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対戦相手皆無!ボードゲームレビュー

遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。

カテゴリー「近年のゲーム」の記事一覧

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アンロック!(UNLOCK!) ミステリーアドベンチャーズ

間をおかずに発売された、アプリを使って答え合わせをするタイプのアナログ脱出ゲーム アンロック! 第二弾です。




---アンロック!(UNLOCK) ミステリーアドベンチャーズ---

ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:60-90分
評価:☆☆☆☆

とりあえず最初のシナリオ「丘の上の館」をプレイした感想。このサブタイトル、「丘の上の裏切り者の館」にかけてますね。きっと。



このシナリオに関しては、特に目新しい要素はなく、前作のプレイ感覚をそのまま踏襲しています。

ゲームの続編というのは、往々にして難易度が上がるものですが、そのようなこともなく。むしろ「アンロック!」式の謎解きに慣れてきたのがあってか 前作より簡単に思えました。ヒントなしで制限時間以内にクリア(2人プレイ)

このアンロックなんですが、アプリはタイマーと暗証番号入力、ヒント表示ぐらいしかしてくれないので、もうちょっとアプリの利点を生かしてはどうかな?と思いますが・・・

「アプリから出る音」を謎解きとして使ったり、スマホのカメラを使う、なんてのは結構考え付くんじゃないか?とは思うのですが、あくまでもカードで完結させるというこだわりがあるのかもしれません。

5/7 追記:その後、残りの二つのシナリオを遊んだらありました!「音を使う」謎解き。
音声もしっかり日本語化されていて、ちょっと驚きました。




相変わらずコスパはイマイチですが、あと二つのシナリオ、楽しみたいと思います!


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レースフォーザギャラクシー

ジャンプドライブ技術を手に入れた人類は、ついに外宇宙への植民を開始した。
我々の地球は、「オールド・アース」と呼ばれ、資源を消費するだけの存在となり果てている。
人類は、外宇宙に新たな資源を求め続けなければならない。すでに滅んだエイリアンの遺産なども利用しつつ。




---レースフォーザギャラクシー---

ルールを覚えるのに必要な時間:20分
1ゲームの時間:30-45分
評価:☆☆☆☆☆



すでに日本語版が流通しなくなって久しい「宇宙サンファン」であるところの本作ですが、今更ながら面白さを再発見! いやー拡張全部ほしくなっちゃうなー。売ってないけど。

もともとは、名作プエルトリコのカードゲーム版として開発されていた本作ですが、結局採用されたのは「サンファン」であり、こちらは宇宙をテーマとして発売されたのです。

サンファンと比べると、やや複雑なルール。しかしその分、奥深いゲーム性となっており、プエルトリコとまた違ったゲームに仕上がっております。

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もとがプエルトリコなので、ヴァリアブルフェイズシステムを採用しています。各自1アクションを選ぶのですが、アクションを行うのは全員。でも、そのアクションを選んだ人には特典があるよ、というあれです。

これによって、常にアクションを行っておりゲームのダウンタイムが気にならなくなるという素晴らしいシステム。

ただレースフォーザギャラクシー(RftG)では、プエルトリコやサンファンと少し違って「毎手番、すべてのアクションから一つ選べる」というシステムになっています。前述の特典は、選んだ全員が受け取れるという仕様に。プエルトリコは、同一ターン内で他の人が選んだアクションは選べない(=特権を得られるのは一人)だったのです。

手札をコストとして使用するのは同じ。

商品の生産と売却についても、基本は同じですが

売却が「交易」と「消費」に分かれており、「交易」が手札を補充するサンファンにもあったアクション。「消費」は勝利点を得る、プエルトリコの「出荷(船)」に当たるものとなっております。

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アクションは次のようなもの。各自秘密裏にアクションカードを選び、同時に公開します。
同じアクションが2つ存在するものは、得られる特典が2種類から選べるということです。

尚、複数のアクションが選ばれた場合(ほとんどそうなのですが)数字順に解決していきます。

探索:山札から2枚引いて、そのうち1枚を得る
特典A 7枚引いて 1枚得る
特典B 3枚引いて 2枚を得る



発展:◇アイコンのカードを場に出す。
特典 場に出す際のコストが1枚減る



移住:〇アイコンのカードを場に出す。
特典 カードを場に出した後、山札からカードを1枚引く

消費:生産した製品を売却する 尚、売却先のカード(消費能力をもつもの)がないと勝利点を得られない。 逆に言えば、売却先がある限り製品の売却は必ず行う。
特典A 売却前に、商品カード1枚を交易に使い、レートに従って手札を得る
特典B 消費によって得られる勝利点が2倍になる

生産:生産能力のあるカード上に、商品を載せる(山札からカードを1枚、伏せておく)
特典 単発生産惑星(〇の中が塗りつぶされておらず、周りが光っているもの)1枚を選び、商品を生産する

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わかってしまえばどうということはないのですが、単発生産惑星と、普通の生産惑星の違い、そして「軍事力」の概念があることなどから、サンファンよりかなり複雑になっています。



軍事力は、自分の場に出したカードの軍事力の合計値が、赤字の惑星カード(〇アイコンのカード)より高い場合、ノーコストで場に出せるというもの。手札をコストとして出す場合と違った難しさがあるものの、速攻に向いたリソースとなっています。



また、RftGの消費アクションはプエルトリコの出荷とも差別化されていて、
・消費してくれるカードが無いと、製品を出荷して勝利点を得ることが出来ない


という点が最初戸惑います。工場と消費する場を考えないといけない。非常に奥が深いゲーム性となっています。

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これにより、RftGでの戦略は2つに大別され、

・製品をどんどん作って、消費の際に勝利点2倍アクションを使いつつ大量点獲得する作戦

・軍事力を生かしてノーコストでカードを出し続け、即効で12枚建築、ゲーム終了に持ち込む作戦

このどちらかに傾倒することになります。もちろん手札のめぐりによってはハイブリッド型も選択可能です。

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遊びこんでみた印象では、軍事作戦はやや難易度が高い印象。軍事カードで生産能力がついているものが少ないため、生産→交易での手札補充が難しくなっています。

また、速攻を狙うために毎手番「移住」アクションを打つ必要があり、消費作戦を選んだプレイヤーに便乗して手札を増やすように、場を整えていかないと難しいです。

例えば



・新生存主義者と 無法世界を場に出して置き、他のプレイヤーが選んだ消費アクションでカードを獲得できるようにする

・惑星改造ロボットを利用して、移住後に引けるカード枚数を増やす

といった対応が求められます。

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お気に入りのゲームなのですが、日本語版が市場から消えて久しいのが残念。後発のダイスゲーム版「ロールフォーザギャラクシー」を売りたいのかもしれません。あちらのほうが単価も高いし・・・

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黄金時代

地政学マルチは時間がかかりすぎてどうもね・・・半日から一日つぶす覚悟が必要だし・・・

というあなたにお勧めの「黄金時代」。短い時間で人類の発展を楽しめますよ!90~120分のプレイ時間!軽いでしょ!




---黄金時代---

ルールを覚えるのに必要な時間:30分
1ゲームの時間:90分
評価:☆☆☆



2014年にQuined Gamesから出版された黄金時代。いつも通り箱絵の雰囲気が良く、速攻で入手はしていたもののずっと積んでいました。

お手軽文明発展系、という触れ込み通り、非常に手軽なCIV系であり、慣れれば本当に90分で終わると思います。

ただ、直感的でない細かいルールが多々あり、初回でルールを間違えずにプレイするのは困難だと思います。この手の細かいルールが多いゲーム、私はアプリで独習してからプレイすることが多いのですが、マイナーゲームなのでアプリ化されているわけもなく・・・・。

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このゲームは4ラウンド行うのですが、各ラウンド(時代)の初めに、陸地タイルを置いてマップを広げていきます。



自分が置いた陸地タイルの一区画の上に、「首都」と「開拓者3人」を置きます。ユニット生産の概念はありません。

※間違いやすいルール:首都は、タイルに描かれた資源アイコンを隠すようにおきます。首都から資源は産出しません。

全員がタイルを置いたらラウンド開始です。

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手番では、8種類のアクションから1つを行います。

アクションは大別して「開拓者必要アクション」と、「開拓者不要アクション」に分かれます。

開拓者必要アクション



・探検
開拓者を首都から動かして、到着先の資源からお金を得ます。このゲーム、リソースはお金だけなので、なんでも金で解決します。

間違いやすいルール
※到着したマスに、他プレイヤーの開拓者や都市駒が置いてあっても、資源は受け取れます。
が、そこに都市を立てるには「戦争」をする必要があります。
※都市を建てる/建てないにかかわらず、開拓者はその場で横倒しにし、以後特例がない限りは動けません。
※ボード上の小島に、海を渡っていくことはできますが、そこに都市は建てられません。



・建築
開拓者を集会所タイルに横倒しに置き、その時代で公開されている建物(各時代ごとにプレイ人数と同じ枚数)のうちどれかを建てます。建物は個人ボードの建築スペースに置かれますが、最初は一軒だけしか建てられません。技術開発を進めれば、最大3件まで解禁されます。
建物は、別のカードへ建て替えができます。




・芸術家
開拓者を集会所タイルに横倒しに置き、3点を得ます。たぶんほとんど使わないアクションです。



・戦争
移動先に他プレイヤーの都市がある場合、お金を払うことで除去し、続けて自分の都市を建てることができます。
お金さえ払えれば、必ず勝てますがゲーム中4回しか戦争は行えません。
勝利後、栄誉トークンを戦争回数チャートの上に置いておきます。裏側には勝利点が書かれており、最後に得点に加えます。

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開拓者不要アクション



・技術開発

個人ボードの技術タイルをボード上から取り除き、技術を発展させます。コストは書いてあるお金。高レベルの技術タイルは、最後に勝利点となります。
新しい技術を開発することで、古い技術が陳腐化し、使えなくなる場合があります。



・驚異の建造

「驚異」カードを建造する場合は開拓者が不要で、こちらは建築スぺースを占有しません。
コストはカードに書いてあるお金ですが、プレイヤーが選んだ指導者によって建築コストが安くなる場合があります。


どの指導者で建築コストが安くなるのか、人物アイコンで示されているのですが、小さすぎて人物の判別が困難です!マジどうにかして

・建物/驚異の起動

建物や驚異の効果によっては、このアクションが選択できます。カードをタップして効果を適用します。各時代で効果は一回しか使用できませんが、次の時代に移ると使用回数が回復します。



・黄金時代の開始

このゲームの特徴的なアクションで、もうこの時代でやることがないと思ったら、首都駒をひっくり返して黄金時代の開始を宣言します。以後、手番が回ってきてもパスになりますが、そのたびに2金がもらえます! 

間違いやすいルール
※黄金時代を宣言した手番では、2金はもらえません。

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全員が黄金時代開始を宣言したら、即座にラウンド終了です。



ゲーム開始時に、ランダムで5枚の「歴史の審判」カードを選んでいるのですが、

最初に黄金時代の開始を宣言したプレイヤーが一枚を選び、内容に従って得点を配分します。


その後、そのカードは捨て、次の時代を始めます。

新しい時代を始める際、ラウンドの初めに置いたタイルに首都を「遷都」させることができます。いずれにせよ、横倒しになっている開拓者三人は、起き上がってまた首都に集結します。

間違いやすいルール
※4ラウンド目は、誰かが黄金時代の開始を宣言したら、ほかのプレイヤーが一手番ずつ行った後ゲームが終了します


最終得点は



・3金につき1点
・開発した技術タイルに書かれている点数
・戦争したときに得た栄誉タイルの点数
・ゲーム開始時に配られた「最先端技術」の点数

を合計して、最も得点の多いプレイヤーが勝者です!

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お手軽はお手軽なんですが、やや直感的でないルールが多いです。

最後の、黄金時代を一人宣言したら一手番ずつ行ってゲーム終了、というルールを適用しないと、「ロシア」カードを得たプレイヤーが強すぎるので、注意しましょう。(ロシアの効果は、移動後開拓者を寝かさない つまり移動を繰り返し、延々とお金を稼ぎ続けることができる。)

驚異カードや建物カードの枚数が少ないため、ややリプレイ性に欠けますが、拡張を導入することによって解決されます。 飽きるほどプレイするなら、ぜひ拡張を買いましょう。

戦争の回数が4回だけに制限され、しかも3回目以降のコストが高いため、戦争プレイを狙っていかない限り4回すべて行うことは無いと思います。割と平和なCIV系なので、そういうゲームを求めている方は是非。

地形タイルをうまく組み合わせると、現実の世界地図になるようですね。この地形に固定して遊ぶヴァリアントがあっても面白そうです!

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ボトルインプ

地獄の炎でねり固められたびんの中には…うすぼんやりとした影のような火のようなものがうごめいていた…。このびんを、いくらで買いますか?50ドル?100ドル?

びんの中には悪魔が住んでいて、持ち主の願いをなんでもかなえてくれます。しかし、死ぬときにそのびんを持っていると、魂は地獄行き。それを避けるためには、買った値段より安く他人にびんを売らなければならないのです・・・。



---ボトルインプ---

ルールを覚えるのに必要な時間:10分
1ゲームの時間:30分
評価:☆☆☆☆☆



長らく入手困難だったボトルインプを、フィンランドのメーカーが再版してくれました。その際に日本語版を数寄ゲームズが取り扱い、このトリックテイキングの名作が入手しやすくなりました!面白いですよ、これ。

ゲームはマストフォローのトリックテイキング。ゲームルールが「びんの悪魔」つまりボトルインプのお話をとても良く表しています。



ゲームに含まれるカードは、1~37の数字カード。色が3色ありますが、同じ数字のカードは存在しません。数字と色の対応表が3枚入っています。



この中から「19」のカードを抜き出し、小びんを載せておきます。この木製の小びんを押し付けあうのがゲームのキモです。

残った36枚のカードを、4人プレイなら9枚、3人プレイなら12枚ずつ配ります。配りきりです。そのあと、手札から一枚を、伏せた状態で19のカードの下に入れてしまいます。このカードはゲームから除外



残ったカードのうち、一枚を右のプレイヤーに、一枚を左のプレイヤーに渡します。両隣のプレイヤーから一枚ずつ、自分のところにカードがやってくるので、手札の枚数は変わりません。が、各人の思惑とともにカードが少し入れ替わります。

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マストフォローなので、最初に出されたカードと同じ色をなるべく出します。で、フォローした/しないに関係なく、大きい数字がトリックを取るのですが



場に、小びんが載っているカードの数字より小さな数字が出たら、そのカードが勝ちます!
小びんのカードより小さな数字が複数出たら、その中で一番大きな数字が勝ちます。


このとき、小びんの悪魔は、その勝ったカードに乗り移るんですね。この小瓶を最後まで持っていると、いくらカードを獲得しても0点です。しかも最初に伏せてゲームから除外されたカードの合計得点を、マイナス点として食らうというものすごい不幸に見舞われます。

カードを獲得すると、書いてあるお金の数だけ得点できるのですが、悪魔を受け取ってしまうという・・・。この悪魔を手放すには、他の人に小さなカードをプレイさせ、小びんを押し付けなければ!

もちろん、「1」をプレイして勝ってしまったら、そのラウンドは負け確定です。そうならないように、1~4ぐらいの小さい数字はうまく処理しなくてはなりません。(誰かが6など、自分より大きく、克つトリックの勝者となるカードを出したときに、プレイして処理する。)

悪魔を取るのを恐れていると、ずっとトリックを取れず、結果的に低い得点で終わってしまうので、ラウンドの前半は恐れず勝負に行く必要があります。

ほどほどに稼いだら、あとは小びんの悪魔をどう押し付けるか・・・。一度プレイしてみないとこの感覚はつかみづらいのですが、なかなかドキドキしますよ。手に入りやすい今のうちにぜひ遊んでみてください。非常に良くできたトリックテイキング・ゲームです。


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アサラ

この国では、塔の建築が大流行。カリフたちが、数多くの、豪華な塔を競いあうように作っています。
あ、もちろん塔は高くなくちゃね。高さも重要な要素ですよ。



---アサラ---

ルールを覚えるのに必要な時間:15分
1ゲームの時間:45-60分
評価:☆☆☆



クラマー&キースリングによる2011年のドイツ年間ゲーム大賞「ノミネート」作品。なお、同年の大賞はクワークルでした。

ゲーム内容はというと、マストフォローで縛られたワーカープレイスメント。2008年にボードゲーム界を席巻した「アグリコラ」で広がったワーカープレイスメントが、より遊ばれやすく、形を変えていた頃ですね。



プレイ時間1時間程度ということなので、ファミリーゲーム寄りの作品です。基本的には欲しい塔のパーツがあるところに、ワーカーカードを配置して買ってくるお買物ゲームです。ただし、色をマストフォローするという縛りで悩みどころを作っています。

とはいえ、裏向きでカードを二枚出せばオールマイティとして機能し、ワーカーカードを配置できるので縛りは緩いです。 アクション数が減ってしまいますが。

塔のパーツは4種類。

土台

先端

それから土台と先端の間に配置する中間パーツです。

塔は色ごとにパーツの値段が決まっており、白が最も高くて8金、茶色が最安で3金となっています。

初期資金は20金ぐらいなので、白はそういくつも買えないバランスです。



塔はパーツが全て同色で構成され、土台と先端が必ず必要で、中間パーツはいくつ配置してもOK。先に土台と先端だけで塔をつくって、あとから中間パーツを挿入してもOKです。



ただ、塔のパーツを買っただけでは建築できず、ボード真ん中の建築アクションを行う必要があります。ここももちろんマストフォロー。

数字の分だけ、塔のパーツを組み立てることが出来ます。

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それ以外のアクションとして、銀行でお金をもらったり、賄賂アクションで山札から好きなパーツをとれる、というものがあります。おなじみの「スタートプレイヤーを取る」アクションもあり。

全員が全てのワーカーカードを出し切ったら一ラウンド終了。中間決算として、

・完成している塔が1つ1点
・塔についている金色の装飾 一つにつき1点

です。20金をもらってワーカーカードを配り直し、次のラウンドへ。

これを4ラウンド繰り返すと最終得点
上記の中間決算と同じように得点を入れた後



・10金で1点
・各色の塔ごとに、一番高い塔を所有しているプレイヤーと2番目に高いプレイヤーに得点。
・全ての塔のうち、一番高い塔のプレイヤーに得点
・塔をもっとも多く建てたプレイヤーに得点

ちなみにタイブレークの場合は、1位と2位の点数を足して2で割った点数が入ります(端数切り上げ)

もちろん、最も多くの点数を獲得したプレイヤーが勝利です。

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非常に洗練されたルールなので、「ルールブックを読んだ通りの面白さ」というのが印象です。



上級ルールとして

・追加のワーカーカード2枚を得る雇用アクション
・タイブレークで他のプレイヤーに勝てる「光る窓」を買えるアクション

を追加することが出来るのですが

​雇用アクションは、アクション数が増えるためとても強く、とりあえず初手でこれを打ってから他のアクション! となりがちです。



また、「光る窓」 アクションはコストが高く、しかもパーツは通常の窓パーツと「置きかえ」なので、塔の高さが高くなるわけではありません。タイブレークでの勝利が勝ち取れるのですが、使いこなすのが難しい印象。

最大人数の4人プレイでは、各人の思惑で「揺らぎ」が増えるので、上級ルールは入れなくても面白いかもしれないですね。少人数プレイでプレイ感を変えたいなら入れるのもアリ。

あと、組み立て式のメインボードは他に類を見ない形でいいのですが、ほかのコンポーネントがちょっとしょぼいですね。

ワーカーはカードだし、塔も紙タイルです。立体だったらもっとよかったのになー。
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プロフィール

HN:
seshil
性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
楽器演奏・ゲーム・ツーリング

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