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対戦相手皆無!ボードゲームレビュー

遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。

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フェレータ

❝勝ち馬に乗る❞っていうのはいつの時代も大事な事だ。もし自軍の旗色が悪ければ、手土産を持って裏切ってしまえば良い。そりゃあ良心が傷まないわけじゃないが、負けて全てを失うよりはいいだろう?



---フェレータ---

ルールを覚えるのに必要な時間:20分
1ゲームの時間:45~60分
評価:☆☆☆☆☆ (☆5で満点)



「カードゲームなのに重ゲー」「ボードゲームにすればいいのに!」とプレイした人が口をそろえて言うであろうフェレータ。いつもクイーンの無駄にでかく、スカスカな箱を見慣れているとこの小さくてヤワイキャラメル箱は衝撃的だ。中身は60枚のカードがギチギチに入っている。あと原文ルール。日本語ルールを入れる隙間はどこにもなく、スリーブなんて問題外だ。



まずカードを種類ごとに分けて、12枚の領地カードをぐるっと円形に並べる。白鷲と赤バラの領地が6枚ずつ交互になるように。



そしたら各プレイヤーが陣営カードを受け取り、白鷲か赤薔薇か、どちらかの陣営を選ぶ。3人プレイだと1vs2、4人プレイだと2vs2だ。3人プレイだと片方の陣営が不利に見えるが、どうせすぐ裏切るので気にしない。



ゲーム開始前に、各プレイヤーが3枚ずつ持っている「倉庫カード」を一枚だけ領地カードのしたに差し込む。これはラウンド終了時、「自分の陣営に属する領地の下にある、倉庫カードの枚数」分だけ補給カードをドローできる。



最後に初期手札として「補給カード」を3枚受け取ったらゲーム開始。適当にスタートプレイヤーを決め、左隣の人が最初の「戦略家」となり戦争する場所を決める。(赤バラと白鷲が隣り合っている場所ならどこでも良い。)



戦争場所が決まったらスタートプレイヤーから順に、補給カードを提示していく。領土カードに書かれている数字が基本戦闘力だが、補給カードを使うことによって戦力を強化できるのだ。

これだけだとただの数比べなので、補給前に各プレイヤーが「役割カード」を秘密裏に一枚選ぶ。役割は6種類。



・外交官5 自分の陣営の戦闘力が+5される


・外交官2 自分の陣営の戦闘力が+2される。また、ラウンド終了時のカード補給枚数が+1される。


・農民 ラウンド終了時に3枚カードを補充できる。


・戦略家 次のラウンドの紛争地決定権を持つ。また、無条件で勝利点2を獲得。


・建築家 ラウンド終了時に倉庫を一件増築できる。また、倉庫を商館に改築できる。商館があるとゲーム終了時に手札×1点の点数が入る。ただし手札カウントの上限は3枚で、商館建築の上限は2件のため、最大ボーナスは6点となる。(手札自体は5枚まで持てる)


・反逆者(フェレータ)自分の陣営を変える事ができる。もちろん自分の出した補給カードもごっそり移動する。更に勝利点を無条件で1点もらえる。

自分が役割を選んだら左隣にドラフト。回ってきたカードにフェレータが含まれていなかったらとたんに腹の探り合いとなる。ただしラウンドの最初に役割カードから、ランダムに一枚抜くので確定要素は無い。

役割選択→補給を行ったら役割公開。ここで「お前がフェレータかよ!」「あ!5の外交官がハブられてたのか」等と阿鼻叫喚。勝った陣営に勝利点と、役割に応じた勝利点が入り、建築家を選んだプレイヤーがいたら建築。その後補給カードのドローとなる。裏切り者は往々にして補給を受けられない。

これを4人プレイなら8ラウンド、3人プレイなら9ラウンド繰り返し、最も点数を稼いだプレイヤーの勝ち!

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文章で書くと伝わりづらいのですが、非常にお互いの読み合いが熱いです。



圧倒的戦力と、高い勝利点を兼ね備える「15」「10」の陣地を中心に戦っていくのですが、裏切りが続いて全員赤バラになってしまったりすると(それもルール的にOK)ついつい出し抜きたい気持ちが湧いてきます。一人勝ちすると大量点が入るからです。

次の戦闘に備えて手札を貯めたり、フェレータを選んだラウンドに補給しなかったりすると「お?お前なんで補給しないん?さては!?」となります。裏切りを考慮しての補給カードの差し込み、でも最初に取り除いた一枚がフェレータだったりしてww

保管場所も極小で済むし、安いし、ゲーマーなら買っておくべき!ただ稼働させるには、ゲームにある程度慣れた人が3人以上必要です・・・・。

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2014年5月17日 ボードゲーム交換会

昨日は、調布のあなスピンオフ企画、「第二回 ボードゲーム交換会」に行って参りました!

交換会のルールは、「自分のゲームが1つ引き取られた時、代わりに何か引き取れる」という物。つまりあまりにも定番で皆が持っているものや、ゴミ評判の良くないゲームを持って行くといつまでも引き取られず、涙目になる可能性大。

一口500円で3点まで出品できるので、何を持って行こうかな―と悩む。

うーんうーん。とりあえず家族ゲーム会で二度と陽の目を見ないであろう

・ディクシット ジャーニー
・ディクシット4

を持って行くとして、あとひとつ何か・・・。しかし調布のあなに群がる猛者を満足させられるようなものはウチにはない・・・。



これ? いやいやww 箱がボロいし(写真は拝借) 説明書も無い・・・。やりゃあルールはわかるけど。

悩んだ末持っていったのは



これ。うわぁ。箱デカい!とりあえず付属品確認おk! スライム状の物体清掃OK!準備万端。

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んで交換会会場に到着。カルカソンヌ予選会をやっていらっしゃたので、交換会出品ゲームを眺めたり、遊んだりしながら時間つぶし。ちなみに遊んだのは

・たんばミニ
・勝利への道(通常版)
・ぐるっとカラフル(コレは交換会出品ではない)

でした。勝利への道が安定の面白さ。しかも通常版はかなりコンポーネントの質がいいことに気づく。うーん欲しいなぁ。箱でかいけど。

そして交換会本番(写真は拝借させて頂きました。)



こんなかんじでテーブルいっぱいに並びました。絶版・誰もしらないゲーム、ク◯ゲーなどいろんなゲームが並びます。

・フォーミュラD
・アベ・カエサル(ラベンスバーガー)
・豚小屋

など素晴らしいゲームが沢山。当然アベ・カエサルを出品された主催のかんちょーさんに人気が集まり、交換会スタート

どんどんとゲームが引き取られていきます・・・。

しかしここで大番狂わせが!
実はこの方法でやると、引き取られないゲームが1つ余ってしまうので(スタートプレイヤーを選ぶ際はゲームが引き取られてないので,そうなる)かんちょーさんが1つゲームを引き抜き、最後にゲームが引き取られた方がそれを持っていく事になったのです。

選ばれたのは「ブリッとでるワン!」上の写真でブリッとそびえ立ち、異彩を放ってますね。

お陰でかなり早めに手番を獲得。レンさんがお持ち込みの絶版ゲーム「ドリュンター・ドリューバー」を手に入れました!ウ◯コつながり。



嫁さんがほしがってたので帰ってすぐにプレイするの図



あとメビウス便で見かけたトリプル(左のセットは関係ない)



全く知らないけど箱絵で惹かれたアルビオン

を交換していただきました。うーん面白いイベントでした。



交換会後は各自新しく手に入れたゲームを遊ぶ姿が。私は「つまらない」というすごいタイトルのダイスゲームを遊んだりしました。ちなみにつまらなくは無いです。すごいざっくり言うと、ヘックメックを複雑にした感じ。



なかなかマズイと名高い「HIKE」を引き取った人はだれかな・・・。ちょっと狙ってたんだけど。

一年間変なゲームを買いあさり、また参加しよう!と思えるイベントでした。

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東海道(TOKAIDO)

京都から江戸へ。江戸から京都へ。 その昔、人々の旅は時間をかけてじっくり歩いて行く、のんびりとしたものでした。

おみやげを買ったり、旅の仲間と出会ったり。もちろんいろんな場所も観光しながら東海道を進んでいきましょう。新幹線や飛行機がなかった時代に思いを馳せて。





---TOKAIDO---

ルールを覚えるのに必要な時間:15分
1ゲームの時間:45~60分
評価:☆☆☆ (☆5で満点)



アントワン・ボザ氏のジャパニーズテーマ作品。タケノコがどうも中国混じりだったのに比べると、こちらはだいぶジャパニーズしてます。色使いが淡く綺麗で、見ていて非常に美しいゲームです。



妙に横長なボードを広げると双六みたいになっています。京都から江戸まで、ゆっくりゆっくり旅行していくのです。



手番は「一番後ろにいるプレイヤー」に回ってくるので、連続でコマを進めることもありえます。またサイコロやカードを使って進めるのではなく、「好きなだけ進んでいい」(ただし4箇所有る関所には必ず止まる)のです。



まずはじめに各プレイヤーが担当するキャラクターカードを決めます。カードには最初に受け取れる金額と、キャラクターの特殊能力が書いてあります。食事が無料になったり勝利点が追加で受け取れたり・・・。初期の金額が少ないほど能力が強いと思っていいですが、極端にお金がないキャラクターもいるので悩みどころ。

最短4手でゲームは終わるのですが、途中様々なマスに立ち寄ることで勝利点を稼げます。

※他の人が既に止まっているマスにはとまれません。また、3人以下のプレイ人数では道から外れたところにある2つ目のマスは無いものとします。



・農村は3金もらえます。シンプル。




・温泉に止まると温泉カードを一枚ドローし、2点か3点もらえます。



・田んぼ・山・海の景観マスに止まると、対応した景観カードをもらえます。



一枚目は1点、2枚めは2点・・・です。


田んぼは最大3枚、山は4枚、海は5枚です。それ以上もらえません。


各種毎の景観カードを最初に全てあつめると、ボーナス点の3点がもらえます。



・出会いのマスに止まると、旅人カードを一枚ドローできます。



3金もらえたり、景観カードを貰えたりとシンプルだけど嬉しい効果があります。



・神社に止まると1~3金の範囲で寄進をすることが出来ます。



単純に1金一点になるのですが、ゴール後に寄進額を比べ、1位10点、2位7点・・・と点数が入ります。



・村に止まるとお土産カードを3枚ドローし、好きな枚数買うことが出来ます。絵にあまり意味は無く、カードのアイコンを見ましょう。



アイコンは4種類あり、違うアイコンが描かれた土産カードを買うと1点・3点・5点・7点 ともらえる点数がどんどん高くなっていきます。同じアイコンのカードを買っても一枚1点です。



・最後に関所。基本は牛歩で進めていくゲームなのですが、関所だけは最初に着いたプレイヤーが有利です。



食べ物カードを人数+1枚めくり、好きなカードを選びます。値段は1-3金で、どれを食べても+6点。なので安い食べ物を食べれば得なのですが、同じ食べ物を2回食べてはいけません。コレを利用し、あとから来るプレイヤーが既に食べたカードを残しておくと恨まれますww

ちなみにお金がなかったら空腹で旅を続けましょう。

江戸に到着したあと、最終得点計算を行います。


・一番温泉カードを持っている人が+3点


・一番お土産カードを持っている人が+3点


・一番旅人カードを持っている人が+3点


・一番「食べ物にお金をかけた人」が+3点

そして神社への寄進に応じて得点を入れ、最終結果となります。

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ファミリーゲームの見本のようなゲームです。ルールが比較的簡単で、和気あいあいと遊べます。そして淡い色使いのアートワークが素晴らしい。

ただゲーマーにウケが悪いと思われる要素が1つ。ある程度下手なプレイをしても点数の差がつきにくいので、接待プレイに最適な反面、ガチゲーとして遊ぶには物足りないのです。

何回か遊びましたが同率1位とか、一位と最下位の差が3点差とか。コレをプラス要素と捉えるべきか・・・。

タケノコと並んでボドゲ初心者ウケ・女性ウケが良いと思われるので、ゲームに引き込むための接待プレイ用として所有してもいいんじゃないでしょうか。キックスターターで出資額クリアしたコレクターズ・エディションはいつ日本に入ってくるのかな・・・?

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[ショートレビュー]アラン・ムーンのブラックスパイ

「ハーツ」(ブラックレディ)を元にしたゲーム、ブラックスパイを遊ばせていただきました。



---ブラックスパイ---

ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:30~45分
評価:☆☆☆☆ (☆5で満点)

マストフォローのトリックテイキングで、黒いカードは取ったらプラス点。切り札は無し。



ちなみに黒の7だけ5枚入っており、これらは一枚+10点。沢山取らされるとヤバい。あ、ちなみにたくさん点を取ったら負けなので勘違いなさらないように。

他の色の7は「良いスパイ」なので-5点。ちょっと嬉しい。

ルールはほとんどハーツと一緒なので、プレイしたこと有ればすぐに理解できるのだが、このブラックスパイの特徴として



※色と数字でフォローできる。

例えば、リードプレイヤーが緑の5をプレイした場合、緑色のカードか、他の色の「5」でフォローしなくてはならない。

ただ切り札はないので、必ず緑が勝つ。これ重要。色と数字、どちらもフォローできなくなって初めて好きなカードが出せる。

数字でもフォローできるので、うっかり7を出したりするとブラックスパイがブンブン飛んでくるww

ハーツでお馴染みのカードドラフトもあり。自分の手札からいらないカードを左隣に渡そう。しかし右隣のプレイヤーからいらないカードが3枚回ってくる・・・。

カードは全部で60枚。4人プレイの場合配りきりで15トリックを戦う。人数分だけラウンドを戦うとか、100点とったら負けとか自由に決めれば良い。

※ラウンド開始時のリードプレイヤーは赤の1を持っている人から。ただし最初に赤の1を出す必要は無い。

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数字でフォローできるのをうっかり忘れる感がMAXですが、ハーツを上手く昇華させておりなかなか良作のトリックテイキングゲームです。

とりあえずハーツと同じ方針で戦ってみたらぶっちぎりで勝てたので良かったのですが、うまくなってくると枚数の多い「7」の使い方が重要になってくる・・・。と思われます。

コンポーネントにゲームと関係のないコースターが入っていたり、得点シートが分厚くてどうやっても蓋がきちんと閉まらなかったりとゲーム性以外の突っ込みどころが多かったです。私こういうの好きww

ただなぁ・・・。定価2,600円なのがちょっとイタイ。コースターや得点シートを省いて、小箱サイズて1,500円なら買ったんだけどなぁ。カードの裏のデザインがすげーかっこいいし。

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ダビデとゴリアテ

大きいネズミはゴリアテみたい。強いけど、どんくさい。

小さいネズミは弱いけど、ダビデみたいに頭が回る。力が無くても、工夫すれば勝つことだって有るんだ。




---ダビデとゴリアテ---

ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:30~45分
評価:☆☆☆ (☆5で満点)



マストフォローのトリックテイキングゲームです。カードは5色で1~18まで。全部で90枚のカード。特殊なカードは一切ない。



あと切り札も無いので、ルールとしては非常にシンプル。




このゲームの特徴として、トリック中に出されたカードのうち、「一番小さい数字を出した人」が「一番大きい数字のカード」を一枚受け取ります。



ダビデがゴリアテを倒したということでしょうか?カードも小さい数字は小さいネズミ、大きい数字は大きいネズミが描かれていて可愛らしいです。



残りのカードは、順当に一番大きいカードを出した人が総取りです。んで次のリードプレイヤーに。



獲得したカードは、こんなふうに色ごとに自分の前に公開します。

同色2枚までは「書かれた数字が得点」

同色3枚以上は「1枚1点」です。カード2枚のやつがいたら、頑張ってその色に差し込もう!



こうして15トリックを戦ったらラウンド終了。何ラウンドでも好きなだけ闘いぬきます。

ちなみにリードの色をフォローできなくても、カードの優劣は単純に数字で決めます。同じ数字が出た場合は「後出しが勝ち」です。一番小さいカードが被った場合も、あとから出したほうがより小さいカードとみなします。

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トリックテイキングゲームの例にもれず、最初の一ラウンドはどう戦ったらいいかモヤァっとしているのですが

「あんまりトリックを取らないほうがいい」系のトリテですね。

どうしても混じってしまう大きい数字のカードを利用して、フォローできないラウンド終盤に1~2トリックだけ取れると大量得点できるでしょう。まあそう上手く事は運ばないのですが。

手札によってはどうしようもなくトリックをとり続けてしまうこともあるので、18を大量に持っていたりしたら開き直って沢山トリックを取ってしまうのもありです。とにかく1枚1点になるのは間違いないので。

結構シンプルなゲームで、独特な計算方法が楽しいので4人以上集まったらプレイしてみては。6人まで遊べます。

ティンダハン 日本語版 fs04gm

ティンダハン 日本語版 fs04gm
価格:1,750円(税込、送料別)


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プロフィール

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seshil
性別:
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職業:
会社員
趣味:
楽器演奏・ゲーム・ツーリング

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