----------------
これらのメインアクションを行った後で、自分の車を1手番に1台、市場に出すことができます。
車には4つの要素があり
・車体
・エンジン
・価格
・サービスマン
が揃っていないと市場に出すことはできません。まず個人ボード上の倉庫から車体をエンジンを組み合わせて取り、雇用している労働者を最低一名載せて、市場に投入します。
ここで車の値段も決めます。ラウンドごとに価格が変わるこちらのチップから1枚を選び、車と共に配置します。
市場に置ける車は最大6台で、市場がいっぱいになってもラウンド終了です。
----------------
ラウンドが終了したら、まずレーストラックの得点計算から。一位のプレイヤーには7点、2位のプレイヤーには5点・・・が与えられます。また、周回を重ねていたらその分得点が加算されます。
次にバイヤーの処理。選ばれた4人(ベンツの能力によって5人になることも)のバイヤーは、それぞれが重視するものに従って車を買います。
例えば車体重視のバイヤーは必ず車体レベルが一番高い車を買います。もし同じ車体レベルの車が複数あった場合、より安い車を選びます。
サービス重視だったら、サービスマンが一番配置された車を買うのです。
見事車を売ったプレイヤーは、その車の価格チップを勝利点としてもらいます。しかし価格重視のバイヤーに買われた時だけは、価格チップを2倍した勝利点がもらえるのです。どうしても安値のチップを買われるので、救済処置。
これを3ラウンド繰り返すとゲーム終了なのですが、今解説した得点手段以外に、「目標」タイルがあります。
例えば
・レベル3の車体を最初にとった人が+3点
・レーストラックを同一ラウンド内で2周回った人は+7点
・労働者を全て雇用(ストックが0)した人は7点
等があります。最近のビデオゲームで採用されている「実績(トロフィー)」みたいなものです。
大体1ラウンド30分なので、75-90分のプレイ時間でしょうか。
------------------------------
渋いアートワークから、重厚長大なゲームを連想するのですが、プレイしてみると拍子抜けする害らシンプルなゲームにまとまってます。
その分、他の自動車開発ゲーム「オートモービル」「カンバン:自動車革命」から得られるプレイの満足感、までは得られないような・・・。いや、「カンバン」は未プレイなんですけど。
研究開発カードのめくり運が大きかったり、車にサービスマンを乗せる際、3ラウンド目は後がないのでどかっと8人ぐらい載せたり・・・。なんか全体的に「大味」な印象を受けます。
「グレンモア」なんか結構ややこしいルールなので、アートワークの割にはプレイ後の印象は「ファミリーゲーム」 そんな感想です。「オートモービル」や「カンバン」は3時間ぐらい覚悟しないといけないので、そんな時間がないときに活躍する車ゲーですね。
彼女は、世界初の自動車旅行者となったのです。初の女性ドライバーかもしれませんね。
---クラフトワーゲン---
ルールを覚えるのに必要な時間:20分
1ゲームの時間:90分
評価:☆☆☆ (☆5で満点)
「グレンモア」で華々しいデビューを飾ったマティアス・クラマーの2015年作品。ランカスター・ヘルベチアと未プレイの作品があるが、このクラフトワーゲンはテーマが好みなので速攻入手してプレイ。8,100円とユーロ高を反映してちょっとお高めではあるものの・・・。クラシックカーテーマの渋いゲーム好きだし・・・。
グレンモアと同じく、「アクショントラックの最後尾の人が常に手番を行う」システムを採用。ゲームシステムはより洗練され、グレンモアよりスッキリとまとまっている印象です。ゲームボードも色合いがスッキリしちゃって地味ですw 青と黒の二色刷りですかこれ。
やり始めると結構シンプルなゲームで、アクションは
・車体の獲得
・エンジンの獲得
・労働者の獲得
・レースを進める
・バイヤーを選ぶ
・研究開発をする
の5種類のみ。アクションはトラック上に配置したチップに描かれているのですが、複数書かれているチップがあります。この場合は選んでアクションを行うのではなく「全部」行えます。一番強いのは3つのアクションが書かれているチップなのですが、これを得るためにトラックを一気に進めるのか・・・牛歩戦術でいくのか・・・は貴方次第。
最初にプレイヤーは個人ボード・労働者4人・スタートタイルを受け取ります。
スタートタイルはプレイヤーごとに少しずつ違っていて、いきなりレースカーのエンジンがレベル2になるもの、労働者を多く持ってスタート出来る物などが有ります。
個人ボードは4つの倉庫に区切られていて、ひとつはレースカー専用のスペース。ここには最初からレベル1のエンジンを置いた状態で始まります。(先述のスタートタイルによって違います)
他の3つのスペースには、「車体」「エンジン」のどちらかを置くことができますが、両方一緒に置くことはできず、ひとつのスペースにはどちらか一つのみが置けます。
それぞれのアクションについてですが、どれもシンプル。
・車体の獲得
自分の車体開発レベルに合ったタイルを、ストックから獲得します。最初はレベル1からスタートですが、研究開発アクションによってレベルを上げられます。
・エンジンの獲得
自分のエンジン開発レベルに合ったタイルをストックから獲得します。エンジンは売り物の車に載せるために「倉庫」におくか、「レースカーに搭載する」か、どちらかを選べます。
・労働者の獲得
ストックから自分の色の労働者を1つ獲得します
・レース
自分のレースカーに搭載されたエンジンの数字分、レーストラックを進めます。この時、他の車がいるマスで移動を終えたら、そのマスは飛ばして一つ先に進めます。同じマスに2台以上の車がいることはありません。
・バイヤーを選ぶ
4種類のバイヤーから一人を選び、「活動中」のエリアに移動させます。バイヤーはそれぞれ【車体重視】【エンジン重視】【サービス重視】【価格重視】と、重要視する要素が違うのですが、詳細は後述。なお、同じ要素を重視するバイヤーは2名いるのですが、最初の一人を選んだプレイヤーはそのバイヤーの横に有るボーナスチップを獲得します。1点か2点。
ちなみにバイヤーは最大4人までしか登場させられず、以降このアクションを選ぶとこのトラックのコマを一マスずつ0に近づけていきます。0になったらラウンド終了です。
・研究開発をする
場に二枚オープンされている研究開発カードから一枚を選び、もう一枚を捨て札にします。このゲームで最も重要なアクションと言って良く、車体やエンジンの開発レベルはこの研究会開発アクションでしか上げられません。
カードにはそれ以外にも、労働者を得たりレーストラックを進められるといった即時効果アクションと
恒久的な効果を発揮する偉人カードがあります。例えば5人目のバイヤーを登場させられる「ベンツ」、レースエンジンを更新する度、レーストラックを進められる「ブガッティ」などが登場します。
----------------
これらのメインアクションを行った後で、自分の車を1手番に1台、市場に出すことができます。
車には4つの要素があり
・車体
・エンジン
・価格
・サービスマン
が揃っていないと市場に出すことはできません。まず個人ボード上の倉庫から車体をエンジンを組み合わせて取り、雇用している労働者を最低一名載せて、市場に投入します。
ここで車の値段も決めます。ラウンドごとに価格が変わるこちらのチップから1枚を選び、車と共に配置します。
市場に置ける車は最大6台で、市場がいっぱいになってもラウンド終了です。
----------------
ラウンドが終了したら、まずレーストラックの得点計算から。一位のプレイヤーには7点、2位のプレイヤーには5点・・・が与えられます。また、周回を重ねていたらその分得点が加算されます。
次にバイヤーの処理。選ばれた4人(ベンツの能力によって5人になることも)のバイヤーは、それぞれが重視するものに従って車を買います。
例えば車体重視のバイヤーは必ず車体レベルが一番高い車を買います。もし同じ車体レベルの車が複数あった場合、より安い車を選びます。
サービス重視だったら、サービスマンが一番配置された車を買うのです。
見事車を売ったプレイヤーは、その車の価格チップを勝利点としてもらいます。しかし価格重視のバイヤーに買われた時だけは、価格チップを2倍した勝利点がもらえるのです。どうしても安値のチップを買われるので、救済処置。
これを3ラウンド繰り返すとゲーム終了なのですが、今解説した得点手段以外に、「目標」タイルがあります。
例えば
・レベル3の車体を最初にとった人が+3点
・レーストラックを同一ラウンド内で2周回った人は+7点
・労働者を全て雇用(ストックが0)した人は7点
等があります。最近のビデオゲームで採用されている「実績(トロフィー)」みたいなものです。
大体1ラウンド30分なので、75-90分のプレイ時間でしょうか。
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渋いアートワークから、重厚長大なゲームを連想するのですが、プレイしてみると拍子抜けする害らシンプルなゲームにまとまってます。
その分、他の自動車開発ゲーム「オートモービル」「カンバン:自動車革命」から得られるプレイの満足感、までは得られないような・・・。いや、「カンバン」は未プレイなんですけど。
研究開発カードのめくり運が大きかったり、車にサービスマンを乗せる際、3ラウンド目は後がないのでどかっと8人ぐらい載せたり・・・。なんか全体的に「大味」な印象を受けます。
「グレンモア」なんか結構ややこしいルールなので、アートワークの割にはプレイ後の印象は「ファミリーゲーム」 そんな感想です。「オートモービル」や「カンバン」は3時間ぐらい覚悟しないといけないので、そんな時間がないときに活躍する車ゲーですね。
ケイラス
- 2015/06/13 (Sat)
- 近年のゲーム |
- CM(0) |
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- ▲Top
13世紀末のフランス、フィリップ4世の名を受けたプレイヤーは大工の棟梁となり、6人の配下をうまく使いながら城と城下町を発展させていきます。なかなかハードですね。
---ケイラス---
ルールを覚えるのに必要な時間:30分
1ゲームの時間:150-180分
評価:☆☆☆ (☆5で満点)
2005年発売の本作は、今年で10週年。でも10週年記念盤が出る予定はなさそう。そんなケイラスです。2012年にイスタリから新パッケージで再販されているので、今手に入るのはそちらの方。
ゲームシステムはまさにワーカープレイスメントで、ワカプレ黎明期に現在とほぼ同じシステムを確立していたことに驚かされる。取れるアクションが増えていくところはアグリコラに受け継がれ、「恩賞」トラックはツォルキンに受け継がれた。今でもこのシステムを利用したゲームが生まれ続けている。
プレイヤーは6人のワーカーと食料2・木材1・お金(5-7金 先手番ほど少ない)を持ち、ゲームスタート。やることはアクションスペースにワーカーを順番に配置するだけ。ちなみに他のゲームによくある「Food day」はこのゲームには存在しない。食料は単なる資源の一つだ。ただし、ワーカーの配置にはお金がかかる仕組み。基本的には1金払って1人を配置できる。
取れるアクションがいきなり多いので複雑なゲームだ。炭鉱讃歌やストーン・エイジのように、後発のシンプルワカプレに慣れているとガツンとやられる。ツォルキンやアグリコラに慣れていれば大丈夫だけど。
まずラウンド開始時に2金の収入がある。これは後述の特別な建物を所有していると増える。
アクションスペースは橋の前後で大きく性格が別れ、橋の後(ボードの下の方)は資源を得たり市場で交換したり、建物を建てるといったシンプルな効果が並ぶ。
建物を建てるとき、背景が緑の建物(邸宅)は既存の建物から建て替え。
背景が青の建物は緑の建物から建て替えなくてはいけない点に注意。
建てたタイルは道の空きスペースに配置し、所有権を表す家駒を載せておく。他の人が建てた建造物アクションを使用すると、その人に勝利点1点が入る。
※先の方は全部空きスペースかとおもいきや、こっそり「金」資源を獲得するアクションスペースがあるので注意。ここにタイルを載せないように!
※たまにタイルに「ユリのマーク」が描かれている場合がある。このタイルを建設したら、後述の「恩賞」トラックを進めることが出来る。
----------------------------
逆に橋の前(ボードの上のほう)には特殊なアクションがたくさん 上から順番に見ていくと
・城門:ここに駒を配置したら、アクション実行時に他の空きアクションスペースに移せる。ほとんど使わないアクションだが、極稀に、お茶濁し用途で使う。
・交易所:3金がもらえる
・ギルド:監督を、前後に1~3マス移動させることが出来る。
監督とはラウンドマーカーの上に載っている薄い、白いディスクで、この監督がいる場所より「先の」タイルは稼働しない。つまり前半に強力な建物をガンガン建ててアクションを増やしても、ある程度ラウンドが進まないことには利用しづらいシステムとなっている。
ラウンドマーカーは基本的に1ラウンド1マス進み、ラウンド開始時に監督はマーカーの上に戻る。監督がマーカーより進んでいる状態で前のラウンドが終わっていたら、マーカーは2マス進む。
最先端のタイルに配置したプレイヤーがいたら、ギルドアクションで監督を後ろに戻してやると妨害になる。このシステムはソロプレイ感が強い最近のワカプレに採用されなかった。
・槍試合場:布(紫キューブ)1と、1金を支払うことで恩賞トラックを一つ進めることが出来る。
・馬屋:次のラウンドでプレイ順が変わる。馬屋に1番目にワーカーを置いたプレイヤーは、プレイ順が1番目。2番目に置いたプレイヤーは2番目。置かなかったプレイヤーは順次繰り下がる。
・宿屋:左のマスにワーカーを置くと、次のラウンドで右のマスに移動する。ここにワーカーが有るプレイヤーは、手駒が一つ少なくなるものの、ワーカー配置コストが常に1金となる。
というのも、このゲームではワーカーを配置しきらずにラウンドを終えることが可能なので、先にラウンドを終えたプレイヤーが出た場合、以後の配置コストが+1金になるのだ。1金→2金の変化でも結構痛いので、宿屋の意味が出てくる。ただ、個人的にはあんまり使わないアクション。
全員がワーカーの配置を終えたら、お城に近い方から順にアクションを処理。橋にもアクションがあり、ラウンドを終えた順にディスクを置いておくのだが、この順番に「監督」を動かす権利が発生する。(前述の「ギルド」とはまた別)ラウンドをなかなか終えずに粘ると、コストはかさむが最後の方に監督を動かす特権が。しかしこの「橋」で監督を動かすには、1マスにつき1金の賄賂が必要なのだ。
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これ以外に、「お城を建設する」アクションがある。ボード左上のスペースがそうで、配置するとラウンドの最後にこのアクションを処理する。
配置順が一番の人から、お城の建設を何回行うか選択する。コストは食料+任意の資源2種類で、コストを支払える限りは建設可能。1回分のコストを払ったら自分の家駒を建設進行度トラックに1個ずつ置いていく。
お城の建設は3段階に別れており、最初は地下室(6)次は城壁(10)最後に塔(14)となる。1個駒を置くたびに、それぞれ5/4/3勝利点。
また、そのラウンドで最も建設回数が多かったプレイヤーは恩賞トラックを一つ進めることが出来る。
(※建設が同数の場合は、先にワーカーをおいたプレイヤーが優先的に恩賞に与る)
恩賞は上から「勝利点」「お金」「資源」「タイルの建設」となる。「タイルの建設」以外は見たまんまで、描かれたアイコンの物がもらえる。
「タイルの建設」は、第一段階は空だが、第二段階からタイルの建設が行える。ただし無償ではなく、描かれた資源以外は払う必要がある。
またお城の建設段階が進まないことには、恩賞の段階を一定以上進めることは出来ない。建設が最終段階に入って初めて、恩賞トラックも最後まで使えるようになる。
※恩賞をもらう際、駒を進めた場所の特典でなく、下位の特典を貰っても良い。また、恩賞を最後まで進めても、何度でも同じトラックの特典を得ることが出来る。ツォルキンで技術を最終段階まで上げたような状態だ。例えば、資源の恩賞トラックを最後まで進めていれば、以後恩賞を受けるたびに金が手に入るといった具合。
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段階ごとにお城の建設スペースが全て埋まるか、ラウンドマーカーがボードに描かれた「地下室」「城壁」「塔」のマスそれぞれに到達すると決算が発生する。お城の建設にどれだけ関わったかによって、恩賞が幾つかもらえる。
ここで恩賞に関してもう一つルールがある。幾つか同時に恩賞を貰った場合、全て別のトラックに振り分けなくてはいけない。同一トラックに適用して何度も建物を建設する・・・といったことが出来ない。
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塔の決算が終わったらゲーム終了。最終的に残った資源やお金は得点になり、勝利点の一番多いプレイヤーが勝ち。ラウンド数が多いし、いきなりワーカー6人から始まるので3時間はかかるゲームだ。
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ワカプレ黎明期の作品であり、ちょっとルールがごちゃごちゃしているのでかなり長時間のゲームとなる。長考プレイヤーがいなくてもインスト込み3時間、じっくり考えるプレイヤーがいた場合は4時間以上を覚悟したほうが良い。
BGGでベスト人数は3人となっているので、できれば3人で遊びたいところ。いきなりワーカーが6人スタートなので、結構一ラウンドが長いのだ。
あと個人的には後発の作品の用に、ランダム要素が少しほしい。建物タイルは全て公開なため、ケイラスには運の要素が無いのだ。まあフリーク好みでは有るんだけど。
なんか文句ばっかり書いてますが、やり始めると3時間はあっという間に経ってしまいます。ワーカープレイスメント好きならプレイするべきゲームです。
---ケイラス---
ルールを覚えるのに必要な時間:30分
1ゲームの時間:150-180分
評価:☆☆☆ (☆5で満点)
2005年発売の本作は、今年で10週年。でも10週年記念盤が出る予定はなさそう。そんなケイラスです。2012年にイスタリから新パッケージで再販されているので、今手に入るのはそちらの方。
ゲームシステムはまさにワーカープレイスメントで、ワカプレ黎明期に現在とほぼ同じシステムを確立していたことに驚かされる。取れるアクションが増えていくところはアグリコラに受け継がれ、「恩賞」トラックはツォルキンに受け継がれた。今でもこのシステムを利用したゲームが生まれ続けている。
プレイヤーは6人のワーカーと食料2・木材1・お金(5-7金 先手番ほど少ない)を持ち、ゲームスタート。やることはアクションスペースにワーカーを順番に配置するだけ。ちなみに他のゲームによくある「Food day」はこのゲームには存在しない。食料は単なる資源の一つだ。ただし、ワーカーの配置にはお金がかかる仕組み。基本的には1金払って1人を配置できる。
取れるアクションがいきなり多いので複雑なゲームだ。炭鉱讃歌やストーン・エイジのように、後発のシンプルワカプレに慣れているとガツンとやられる。ツォルキンやアグリコラに慣れていれば大丈夫だけど。
まずラウンド開始時に2金の収入がある。これは後述の特別な建物を所有していると増える。
アクションスペースは橋の前後で大きく性格が別れ、橋の後(ボードの下の方)は資源を得たり市場で交換したり、建物を建てるといったシンプルな効果が並ぶ。
建物を建てるとき、背景が緑の建物(邸宅)は既存の建物から建て替え。
背景が青の建物は緑の建物から建て替えなくてはいけない点に注意。
建てたタイルは道の空きスペースに配置し、所有権を表す家駒を載せておく。他の人が建てた建造物アクションを使用すると、その人に勝利点1点が入る。
※先の方は全部空きスペースかとおもいきや、こっそり「金」資源を獲得するアクションスペースがあるので注意。ここにタイルを載せないように!
※たまにタイルに「ユリのマーク」が描かれている場合がある。このタイルを建設したら、後述の「恩賞」トラックを進めることが出来る。
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逆に橋の前(ボードの上のほう)には特殊なアクションがたくさん 上から順番に見ていくと
・城門:ここに駒を配置したら、アクション実行時に他の空きアクションスペースに移せる。ほとんど使わないアクションだが、極稀に、お茶濁し用途で使う。
・交易所:3金がもらえる
・ギルド:監督を、前後に1~3マス移動させることが出来る。
監督とはラウンドマーカーの上に載っている薄い、白いディスクで、この監督がいる場所より「先の」タイルは稼働しない。つまり前半に強力な建物をガンガン建ててアクションを増やしても、ある程度ラウンドが進まないことには利用しづらいシステムとなっている。
ラウンドマーカーは基本的に1ラウンド1マス進み、ラウンド開始時に監督はマーカーの上に戻る。監督がマーカーより進んでいる状態で前のラウンドが終わっていたら、マーカーは2マス進む。
最先端のタイルに配置したプレイヤーがいたら、ギルドアクションで監督を後ろに戻してやると妨害になる。このシステムはソロプレイ感が強い最近のワカプレに採用されなかった。
・槍試合場:布(紫キューブ)1と、1金を支払うことで恩賞トラックを一つ進めることが出来る。
・馬屋:次のラウンドでプレイ順が変わる。馬屋に1番目にワーカーを置いたプレイヤーは、プレイ順が1番目。2番目に置いたプレイヤーは2番目。置かなかったプレイヤーは順次繰り下がる。
・宿屋:左のマスにワーカーを置くと、次のラウンドで右のマスに移動する。ここにワーカーが有るプレイヤーは、手駒が一つ少なくなるものの、ワーカー配置コストが常に1金となる。
というのも、このゲームではワーカーを配置しきらずにラウンドを終えることが可能なので、先にラウンドを終えたプレイヤーが出た場合、以後の配置コストが+1金になるのだ。1金→2金の変化でも結構痛いので、宿屋の意味が出てくる。ただ、個人的にはあんまり使わないアクション。
全員がワーカーの配置を終えたら、お城に近い方から順にアクションを処理。橋にもアクションがあり、ラウンドを終えた順にディスクを置いておくのだが、この順番に「監督」を動かす権利が発生する。(前述の「ギルド」とはまた別)ラウンドをなかなか終えずに粘ると、コストはかさむが最後の方に監督を動かす特権が。しかしこの「橋」で監督を動かすには、1マスにつき1金の賄賂が必要なのだ。
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これ以外に、「お城を建設する」アクションがある。ボード左上のスペースがそうで、配置するとラウンドの最後にこのアクションを処理する。
配置順が一番の人から、お城の建設を何回行うか選択する。コストは食料+任意の資源2種類で、コストを支払える限りは建設可能。1回分のコストを払ったら自分の家駒を建設進行度トラックに1個ずつ置いていく。
お城の建設は3段階に別れており、最初は地下室(6)次は城壁(10)最後に塔(14)となる。1個駒を置くたびに、それぞれ5/4/3勝利点。
また、そのラウンドで最も建設回数が多かったプレイヤーは恩賞トラックを一つ進めることが出来る。
(※建設が同数の場合は、先にワーカーをおいたプレイヤーが優先的に恩賞に与る)
恩賞は上から「勝利点」「お金」「資源」「タイルの建設」となる。「タイルの建設」以外は見たまんまで、描かれたアイコンの物がもらえる。
「タイルの建設」は、第一段階は空だが、第二段階からタイルの建設が行える。ただし無償ではなく、描かれた資源以外は払う必要がある。
またお城の建設段階が進まないことには、恩賞の段階を一定以上進めることは出来ない。建設が最終段階に入って初めて、恩賞トラックも最後まで使えるようになる。
※恩賞をもらう際、駒を進めた場所の特典でなく、下位の特典を貰っても良い。また、恩賞を最後まで進めても、何度でも同じトラックの特典を得ることが出来る。ツォルキンで技術を最終段階まで上げたような状態だ。例えば、資源の恩賞トラックを最後まで進めていれば、以後恩賞を受けるたびに金が手に入るといった具合。
----------------------------------
段階ごとにお城の建設スペースが全て埋まるか、ラウンドマーカーがボードに描かれた「地下室」「城壁」「塔」のマスそれぞれに到達すると決算が発生する。お城の建設にどれだけ関わったかによって、恩賞が幾つかもらえる。
ここで恩賞に関してもう一つルールがある。幾つか同時に恩賞を貰った場合、全て別のトラックに振り分けなくてはいけない。同一トラックに適用して何度も建物を建設する・・・といったことが出来ない。
--------------------------------
塔の決算が終わったらゲーム終了。最終的に残った資源やお金は得点になり、勝利点の一番多いプレイヤーが勝ち。ラウンド数が多いし、いきなりワーカー6人から始まるので3時間はかかるゲームだ。
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ワカプレ黎明期の作品であり、ちょっとルールがごちゃごちゃしているのでかなり長時間のゲームとなる。長考プレイヤーがいなくてもインスト込み3時間、じっくり考えるプレイヤーがいた場合は4時間以上を覚悟したほうが良い。
BGGでベスト人数は3人となっているので、できれば3人で遊びたいところ。いきなりワーカーが6人スタートなので、結構一ラウンドが長いのだ。
あと個人的には後発の作品の用に、ランダム要素が少しほしい。建物タイルは全て公開なため、ケイラスには運の要素が無いのだ。まあフリーク好みでは有るんだけど。
なんか文句ばっかり書いてますが、やり始めると3時間はあっという間に経ってしまいます。ワーカープレイスメント好きならプレイするべきゲームです。
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