対戦相手皆無!ボードゲームレビュー
遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。
オーマイグッズ(ロイヤルグッズ)
- 2015/12/19 (Sat)
- 近年のゲーム |
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朝の取れ高?ああ、これだけだね。まあ何とかやりくりして頂戴。
ええー。これじゃ小麦粉が足りないじゃん。麦でろ麦でろ麦ーー!
---Oh! My Goods(ロイヤルグッズ)--
ルールを覚えるのに必要な時間:20分
1ゲームの時間:60分
評価:☆☆☆☆ (☆5で満点)
オーストリアボードゲーム博物館がリリースする収穫シリーズ小箱。流通が非常に細く、国内入荷分はあっという間に売り切れ。しかし他の収穫シリーズ同様、ルックアウトゲームズから「オーマイグッズ」というややダサい名前でリリースされている。
ただ箱裏のコピーライトに「2016」と書かれているので、各ショップに卸されるのはもう少し先なんだと思う。
-------------
ゲーム内容はというと、「サンファン」を彷彿とさせるゲームシステム。一枚のカードを建物・生産品・資源というようにいろいろ使いまわします。
そのおかげで、チップや木ゴマ等を省き、小箱サイズ110枚のカードでゲームを行えるようになっています。
先ず各プレイヤーが受け取るのは、「炭焼き小屋」と「ワーカー」カードです。
炭焼き小屋は一見みんな同じようですが、必要とする資源が違っています。
また、ワーカーのカードは男の面と女の面があります。これはどちらを使っても構いません。このカードはサマリーも兼ねています。
それ以外に、初期資金として手札5枚と炭7個(7金)を受け取ります。
------------
ゲームは4フェイズ一ラウンド
1) カードの補充
各プレイヤーは、2枚のカードを補充します。補充枚数を増やすカードもあります。
2) 朝の取れ高
山札からカードをめくり、その日使える資源を場に出します。
カードはいろんな情報が1枚にギュッと集まっているのですが、この時はカード中段左のアイコンが算出資源です。
何枚めくるかというと・・・
カードの中には、このように太陽が半分顔を出しているものがあります。これが二つ出た時点でカードをめくるのをやめます。運が悪いと使える資源は二つだけなんですね。
太陽が二つ出たら、
・ワーカーをどこで働かせるか
・このラウンドに建てる建物はなにか
を決めます。最初は当然炭を焼くんですが・・・
カードのこちらの面を上にしてプロットすると、「きっちり働く」という意味で、カード左下に書かれている資源が全部そろっていれば製品を二つ産出します。
こっちの面は「ルーズに働く」人。製品は一つしか作れませんが、いずれか一つの資源がなくても製品が出来上がります。
※なお、場に資源がなくても、手札から出して製品を作れます。マンマミーヤみたいですね。
建てたい建物があったら、手札から出してふせておきます。建物は単純に、「お金」があれば建てられます。作った資源を全部うっぱらって、そのお金で建てるイメージです。
3)夕方の取れ高
先ほどと同じように、太陽が二つ出るまでカードをめくり続けます。
4) 生産
資源がそろっていれば(前述のように手札から出してもOK)、1~2個の製品を生産できます。山札からとってカードを裏向きのまま、建物の上に載せます。
このとき、「チェーン」が行えます。生産に成功したら、手札や自分の生産品を使うことによって更に製品を作れるのです。何が必要かはカード右下に書いてあります。
この「チェーン」のおかげで、ゲームの展開はかなりスピーディーです。
生産完了したら、伏せておいた建物が建てられるかチェック。製品を捨て札にして場に並べます。
この後、「助手」を雇うことが出来ます。追加のワーカーで、製品は資源が完全にそろっていれば一つ生産してくれます。チェーンは最初のワーカー同様に行えます。
雇うには示されている種類の建物を建築していることが必要で、お金も払うことになります。
助手をやとったら、どの建物で働かせるかすぐに決めます。いったん決めたら自由には動かせず、フェイズ2に2金を払うことで動かせます。
--------------
誰かが8件目の建物を建てた 次のラウンド でゲームは終了。建物の右肩に勝利点が書いてあるのですが、この合計が一番高い人が勝ちです!(助手も勝利点があるよ!)
------------
いくら最善の生産を考えても、「資源のめくり運」でゲームが左右されるので、ゆるいゲーム感です。
今までの収穫シリーズのように、運要素の低い重厚長大なゲームもいいですが、このおなじみの絵で「石でろ麦でろ!」とギャンブル的に一喜一憂できるのがまた面白いんじゃないでしょうか。
生産できる製品が高くなって、だんだん高級な建物が建てられるようになるので、十二分に「拡大再生産」してますしね。
ちょっと気になるのは、説明書の「プレイの例」にしか書いてないルールがあって間違いやすいものがあるところ
※二つの資源を使うチェーン生産は、二つ製品を産出する
※同一プレイヤーが2件以上の建物を使って製造する場合(つまり助手を雇っている場合)手札のの資源カードを複数の建物で共有はできない
こんなところが間違いやすいですかねー。 しかし小箱サイズにこのゲームをまとめたのは素晴らしいです。値段も安いし買って損なし。
ええー。これじゃ小麦粉が足りないじゃん。麦でろ麦でろ麦ーー!
---Oh! My Goods(ロイヤルグッズ)--
ルールを覚えるのに必要な時間:20分
1ゲームの時間:60分
評価:☆☆☆☆ (☆5で満点)
オーストリアボードゲーム博物館がリリースする収穫シリーズ小箱。流通が非常に細く、国内入荷分はあっという間に売り切れ。しかし他の収穫シリーズ同様、ルックアウトゲームズから「オーマイグッズ」というややダサい名前でリリースされている。
ただ箱裏のコピーライトに「2016」と書かれているので、各ショップに卸されるのはもう少し先なんだと思う。
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ゲーム内容はというと、「サンファン」を彷彿とさせるゲームシステム。一枚のカードを建物・生産品・資源というようにいろいろ使いまわします。
そのおかげで、チップや木ゴマ等を省き、小箱サイズ110枚のカードでゲームを行えるようになっています。
先ず各プレイヤーが受け取るのは、「炭焼き小屋」と「ワーカー」カードです。
炭焼き小屋は一見みんな同じようですが、必要とする資源が違っています。
また、ワーカーのカードは男の面と女の面があります。これはどちらを使っても構いません。このカードはサマリーも兼ねています。
それ以外に、初期資金として手札5枚と炭7個(7金)を受け取ります。
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ゲームは4フェイズ一ラウンド
1) カードの補充
各プレイヤーは、2枚のカードを補充します。補充枚数を増やすカードもあります。
2) 朝の取れ高
山札からカードをめくり、その日使える資源を場に出します。
カードはいろんな情報が1枚にギュッと集まっているのですが、この時はカード中段左のアイコンが算出資源です。
何枚めくるかというと・・・
カードの中には、このように太陽が半分顔を出しているものがあります。これが二つ出た時点でカードをめくるのをやめます。運が悪いと使える資源は二つだけなんですね。
太陽が二つ出たら、
・ワーカーをどこで働かせるか
・このラウンドに建てる建物はなにか
を決めます。最初は当然炭を焼くんですが・・・
カードのこちらの面を上にしてプロットすると、「きっちり働く」という意味で、カード左下に書かれている資源が全部そろっていれば製品を二つ産出します。
こっちの面は「ルーズに働く」人。製品は一つしか作れませんが、いずれか一つの資源がなくても製品が出来上がります。
※なお、場に資源がなくても、手札から出して製品を作れます。マンマミーヤみたいですね。
建てたい建物があったら、手札から出してふせておきます。建物は単純に、「お金」があれば建てられます。作った資源を全部うっぱらって、そのお金で建てるイメージです。
3)夕方の取れ高
先ほどと同じように、太陽が二つ出るまでカードをめくり続けます。
4) 生産
資源がそろっていれば(前述のように手札から出してもOK)、1~2個の製品を生産できます。山札からとってカードを裏向きのまま、建物の上に載せます。
このとき、「チェーン」が行えます。生産に成功したら、手札や自分の生産品を使うことによって更に製品を作れるのです。何が必要かはカード右下に書いてあります。
この「チェーン」のおかげで、ゲームの展開はかなりスピーディーです。
生産完了したら、伏せておいた建物が建てられるかチェック。製品を捨て札にして場に並べます。
この後、「助手」を雇うことが出来ます。追加のワーカーで、製品は資源が完全にそろっていれば一つ生産してくれます。チェーンは最初のワーカー同様に行えます。
雇うには示されている種類の建物を建築していることが必要で、お金も払うことになります。
助手をやとったら、どの建物で働かせるかすぐに決めます。いったん決めたら自由には動かせず、フェイズ2に2金を払うことで動かせます。
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誰かが8件目の建物を建てた 次のラウンド でゲームは終了。建物の右肩に勝利点が書いてあるのですが、この合計が一番高い人が勝ちです!(助手も勝利点があるよ!)
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いくら最善の生産を考えても、「資源のめくり運」でゲームが左右されるので、ゆるいゲーム感です。
今までの収穫シリーズのように、運要素の低い重厚長大なゲームもいいですが、このおなじみの絵で「石でろ麦でろ!」とギャンブル的に一喜一憂できるのがまた面白いんじゃないでしょうか。
生産できる製品が高くなって、だんだん高級な建物が建てられるようになるので、十二分に「拡大再生産」してますしね。
ちょっと気になるのは、説明書の「プレイの例」にしか書いてないルールがあって間違いやすいものがあるところ
※二つの資源を使うチェーン生産は、二つ製品を産出する
※同一プレイヤーが2件以上の建物を使って製造する場合(つまり助手を雇っている場合)手札のの資源カードを複数の建物で共有はできない
こんなところが間違いやすいですかねー。 しかし小箱サイズにこのゲームをまとめたのは素晴らしいです。値段も安いし買って損なし。
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seshil
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