対戦相手皆無!ボードゲームレビュー

遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。

センチュリー スパイスロード

センチュリーシリーズ3部作の一発目!3つすべて集めるとすべてのコンポーネントを使ってゲームが遊べるらしい??

正直、ゴーレムエディションよりノーマル版のアートワークが好きです。


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---センチュリー スパイスロード---

ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:30-45分
評価:☆☆☆☆☆

これから出てくるセンチュリーシリーズも、ルール少な目の優等生なゲームだと思うんですが・・・。スパイスロードもルールはA4裏表の2ページだけ。繰り返し遊べるデザインです。



コンポーネントはこんな感じ。実売4,000円前後でありながら、金属コインとスパイスを入れるお椀が最初からついてる!(お椀はちょっと小さいけど、金属コインはうれしい)

テーブルには、4種のスパイス、商人カード、目的カードが並びます。



スパイスは価値の順列があり、高い方から 茶→緑→赤→黄となっています。
そのため、まず黄色を手に入れてからトレードで価値を高めていくことになります。



各自、自分の倉庫となるカード、それから初期手札2枚と、手番順で傾斜のついた初期スパイスを受け取ってゲーム開始です。




※倉庫を見ればわかりますが、スパイスの保有上限は10個です。
また、一枚だけスタートプレイヤーアイコンのついたカードがあります。

※ルールブックにエラッタがあるので注意! 4番手以降の初期資源は、
✖「黄色4つと赤1つ」 → 〇「黄色3つと赤1つ」です。

手番には

・カードのプレイ
・商人カードの獲得
・目的カードの獲得
・休息

の4つから1つアクションを選びます。

・カードのプレイ

手札から一枚を出して、効果を適用します。効果はシンプルなものばかりで、スパイスを他のスパイスに交換するか、場からとるか、任意の資源を一段階アップグレードするか、というもの。
カードは交換系がほとんどで、場からスパイスを取れるカードとアップグレードカードは希少です。

・商人カードの獲得

最初、手札が二枚しかないので、獲得して増やすことが出来ます。手札上限はありません。
この時、商人カード山から一番遠いカードは無料で獲得できます。



が、他のカードが欲しい場合、山札から遠いカードより順に、任意のスパイス駒を一個ずつのせていかなくてはなりません。飛ばせば飛ばすほどコストがかかります。

獲得したら、カードを詰めて、山札から一番近い位置にカードを補充します。



カード獲得時に、上にスパイスが載っていたら、一緒に獲得できますよ。お得!

・目的カードの獲得



スパイスを払って、目的カードを獲得します。
この時、山札から一番遠いカードを達成すると金貨が、2番目に遠いカードを獲得すると銀貨がおまけでもらえます。

価値はそれぞれ 3点・1点です。カード補充方法は商人カードと同じ。

・休息を取る

捨て札は、個人別にしておきます。休息を取ることで、それらすべてを手札に戻せます。

これらのアクションを繰り返し、誰かが5枚の目的カードを達成したら、手番回数が同じになるようにしてゲーム終了!

得点は



・目的カードの点数
・金貨3点 銀貨1点
・黄色以外のスパイスは、一つ一点

です!

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こういうルールなので、なるべく商人カードの獲得と休息の回数を減らしつつ、手札でいかに効率よくスパイスを獲得していくか?というゲームになります。

といっても、カードはテキストがなくシンプルな効果。1手番5秒ぐらい。ポンポンと手番が回ってきて、スパイスがどんどん変換されていく感じは、とても気持ちが良いです。

あまり茶色のスパイスをつくらず、得点低めの目的カードをどんどん達成していく戦略が強いきがするんですが・・・。どうなんでしょうね?研究されていくと、強い戦略はこれだ! と固まってしまわないでしょうか。

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ハンザ

ハンザ同盟、かつてバルト海沿岸地域の貿易を独占し、ヨーロッパ北部の経済圏を支配した都市同盟です。このゲームでは、プレイヤーはバルト海を航行する商船のオーナーとなり、より大きな儲けを得ることを目指します。

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---ハンザ---

ルールを覚えるのに必要な時間:20分
1ゲームの時間:60分
評価:☆☆☆☆



このゲーム、「カリフォルニア」や「チャイナ」と同じく、アバクスの薄い箱に入ったシリーズの一つです。収納にとても優しい。



シリーズの他のゲーム同様、さっぱりしたコンポーネントで、ピュアユーロゲームの様相を呈しています。いや、実際ピュアユーロなんですが。

商船を動かしつつ商品を売り買いするのですが、売ってもお金になるわけではなく、得点に変換されます。一方、お金は毎手番3金手に入るので、どちらかというと お金=アクションポイントという意味合いが強いです。移動や仕入にお金使うし。

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ボードを広げたら、各都市に商品を配置し・・・



その後、プレイヤーは手番順に2個ずつ、「販売所」を置いていきます。これを三回繰り返すので、ゲーム開始時には自分の販売所が6個存在することになります。

※ただし、この初期配置で船がある都市「コペンハーゲン」には配置できません。注意。

更に、ボード上に商品(樽の絵が描かれているタイル)を配置していきます。全て配置したら、残りの商品を5つの山に分けてボード端に積んでおきます。商品山の最後、5つ目に手がかかったらゲーム終了フラグです。

セットアップが終わったらゲーム開始なのですが、ちょっととっつきづらいルールです。ゲーム的というか、直感的でない。

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・手番の最初に3金受け取れます。

・商品の補充を選択することが出来ます。1金を払って、ボード上の空いた商品スペース全てに商品を配置します。なるべく他の人にやってもらいたい行動ではあります。

・その後、お金の続く限りアクションを行ってOK。アクションは



a)ボードの線に沿って船の移動:一歩で1金使います。



b)商品の仕入れ:船がある都市の商品を一枚取ります。この時1金払うのですが、もし販売所の数が単独トップのプレイヤーがいたら、その人にお金を払います。 トップタイだったり、誰も販売所を建てていなければ、銀行に払います。



c)販売所を建てる:商品タイルを一枚払って、都市に販売所を建てることが出来ます。建てる数は、タイルに描かれた樽の数までOKです。



d)商品の売却:同じ色の商品タイルを、「二個一組」で売れます。単独はダメですし、3個組で売るのもダメです。 売却した商品は裏返して、そのまま手元に置いておきます。お金がもらえたりはしません。
また、誰かが商品を売却すると、なぜか他のプレイヤーは、同じ色の商品が手元にあれば一つ捨てなくてはいけません。納得いかないですねw

※手番の最後に、3金を超えるお金と、3枚を超える未売却の商品は捨てます。税金として取られてる、というイメージ。

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これを繰り返していくと、商品山が枯れていくので、最後の山を使い始めたら最終手番です。

得点は、商品タイルが一枚一点。売却して裏返っていれば、更に樽の数分だけ得点が入ります!

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ゲームとして面白くなるようにつくられた、ソリッドなルール、そして地味な見た目。
全く前知識がないと、遊ばれづらいゲームではありますが・・・ぜひ遊んでみてください!
狭義のボードゲーム、いわゆる「ユーロゲーム」といわれる物はこういう感じか!という体験が味わえます。

私、ボードゲームは平積み派なので、このアバクス薄箱好きなんですけどねー?最近はこの薄箱でないですね・・・・。



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産業の時代



いまさらですが、マーティン・ワレスが名作「ブラス」をリメイクして世に送り出したゲーム「産業の時代」を遊ぶ機会に恵まれました。



ワレス御大は、この手のリメイク(ブラッシュアップ?)が多いですね。元のゲームが重厚長大で、細かいルールまみれ→ちょっとだけルールを簡略化して洗練した作品に。というパターン。

で、この「産業の時代」ですが、なぜか日本語版が発売されており、入手が非常に容易です。売れ残ってるのか、5年前に発売された日本語版であるにも関わらず、普通に買えます。

元々3~4時間かかる重量級ゲームとして名高い「ブラス」を、多少ライトにした、との触れ込みなのですが、両者の違いを見てみると・・・



・プレイする時代が「鉄道時代」のみになり、中間決算処理がなくなった
 →これはプレイ時間短縮につながりそうですが、いくつかの理由により、あまりプレイ時間は短くなっていません。依然3時間級のゲームとなっています。詳細は後述



・「地域カード」が特定の街対象→特定のエリア全域対象 と強化された。
 →プレイ感覚をライトにするつもりの変更なのでしょうか、相対的に地域カードがとても強くなった印象です。手札に地域カードが来るかどうか、が、かなりプレイに影響します。



・個人ボードがついた
 →個人ボードは、ブラスでもぜひ欲しいところです。これはブラスに勝っている点ですね。



・建物タイルからの得点/借金のルール/国外販売ルールの単純化
 →ここは賛否両論あると思います。処理は単純化されてるのですが、ゲームの底が浅くなってしまったような・・・。



・鉄も、石炭と同じように線路で接続されてないと運べなくなった

 →「ブラス」では鉄の輸送に運河や線路は必要ありませんでしたが、産業の時代では必要です。もともとゲームバランス調整で、輸送路が必要ないルールだったと思われるので、産業の時代のほうが納得感が高く、シンプルなルールになっています。

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さて、様々な単純化が図られているにも関わらず、なぜゲーム時間が短くならないのか?

それは、「カード不要アクション」の存在が有るからです。

元の「ブラス」は、ウォーゲームのカードドリブン方式のように「何のアクションを行ってもカードを一枚捨て札にする」ゲームでした。

研究開発を行っても、パスをしても、線路を引いてもとにかく一枚捨てるのです。これによって、後に残しておきたいカードを捨てざるを得ない状況に頭を悩ませ・・・深いゲーム性を実現していたのですが

「産業の時代」では、線路を引いたり研究開発をしたり、というアクションではカードを使いません。にもかかわらず、ゲーム終了条件は「山札が尽き、更に誰かの手札が尽きたラウンドで終了」のため、ゲーム展開によってはプレイ時間がずるずると伸びるのです。

ある程度トッププレイヤーと二位の得点差がつき、トップがカードをどんどん引き出すとゲームが収束に向かうのですが、点差がついていないと長引きます。

この点はBGGのフォーラムでも議論されており、ヴァリアントとしてブラスのカード消費方式、つまり何のアクションでもカード一枚消費。手番は2アクションなので、手番開始時にカード二枚補充、

というルールを採用する方法が考案されています。ちょっと乱暴な気はしますが。

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総じて、「これやるんだったらブラスやればいいんじゃない?」という範疇にとどまってしまっており、非常に不遇な作品でした。「ブラス」の拡張マップを遊ぶ気持ちで購入するか、ワレスコレクターならどうぞ、という感じ。「ヴィア・ネビュラ」ぐらいの軽さに抑えてれば活躍の機会があったんだけどなぁ。

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パンデミックレガシー:シーズン1を遊んでいます。



※はじめに

パンデミックレガシー シーズン1 赤箱:青箱

パンデミックレガシー シーズン2 黄箱:黒箱

これらはそれぞれ、中身が一緒です! ポケモン赤緑のような違いはないですよ(←例えで世代がばれるww)

セッションメンバーを替えるときに、色で使い分ける、といった用途が想定されているようです。

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ものすごく今更ながら、2017年夏から遊び始めたパンデミックレガシー。

今、実時間でもゲーム内時間でも、半年ほど経過し、自分の中でとても好印象のゲームです。

同じ協力ゲームくくりで(結構毛色が違うけど)、2017年に遊んでいる「タイムストーリーズ」との比較になるんですが

先ず1セッションが短い。タイムストーリーズは、一度ゲームを始めると2-3時間は覚悟しなければなりません。タイムストーリーズは一応ゲームの箱が「途中セーブ対応」になっていて、各キャラクターのパラメータを保存したまましまえるのですが、

社会人にとっては次のセッションが数か月後、というのも珍しくないので、前の状況を忘れてしまいます。途中保存は現実的でない。

その点パンデミックレガシーは、ゲームがぐっと「軽い」ので、よりライトに遊べます。また、気軽に遊べるという点で元のパンデミックが対象にしていた、「ややライト寄りのゲーマー層」を取り込むことが出来ますね。

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もちろんゲーム内容を明かすことが出来ないんですが、箱及び値段がが巨大になった分だけ、いろんな仕掛けがありますよ。



私自身は、元のパンデミックだとちょっと物足りない・・・ ボードゲーム布教のために、まだゲーム始めたばかりの人と遊ぶかな?ぐらいの印象だったのですが、いやレガシーはすごいですね。中量級のセッションを繰り返しながら、どんどん密になっていくゲーム。後戻りできない緊張感。

パンデミックがBGGランキング一位なの? あのゲーマーズゲーム偏重のランキングで? といぶかしんでいたのですが、一般的な「ボードゲーム」のイメージを大きく逸脱しているし、ゲーマーから見ても驚きの連続。



最近発売された「パンデミックレガシー:シーズン2」では更に予想を裏切ってくれるのでしょうか? さっそく買っちゃいましたよ。そもそもゲームマップが大きく異なりますね!




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DEPARTURE



脱出ゲーム製作団体 Movie Rockによる、封筒に収まったアナログ×デジタルのゲーム。コンポーネントはカードと二つ折りの紙だけと簡素なものだが、デジタルコンテンツはCGムービーを交えた豪華なものとなっている。



ただし、アプリではなくあくまでもブラウザ上で動くので、オンライン環境が無いと遊べない。逆にいうと、ブラウザが搭載されていればスマホでなくても動く。PCでもゲーム機でも。

ボードゲーム畑の方々ではなく、脱出ゲーム畑の製作チームなので、もしかしたらデジタルコンテンツメインなのかな?と思ったがそんなことはなく



デジタル側は、あくまでも状況説明やマップ間移動に使われるだけなので、謎解きはもっぱら
封筒の中身で行う。紙のカードならではの解き方もふんだんに含まれており、ちゃんと考えないと解けない。



問題は大まかに6つのセクションに分かれており、

一つクリアしたらブラウザに答えを入力→ムービーを見て移動

という流れになっている。

最初はごく簡単な問題なのだが、セクション5からかなり難易度が高くなり、ヒントを見ないと
クリアが困難になってくる。

実は最後の問題は解法がわからず・・・

※ネタバレしない範囲で書くと、目指す色の組み合わせがなぜあれになるのか?が良くわからない。
ヒントもそこは詳しく書かれておらず、次の段階の謎に移ってしまっている。
最後はこの答えになるから、この前の段階の色はこれだな・・・ というやり方でクリアはできるが・・・。
もしMovie Rockの方々、この記事みたら解法を教えてください。

ヒントが段階わけされており、全部見るとほとんど答えが載っているためクリアできないって
ことはないのだが、答えを見せられてクリアしているので若干モヤモヤが残った。

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アプリの脱出ゲームの中には、「とりあえずクリックできるところを探して、ひたすら怪しいところをカチカチする」というものも多いですが、そういった作品とは一線を画すコンテンツとなっています。

※ただ、クリック作業ゲームが悪いかというとそうでもなく、ゆったりとストーリーを楽しむポイント&クリックゲームならそういうのもアリ。

ちょっと難易度の上昇率が激しいので、気軽にパズルを楽しみたいというときには不向きかもしれません。
ただ、Movie Rockの他のゲームをプレイ済みで、解法に「アタリ」を付けられる場合は難易度が若干下がるかも。

最後になりますが値段が [1,000円] という安さなので、気軽に購入して遊べます。是非今後も色々作っていただきたいですね。

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プロフィール

HN:
seshil
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職業:
会社員
趣味:
楽器演奏・ゲーム・ツーリング

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