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対戦相手皆無!ボードゲームレビュー

遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。

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忍者対戦

これは昔、忍びの里を賭けた戦いの物語…
この年「禁争百年」の掟がその期を迎える。
怨み積りし二人の首領は里の者から屈指の
武芸者を集め陣営を構えた。
目指すは敵の本陣、隠里。
今、知略を極めた影の兵法が明かされる!




---忍者対戦---

ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:15~20分
評価:☆☆☆☆ (☆5で満点)



自分のプレイ環境では2人ゲームの稼働率が高いので、ゲームマーケットで購入。カードゲームだが、カードを並べて作った場の中で、忍者カードをサイコロで動かす。カードというか、「駒」のように扱うのだ。

まずボード代わりとなるカードを並べる。基本は自分の陣営の忍者が、相手の本拠地(自分から見て一番右)に到達したら勝利だ。



その後、自分から見て左側にこのようにカードを並べる。ボスキャラである「首領カード」だけは必ず左端の一番下に並べるのだが、それ以外はシャッフルしてランダムに並べる。

手番では、3色あるサイコロを一度に振る。この出目の数だけ各忍者を動かせるのだが、アイコンで各忍者の色が示されていて、青の忍者だったら青の出目しか使えない。



移動するときは出目の分だけ移動して・・・・



もし相手の忍者と遭遇したらバトル!といっても基本はじゃんけんなのであっさり終わる。



兜→グー クナイ→チョキ 巻物→パー という力関係で、じゃんけんで勝敗を決める。もしもアイコだったら、数字で勝敗を決める。それでも勝敗が決まらなかったら、各々の忍者が一歩ずつ「後退」する。



ちなみに忍者カードは上に乗っている忍者ごと、同時に動かせる(3人まで)また、一つのマス目に忍者がたくさん存在することがあるので、もし多数の忍者が遭遇したら、全部解決するまで対戦を続ける。



忍者が引き分けて後退した結果、更にバトルが起きることがあり、これももちろん解決する。



首領カードだけはちょっと処理が特別で、こいつらはグーチョキパー、すべての属性を持つ。

数字自体は「4」で一番強く、一対一の戦いなら負けることはないのだが・・・。

すべての属性を持っているので、戦う毎に数値が削られていくのだ。例えば相手忍者の「2」と戦った場合、連戦時の2戦目では「2」の数値で戦わなくてはならない。

その場所での戦闘終了時に「全回復」するので、うまく立ち回れば強い。(引き分けとなって後退した場合は、全回復して戦闘を継続する)

また、首領を動かす際、ダイスは3つのうち好きな目を選んで使用できる。ただし手番中に一つのダイスだけ。(他の忍者の上に乗って移動するのはOK)



こうして相手陣地に自軍が到着するか、相手を全滅させたら勝利。全滅させるのはなかなか難しく、普通は相手陣地への到達でゲーム終了する。

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ほんのりバックギャモンのエッセンスが感じられ、20分で終わる良いゲームです。

互いにしのぎを削って戦った結果、互いの軍勢が完全にすれ違ってしまい、「出目勝負」になることもしばしば。これはこれで面白いです。

またダイス目は「1,1,1,2,2,3,」と偏っており、なかなかうまい調整だなと思いました。ちなみに4回ぐらいプレイした後、対戦相手のひとから教えてもらって初めて偏りに気づきました。


いやー、どうりで1ゾロがたくさん出ると思ってたんだよねー。そうかそうかー。


忍者一人ひとりのイラストにも気合を感じられます。奥さんや彼女と遊ぶゲームの一つに加えてみてはいかがでしょう?(今のところGM限定発売で、一般流通や委託販売がないのですが・・・)

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