対戦相手皆無!ボードゲームレビュー
遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。
モダンアート
- 2014/11/23 (Sun)
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2万5千ドル!さあ!他にないですか?いいですね!では貴方が落札です!
ここは新進気鋭の作家達による美術品のオークション会場。うまくすれば未来の巨匠の作品を手に入れることができるかもしれませんが、手に入れた絵画が紙くず同然ということだってあるのです・・・。
---モダンアート---
ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:45分
評価:☆☆☆☆☆ (☆5で満点)
うーん面白いですモダンアート。1992年の作品とは思えないぐらい洗練された競りゲー。昨今の作品はわりとソロプレイ感が強い物が多いのですが、これは対人戦でしか味わえないゲームの妙味がぎっしりと詰まった名作です。
基本的にはカードゲームで、プレイ人数に応じてある枚数の手札を配ったらゲーム開始。あとお金を100金分受け取っておく。
(最低額面は1kなのですが、ゲーム中は桁が多くて煩雑なため3桁下げてしまうのです。)
カードには5人の個性的な画家による絵画が描かれていて、このカードをお金で売り買いしていく。
手番にできることはカードを1枚出すだけ。手札を見て自分が推したい画家のカードを出す。
カードによって競りの方法が違い、アイコンでわかるようになっている。
※落札金はカードを出した人が取れるが、自分で出したカードを自分で落札することもある。その場合はお金をストックに戻す。
-------------------------------
・フリーオークション:全員が自由に値付けをして、一番高い額を提示した人が落札。
・一斉入札(にぎり):全員が手にお金を握って、パッと開く。もちろん一番高い額の人が落札。
・一巡競り:カードを出したプレイヤーの左隣の人から順番に値付けしていく。ただし一人一回のみ。あとで値付けする人ほど有利な仕組み。
・指値:カードを出した人が値を決めて、左の人から順番に「買いますか?」と聞いていく。買うプレイヤーが出た時点で落札。誰も買わなかったらその値段でカードを出した人が買うことになる。
・ダブルオークション:これだけちょっと特殊で、同じ作家のカードを二枚まとめて出せる。競りの方法は二枚目のカードに従う。
もしダブルオークションのカードを単独でしか出せなかった場合、他の人が二枚目を出すことも可能。その場合落札金は二枚目のカードを出した人が取れる。
--------------------------------
こうしてどんどんカードを出していき、いずれかの作家のカード、5枚目が競りにかけられようとした瞬間にラウンド終了。(5枚めのカードの競りは行わない。捨て札になる。)
最後に出されたカードも含め、一番オークションに掛けられた作家のカードは一枚30金で売ることになる。二位の作家は20金 三位の作家は10金。 後の二人の作家の絵はただの紙屑だ。
※競りにかけられたカード枚数が同じの場合、ボード上で左側の作家が優先的に勝つ。デッキに含まれる絵の枚数が、左の作家ほど少ないのでここでバランスをとっている。
一ラウンド毎に精算し、ゲームは全部で4ラウンド戦う。次のラウンドの開始時には決まった枚数の手札が補充される。
ここで面白いのが、絵の価値が累積すること。前のラウンドの価値チップはそのまま置いておくので、例えば2ラウンド連続で一位となった作家の絵は一枚60金で売れるのだ。
※ただし、そのラウンドで4位か5位になってしまった絵は0金なので注意!前のラウンドで一位でも、流行の期間は短い。。。 ただし次のラウンドでまた値が付いたら、前の価値と合わせて値がつく。
4ラウンド終了時に、一番お金を持っている人の勝利だ。
-------------------------------------
1992年の作品なので、ルールは凄くシンプルなんだけど、これは間違いなく名作。いろんなサイトで高評価なのもうなずける。
自分が手札に多く持っている画家の絵をオークションに出して、高値がつくようにするんだけど、誰かに競り落としてもらった際の収入が馬鹿にできない。例えば1位のプレイヤーに50金でカードを競り落として貰えれば、差が一気に100金詰まる。麻雀で直撃ロンアガリしたようなもんですね。
このアナログな競りゲームというのは、対人戦であるがゆえの面白さというのを一番うまく引き出せるのかもしれない。日本語版のコンパクトな箱で再販されたので、持っておくべきゲームです。スタンプスはもう手に入りづらいしね。
ここは新進気鋭の作家達による美術品のオークション会場。うまくすれば未来の巨匠の作品を手に入れることができるかもしれませんが、手に入れた絵画が紙くず同然ということだってあるのです・・・。
---モダンアート---
ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:45分
評価:☆☆☆☆☆ (☆5で満点)
うーん面白いですモダンアート。1992年の作品とは思えないぐらい洗練された競りゲー。昨今の作品はわりとソロプレイ感が強い物が多いのですが、これは対人戦でしか味わえないゲームの妙味がぎっしりと詰まった名作です。
基本的にはカードゲームで、プレイ人数に応じてある枚数の手札を配ったらゲーム開始。あとお金を100金分受け取っておく。
(最低額面は1kなのですが、ゲーム中は桁が多くて煩雑なため3桁下げてしまうのです。)
カードには5人の個性的な画家による絵画が描かれていて、このカードをお金で売り買いしていく。
手番にできることはカードを1枚出すだけ。手札を見て自分が推したい画家のカードを出す。
カードによって競りの方法が違い、アイコンでわかるようになっている。
※落札金はカードを出した人が取れるが、自分で出したカードを自分で落札することもある。その場合はお金をストックに戻す。
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・フリーオークション:全員が自由に値付けをして、一番高い額を提示した人が落札。
・一斉入札(にぎり):全員が手にお金を握って、パッと開く。もちろん一番高い額の人が落札。
・一巡競り:カードを出したプレイヤーの左隣の人から順番に値付けしていく。ただし一人一回のみ。あとで値付けする人ほど有利な仕組み。
・指値:カードを出した人が値を決めて、左の人から順番に「買いますか?」と聞いていく。買うプレイヤーが出た時点で落札。誰も買わなかったらその値段でカードを出した人が買うことになる。
・ダブルオークション:これだけちょっと特殊で、同じ作家のカードを二枚まとめて出せる。競りの方法は二枚目のカードに従う。
もしダブルオークションのカードを単独でしか出せなかった場合、他の人が二枚目を出すことも可能。その場合落札金は二枚目のカードを出した人が取れる。
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こうしてどんどんカードを出していき、いずれかの作家のカード、5枚目が競りにかけられようとした瞬間にラウンド終了。(5枚めのカードの競りは行わない。捨て札になる。)
最後に出されたカードも含め、一番オークションに掛けられた作家のカードは一枚30金で売ることになる。二位の作家は20金 三位の作家は10金。 後の二人の作家の絵はただの紙屑だ。
※競りにかけられたカード枚数が同じの場合、ボード上で左側の作家が優先的に勝つ。デッキに含まれる絵の枚数が、左の作家ほど少ないのでここでバランスをとっている。
一ラウンド毎に精算し、ゲームは全部で4ラウンド戦う。次のラウンドの開始時には決まった枚数の手札が補充される。
ここで面白いのが、絵の価値が累積すること。前のラウンドの価値チップはそのまま置いておくので、例えば2ラウンド連続で一位となった作家の絵は一枚60金で売れるのだ。
※ただし、そのラウンドで4位か5位になってしまった絵は0金なので注意!前のラウンドで一位でも、流行の期間は短い。。。 ただし次のラウンドでまた値が付いたら、前の価値と合わせて値がつく。
4ラウンド終了時に、一番お金を持っている人の勝利だ。
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1992年の作品なので、ルールは凄くシンプルなんだけど、これは間違いなく名作。いろんなサイトで高評価なのもうなずける。
自分が手札に多く持っている画家の絵をオークションに出して、高値がつくようにするんだけど、誰かに競り落としてもらった際の収入が馬鹿にできない。例えば1位のプレイヤーに50金でカードを競り落として貰えれば、差が一気に100金詰まる。麻雀で直撃ロンアガリしたようなもんですね。
このアナログな競りゲームというのは、対人戦であるがゆえの面白さというのを一番うまく引き出せるのかもしれない。日本語版のコンパクトな箱で再販されたので、持っておくべきゲームです。スタンプスはもう手に入りづらいしね。
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