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対戦相手皆無!ボードゲームレビュー

遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。

カテゴリー「近年のゲーム」の記事一覧

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ロンド

ロンドと言えば輪舞曲。そして松任谷由実!でもこのゲームはノンテーマみたい・・・



---ロンド---

ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:20-30分
評価:☆☆


先日のTBC(東京ボードゲームコレクション)にて、中古で手に入れたくにちーのロンド。大箱ながら軽いとの話を聞いていて、新品で買うと高いな( ^ω^)・・・と思っていたので、中古で入手できたのはラッキーでした。



中身はメインボードと丸いチップが大量。それからチップ立てだけなので、箱の大きさなんとかしろよ!と思うのですがそれはご愛敬。メインボードがリバーシブル仕様になっているのはちょっとお得感あり。

ゲーム内容はチップをうまく配置して得点しよう!というシンプルなもの。

手番には

・チップを1枚以上配置して1枚補充(何枚配置してもよい)

・チップを配置せずに2枚補充

どちらかが出来ます。ただし手元のチップ、上限は5枚で、持ちきれなければ袋に戻します。



・チップは全部で5色あるのですが、基本は同じ色の数字に置きます。すると、その数字分得点が入ります。一か所に何枚も置くことが可能で、その場合枚数×数字の得点が入ります。

・チップを配置するときは、すでに配置しているチップの隣から配置していきます。いきなり何もないところに配置してはいけません。

・また、チップを複数配置する際は、連続しておかなくてはいけません。ボードのあちらこちらに置くのはダメ。



※かならず同じ色の数字にチップを置かなくてはならないかというと、そうではなく、ボードに対応しない色のチップでも「裏がえして」置くことによって、先の数字に手を伸ばせるようになります。

これを繰り返して、灰色のマスに全てチップが置かれたら、全員の手番数が同じになるようにして終了。スタートプレイヤーがだれか覚えておく必要があります。



ちなみに裏面、全くルールは同じなのですが、得点が派手になっています。

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チップの質感もよく、ボードも美しくて見た目的に非常にそそられるのですが・・・

チップの引き運にかなり左右され、シンプルなのはいいんですが考え処があまりない、というのが率直な感想。

得点方式がシンプルで、一番点数の高い「5」のマスにチップを3-4枚置きたい、という流れもつかみやすいので、ボードゲームに慣れてない人も簡単に遊べます。

でも、「インジーニアス」にあった「色毎に得点して、一番少ない点数の色で勝負」ぐらいのひねりは欲しかったかなぁ。そういうヴァリアントも考えてみますか。



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グラビティ・メイズ

人気パズルメーカー、シンクファンによる一人用パズル。今度は立体の迷路だ!



---グラビティ・メイズ---

ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:??分
評価:☆☆☆☆



このグラビティメイズは、ハナヤマが日本語版を出していないので、やや値段が高いのがネックですが、

立体コンポーネントとカラフルな色が相まって、非常に面白そう!な見た目をしています。



目的は、問題カード通りにスタート(白〇のところ)とゴール(赤いブロック)を置き、うまくパチンコ玉を通すこと。

使えるブロックは問題カードの下に書いてあって、色毎に高さが決まっているので頭を悩ませることになります。

配置のルールとして

・ボールを一度に2段以上落としてはいけない

・水平に2ブロック以上移動してはいけない

このルールに従う必要があります。まあ、上記の禁じ手をやってしまうと、ボールが途中で止まったり迷路からはみ出してしまうので、すぐにわかります。



なんといってもこのキャンディのようなきれいな見た目!子供の食いつきも抜群です。パズルの難易度は難しすぎることはないので、レッツチャレンジ!国内ボードゲームショップが取り扱っているようです。

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ケルト

帝王クニツィアがついにドイツ年間ゲーム大賞を受賞した意欲作!素晴らしいゲームですが、ネックは国内価格の高さと箱のスカスカ具合・・・?



---ケルト---

ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:30分
評価:☆☆☆

2008年のドイツ年間ゲーム対象作品。このゲームの前身として、クニツィアは「ロストシティ」を発表しているわけですが、2人専用だったロストシティに対し、4人まで遊べ、「願いの石」の要素が付け足された、という内容になっています。



さてこのケルト、箱のスカスカっぷりが有名で、ボード以外のコンポーネントはとてもコンパクトにまとまります。ボードをもっとコンパクトなサイズにすれば、日本の住宅事情にやさしいのに・・・

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ルールはドイツ年間ゲーム対象の中でも簡単な部類です。



手札は七枚。ここから一枚プレイするか、一枚捨て札にして、補充する、の繰り返しです。



例えば、緑のカードをプレイしたら、緑の列にコマを進めます。



もう一枚緑をプレイ出来たら、さらにマスを進めるのですが、数字が大きくなるように 又は 小さくなるように しかプレイできません。(同じ数字はプレイしてOK)

なので、一枚目はなるべく大きな数字、もしくは小さな数字をプレイしたいですね。



カードを捨てる場合は、色ごとに捨て札の山を作ります。カードの補充の時、山札からとる代わりに、捨て札の山の「一番上」のカードを補充してもOKです。

自分にとってはいらないカードだけど、相手に拾われるかもしれない・・・これぞドイツゲーム!というジレンマが楽しめるゲームです。

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各列は、一マス進んだらマイナス4点。ある程度進まないとプラス点にならないので、ちょっとしか進めないような色なら、あきらめて自分のコマをスタート地点に残しておく、ということもできます。マイナスより0点のほうがマシでしょ?



あ、一つだけ大きな自分のコマは、得点計算のときボードの得点を倍に数えます。でもマイナス点も倍になるので注意。

ボードを進んでいくとあちこちにボーナスタイルがあるのですが・・・・



・数字のタイル → この数字分得点

・クローバー → 任意の自分のコマを一マス進める



・願いの石 → この願いの石をある程度集めないと、マイナス点を食らうので注意!

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忘れやすいルールとして



最後まで到達した色のカードをさらにプレイすると、任意の列のコマを進めることできる

というものがあります。

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ロストシティに比べるとだいぶファミリーゲーム寄りになっていて、楽しく遊べる調整。カードのプレイが昇順・降順選べるようになったのが大きいんでしょうね。あと同じ色・数字のカードが二枚ずつあるのも緩い。

ロストシティが好みのひと、ケルトが好みの人と別れますが、ファミリーで遊ぶなら間違いなくケルトですよね。ほら、ロストシティは2人で邪魔しあうゲームだし。

以前は国内流通価格が高いのがネックでしたが、新版が発売されて若干お安くなりました。あと新版はボードがリバーシブルになっていて、二種類のマップを楽しめるのでお得感アリ。

ケルトって、ほぼカードゲームなので、値段がお安いカードゲーム版もおすすめ。

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リバークロッシング

アメリカの有名パズルメーカーの作品、リバークロッシング。ちょっとの隙間も飛び越えられないおっさんだけど、丸太は軽々と運べるよ!



---リバークロッシング---

ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:??分
評価:☆☆☆

グラビティメイズが最近話題になってる「シンクファン」の一人用パズル。何年か前にボードゲームショップで見かけましたが、久しぶりに通販サイトをのぞいてみると、1000円ぐらいで購入できるようになっていました。思わずポチー

ルールは非常に簡単で、おっさんを対岸に渡せばいいのですが

・切り株を飛んでわたってはだめ

・どの材木も持ち運べる

・ピッタリ切り株の間に収まらない限り、材木はおけない

・材木同士をクロスさせたり、斜めにおいてはだめ

このルールに従って、おっさんを導きます



遊んでみると、全40問あるうちの1-20問目は簡単なので、子供が遊ぶ感じ。21問目からが本番で、最後のほうは激烈な難易度です。

あ、ちなみに↑↑この問題すぐにわかりますよね?これで12問目ぐらいです。

こういったパズルって、スマホアプリでいくらでもありそうな感じですが、実際に手に取れるのがいいんですよ。安いしたまにはこういうのもアリ。



そうそう、このリバークロッシング、「持ち運んでどこでも遊べるぜHAHAHA!」って感じで袋がついてるんですが、結構でかいですよ?このパズル。やっぱり日本人とは発想が違いますねぇ。

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ライナー・クニツィアの頭脳パズル-宝の地図

自分の道を見失いそうなときはいつでも、この有名な台詞を思い出してください

「宝は金銀だけじゃないだろう」?




---ライナー・クニツィアの頭脳パズル 宝の地図---

ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:??分
評価:☆☆☆☆

説明書に書いてある文句がわかるようなわからないような・・・そんなクニツィアの一人用パズル第二弾です。



前作「日本庭園」は日本語説明書付きの海外版でしたが、けっこう売れたのか、今回は箱、説明書ともに日本語版となりました。

説明書を見ると、第三弾の広告も入っていますので、まだシリーズ展開するようですね。私はこのシリーズ好きなのでうれしい限りです。



中には前回と同じ、50問の問題シート。ただし道タイルは1枚増えて、合計8枚になりました。組み合わせが増えるので、若干難しくしたのかな??

前回とほとんど同じルールですが、「湖の上を、指定された方向から通る」という条件が目新しくなっています。ただ、この条件指定があると、8枚中一枚しかない「湖タイル」を必ず使うため、難易度が上がるというわけではありません。むしろ緩くなるかも。



あてずっぽうでやるより、理屈で解いた方が早いのは相変わらずです。よくできていますね。

最近ボードゲーム会でよく見かける「グラビティメイズ」のような派手さはありませんが、値段も安いし遊んでみては?

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