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対戦相手皆無!ボードゲームレビュー

遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。

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キングダム



その土地には、高い山脈がそびえ、邪悪なドラゴン、神秘の魔法使いが住むという・・・。
人跡未踏のこの地に、金鉱脈が見つかったという噂が経った。
王は急ぎ城の建設を進めるが、このニューフロンティアを狙っている国は1つではなかったのだ。



---キングダム---

ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:30-40分
評価:☆☆☆☆ (☆5で満点)


日本語版で手に入りやすく、安い。その割にはコンポーネントの質がよく、面白いという良いゲームです。テーマとゲーム内容がぜんぜん関係ないのが玉にキズ。まあくにちーですから。


ルールは超簡単。5×6マスに区切られたボード上にタイルを配置するか、自分の城コマを配置するかだけ。


タイルは+6~+1のプラスタイルが各2枚ずつ、


-6~-1のマイナスタイルが各1枚ずつある。

タイルを引いた場合、ボード上のどこかに置かなくてはならない。どこに置いてもOK。


例えばこんなふうに置いていく・・・。


そして、タイルを引かずに城コマを置くこともできる。こうしてボードの空きマスが全て埋まった時、得点計算をする。これで1ラウンド。

お城が置いてあるマスを含む縦ライン・横ラインのタイル点を全て合計する。基本的にはその数字が得点となる。もちろんマイナスもあり得る。


更にお城にはレベル1~4のお城があり、それぞれ得点倍率が×1~×4になる。


こうして計3ラウンドを戦い、勝者を決める。この時使ってしまったレベル2以上の城は次のラウンドに持ち越せないので注意。

最後に、タイルには特殊なものが有る。


得点計算ラインを分断する「山脈」タイル


置いたラインのプラス点を全て無効にする「ドラゴン」タイル


上下左右に隣接するお城のレベルを+1する「魔法使い」タイル


そして置いたラインのタイル点を全て2倍にする「金鉱」タイルだ。

山脈だけ2枚あるが、特殊タイルは全部で4種類だけ。効果も覚えやすく、すんなりゲームに入っていける。練習として1ラウンド回せば十分。

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同じクニツィアのゲーム「市場のお店」のリメイク作品です。リメイクされるだけあって面白い。

何人でやっても面白い懐の深さもGood。カルカソンヌのように、少人数でやると戦略的に、人数が増えると運の要素が強くなってきます。

ベスト人数は2人のような気がする・・・。タイルを引いて良い得点ラインを作ると相手のターンに城を置かれてしまう。かと言ってさっさと城を置いて行くとマイナスタイルやドラゴン、山脈で封殺されてしまうという・・・。これがクニツィア・ジレンマかー!と悶絶できます。

ザ・ドイツゲームといった感じのルールのシンプルさに好感が持てます。プレイ時間も短めで、初めてのドイツゲーム購入候補にどうぞ。

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