対戦相手皆無!ボードゲームレビュー
遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。
パンデミック:新たなる試練
- 2013/09/08 (Sun)
- 近年のゲーム |
- CM(0) |
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黄熱病、エボラ、天然痘、インフルエンザ・・・様々な病気の蔓延から世界を救うために医療チームが立ち上がった。
彼らは世界中の感染者に対処するとともに、治療薬の研究も行わなくてはいけない。それには症例や感染源など、情報の共有が不可欠なのだ。
パンデミック:新たなる試練
ルールを覚えるのに必要な時間:20分
1ゲームの時間:30-45分
評価:☆☆☆ (☆5で満点)
一時品薄だったパンデミックが、装いを新たに登場。これは買うしかねぇ!と素早く購入。見た目は重ゲーですが、短時間でさっくりできる、協力型ゲームの金字塔です。
メインボード。世界地図が描かれており、プレイヤーは都市間を移動しながら感染者の対処にあたっていく。
最初は必ずアトランタからスタート。
この透明なコマが病原菌を表す。全部で4種類あり、すべての病気の治療薬を開発すると、プレイヤー側全員の勝利となる。
どうやって治療薬を開発するのかというと・・・
プレイヤーはそれぞれ、「都市カード」を持ってゲームを進める。同色5枚を集めると治療薬を開発できる。
また、「感染カード」という似たようなカードがあるが、こちらは手札にならず、書かれている都市に病原菌コマを配置し無くてはならない。
ゲームは以下の手順で進む。自分の番になったら・・・
・4つのアクションを実行
・「都市カード」を2枚引く
・「感染カード」を感染レベル分だけめくる
アクションは主に移動と感染者の治療。全部で8種類の行動が取れるので、組み合わせて4アクションを行う。同じアクションを2回以上行うのも可。
※移動系
a) 隣の都市へ移動
b) 手持ちの都市カードを捨て札にしてその都市へ移動
c) 今いる都市カードを捨て札にして好きなところへ移動
d) 調査基地のある都市間を移動
※作業系
e) 感染者の治療(病原菌コマを1つ取り除く。治療薬が発見された病気は、その都市の病原菌を全て除く)
f) 今いる都市カードを捨て札にして、調査基地の設置
g) 調査基地のある都市で同色カード5枚を捨て札にし、治療薬を開発
h) 同じ都市に他のプレイヤーがいる場合、今いる都市カードを他に渡す(知識の共有)
こうして書くと複雑そうだけど、実際やってみると結構簡単なルール。
アクション実行後、都市カードを2枚引くのだが、その中には「エピデミック」という恐ろしいカードが混じっている・・・。
このカードを引いてしまったらまず感染レベルを上げる。レベルが上がっていくと手番終了後に感染カードを多くめくらなくてはいけなくなる。
次に感染カード山札の一番下からカードをめくり、出た都市に3つの病原菌コマを配置する。
最後に今まで捨て札になっていた感染カードをシャッフルし、山札の一番上に戻す。つまり一度感染した都市のカードがまた出てくるのだ。
1つに都市に同じ病原菌コマは3つしか置けない。もし4つ目を置く時は・・・。
このゲーム最悪のイベント「アウトブレイク」が発生する。まわりの都市全てに1つずつ病原菌コマを置くのだ。
周りの都市に病原菌コマが置ききれなくなったら、アウトブレイクが連鎖する。こうなると地獄の様相を呈する。
アウトブレイクが8回でゲームオーバーになるほか、病原菌コマが足りなくなってもゲームオーバー。
病気が蔓延する前に、プレイヤー間で協力しあって治療薬を開発しよう!ちなみにプレイヤーには「役割」が与えられる。それぞれ特殊能力を持ち、同色4枚で治療薬を開発できるとか、治療薬がなくても一気に感染者を治療できると言った強力な能力もあるし、ちょっと使いどころが難しい能力もある。
調査基地は世界中に均等に分布させたいが、手札によってはそうも行かないので悩みどころだ。また、都市カードを捨て札にするということは、治療薬開発の妨げになるので考える必要がある。
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協力ゲームはコレをやっとけ!と万人におすすめできるゲームです。箱に書いてあるとおり、長くても45分程度で終わるので、あまり時間がないときにできるのも◯。
ここまで書いといて☆3の評価なんですが、私的には協力ゲームってあんまり食指が動かないのです。奉行問題もあるし・・・。やっぱり他のプレイヤーと競い合うほうが好きかなぁ?
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