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対戦相手皆無!ボードゲームレビュー

遊んだアナログゲーム・ドイツゲームについて主に書きます。

カテゴリー「近年のゲーム」の記事一覧

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クウィックス(クイックス・Qwixx)

今年は同じNSVの「ザ・ゲーム」が年間ゲーム大賞をコルトエキスプレスと争ったが、こちらは2013年に「花火」とゲーム大賞を争ったゲーム。やっぱり競り負けてしまったのです。でもいいゲームですよ。



---クウィックス---

ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:15分
評価:☆☆☆ (☆5で満点)



うわー。このゲーム、得点シートが入ってるけど破り捨てていくタイプか!全部使いきっちゃったらどうしよう!

そう思っていた頃が私にもありました。大丈夫!絶対そんなにやらないからね。次々と新しいゲームを消化しなくちゃいけないんだから!

(得点シートはなくなったらPDFをダウンロードして印刷できます。あと、ダイスが6個あればいいので適当なさいころに色を塗れば・・・あれ・・・このゲームを買う意義って・・・)

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ルールはとてもシンプルで、手番になったらさいころを全部振るだけです。



1) そしたらまず白2個の合計値を見ます。チェックシートのその数字を塗りつぶせるのですが



一回塗りつぶしたら、その左側の数字には二度とチェックできないので気を付けて!

また、手番以外の人も同じ数字を塗りつぶせます。



2) 次に、手番プレイヤーだけは白ダイス1個と任意のカラーダイス1個の組み合わせで、その色の列にチェックできます。手番プレイヤーだけは2個まで塗りつぶせるチャンスがあるのです。

※この1・2とも、塗らずにパスすることができます。ただし、手番の時に一つも数字を塗らないと、右下のパスのマスを一つ塗ります。これは最後に-5点。


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もう一つ重要なルールとして、「ロック」があります。各列の一番右の数字を塗りつぶしたとき、その列がすでに5個以上消されていれば鍵も一緒に塗りつぶします。

そうすると、その色のダイスはゲームから取り除かれてしまうのです!

こうしてゲームを進め、ダイスが2個とりのぞかれるか、誰かがパスを4回したらゲーム終了。得点計算です。



得点計算方法は全部シートに書いてあるので、この通り計算すればOK!

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「ロック」のルールのおかげで、プレイヤー間のインタラクションが生まれているいいダイスゲームです。

誰かが一列を4個以上埋めていると、「2」や「12」が出た瞬間にロックされてしまう可能性があります。取り除かれた列の数字を全然埋めていなかったプレイヤーは悲惨です。

左から隙間なく埋めていきたい気持ちはだれもが同じですが、ある程度見切りをつけていかないと、マスを埋める前にゲームが終わってしまうのです。

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クウィックス

クウィックス
価格:1,750円(税込、送料別)


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クワークル

手札は6枚で、色は全部で6色だよ!置いたブロックで色や形の列を作ると、作った数分だけ得点できるよ!

それじゃほとんどインジーニアスと一緒じゃん!




---クワークル---

ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:45分
評価:☆☆ (☆5で満点)



うーん。あんまり好みじゃない。ドイツ年間ゲーム大賞受賞作品としては「ラミィキューブ」以来の☆2個だ。

・得点ボードがついてない割には計算が煩雑(150点ぐらい最終的に得点する)

・タイル一つ一つがでかすぎるので、テーブルをはみ出さないかヒヤヒヤする

・ゲームというか、「一番得点できる場所を探す絵合わせパズル」

いろいろ気に入らないところがあるのだが、女性陣は好きみたいだ。ラミィキューブも好きって言ってたしなぁ。

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ルールはすごくシンプルで素晴らしい。手番になったら



・6枚の手持ちタイルから場に1枚以上出す。(色が同じか、形が同じなら同時にたくさん出せる)

・任意の枚数を山札から交換する

このどちらかだけ。

配置するときには以下のルールに従う

・一つの列には、「同じ色」か「同じ形」のタイルしか配置できず、全く同じ色形のタイルも配置できない。

・複数枚のタイルを置くときには、列の片側に追加しても、両端に配置してもOk.ただし複数の列に配置はできない。必ず一つの列のみ。



つまり、タイルは縦横の列を作りながらどんどん広がっていく。

次に得点の数え方



単純に、こう配置すると2点



これなら5点



複数列を作ると、6点。4点ではない。なぜかというと、自分が今置いた2枚のタイルも「1列」になるので 2×3で6点



同色で6枚か、同じ形で6枚の列を完成させると「クワークル!」6点+ボーナス6点で、12点が入る。ね、得点計算めんどくさいでしょ?

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山(袋)からタイルを補充できなくなり、手札がなくなったプレイヤーが出たらゲーム終了。ゲームを終わらせたプレイヤーには6点が入ります。

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・相手にクワークルを作られないように、5枚揃った列を作らないようにする

・複数列にまたがるようになるべく多く出して、手札の循環を良くする

・終盤、自分がもうクワークルできない列があったら、置けないようにつぶしてしまう

いろいろ戦略はあるのですが、基本的には「その手番で一番得点できる場所を探すパズル」です。

先々のことを考えて盤面を組み立てていくということが出来ないので、どうしても長考する人が出てきます。

長考すればするほど有利なので、ラミィキューブタイマーを使うとテンポが良くなると思います。

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ウボンゴトライゴンミニ

四角から始まったパズル・ピースは、6角形を経て三角形へと戻ってきた!

え?こっちの方が簡単だろうって?甘い甘い。今回は2問を同時に解く必要があるんだぜ。




---ウボンゴトライゴンミニ---

ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:15分~20分
評価:☆☆☆ (☆5で満点)



そもそも、ウボンゴトライゴンって大箱版があるの?と思って調べたら、なかった!なのでこの三角形タイルはミニ版だけ。



トライゴンの一番の特徴は、同時に2つの問題を解く必要があること。

そこで大きくプレイ感に変化があるかというとそうでもないので、コレクション目的とか、新しい問題がやりたいときに購入をお勧めします。トライゴンが一番出回りが悪そうなので、周りが持っていないのも〇



中身はいつも通り。初級問題32問と、上級問題32問です。上級だとパズルピースを一人六枚使うのだが、最初から同じ内容のピースセットを全員に配っているのでピースの奪い合いにはならないんですな。


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難易度としては ウボンゴミニ << ウボンゴトライゴン << ウボンゴエクストリームミニ ですね。

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ウボンゴエクストリームミニ

ウボンゴミニシリーズをどんどん紹介していくやっつけブログ記事。今度は六角形タイルのエクストリームだ!



---ウボンゴエクストリームミニ---

ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:15分~20分
評価:☆☆☆ (☆5で満点)



デカイ箱のウボンゴエクストリームには、得点トークンとして「宝石」と得点ボードが入っているのですが、こちらのミニには問題カードとタイルのみ。潔い。

そして箱と値段がとってもコンパクト!元のウボンゴエクストリームって、内容物の割にはKOSMOS大箱に入っていたので収納が大変だったのです。いっその事箱は捨ててしまうか・・・いやそんなことしたらもったいないしゲームを探すとき視認性が悪い・・・。

ウボンゴシリーズを大箱版で全て揃えられるのは家も広くて金持ちの人だけだ!ミニ素晴らしい!所有している満足感は薄いけど。

(なんか前回の記事と文が似てるのはご愛嬌です)



さて、こちらの問題は6角形の組み合わせになったので、パズルピースの向きの選択肢が増え難易度アップ!ついでに、ウボンゴミニでは片面しか使えなかったパズルピースが、両面使って解くようになったので混乱に拍車をかける。

ウボンゴエクストリームミニは運要素が絡む得点システムは無く、とにかく早く解いた人が勝ち。



問題を早く解いたら大声でカウントしよう!

20!19!18!17!(あまり急ぎ過ぎずに、とルールブックに書いてあるぞ)

問題がエクストリームになったので、一人だけしか解けないかもしれないぞ!そしたら他の人の問題カードを奪って一挙四点獲得だ。

3ピース問題でもいい感じの難易度だが、4ピース問題にもチャレンジ!あんまりパズル好きじゃない人を付き合わせるとすぐに飽きてスマホをいじりだすこと間違いなしだ。

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お子さんとゲームをやる機会がなければ、ウボンゴミニは飛ばしてこちらを買えばよいでしょう。問題数は3ピース問題32、4ピース問題32の計64問です。

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ウボンゴミニ

ウボンゴミニは結構簡単なんだよねぇ。開始2秒で【ウボンゴ!】



---ウボンゴミニ---

ルールを覚えるのに必要な時間:5分
1ゲームの時間:15分~20分
評価:☆☆ (☆5で満点)



デカイ箱のウボンゴには、得点トークンとして「宝石」と得点ボードが入っているのですが、こちらのミニには問題カードとタイルのみ。潔い。

そして箱と値段がとってもコンパクト!元のウボンゴって、内容物の割にはKOSMOS大箱に入っていたので収納が大変だったのです。いっその事箱は捨ててしまうか・・・いやそんなことしたらもったいないしゲームを探すとき視認性が悪い・・・。

ウボンゴミニは運要素が絡む得点システムは無く、とにかく早く解いた人が勝ち。



じゃあ得点はどうやって記録するのか?まずウボンゴ!できた人はその問題カードを獲得します。これで1点

そして最初に解けた人は大声で!20カウントしますww 早さは明記されてません!

20! 19! 18! 17!

問題が簡単なので、15カウントでもいいでしょう・・・。

もしカウント内に解ききれなかったら、自分の問題カード = 1点を、最初に解けたプレイヤーに渡します。



これを問題カードが無くなるまで続けたらゲーム終了です。問題は初級(2ピース)32問、上級(3ピース)32問が入っています。

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対象年齢が6歳~と下がって、難易度もミニになりました。



でも子供向けには「ウボンゴジュニア」を出したんだから、こっちは従来通りの「3ピース」「4ピース」問題で良かったのになーと思います。初級の「2ピース」問題は、子供が混じってる時に遊びましょう。
あれ?品薄??

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プロフィール

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seshil
性別:
男性
職業:
会社員
趣味:
楽器演奏・ゲーム・ツーリング

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