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対戦相手皆無!ボードゲームレビュー

遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。

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XXL

「大は小を兼ねる」という言葉が表すように、大きいことはとてもいいことです。このゲームはたくさんのカード、沢山のルール、そしてカード一枚一枚がとても大きいという小箱に詰め込まれたビッグなゲーム。 買わない理由は無いですよね!



---XXL---

ルールを覚えるのに必要な時間:1ゲーム毎に5分
1ゲームの時間:5分-20分 6ゲーム全部で45分
評価:☆

2016年春、ゲームマーケットには数々の面白いゲームが出展されていました。

そんな中、私は考えたのです。

「どれを買っても面白そうなゲームの中、笑えるクソゲーは無いのか!?」

こう考えながら会場内を歩いていると、企業ブースの中にひっそりと置かれた緑色の小箱が!

「XXL」

これは!有名ブログ「海長とオビ湾のカジノロワイヤル」で紹介されていたドゥームなゲームじゃないか!これだ!これを買おう!

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んで買ってきました。XXL。 アバクスキャラメル箱時代の製品なので、一回箱を開けるとメロメロになります。




中にはおりたたまれたルールとカードが。カードはなんとダブルデッキサイズで、マジシャンが使いそうなあれだ。これだけで笑いが取れるぞ。流石XXL!



カードには3つの数字が書かれているが、真ん中の数字は両端の数字の合計だ。点数計算に使うだけ。

また、カードの背景色が何種類かあるが、この色は6つも入っているルールのどれにも使われないという念の入用だ。

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じゃあさっそく、6つのゲームを通して遊ぶ正式ルールで遊んでみよう!しかもマックス6人戦だ。

①:一つ大きく、一つ少なく

場に出ているカードと、手札のカードのどちらかの数字が ±1だったら重ねておける。殆ど手札運なのは言わないでおこう。

②:ひたすら少なく

今度は、場に一枚出ているカードのどちらかの数字をみて、必ず小さくなるように数字を出す。その結果、もう片方の数字が大きくなったりして、誰がゴーアウトするまで続ける。0-1のカードを出すのはやめた方がいいかもしれない。

3:パスできるトリックテイク

切り札なしのマストフォロー。リードプレイヤーが、フォローする色を宣言しながらカードを出す

1ラウンド目で獲得したトリック数+1が2ラウンド目の手札になり、自分が手札数最多じゃないときはパスできる

やや面白いが、ノートランプなので初期手札が弱いとどうにもならない。

4:ラミーみたいななにか

二つある数字のどちらかをつかって、3-4-5など3枚以上のランを作るか、場に捨てるか、場と手札を交換するか。

メルドを作れたら手元にもってきてそれが得点。なんとかゲームになってるが捻りがない。

5:カウントダウン

10から始まって、一つずつ小さくなるようにカードを出していく。スートは4色あるので、最終的に4列できる。そもそも10を持っていないとひたすら山札からドロー。

一番ゲームになってない気がする

6: 決定権は君に

2人目のプレイヤーがカードをプレイして、フォローする色が一意に決まればそれをマストフォロー。 決まらなければ(つまり2色とも同じ色のカードをだしたら)決定権があるのは3人目以降。ややポテトマンっぼいプレイ感。ビッドを取り入れれば化けるかも

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6つもゲームが入っているのに、全部5分で考えたかのようなルールで何とも言えない。

1996年のゲーム。当時はこんなのでも許されていたのか・・・?




オーレ!の宣伝が入ってるね。こっちを再販してくれよ!キャラメル箱時代の雄だし。



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