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対戦相手皆無!ボードゲームレビュー

遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。

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私の世界の見方

一人ひとり、物の見方は異なります。あなたには何気ない風景でも、他の人にとっては興味深いワンシーンかも。特に小さい子供にとっては。




---私の世界の見方---

ルールを覚えるのに必要な時間:3分
1ゲームの時間:20-30分
評価:☆☆☆☆



2013年頃に、自分の企画した温泉ゲーム会で遊んだゲーム。当時はドイツ語版(大量の和訳シール貼り付け済み!)でしたが、2015年にテンデイズゲームズより日本語版が出ました!

この時、日本語版独自のお題を入れる「お題コンテスト」が開かれ、なんと私の投稿したお題が入賞。製品版にばっちり収録されております。ありがたやー。

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ゲームはというと、誰でも楽しめるパーティーゲーム。ただ、語彙の少ない小さい子供だと楽しみにくいので、小学校高学年くらいからが対象年齢でしょうか。



内容物はカードだけですが、大量に入っています。かつてこれが全部ドイツ語だったかと思うと・・・。テキストのみのカードだし・・・。

参加者全員に、小さい方のカードを12枚ずつ配ります。

誰かが親となり、大きい方のカードを一枚読み上げます。例えば・・・



「人類火星移住計画のカギは、○○にあると思う」

そう!ここに当てはまる言葉を手札から出すのです。大喜利です。



親以外のプレイヤーがカードを裏向きで出し、よーく混ぜます。このとき、言葉カードの山札から一枚、ランダムで引いて混ぜます。これは「神様の声」です。

※プレイ人数が少ないと神様が増えます



そしたらオープンして、一番好きな言葉を親が選びます。選んでもらった人は1点!もし「神様」を選んでしまったら親が-1点です。

このカードを読みあげる時間が「私の世界の見方」の面白いところ。珍解答に爆笑するも良し。

既定の点数に達したらゲーム終了ですが、いつ終わらせてもいいでしょう。すき間時間にぴったりの爆笑ゲームです。



※カードを二枚使って回答する問題も含まれています。こういう時にはどちらが先の言葉か注意する必要があります。左が先とか決めて出すといいでしょう。

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誰でも楽しめて、手軽な名作です。

親がカードを選ぶため、その人が好きそうな言葉(シュールな笑いが好きなのか・下ネタ系か・・・)を出すのが面白いのです。ゲームを進めていくと、その人の性格がよくわかります。

合コンにも使えそうですねー。水には弱いですが・・・。


私の世界の見方
価格:3780円(税込、送料別)


今再版がかかっているそうですよ

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族王すごろく

甦る爆音!70年代土曜の夜(当時は週休二日じゃないぞ!)を再現した大人のボードゲーム。対象年齢は驚きの20歳以上だ (!?) こいつを遊ぶ奴は、不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまったんだよ・・・



---族王---

ルールを覚えるのに必要な時間:20分
1ゲームの時間:90-120分
評価:★ (評価できず

”それ”は、ある一言がきっかけで思い出されることとなりました。



ツーリング中に反対車線を走る旧車會を見て友人が一言「マフィアをテーマにしたボードゲームはたくさんあるけど、暴走族をテーマにしたゲームは無いのかな・・・」


いや、そんなの無いでしょう・・・・あっ!?

なんかのブログで、「どんなクソゲーも超越する究極のゲーム」として紹介されていた【族王】 あれこそが暴走族をテーマにした唯一無二のボードゲーム!



というわけでお金を出し合って2,000円で買いました。みよこのどぎつい見た目!箱のサイズは昔の国産ボードゲーム標準サイズ(パーティージョイサイズ)だぞ!でかい!ヤワい!

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内容は「マス目の指示に従いながらお金を沢山集めたら勝ち」のすごろくなのです。

妙に気合が入っているプレイヤー駒を受け取ったら、レッツダイスロール!あれ!?さいころはどこだ!?まさか欠品・・・

いや、この黒い変な物体は・・・




まさかの電子サイコロ! もうこの時点で大爆笑間違いなし。目が決定するのに5秒はかかるシロモノなので、ただでさえテンポが悪い族王に更なるスパイスを加えている。

ちなみに、LEDは七つ入っているがが、目は1-6までの普通のサイコロ。ではなぜドットが7つあるのか??



7つないと、サイコロの「5」や「3」を表現できないからだよwww

もうね・・・おとなしく六面ダイス使おう。


受難は始まったばかり。このゲームは関東連合の頭「ヘッド」となるために「ZOKUカード」を奪い合うことになるのだが、これをシャッフルして配るとかそんなんじゃない。



メインのコースに出る前に、環七コースをぐるぐる回って、止まったマス目の指示に従ってカードを1-3枚獲得。 そしてすべてのカードが配られるまで出られない!カードは100枚近くあるよ!

しかもあとから同じマスに止まると何ももらえないという恐ろしいルールが公式だが、さすがにまったく意味がないので同じマスに止まってもOKにした。

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さてメインコースに出ても爆笑は止まらない。偶数か奇数かでコースが分かれるので、すべてのマスを回らなくていいのがせめてもの救いだ。

マスには「運命」「抗争」「パーツショップ」などがあるが、「運命」マスに止まると運命カードを引く。内容はハコ乗りしててつかまって一回休み(!)とか、喧嘩して治療費を払う ○○卍
とか、人生ゲーム的なあれ。



あ、お金の単位は「卍」ですからね。紙のお金だが大量に付属していて、プレイヤー駒とともに評価ポイントww

「抗争」マスでは抗争カードを引いて、隣の人とZOKUカードをかけて対決。

どうやって??



ほら、ZOKUカードの上にグーチョキパーが書いてあるでしょ。

さらに、絶対に相手に勝てる「無双」カードが3枚存在しており、ゲームバランスというものを全く意に介していない。



そのほかにも、環七で配られた彼女カードをかけてさいころバトルをしたり(目の大きいほうが勝ち)



お金をかけてチキンレースをしたり(サイコロを複数回振って、なるべく11に近づける。超えたらバースト)

すべて運で勝負する素敵な世界が待っています。チキンレースはやや盛り上がるけど、なんせ回数が多いのでゲンナリ。



パーツショップでは車や改造パーツが買えるよ。最後まで抗争で奪われなければ、買った額の倍額になるんだ。




奇数を出すまで進めない河口湖インターを乗り越え、ゴールまでたどりつければいいのだが、目がピッタリじゃないとゴールできないというレガシーなルールのため大変苦労する。もうなんでもいいから早く誰かゴールしてくれよ。

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めでたくゴールしてもまだまだ終わらない。いい加減うんざりするが、まずメインボードを裏返し、今まで奪い合っていたZOKUカードを、所持金で売り買いできるという、メインコースはなんだったんだという経済フェイズが待っている。




セットコレクションを作ると高額で換金できるよ!




とうとうグランドフィナーレ!サイコロを三回振って、止まったマスによって所持金が全額没収されたり5倍になったりする、 今まではなんだったんだ!?の極みが待っている。


もちろん所持金が多いやつが頭「ヘッド」だ!文句ないよな!?

終わった・・・所要時間2時間

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制作側も笑いを狙って作ったんでしょうが、妙にルールが多かったりするので、正直暴走族に反応する層はこれをやらんでしょ・・・いったいどの層をターゲットにしたんだ。

盛りだくさんにしようとした結果、異様に長いしテンポが悪くなっているで、まさにクソゲー王に相応しい内容。Z級映画をゲラゲラ笑いながら友人と見る、あの楽しさは味わえます。定価がいくらだったか知らないけど、値崩れしているので今が買い時。後でプレミア価格になるかもww



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ニッポン:明治維新

新しく誕生した明治政府は、外国の工業力・軍事力を目の当たりにして驚きを覚え、「富国強兵」を国策として掲げます。

しかし、当時の日本で外貨を獲得できるものと言えば軽工業製品。つまり繊維製品です。のちには電球や時計といった複雑な工業製品も作れるようになりますが、最初はひたすら布を輸出します。

ではその製品を作っていたのはだれか? 女工たちが織機の前に一日中座って、織りつづけます。労働基準法が整備されていない時代、ここから、「女工哀史」「ああ野麦峠」が生まれます。みなさん読んでみましょう。




---ニッポン:明治維新---

ルールを覚えるのに必要な時間:30分
1ゲームの時間:150-180分
評価:☆☆☆☆☆



2015年に「シニョーリエ」とともにWhat's Your Games? から出版された重量級ゲーム。作者は同社の「マデイラ」のデザイナーさんです。(名前失念)



シニョーリエと迷ったんですが、重ゲー2つも買ったらきっと積んでしまう。じゃあ日本テーマのこちらを、ってことで購入いたしました。なんせ、タイトルが直球ですからね。ニッポン!(やってみると、日本感は薄かったのですがww)

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ゲームシステムは、ワーカー「リムーブメント」とでもいいましょうか。できることは9つのアクションのうち一つからワーカーを取ってきて個人ボードに置くか、袋にワーカーを全て返すかだけです。重いけど構造は分かりやすい。



まずでかいメインボード。都市タイルを8か所の都市にランダムな向きで置き、天皇の恩賞タイルをきれいに並べます。



これがワーカーたち。アクションを表示しているスペースの周りに置きます。





更にこのゲームには大き目の個人ボードが。列車と船のタイルをならべ、知識・石炭・収入の各トラックに黒キューブを置きます。

最後に、12,000円と石炭二個(黒キューブ) 価値1の青写真タイルを受け取ってゲーム開始です。

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手番には、どれかワーカーを取ってきてアクションを行います。色が分かれていますが、どれをとってもOK。なるべく同じ色で手元にそろえたいのですが、それは後述。

アクションは2つのうち一つから選べるものが多いのですが、ボードの順番を無視してシンプルな方から説明すると

・石炭トラックの上昇: 1 / 3 / 6 千円を払うことで、自分の石炭トラックを1~3スペース上昇させることが出来ます。



・知識トラックの上昇:石炭トラックの上昇アクションとほぼ同じです。知識トラックを上昇させます。



・工場の購入:6,000円を支払って工場を1件購入できます。工場には知識レベルが2~6必要とされ、最初は全プレイヤー1なので、知識トラックを先に上昇させないと買えない・・・ と思いきや、最初に配られた1の青写真タイルを使うと知識レベルをあげられます。なので初手で買うことも可能。青写真は使い捨て。


工場が生産できる商品は6種類あり、それ以外にも、タイル下部に特殊能力が書いてあります。即時5,000円もらえたり、アクション効果が恒常的に底上げされたりといろいろ。



・商品の生産:工場で商品を精算します。右上に、生産に必要な石炭数が書いてありますので、この個数分支払って「1個」の製品を精算します。



・工場の機械化:最初は1個しか生産できない工場たちを機械化することで、生産数を+1~+2することが出来ます。お金があれば一気に3回機械化することも可能。15,000円はなかなか捻出できないバランスですが・・・



・商品の出荷:自分の商品を出荷することで、1~3枚の影響力タイルをメインボードの「1地域」に置くことが出来ます。地域は地割れみたいな線で区切られているエリアのことです。(1地域に2都市が含まれている)





どの価値の影響力タイルを置けるかは、工場のレベルと商品出荷数によって変わります。メインボードに表が書いてあるのでそれ参照。

もちろん対応する商品のところに置きます。この影響力は決算のときに重要となります。
また、タイルを置くとその地域に描かれているボーナスを即時受け取ります。何枚置いても1回だけ。



・機関車タイルの配置:個人ボードから、1~3枚の機関車タイルをメインボードに置きます。このとき、1手番で同じ地域にまとめて置くのはダメです。 この機関車タイルは、その地域の自分の影響力を底上げします。

・船タイルの配置:個人ボードから、1~3枚の船タイルをメインボードに置きます。配置ルールは機関車と同じですが、決算のときその地域からもらえる得点をプラスできます。



※船と機関車をセットで配置していくと、空いたスペースにアイコンが出てきます。出た数だけ収入トラックが上がります。



・契約の達成:手元に持っている契約タイルを達成することが出来ます。条件は右上に書いてあり、数種類の商品を指定された数だけ払うというものです。

達成報酬は勝利点だったり、収入の増加だったりします。

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アクションは以上9種類。ところがワーカーを取っていくと、どんどんたまっていくだけです。ここで、ワーカーを袋に返す「統合整理」というアクションが任意のタイミングでできます。

まず、持っているお金と石炭を全部ストックに戻します!

そのあと、収入トラック・石炭トラックのレベルにしたがって、改めてお金と石炭を受け取るのですが

ワーカーに給料を払わなくてはいけません。価格は ワーカーの色の種類×3,000円です。下手するとほとんどお金が無くなります。



更に、ある程度までワーカーを貯めてから統合整理すると、「恩賞」タイルがもらえます。ボードに書かれている倍率のタイルを取るんですが

即時、「石炭2個」「価値2の青写真」「5,000円」のいずれかを受け取ります。



受け取ったら、倍率の面を上にして個人ボード下部のエリアに置きます。何やらいろいろ書いてありますが、最終決算に影響します。

例えば、何もタイルを置かなければ、最終的に所持金6,000円につき1点。しかし5倍のタイルを置けば、6,000円につき5点もらえるんですねー。

自分のプレイ方針に合わせてうまくはまれば大量得点もあり得ますが、高い倍率のタイルはすぐ売り切れるので、方針が定まらないうちに置くはめになります。一回置いたタイルは再配置できないので悩ましいですね。

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長いですがもう一息。 こうしてワーカーを取っていくと、アクションスペースのワーカーがなくなるので、3個ずつ横の補充トラックから補充します。



ここもなくなって、補充したいけど補充できない!となったら、袋からすべてのスペースが3個になるまでワーカーを補充し、ラウンドトラックを一つ進めます。

決算アイコンのところをまたぐと、決算が発生!



各区域での影響力を比べ、1~3位に得点が入ります。同点だと、1+2位の得点を足して2で割る、というようにシェアします。

ここで気を付けたいのが、最初からボードに書かれている数字。これは「外国資本」で、この数字の合計が順位争いに絡んできます。タイルが置かれていくとだんだん外国資本は駆逐されていきます。

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2回目の決算が終わった後、ラウンドトラックが黄色のエリアに入ったら、手番が一周するごとにマーカーが一つ進むので、残り3手番、というサインです。

ゲームが終了したら、3回目のエリア得点を獲得し、先述のボーナス得点(個人ボード下部参照)を得ます。

うまくすると180点ぐらいとれるゲームなので、結構得点は派手ですね。一番の財閥を目指しましょう!

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自分で最後の得点要素を作っていくのが結構新鮮で、そのほかにもワーカーを手元に取ってくる、色をなるべくそろえるのでアクションが限定される・・・ いろんな要素が絡み合ってて非常に面白い作品です。

アイコンも分かりやすい方だし、情報もボード上にちゃんと書かれていてプレイアビリティも高い!エッセン新作アンケート2位は伊達じゃないですね。

契約を達成するよりは、エリアの影響力で得点していくのが定石でしょうか。また、初手は迷ったら工場建設、が妥当だと思います。

同じ作者の「マデイラ」もプレイしてみたいですねー。もう過去の作品になっちゃってますけど。

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XXL

「大は小を兼ねる」という言葉が表すように、大きいことはとてもいいことです。このゲームはたくさんのカード、沢山のルール、そしてカード一枚一枚がとても大きいという小箱に詰め込まれたビッグなゲーム。 買わない理由は無いですよね!



---XXL---

ルールを覚えるのに必要な時間:1ゲーム毎に5分
1ゲームの時間:5分-20分 6ゲーム全部で45分
評価:☆

2016年春、ゲームマーケットには数々の面白いゲームが出展されていました。

そんな中、私は考えたのです。

「どれを買っても面白そうなゲームの中、笑えるクソゲーは無いのか!?」

こう考えながら会場内を歩いていると、企業ブースの中にひっそりと置かれた緑色の小箱が!

「XXL」

これは!有名ブログ「海長とオビ湾のカジノロワイヤル」で紹介されていたドゥームなゲームじゃないか!これだ!これを買おう!

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んで買ってきました。XXL。 アバクスキャラメル箱時代の製品なので、一回箱を開けるとメロメロになります。




中にはおりたたまれたルールとカードが。カードはなんとダブルデッキサイズで、マジシャンが使いそうなあれだ。これだけで笑いが取れるぞ。流石XXL!



カードには3つの数字が書かれているが、真ん中の数字は両端の数字の合計だ。点数計算に使うだけ。

また、カードの背景色が何種類かあるが、この色は6つも入っているルールのどれにも使われないという念の入用だ。

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じゃあさっそく、6つのゲームを通して遊ぶ正式ルールで遊んでみよう!しかもマックス6人戦だ。

①:一つ大きく、一つ少なく

場に出ているカードと、手札のカードのどちらかの数字が ±1だったら重ねておける。殆ど手札運なのは言わないでおこう。

②:ひたすら少なく

今度は、場に一枚出ているカードのどちらかの数字をみて、必ず小さくなるように数字を出す。その結果、もう片方の数字が大きくなったりして、誰がゴーアウトするまで続ける。0-1のカードを出すのはやめた方がいいかもしれない。

3:パスできるトリックテイク

切り札なしのマストフォロー。リードプレイヤーが、フォローする色を宣言しながらカードを出す

1ラウンド目で獲得したトリック数+1が2ラウンド目の手札になり、自分が手札数最多じゃないときはパスできる

やや面白いが、ノートランプなので初期手札が弱いとどうにもならない。

4:ラミーみたいななにか

二つある数字のどちらかをつかって、3-4-5など3枚以上のランを作るか、場に捨てるか、場と手札を交換するか。

メルドを作れたら手元にもってきてそれが得点。なんとかゲームになってるが捻りがない。

5:カウントダウン

10から始まって、一つずつ小さくなるようにカードを出していく。スートは4色あるので、最終的に4列できる。そもそも10を持っていないとひたすら山札からドロー。

一番ゲームになってない気がする

6: 決定権は君に

2人目のプレイヤーがカードをプレイして、フォローする色が一意に決まればそれをマストフォロー。 決まらなければ(つまり2色とも同じ色のカードをだしたら)決定権があるのは3人目以降。ややポテトマンっぼいプレイ感。ビッドを取り入れれば化けるかも

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6つもゲームが入っているのに、全部5分で考えたかのようなルールで何とも言えない。

1996年のゲーム。当時はこんなのでも許されていたのか・・・?




オーレ!の宣伝が入ってるね。こっちを再販してくれよ!キャラメル箱時代の雄だし。



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インディゴ

インディゴとは青の染料のもとになる植物。プエルトリコや他のゲームでもおなじみですね。

まあそれは置いといて、このゲームでは宝石を魔法の力で集めますよ(ww)




---インディゴ---

ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:20-30分
評価:☆☆



クニツィアによるチクタクバンバン。あとは「通路」というゲームがあったようななかったような。タイルを配置して道をつなげるゲームです。

なぜタイトルがインディゴなのかは置いといて、まず青いタイルを盤面に配置。その上に3色の宝石を載せます。外周部には黄色、中心には緑と青です。



手番になったら、六角形のタイルをどこかに配置するだけです。その結果、宝石が置かれているところと道が繋がったら、道の終点まで宝石が動きます。



もし二つの宝石がぶつかるように道をつないでしまったら、その宝石はぶつかって消滅します!



ボードの周辺には矢印が書かれており(扉、と呼ぶみたいです)、ここまで宝石を持ってくると宝石を獲得できます。チップでその扉の持ち主が示されていますが・・・




3人以上のゲームだと、一つの扉を二人で共有しているので、宝石を獲得するともう一方のプレイヤーにも宝石が与えられます。ストックからとって獲得できるのです。

とれる宝石がなくなったらゲーム終了。なお、青い宝石は緑の宝石が全部動き出した後、最後に動き始めます。



黄色が1点 緑が2点 青が3点です。宝石は衝立の後ろにかくして、最後に一斉に比べましょう!

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盤面と宝石が非常にカラフルで目を引くのですが、正直そんなに戦略性がないです。引き運にかなり左右されます。

大人同士でやると、外周部まであと一列、のところでタイル配置を止めて、にらみ合ってしまうため(相手の出方を見て最適なタイルを配置し、自分の扉に持ってこようとする)、あまり派手に宝石が動きません・・・

戦略性が増すヴァリアントルール「手札タイル2枚持ち」があるのですが、これもどうなのか・・・ 上述のにらみ合いを促進してしまうため、手札一枚で道が繋がる偶然性を楽しむゲームでしょうね。

4人プレイだと必ず扉を誰かと共有するため、ほかの人の得点を予想しながら、一番相手の利にならない扉に持っていく必要があります。 できれば4人で遊びたいゲームですね。 だから衝立があるのかー。

インディゴ Indigo 並行輸入品
価格:6723円(税込、送料別)


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プロフィール

HN:
seshil
性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
楽器演奏・ゲーム・ツーリング

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