対戦相手皆無!ボードゲームレビュー
遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。
ディヴィナーレ 倫敦の霊媒師
- 2014/04/02 (Wed)
- 近年のゲーム |
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人は困った時、商売を始めるとき、家を立てるとき、恋人ができた時・・・色んな場面で占いに頼ります。それこそ毎朝占いをする人も。でも一番優れている占い師って誰?
「一番優れているのは、私の水晶占いだ」
「いや、手相こそが人の運命を見る最もいい方法だ」
「占星術にまさる占いなど、有るわけがない」
「カップの底を覗くと未来が見える。コーヒー豆占いを忘れちゃ困る」
こうして有名占い師(ペテン師)が一同に介しました。互いに占いでカードの中身を予想し、ロンドン一番の占い師を決めるのです!
---ディヴィナーレ 倫敦の占い師---
ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:30分
評価:☆☆☆ (☆5で満点)
ゲーム会で内容を全然知らずに参加したゲーム。コンポーネントを見てみるとすごくイラストが良い。ビッドのためのボード、4種あるカード、そして各プレイヤーの担当キャラクターを表すカードやチップ類。どれもなんだか怪しく神秘的だ。
カードは4種36枚存在し、(4人プレイの場合)最初にランダムで12枚を取り除く。残った24枚を配り切り、各人が6枚ずつの手札を持つ
手札の情報を元に、4種それぞれのカードが何枚残っているか予想していくのだ。手番でカードを一枚ずつ晒していき、全てのカードを晒すまで繰り返す。
予想は、このボードに自分のコマを置くことで行う。対応する手札を一枚このボードの横に晒すことで、ボード上に書いてある数字のどれかにビッドすることができる。最終的に予想があっていれば3点。ニアミス(正解プラマイ1の範囲に予想)なら1点がもらえる。外れたら-1点。
ちなみにボードの端のほう(12枚とか3枚とか)は確率的に厳しいので、予想が当たるとボーナス点がもらえる。外した場合はボーナスがそのままマイナス点となる。ハイリスクハイリターンだ。
また、同じ値に置けるコマは一つだけ。人気のある7や8を予想したくとも、他のプレイヤーに置かれてしまったらもう置けない。
同じカードを複数持っている場合が当然あるので、手番にプレイすることで一度予想した値を動かしたり、やばいと思ったら予想を引っ込めることが可能。
しかし手札は使いきりなので、一度「7」等の人気のある数字に置いても、同じカードを出した時に予想を動かさなくてはならない(これはマストアクション)
一枚目のカードで全然違う値を予想し、他のプレイヤーを引きつけたあとで予想を大幅に下げる、と言ったブラフが必要になってくる。これは面白いシステムだと思う。
カードは各種枚数が違っており、一番少ない手相占いは全体で6枚しか無い。故に最初取り除かれるカードにごっそり手相占いが入っていたりすると、ゲーム中にほとんど残らなかったりする。予想の腕の見せどころだ。
さて、予想するだけなら本当に占い師でも無いと当てられないので(初期手札の情報はあるが)このゲームではカードドラフトを行う。
ドラフトはラウンド中3回行う。
手札が6枚の時(ラウンド開始時) 3枚ドラフト
手札が4枚の時 2枚ドラフト
手札が2枚の時 1枚ドラフト
上家プレイヤーの手札を垣間見ることができるわけだが、自分が下家に渡したカードをよく忘れる。
人数分だけラウンドを行い、総合得点を競う。得点チップは宝石を模していて綺麗。
--------------------------------------------------------------
ぱっと見、記憶ゲームのような印象を受けるのですが
・同じマスには置けない
・プレイしたカードに対応する予想しか出来ない
・ドラフトで、下家に動かして欲しい種類のカードを押し付けられる
こういった要素により、ブラフや手札マネジメントがかなり重要になってきます。記憶力は「有ればいい」ぐらいに思っておくほうがベター
コンポーネントやイラストが豪華なので、ゲームの軽さの割に少々値段が高いのが欠点かな。この記事を書いている時点では絶版になり、流通在庫を残すのみとなっている。
※このゲームを作る際に下地にしたと思われるクニツィアの作品「メンバーズオンリー」も品薄。
「一番優れているのは、私の水晶占いだ」
「いや、手相こそが人の運命を見る最もいい方法だ」
「占星術にまさる占いなど、有るわけがない」
「カップの底を覗くと未来が見える。コーヒー豆占いを忘れちゃ困る」
こうして有名占い師(ペテン師)が一同に介しました。互いに占いでカードの中身を予想し、ロンドン一番の占い師を決めるのです!
---ディヴィナーレ 倫敦の占い師---
ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:30分
評価:☆☆☆ (☆5で満点)
ゲーム会で内容を全然知らずに参加したゲーム。コンポーネントを見てみるとすごくイラストが良い。ビッドのためのボード、4種あるカード、そして各プレイヤーの担当キャラクターを表すカードやチップ類。どれもなんだか怪しく神秘的だ。
カードは4種36枚存在し、(4人プレイの場合)最初にランダムで12枚を取り除く。残った24枚を配り切り、各人が6枚ずつの手札を持つ
手札の情報を元に、4種それぞれのカードが何枚残っているか予想していくのだ。手番でカードを一枚ずつ晒していき、全てのカードを晒すまで繰り返す。
予想は、このボードに自分のコマを置くことで行う。対応する手札を一枚このボードの横に晒すことで、ボード上に書いてある数字のどれかにビッドすることができる。最終的に予想があっていれば3点。ニアミス(正解プラマイ1の範囲に予想)なら1点がもらえる。外れたら-1点。
ちなみにボードの端のほう(12枚とか3枚とか)は確率的に厳しいので、予想が当たるとボーナス点がもらえる。外した場合はボーナスがそのままマイナス点となる。ハイリスクハイリターンだ。
また、同じ値に置けるコマは一つだけ。人気のある7や8を予想したくとも、他のプレイヤーに置かれてしまったらもう置けない。
同じカードを複数持っている場合が当然あるので、手番にプレイすることで一度予想した値を動かしたり、やばいと思ったら予想を引っ込めることが可能。
しかし手札は使いきりなので、一度「7」等の人気のある数字に置いても、同じカードを出した時に予想を動かさなくてはならない(これはマストアクション)
一枚目のカードで全然違う値を予想し、他のプレイヤーを引きつけたあとで予想を大幅に下げる、と言ったブラフが必要になってくる。これは面白いシステムだと思う。
カードは各種枚数が違っており、一番少ない手相占いは全体で6枚しか無い。故に最初取り除かれるカードにごっそり手相占いが入っていたりすると、ゲーム中にほとんど残らなかったりする。予想の腕の見せどころだ。
さて、予想するだけなら本当に占い師でも無いと当てられないので(初期手札の情報はあるが)このゲームではカードドラフトを行う。
ドラフトはラウンド中3回行う。
手札が6枚の時(ラウンド開始時) 3枚ドラフト
手札が4枚の時 2枚ドラフト
手札が2枚の時 1枚ドラフト
上家プレイヤーの手札を垣間見ることができるわけだが、自分が下家に渡したカードをよく忘れる。
人数分だけラウンドを行い、総合得点を競う。得点チップは宝石を模していて綺麗。
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ぱっと見、記憶ゲームのような印象を受けるのですが
・同じマスには置けない
・プレイしたカードに対応する予想しか出来ない
・ドラフトで、下家に動かして欲しい種類のカードを押し付けられる
こういった要素により、ブラフや手札マネジメントがかなり重要になってきます。記憶力は「有ればいい」ぐらいに思っておくほうがベター
コンポーネントやイラストが豪華なので、ゲームの軽さの割に少々値段が高いのが欠点かな。この記事を書いている時点では絶版になり、流通在庫を残すのみとなっている。
※このゲームを作る際に下地にしたと思われるクニツィアの作品「メンバーズオンリー」も品薄。
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seshil
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男性
職業:
会社員
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