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対戦相手皆無!ボードゲームレビュー

遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。

クオ ヴァディス

ここは共和制ローマ。あなた達は議会を牛耳ろうと目論む各派閥の長だ。

手駒を送り込むことで、元老院で多数派を目指す。もちろん新人議員がいきなり元老院入りできるわけもなく、地固めが大事だ。

上の議会をめざすには、賄賂・ゆすり・協調など、あらゆる手段を用いなければならない。




----クオ・ヴァディス---- (クオバディス・Quo Vadis)

ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:45分
評価:☆☆ (☆5で満点)

クニツィアの作品。比較的テーマと内容が一致しているゲームだと思う。ただシステムよりもプレイヤー同士の交渉がメインとなっていて、ちょっといつもと毛色が違う感じ。



プレイヤーには8つの議員コマが与えられる。こいつらを下の議会(町議会とか?)から元老院に送り込み、その途中で得られる得点を競う。ただし最低一人元老院に送り込んでいないと、得点は0点となる。



これがメインボード。かなりコンパクトで日本の住宅事情にも優しい。ただ6つ折りで変な折グセが付いているのが残念。なので灰皿置いて押さえてます。

中央上が元老院なのだが、そこに至るまでにはいろんな経路があるのが見て取れると思う。

まず議員は必ず一番下の議会に置く。定員1の議会は無条件で上の議会に議員を送り込むことができるが、定員3・定員5の議会は過半数の承認が必要だ。

自分の議員が議会の過半数を占めていれば上にあがれるのだが、なかなかそうは行かず、他のプレイヤーと交渉する必要がある。つまり

「お金(勝利点)をあげるから承認してくれ」
「いくらくれるんだ」
「1金でどうだ」
「はっ!そんなはした金じゃ俺は動かないね」

とか、

「この上の議会に上がったら、あんたの議員が上に上がるとき承認してあげるよ」
「それならいいけど、約束を反故にされちゃたまらないね」
「俺が上にあがったら、あんたはこの議会にコマを置けるだろ?ダブルで得だからいいじゃないか」

といった具合である。保証金を積むとか、裏切るとか何でもありなのである。



上に上がる道の途中にはこういうチップがおいてあり、通った際に獲得できる。最初は必ず1金なのだが、取られたら補充され、次回からは価格が1~5金の間でランダムになる。

持っている額が同じの場合は、先に元老院に辿り着いたプレイヤーが勝利するため早く上に行きたいのだが、そうするとあんまりお金が手に入らない。これはジレンマだ。



また、盤上(議会と議会をつなぐ道)には「カエサルチップ」がおいてある。手番にこれを動かすことができ、配置した道を通る際は過半数の承認を得なくても上の議会に移動できる。



もちろん上の議会が空いていればの話だが・・・。もちろんこのカエサルの移動も交渉のネタとして使える。

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5人プレイでやったのだが、ちょっと交渉がくどくなりすぎて疲れた。3~4人でやるのがいいかもしれない。

交渉は本当に何をやってもいいので、ゲーム慣れしてない人がやると右も左もわからず、つまらないと感じてしまいそう。ルールは単純なのだが、中級者以上を対象にしたゲームだと思う。対象年齢もちょっと高めかな。損得勘定が必要なので。



大きいボードのバージョンいいなぁ。どのバージョンも日本では入手難なんだけどね。

クオバディス(Quo Vadis?)

クオバディス(Quo Vadis?)
価格:2,800円(税込、送料別)


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