対戦相手皆無!ボードゲームレビュー
遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。
ミスタージャック ポケット(Mr.Jack Pocket)
- 2014/03/04 (Tue)
- 近年のゲーム |
- CM(0) |
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このホワイトチャペルは、奥へと深く入り込むほど、より心が沈むのだ。ここはロンドンなのか?ロシアでも、後のニューヨークの最貧のスラム街でも、1880年代のホワイトチャペルのような貧困を目にすることは無いだろう---
---ミスタージャック ポケット---
ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:15分
評価:☆☆ (☆5で満点)
対等な条件ではなく、互いに勝利条件が違う「ホームズ側」「ジャック側」に分かれて戦う2人用ゲーム。ちなみに切り裂きジャックは実在の人物で、ホームズは架空の人物。実際には対決してないよという知識をゲーム前にひけらかそう。
大変コンパクトな箱で、日本の住宅事情にやさしい。かと言ってコンポーネントは安っぽくなく、全て厚みのあるタイルなので嬉しい仕様だ。実売も1,000円台だし。
ただしまうときにこんな感じでしまわなくてはいけない。個人的にはもっとぴっちりしまいたい。
ゲームは短時間でルール少なめ。まずは9枚のタイルをランダムで、人物側を上にして置きます。つい方向を揃えたくなるけれど、バラバラでOK。
そしてホームズ・ワトソン・犬のドギーをこう配置します。
ラウンドを表すチップを一列に配置します。
最後にジャック側が人物タイルを秘密裏に引き、準備完了!もちろん引いたタイルが切り裂きジャック。犯人です。
ホームズ・ワトソン・犬はまっすぐ先を見渡すことができ、途中に障害物がない限り通りのすべてを見通すことができます。
ラウンド終了時に、ジャックがいずれかのキャラの視線上にいれば、ジャック側は「目撃者あり」と申請。容疑者から外れたタイルを裏返し、ホームズはラウンドチップを受け取ります。
逆に視線上にジャックがいなければ、「目撃者なし」ジャックがラウンドチップを受け取ります。
ラウンドチップを裏返すと砂時計が書かれており・・・
ジャックが砂時計を6つ集めたラウンドに、ホームズが容疑者を絞り込めていなければジャックの勝ち。
その前にホームズが容疑者を1人に絞り込めたらホームズの勝ちです。
ラウンドを表すチップには先手をどちらが取るか記載されています。虫眼鏡はホームズ。ナイフはジャックから。
盤面がどう動くのかというと、こんなアクション選択タイルをコイントスのように放り投げ・・・
表になったアクションを選択できます。4アクションの選択順は 先手→後手→後手→先手
タイルにはホームズやワトソン・犬を動かすもの(時計回りに1~2マス)
タイルを回転させる物
タイルの方向を変えず、2枚を入れ替えるもの
そして容疑者タイルを引けるというアクションがあります。ホームズがこれを引くと容疑者を絞り込めるのですが、ジャックが引くと書いてある砂時計をカウントすることができます。ラウンドチップと合わせて6つ集めれば勝利条件達成!
------------------------------------------------------------------------
プレイしてみると、最初のラウンドでごっそり道タイルが裏返ったりして、「あれ?こんなプレイ感なの?」と面食らいます。
最初はジャックの正体を隠すゲームかと思っていたのですが、プレイしているうちにすぐ「あ、あれがジャックだな」と検討はつきます。しかし「容疑者を一人に絞らないといけない」ため、容疑者が少なくなってからはタイルの方向と探偵の移動を予測して動かしていきます。まるで詰将棋のよう。
ジャックは「一人だけが見えている状態」を作らないため、アクションを駆使して逃げまわります。そう、実はジャックの逃走劇を描いたゲームだったのです!(?)
「推理というよりはアブストラクト」というのがプレイ後の印象でした。
---ミスタージャック ポケット---
ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:15分
評価:☆☆ (☆5で満点)
対等な条件ではなく、互いに勝利条件が違う「ホームズ側」「ジャック側」に分かれて戦う2人用ゲーム。ちなみに切り裂きジャックは実在の人物で、ホームズは架空の人物。実際には対決してないよという知識をゲーム前にひけらかそう。
大変コンパクトな箱で、日本の住宅事情にやさしい。かと言ってコンポーネントは安っぽくなく、全て厚みのあるタイルなので嬉しい仕様だ。実売も1,000円台だし。
ただしまうときにこんな感じでしまわなくてはいけない。個人的にはもっとぴっちりしまいたい。
ゲームは短時間でルール少なめ。まずは9枚のタイルをランダムで、人物側を上にして置きます。つい方向を揃えたくなるけれど、バラバラでOK。
そしてホームズ・ワトソン・犬のドギーをこう配置します。
ラウンドを表すチップを一列に配置します。
最後にジャック側が人物タイルを秘密裏に引き、準備完了!もちろん引いたタイルが切り裂きジャック。犯人です。
ホームズ・ワトソン・犬はまっすぐ先を見渡すことができ、途中に障害物がない限り通りのすべてを見通すことができます。
ラウンド終了時に、ジャックがいずれかのキャラの視線上にいれば、ジャック側は「目撃者あり」と申請。容疑者から外れたタイルを裏返し、ホームズはラウンドチップを受け取ります。
逆に視線上にジャックがいなければ、「目撃者なし」ジャックがラウンドチップを受け取ります。
ラウンドチップを裏返すと砂時計が書かれており・・・
ジャックが砂時計を6つ集めたラウンドに、ホームズが容疑者を絞り込めていなければジャックの勝ち。
その前にホームズが容疑者を1人に絞り込めたらホームズの勝ちです。
ラウンドを表すチップには先手をどちらが取るか記載されています。虫眼鏡はホームズ。ナイフはジャックから。
盤面がどう動くのかというと、こんなアクション選択タイルをコイントスのように放り投げ・・・
表になったアクションを選択できます。4アクションの選択順は 先手→後手→後手→先手
タイルにはホームズやワトソン・犬を動かすもの(時計回りに1~2マス)
タイルを回転させる物
タイルの方向を変えず、2枚を入れ替えるもの
そして容疑者タイルを引けるというアクションがあります。ホームズがこれを引くと容疑者を絞り込めるのですが、ジャックが引くと書いてある砂時計をカウントすることができます。ラウンドチップと合わせて6つ集めれば勝利条件達成!
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プレイしてみると、最初のラウンドでごっそり道タイルが裏返ったりして、「あれ?こんなプレイ感なの?」と面食らいます。
最初はジャックの正体を隠すゲームかと思っていたのですが、プレイしているうちにすぐ「あ、あれがジャックだな」と検討はつきます。しかし「容疑者を一人に絞らないといけない」ため、容疑者が少なくなってからはタイルの方向と探偵の移動を予測して動かしていきます。まるで詰将棋のよう。
ジャックは「一人だけが見えている状態」を作らないため、アクションを駆使して逃げまわります。そう、実はジャックの逃走劇を描いたゲームだったのです!(?)
「推理というよりはアブストラクト」というのがプレイ後の印象でした。
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