対戦相手皆無!ボードゲームレビュー
遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。
ナイアガラ
- 2015/02/05 (Thu)
- 近年のゲーム |
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ダイヤモンド・サファイア・ルビー・・・ 見えているのに取れない!宝石がある場所の背後は切り立った崖で、目の前は激流。しかも川の先は巨大なナイアガラの滝だ!
かくなる上はカヌーで宝石を取ってくるしか無いのであった。
---ナイアガラ---
ルールを覚えるのに必要な時間:15分
1ゲームの時間:45分
評価:☆☆☆☆ (☆5で満点)
泣く子も黙る秀逸コンポーネントゲーム。値段が高いことに目をつぶれば、最強の初心者キラーとなり得るだろう。ボードゲームを広めたかったらチケライとニムト・ナイアガラをもってけ!間違ってもトリテを薦めないように。
メインボードをゲーム箱の上に置き、ナイアガラの滝を作ったら透明ディスクを9枚河の上に並べる。これが河の流れを表す。
ほんで各自7枚のパドルカードと2艘のカヌーをもってゲームスタート。パドルカードには1-6の数字と、一枚には雲が描かれている。
ようはこの7枚の中から一枚を選んで出すだけ。宝石を持って帰るピック&デリバリーゲームである。わかりやすい。
-------------------------
各自ボード上の指定スペースにカードを裏返しに置いておき、手番順にオープン。カヌーを上流か下流に動かす。行ったり来たりは出来ない。
動かすときは
・カヌーが2艘とも陸にいたらどちらかだけ動かせる。
・1艘が川にいて、もう1艘が陸にいたら、川のカヌーを動かすのはマスト。陸のやつは動かしても動かさなくても良い。
・2艘とも川にいたら、必ずどちらも動かす。
※カードの数字は必ず使い切らなければいけない。
ちなみに使ったカードはそのまま置いておく。7枚全て使い切るまで手元に戻らないので、7種のカードを全て一回ずつ使うことになる。
で、全員が動かしたら「出た中で一番小さい数字」分だけ川が流れる。上流から透明ディスクを押し込んで流すのだ。
もちろんディスクの上に乗っているカヌーも一緒に流れる。先にはナイアガラの滝が待ち受けているのでボチャンボチャンと落っこちるのだ。これが見た目に楽しい!
----------------------
このルールでまともに動かすとすぐに滝から落ちてしまう。そこで忘れちゃいけないのが、カヌーたちは何も川下りをしてるわけではなく「宝石を取りに来てる」ということ。
上流から数えて3マス目からは、対応した宝石を取れる。コストは「移動力2」だ。
ただし宝石を取るのは移動前か、移動後でなければ×。宝石を取るために一旦止まって、また動き出すのは許されない。
宝石は1個しか持てないが、一旦積んだ宝石を下ろすのもOK。違う色の宝石置き場におろしてもいい。
更に違う色であれば、宝石をおろしてまたすぐに積むのもOK。これで4ポイント消化出来る。
この積み下ろしを駆使しながら宝石を獲得し、上流のロープを超えるところまで戻ればカヌーに乗った宝石を獲得。この時だけ移動ポイント(カードの数字)を余らせても良い。
カード公開前に獲得した宝石1個を支払うことで、滝壺に落ちたカヌーを取り返せる。取り返したら即座にそのターンから使える。
勝利条件はいくつかあって
・同じ色の宝石を4つ獲得
・全ての種類の宝石を獲得(5種)
・なんでもいいので7個の宝石を獲得。
どれか一つを満たせばOK。
-----------------------
もし自分のカヌーが宝石を積んでおらず、宝石を積んだ他のプレイヤーのカヌーと同じマスで移動を終えたら、相手の宝石を「盗む」ことが出来る。動き出す前に盗むことは出来ない。移動終了時のみ。
ただ、盗むかどうかは任意。
-------------------------
最後に雲カードの効果。これを出したプレイヤーは天候を変えることが出来る。
最初は天候が「曇り」なので、左右どちらかに移動させることが出来る。一マスだけ。
晴れになると川の流れが-1されるし、雨になると+1される。嵐になると+2なのですぐにカヌーが落ちる。阿鼻叫喚。
---------------------
2005年ドイツ年間ゲーム大賞も納得の、豪華コンポーネント&秀逸なゲームシステム。
カヌーを1艘移動させるか、2艘移動させるかのルールが若干ゲーム的調整で分かりづらいですが、それ以外はわかりやすいし、なんといっても実際にカヌーが「流れ落ちる」このインパクトはユーロゲームを初めて見た人に強烈な印象を与えます。子供受けもバツグン。
勝利条件の「同色4つを集める」は非常に簡単で、子供が混じっていればこのまま採用していいですが大人同士だとヴァリアントを考えたほうがいいでしょう。最奥の宝石「ルビー」は取得がかなり困難なので、これを取らざるを得ないルールにしたほうが面白いです!
かくなる上はカヌーで宝石を取ってくるしか無いのであった。
---ナイアガラ---
ルールを覚えるのに必要な時間:15分
1ゲームの時間:45分
評価:☆☆☆☆ (☆5で満点)
泣く子も黙る秀逸コンポーネントゲーム。値段が高いことに目をつぶれば、最強の初心者キラーとなり得るだろう。ボードゲームを広めたかったらチケライとニムト・ナイアガラをもってけ!間違ってもトリテを薦めないように。
メインボードをゲーム箱の上に置き、ナイアガラの滝を作ったら透明ディスクを9枚河の上に並べる。これが河の流れを表す。
ほんで各自7枚のパドルカードと2艘のカヌーをもってゲームスタート。パドルカードには1-6の数字と、一枚には雲が描かれている。
ようはこの7枚の中から一枚を選んで出すだけ。宝石を持って帰るピック&デリバリーゲームである。わかりやすい。
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各自ボード上の指定スペースにカードを裏返しに置いておき、手番順にオープン。カヌーを上流か下流に動かす。行ったり来たりは出来ない。
動かすときは
・カヌーが2艘とも陸にいたらどちらかだけ動かせる。
・1艘が川にいて、もう1艘が陸にいたら、川のカヌーを動かすのはマスト。陸のやつは動かしても動かさなくても良い。
・2艘とも川にいたら、必ずどちらも動かす。
※カードの数字は必ず使い切らなければいけない。
ちなみに使ったカードはそのまま置いておく。7枚全て使い切るまで手元に戻らないので、7種のカードを全て一回ずつ使うことになる。
で、全員が動かしたら「出た中で一番小さい数字」分だけ川が流れる。上流から透明ディスクを押し込んで流すのだ。
もちろんディスクの上に乗っているカヌーも一緒に流れる。先にはナイアガラの滝が待ち受けているのでボチャンボチャンと落っこちるのだ。これが見た目に楽しい!
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このルールでまともに動かすとすぐに滝から落ちてしまう。そこで忘れちゃいけないのが、カヌーたちは何も川下りをしてるわけではなく「宝石を取りに来てる」ということ。
上流から数えて3マス目からは、対応した宝石を取れる。コストは「移動力2」だ。
ただし宝石を取るのは移動前か、移動後でなければ×。宝石を取るために一旦止まって、また動き出すのは許されない。
宝石は1個しか持てないが、一旦積んだ宝石を下ろすのもOK。違う色の宝石置き場におろしてもいい。
更に違う色であれば、宝石をおろしてまたすぐに積むのもOK。これで4ポイント消化出来る。
この積み下ろしを駆使しながら宝石を獲得し、上流のロープを超えるところまで戻ればカヌーに乗った宝石を獲得。この時だけ移動ポイント(カードの数字)を余らせても良い。
カード公開前に獲得した宝石1個を支払うことで、滝壺に落ちたカヌーを取り返せる。取り返したら即座にそのターンから使える。
勝利条件はいくつかあって
・同じ色の宝石を4つ獲得
・全ての種類の宝石を獲得(5種)
・なんでもいいので7個の宝石を獲得。
どれか一つを満たせばOK。
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もし自分のカヌーが宝石を積んでおらず、宝石を積んだ他のプレイヤーのカヌーと同じマスで移動を終えたら、相手の宝石を「盗む」ことが出来る。動き出す前に盗むことは出来ない。移動終了時のみ。
ただ、盗むかどうかは任意。
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最後に雲カードの効果。これを出したプレイヤーは天候を変えることが出来る。
最初は天候が「曇り」なので、左右どちらかに移動させることが出来る。一マスだけ。
晴れになると川の流れが-1されるし、雨になると+1される。嵐になると+2なのですぐにカヌーが落ちる。阿鼻叫喚。
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2005年ドイツ年間ゲーム大賞も納得の、豪華コンポーネント&秀逸なゲームシステム。
カヌーを1艘移動させるか、2艘移動させるかのルールが若干ゲーム的調整で分かりづらいですが、それ以外はわかりやすいし、なんといっても実際にカヌーが「流れ落ちる」このインパクトはユーロゲームを初めて見た人に強烈な印象を与えます。子供受けもバツグン。
勝利条件の「同色4つを集める」は非常に簡単で、子供が混じっていればこのまま採用していいですが大人同士だとヴァリアントを考えたほうがいいでしょう。最奥の宝石「ルビー」は取得がかなり困難なので、これを取らざるを得ないルールにしたほうが面白いです!
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